三大勢力?キリスト教の尸魂界じゃなくて?   作:理不尽な大根

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駒王、日本で結構物騒な町です

「リアス…そちらはどうですか?」

「全然。例の死神の正体も判明してないわ」

 

溜め息を吐き出すリアスと話す眼鏡をかけた…リアス達と比べるとつるペタパイオツことマイノリティー希少価値貧乳な人物はソーナ・シトリー。駒王学園全体の生徒会長であり、悪魔の重要拠点でもあるこの駒王学園の管理者をしており…悪魔領土全域から入学を希望する大御所貴族~アヴィちゃんのような末端階級貴族の学園入りを管理したり、在校生で有力な神器や霊王の欠片を持つと思われる在校生や入学希望生の存在を…眷属募集中の貴族悪魔にリクルートするなどをしている。リアスが領土の管理者なら、ソーナは人材の管理者と言えるだろう。

 

「ところで、私達が此処を卒業して…大学も卒業したら駒王の管理者って誰になるのかしら?」

「さあ?少なくともアヴィ・アモンではないことは確かです」

 

リアスとソーナはアヴィちゃんと同じく純血の悪魔であるが、立場は全然異なる。

アヴィちゃんは妾の子であり、兄が2人もいる。この事から家を継ぐことはないし、家での立場も弱い。アモン家の立場を上げるため、将来的に格上の貴族と政略結婚の道具にされる可能性も高いが…なにせ本人は家との関係をほぼ絶っており、高い駒王学園の学費も自分で稼いでいるし…セキュリティーの強い貴族悪魔およびその眷属御用達のタワマンではなく、安い賃貸のハイツ暮らしだ。

それではリアスとソーナはなんなのか?はっきり言うが、アヴィちゃんとは住む世界が完全に異なると言えるだろう。リアスとソーナの2人は悪魔の中でもトップレベルの格式を持つ貴族の出であり、その上…兄と姉が共に現在の魔王を務めるエリート中のエリート。家の次期当主であり、やがては現世、尸魂界(キリスト教圏内では天界)、虚園(キリスト教圏内では冥界)の三界含めての影響力を持つ人物となるだろう。

 

ネタバレになるが…リアスとソーナは若手レーティングゲーム大会?で、護廷十三隊推薦チーム(王 黒崎心路、レギュラーメンバー アヴィちゃん、黒崎一護、朽木ルキア、最終加入メンバーの藍染惣右介)の手で月牙天昇をぶちこまれることになる。

 

と…その時だった。

 

プルル…プルルとリアスのスマホが鳴り響く。何事かと思ったリアスはスマホを取り出して、画面を確認すると…そこにはアヴィちゃんからの着信を知らせる物であった。

 

「あら、アヴィ?どうしたのかしら?」

『グレモリー先輩、いきなりすみません。私もやっと仲間が出来たので、本格的に部活を始めます。だから…挨拶に』

「そう、やっと眷属が出来たのね。悪魔の価値は有力な存在を眷属にすることよ。良くやったわ」

『それが…私、高校出たら家を出るので、眷属は多分とりません。それに、私じゃ彼を眷属なんて無理です…というか、歴代の魔王様でも無理です…理事長に話したら、吹き出して笑っちゃってうん無理って言ってました。てか、理事長でも出来ないそうです』

「はぁ?お兄様でも無理?どういうこと」

『それと…旧校舎の防護結界解除してください。私と平子先生はともかく、彼が入れない『あー、めんどっちな~よし!!強行突破だ!!月牙天衝ぉぉ!!』心路くんストップ!!』

 

現在、リアスとソーナは駒王学園高等部の敷地内にある旧校舎にいる。旧校舎は重要な拠点であり、ここには関係者の立ち入り禁止および襲撃者が来ないように...厳重で強固な防護結界を含めた様々な結界が複数はられている。

特に防護結界の防護力は凄まじく、核爆発にさえも耐えてしまう。しかし、なにやら外で「月牙天衝ぉぉ!!」と大きな声で響いてきた刹那、爆風と爆音で旧校舎全域が震えてしまい…霊圧放出と斬撃を合わせた一撃で防護結界はもちろん、様々な結界は一撃で粉砕されてアメ細工のようにくだけ散った。

 

「防護結界の霊圧が…消えた…」

「嘘でしょ!?核爆発にさえも耐えるのよ!!」

 

 

「うぉぉ!!すげー!!高そうなソファーに風呂まである!!」

「こらこら、あんまりはしゃぐな。てか、校舎や部室って言うより、屋敷やな」

「迷子になりそうですね…」

 

防護結界が消えたことで、悪魔以外も入れるようになり…正面玄関からアヴィを含めた侵入者が入ってきた。侵入者達は屋敷のような旧校舎を歩きながら、此方に近づいてくる。

 

「トイレチェーーーク!!うぉ!?めっちゃ綺麗!!ルキア姐が言ってた、ホテルみたい!!朽木家のトイレと一緒でいい芳香剤つかってんじゃん!!」

「はしゃぐなや心路。マジかいな!?SEGA SATURNまであるやんけ!!なっつ!!」

「この花瓶も高いんだろうな…バイト何時間分だろう」

 

しかし、10分経ってもアヴィ達は来ない。確かに旧校舎は広い屋敷のようだが、普通に歩いてきたら5分もあればリアスとソーナの居る場所にたどり着ける。

 

「冷蔵庫にGODIVAある!!GODIVAだよGODIVA!!旨そうなケーキある!!」

「金持ちやな。あっ、アヴィ、そのコップだけで50万すんぞ」

「これ50万!?バイト頑張っても買えませんよ!!」

 

間違いない、入ってきた3人はルームツアーを満喫してる。更に待つこと20分後…

 

「お待たせしました!私の友達の黒崎心路くん、恩師の平子先生です」

「やっほー!!俺ちゃんは黒崎心路!護廷十三隊八番隊の五席!特技は月牙天衝!必殺技も月牙天衝!」

「アンタらは中等部に通ってなかったな。ならはじめましてや。俺は平子真子。宜しく」

 

これがリアス様の胃痛を追い込んでいく、問題児 黒崎心路とのファーストコンタクトであった。




因みに、未だ一誠ドンは人間のままです

夏休みはどう過ごす?

  • リアス様「ここは悪魔領土に来なさいよ!」
  • 尸魂界で合宿!?藍染…逃げろぉぉ!
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