特別課外活動部×7色の花達   作:味噌豆腐焼き

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♪マークが付いてるのはBGMです



スミレ色のバッドガール

 

 

♪Garden of Hopes and Dreams

 

 

フラウリィという男と出会った。

 

シャドウなのかすらわからない彼は ずっとゆかりの木に触るような事ばかり話し 終始イラつかせていた。

 

何とか順平が宥めたが 未だムシャクシャしているゆかり。

 

 

ゆかり「絶対次会ったら蜂の巣にする。」

 

順平「…そんなにオレとカップルって言われたの嫌だったか?」

 

ゆかり「それもそうだし!話し方が一番嫌いなタイプなの!ほんとイヤだ。」

 

順平「それもそうだしってヒドくね!?」

 

 

先へ進むと 桃色の花びらが広がる綺麗な橋に出た。

桜のような木に囲まれて 水面に花びらが散らされている。

 

先程から2人とも 不思議な目で周囲を見渡している。

 

いつもの閑散とした影時間の中に生まれた場所とは思えない程 見惚れる景色が続いていた。

 

 

順平「マジでタルタロスとは別世界って感じすんな。」

 

ゆかり「タルタロスの景色もこんなだったらまだマシなのに。」

 

 

そんな矢先目の前の茂みから黄緑色の生物が飛び出してくる。

 

順平「おっ!シャドウが出て来たっぽいな…なんかシャドウぽくねえヤツだな。」

 

ゆかり「変な見た目だけど…とりあえずリーダーいないし 自分で考えて動くよ!」

 

2人はシャドウと接敵する。

 

 

♪Rakuichi Buster

 

 

*フロンディが フロリと あらわれた!

 

 

順平「とりあえず…行っけヘルメス。」

 

懐からSEES式召喚機を取り出し 自分の頭に構えるとトリガーを引き 頭を撃ち抜く。

 

内なる自分の姿。ペルソナが出て…

 

 

 

 

順平「……ん?」

 

出てこない。確かにしっかり撃った感覚はした。

もう一度トリガーを引いて見るが 全く出てくる気配がない。

 

ゆかり「順平?何やってんの!?」

 

 

順平「ペルソナが出ねぇ!?ゆかりッチは!?」

 

ゆかり「え…?ペ ペルソナ!!」

 

ゆかりも眉間に銃口を当て 引き金を引いて見るも ゆかりもペルソナを出す事ができない。

 

ゆかり「嘘でしょ!?弓だけで戦えって事!?」

 

困惑を極めている2人を前にして シャドウらしきものは呆れているような顔をした。

 

フロンディ「なに?バトル初心者なの?」

 

 

いきなりシャドウが喋り出してびっくりする2人。

 

順平「何だこのシャドウ喋った!?」

 

ゆかり「ここにいるシャドウ…もしかして全部あのフラウリィってヤツと同類?」

 

 

2人が更に慌てふためく。

今までのタルタロス攻略では起こり得なかった事が二つも起きている。

 

フロンディ「ボクの仕事チュートリアルじゃないし。攻撃して良い?」

 

順平「お おうよ!もうペルソナ無しで戦うしかねぇ!」

 

ゆかり「うぅ…回復とかどうしよう…」

 

 

フロンディ「くらえ!フラワーカッター!」

 

相手のシャドウは上空から弾幕のような物を飛ばしてくる。

間一髪避けたが 普段のシャドウとは全く違う攻撃に苦戦している。

 

順平「クッソー!わけわからん攻撃して来やがって!」

 

フロンディ「弾幕の避け方も知らないの?」

 

シャドウは2人の戦闘の仕方を理解できず

逆にくたびれているようだ。

 

 

ゆかり「よし!今の内に…!」

 

弓を深く引き縛り 相手に狙いを定める。

相手に確実に当たる瞬間を狙い 集中している。

 

 

 

 

その時!突如シャドウの目の前に鎌が現れた。

 

順平「へぇ!?」

 

鎌は回転して真っ二つになると。先程のシャドウは満面の笑みでどこかへ消えていった。

 

 

 

 

スミレ色ガール「うっしゃ!新しい最強ワザ上手くいったぜ!」

 

 

 

どこからか スミレ色のモンスターのような見た目の人物が助けてくれたようだ。

 

スミレ色ガール「あー…ニンゲンかお前ら?」

 

順平「また新手のシャドウか!?」

 

ゆかり「順平待って!あなたが助けてくれたの?」

 

スミレ色ガール「ラルセイがユルフワに叫んでんのかと思ったら知らねえ2人で驚いたぜ。」

 

スミレ色のモンスターは持っていた斧を投げ飛ばす。

 

 

スージィ「オレはスージィ。ヘアブラシ使いの勇者な。」

 

順平「オレは順平。えーと…野球バッド使いの学生だ。」

 

ゆかり「私もやる流れ!?えっと 私はゆかり…弓矢使いの…高二?」

 

スージィ「あぁ…サイコーだな。」

 

なんか違うと言いたげな顔のスージィ。

 

順平「ありがとな!なんか助けてくれてよ。」

 

スージィ「お安いご用だぜ。んで お前らニンゲン…なのか?」

 

ゆかり「まさか…あんたもシャドウ?」

 

スージィ「んだシャドウって。」

 

順平「え?じゃあお前は…」

 

スージィ「いや どう見てもモンスターだろ。お前らみたいな人間のが少ねーぞ。」

 

ますますお互い状況がよくわからない。

 

 

順平「とりあえず俺らさ さらわれちまった仲間を探しにここに来たんだよ。」

 

スージィはまさかと驚いた様子で問いかけて来た。

 

スージィ「…さらわれたって 黒い剣持ってる影みたいなヤツにか?」

 

ゆかり「多分それだと思う!何か知ってる?」

 

スージィ「そいつ 咆哮の騎士つーヤロウだと思うぜ。」

 

順平「咆哮の騎士…って何じゃそりゃ?」

 

スージィ「オレも仲間とはぐれちまったんだけど オレらはそいつを止める為に冒険してんだ。」

 

 

現状 リーダー達をさらった影の正体が 咆哮の騎士という人物であるのではないかという事がわかった。

 

 

ゆかり「…そんなにヤバいヤツなの?」

 

スージィ「あぁ。多分ソイツがこの闇の世界って場所を作った。その闇の世界ってのが沢山生まれると世界がヤベーことんなるらしい。」

 

順平「闇の世界…か。」

 

 

スージィ「とりあえずオレも仲間探さないといけねぇし 2人の仲間も探さねぇとだよな。一緒に探そうぜ!」

 

ゆかり「う〜ん…確かに私たち闇の世界のこと何にも知らないし…」

 

順平「うし!悪いな!オレらも付いて行くぜ。」

 

スージィ「おうよ!勇者ナメんなよ?」

 

 

 

*スージィが 仲間に 加わった!

 

 

 

 

ひとまず道なりに進みつつ お互いの持っている情報を共有し合う3人。

 

 

 

 

ゆかり「なんとなくだけど 闇の世界っていうのは タルタロスみたいな異世界で 闇の泉っていうのを作ると生まれて…物が意思を持ってダークナーっていう存在になる場所…って感じ?」

 

順平「ソレが増えすぎると世界が終わっちまう…ってマジか!?」

 

 

スージィ「お前らの タルタルソースとか言うところはシャドウっつー化け物がいて ペルソナっての召喚してソイツら丸ごと消すために色々やってんだな。」

 

ゆかり「タルタロスね…そこで探索してたらその咆哮の騎士?にリーダーと仲間がさらわれて…って感じ。」

 

スージィ「ナイト…アイツはぜってーオレらがボコさねぇとだな。」

 

 

次に自分達のはぐれた仲間の話をする事になった3人。

 

 

順平「リーダーの理に ボクシングの真田先輩 ガキンチョの天田に シェフの荒垣先輩な。あと犬のコロマル。」

 

ゆかり「ナビしてくれる風花と 生徒会長の桐条先輩。 ロボットのアイギス。かな?」

 

 

スージィ「仲間多。こっちじゃレアな名前ばっかだし。」

 

順平「そこかよ!もっとロボットのくだりとか犬の事とかあるだろ!」

 

スージィ「犬はこっちにもラルセイが…アイツはヤギか。あ?ヒツジか?」

 

 

 

ゆかり「スージィの仲間はそんなに多くないの?」

 

 

スージィ「闇の世界で冒険すんのはオレとりんご頭のクリスとモフり王子のラルセイの3人だけだぜ。選ばれし三勇者だし。」

 

 

スージィ「あとポヨンポヨンのランサーだろ ノーパソのクイーン 今はいねぇけどブラウン管のテナ。あとジャックもいるし ルール…なんたらとかいうヤツとかじーさんもいるし あとオリジナルの…」

 

順平「待て待て多すぎ多すぎ!」

 

ゆかり「それってさっき言ってたダークナーってヤツ?」

 

スージィ「…オレらだけの闇の泉にな。闇の泉を封印しちまう分 みんなを仲間にしてんだ。オレ達の家に…な!」

 

 

 

 

満開の笑顔で仲間達の事を話すスージィ。

それに興味を示すようにゆかりは話を聞いている。

 

 

 

ゆかり「良いね。そういう…仲間って。」

 

順平「へ?まさか俺…ゆかりッチに仲間だと思われてない!?!?」

 

ゆかり「そういう意味じゃなくて…」

 

 

ちょっと真剣にゆかりは話す。

 

 

 

ゆかり「私たちって 結局のところはタルタロスを消すためだけに集められた学生達っていうテイで集まっただけの集団じゃない?」

 

 

順平「まぁ…言っちゃえばそうだけど でもこれまで一緒に戦ったり喧嘩したり…色々あっただろ?こんなん完璧に仲間だって俺ら。」

 

ゆかり「でもそれって タルタロスが無かったらあり得なかった仲でしょ?もし仲間の誰かにペルソナ使いのが素質が無かったりしたらその人とは…」

 

 

 

 

 

スージィ「…まだ全然お前らの仲間の事知らねえけどさ。」

 

 

ゆかり「…?」

 

スージィ「今どんだけ もしこうだったらとか ヤベー事起きるんじゃとか先こととか過去のこと考えててもさ。結局それって今に関係ねぇだろ?」

 

ゆかり「…」

 

 

 

 

スージィ「あー…まぁほら。今いるダチとサイコーに楽しいことできりゃそれで良くねぇか?あんま上手く言えねぇけど。」

 

 

 

スージィに言われた言葉をちょっと深く考えてみるゆかり。

自分は今 周りにいる仲間の事をどう思っているだろうか。

 

 

 

順平「スージィ…お前がめちゃくちゃ良いヤツだって事が俺の中で確定したぜ…」

 

スージィ「さっきまで未確定だったのかよ…ま でもオレはお前らの事今のところは信用してるからな。」

 

順平「さっき会ったばっかりなのに?」

 

スージィ「お前みたいに武器を思いっきり振り回すのにに悪いヤツはあんまいないぜ。」

 

ゆかり「確かに。大剣やたらに振ってシャドウに避けられまくってるからね。」

 

順平「ヤメテ!割と事実なだけにヤメテ!」

 

 

 

少なくともスージィは悪いヤツだとは思わないゆかり。

仲間をすごく大事にしている雰囲気をとても感じる。

 

…自分は仲間達の事を大切に思えているだろうか。

かけがえのない存在になっているだろうか。

 

ゆかりの想像する仲間に "絆"はあるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「仲間って言える人がいるだけでも…十分じゃないの?」

 

 

 

 

 

 

ゆかり「え?2人とも何か言った?」

 

 

スージィ「あ?コケの話ならしてたぞ?」

 

順平「やめて!コケ!俺いらない!!」

 

スージィ「どう考えても食べなきゃ損なのにな。」

 

 

 

先程の声は自分の心の声だったのだろうか。ちょっとモヤモヤしながらも3人で先へ進んでゆく。

 

 

 

 

「…もし仮初だとしても仲間がいるだけ羨ましい。」

 

 

「私も…仲間が欲しかったのに。」

 

 

 

 




どうかBGM聞いてネ。

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