三大勢力?キリスト教の尸魂界じゃなくて?   作:理不尽な大根

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リアス・グレモリーは結婚したくない

5月。リアス・グレモリーは若干イライラしていた。

 

「結婚したくない…それでも家の立場は捨てたくない!!」

 

ギリギリと歯ぎしりを鳴らして誰が見ても不機嫌そうだった。手と机の上にはご存知、我らが主人公 黒崎心路が月牙天衝でアスファルトや廃墟を吹き飛ばして、その修繕費用やガス会社への補填費用に関する領収書や小切手などの会計書類が沢山並べられており、他には町の監視カメラで撮影した黒崎心路を含めてオカ剣チームが町の治安維持で暴れた証拠映像や現像した写真も並べられている。

 

「このちょっとの間に、アヴィも何があったのよぉぉ!!」

 

ぶっちゃけ家柄&身分そして実力も込みで下に見ていたアヴィ・アモン。そんな彼女が断崖の進む時間というなんちゃって精神と時のへや効果で半日で千日分の鍛練を積んだとは言え、才能素質家柄のスリートップが最上級と言えたリアスを上回り…それどころか魔王の眷属に並んでません?と言いたげな戦闘力を手に入れていた。それもその筈、アヴィは千日分の卯ノ花Boot Campを「剣が好き」と「心路の隣に立ちたい」という思いから耐え抜き…浅打→始解 彼岸花の斬魄刀を習得。血で真っ赤に染まった刀身の彼岸花で虚やはぐれ悪魔を斬るわ、血の円を描いてラーの翼神龍を呼び出すわ、オートで回復というか蘇生するわ、回道で神器真っ青の他者込みの回復も出来ると…出来ることが多々増えている。

 

機動力&一撃必殺連発の心路、斬術&ヒーラーのアヴィ、そしてサポート&ベテランの知恵である平子先生。もう、この3人だけでリアスの眷属とソーナの眷属の連合軍を倒せるのかもしれない。

 

なんか中学生の後輩がバグキャラ(三大勢力基準)になってきてるが、リアスがイライラする原因は貴族あるあるの原因である。

リアスはこのまま行けば結婚する。なに、貴族では珍しくない。しかし、リアスは恋愛結婚したいのだ…彼氏居ないけど。

自分の我が儘である恋愛結婚を確実に出来る方法はあるが、それを使えばリアスは家での立場を失うことになる。それはアヴィと同じように貴族という立場を捨てて権利を手放すということだ。権利を手放すと親に払ってもらっている学費や生活費、グレモリーの領土という将来存続する莫大な権利も手放すのだ。そんなの耐えられないし、手放したくない。

 

「そうだわ!!」

 

リアスは考えた。悪魔の娯楽にレーティング・ゲームという物が有るのだが、そのレーティング・ゲームで婚約者と戦い…勝てば良いのだ。そうすれば両親も婚約破棄を認めてくれる。此方には伝説の神器を宿した兵藤一誠が居るし、助っ人として心路とアヴィを出せば絶対勝てる。なんなら、心路の月牙天衝だけで余裕で勝てるだろう。

 

 

 

「アカンに決まってるやろ。なにいってんのや」

「なんでよ!?」

 

数時間後。リアスは平子を呼び出して、心路とアヴィを借りようとしたが当然の如く断られた。

 

「黒崎くんはともかく、アヴィ・アモンは末端貴族。上級貴族の私の言うことは当然でしょ?」

「アカン。理事長…お前のお兄さんから聞いてないんか?アヴィはもう悪魔の末端貴族ちゃうねん。彼女は本人の意思で家を出たんや」

「なら、民が貴族の命令を聞くのは当然よね?」

 

悪魔社会は身分がハッキリしており、未だに奴隷などの考えがある。当然、民は貴族には逆らえず…家を望んで出たアヴィはリアスの命令には逆らえない。なのだが…

 

「残念やな。アヴィは既に日本尸魂界に帰化しとるわ」

「はぁぁぁあ!?聞いてないわよ!?」

 

アヴィは家をとっくに出ており、自由の身。自分で生活費や学費も稼いでる。そのことを知った卯ノ花さんが「宜しければ私が保護者となりましょうか?」と言って、アヴィは直ぐに承諾。アヴィは卯ノ花さんを連れてアモン家にも話をしにいき、アモン家も承諾。その際、老害悪魔上層部は卯ノ花さんを見た瞬間、絶叫したり…「剣八…けんぱちぃぃぃぃ!!アイェェェェェーーーー!!」と泣き叫んで幼児退行。老害悪魔上層部の根元 元老院のトップ ゼクラム・バアルは卯ノ花さん目掛けて土下座し「ご存命だとは知らなかったぁぁあ!!土地も返す!!日本人の奴隷も彼らが望めば解放する!!頼む!!殺さないで!!悪魔を滅ぼさないでぇぇぇえ!!」と泣き叫んでいたのは内緒である。

余談だが、卯ノ花さんはアヴィの実父とその正妻からアヴィに関する何かを聞かされてたが…アヴィの耳には入っていない。

 

「理事長には書類とかあるから言わなあかんけど、なんでお前に話さなアカンのや?」

「うっ…それは…」

「まあ、貴族絡みは大変やな。でもな、アヴィは卯ノ花さんに会う前から自立して自分で学費も生活費も現世のバイトで稼いでた。お前はどうや?現世のバイトしたことあるか?1万稼ぐのも大変なんや。

自由を選ぶんやったら、最低限自立して自分の力だけで立たなあかん。でも、家の立場も捨てたくない…親の脛は齧りたい…それやったら貴族のルールを守らなあかん。両方取るんやったら、両親をなんとかして納得させなアカンで?これでも俺は先生や、あの子達をやっかいごとに巻き込ませないんやったら、相談程度にはのったる」

 

平子はそう言ってリアスの前から去っていった。

 

 

 

 

「うぉぉぉ!!死ぬぅぅぅ!!石田!!なんで俺達こおなった!!てか、お前クインシー歴ぺーぺーの俺よりなげーだろ!!プルートなんとか出来るだろ!」

「初めてしったよ!!プルートヴェーネなんて!!と言うか、黒崎、なんで僕達はパン一で先生から逃げることになったんだ!?」

 

空座町。そこをパン一でオレンジ髪のイケメン 黒崎一護(高校1年生)がメガネをかけた同級生の再従兄弟 石田雨竜と共に全速力で走っていた。彼らの後ろでは野球ボールを投げながら、ユーグラハムとバズビーが追いかけている。

 

「一護!雨竜!防御のプルート、プルートヴェーネを覚えないと痛いぞ!!」

「そうだ。傷はアーシアが治すとはいえ、当たったら痛いぞ?早くプルートヴェーネを物にしろ」

 

リアスの婚約騒動の代わりに、空座町ファミリー編スタート!!

 

「「てか、なんで先生達も上半身裸!?」」

「「日本の夏熱いんだよ」」→マジで欧州と比べると地獄らしい。

 




リアス「私は助けてくれないの!?」
心路「やだ。いざ、空座町へ!!」

そして心路、兄一護と再会する。

夏休みはどう過ごす?

  • リアス様「ここは悪魔領土に来なさいよ!」
  • 尸魂界で合宿!?藍染…逃げろぉぉ!
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