第5話
さて、俺こと茨木華扇は先週の大江山にて、酒に仕込まれた毒で寝こけた結果、無様にも自身の右腕を失ってしまい。
そして所属して居た盗賊団の首領である酒呑童子が、源頼光と頼光四天王によって討ち取られたことで、盗賊団がそれぞれの派閥に分裂して無くなった。
そして元盗賊団となった俺はとりあえず東方原作での茨木華扇と同じく、代わりとなる右腕を得る為に、仙人の術を求めて、この平安時代の日ノ本を旅して廻ることにした。
幸いにも、貴重な鬼の品々は日々所持して行動して居たおかげで、大江山から逃げる際でも、そのまま持ち出すことが出来ている。
特に東方原作の茨木華扇も所持していた『百薬枡』を持ったまま逃げ出れたのは不幸中の幸いと言えるだろう。
何せ、多少の大怪我ぐらいならば、ほぼ一瞬で再生して治せるし、鬼としての力をより一層強めることができる品である。
まぁ切られた俺の右腕は、振るられた刀に宿った呪いが原因か、それとも何かしらの術などで封じられているせいなのか、何度も百薬枡に酒を注いで飲んでみても多少痛みが和らぐぐらいで、右腕は再生することが出来なかった。
やはり切り落とされた右腕を取り戻さない限り、永遠的に俺の右腕は元に治らないのだろう、何とも因果な運命力を感じることだと、つくづくそう思える次第だ。
とにかく、俺は無くなった右腕の代わりとなる腕を得る為に、平安時代の日ノ本を巡る旅へと出発したのだが、旅を始めて1年ぐらい経った頃だっただろうか。
平安京から遠く東に向かって進んで行き、いくつかの山々を超えた森の中にて、偶然にも熊を丸焼きにして喰っていた、道教の仙人に出会ったのだ。
俺は適当に山々を超えた先の森の中で、道教の仙人に偶然出会えたことに、何か運命的な因果を感じながら、道教に伝わる仙術を教えてくれないかと出会って早々に頼んでみた。
すると道教の仙人は、何が面白いのか含み笑いを浮かべながら、暇だったから良いよっと軽いノリで俺に仙術を教えてくれることを了承してくれた。
そして俺と道教の仙人と共に、偶然出会った森の中から、この辺り一帯を見渡せる山の麓に掘立小屋を作り、そこでのんびりと修行生活始めて、俺は道教の仙人から様々な仙術を学んで行った。
そして森の中で道教の仙人に出会った日から、凡そ10年ほどが経過した辺りで、基本的な仙術などは学び終え、そして失った右腕には東方原作の茨木華扇のように変幻自在に動かせる包帯腕を得ることが出来た。
その為、旅の目的だった失った右腕の代わりとなる腕を得たと言うことで、当てもなく日ノ本各地を巡る旅へと出る必要がなくなってしまった。
そして俺はまだまだ道教の仙人から学びたい仙術が数多くいっぱいあったこと災いして、俺はそのまま山の麓で、道教の仙人からより高位の仙術を学ぶ日々を送って行き、気づいた時にはもう100年以上の月日が流れていた。
俺は仙術を学び鍛える修行の生活に飽きが出てきており、そろそろ大江山の出来事も時の流れで忘れ去られ、平安京周辺で暴れて居た茨木の名も世間からも忘れられているだろうと思い。
かつて、失った右腕の代わりとなる腕を求めて日ノ本各地を巡る旅へと出た頃のことを思い出すことが増えて来たので、純粋に各時代の有名な名所や偉人に有名人などを生で見て廻る旅にでもしてみようかと思い立ち。
俺は100年以上共に生活した道教の仙人に日ノ本各地を巡る旅を再開する為にここから出て行くことを伝えると、道教仙人はいつか旅の話でも聞かせてくれと言う約束を交わしてから、俺は山の麓から出て行った。
さて、俺は100年以上久しぶりに山の麓から出て来た訳なのだが、今の日ノ本がどう言う情勢にあるのか全然知らないので、とりあえず山々を超えて平安京に向かってみることにした。
目的は都内で行き交う町人や商人などの話から、今の情勢どんな感じになっているのか知る為である、なので俺は凡そ100年以上久しぶりに平安京へと来たのだが。
一見昔と変わらない町並みに見えるが、よくよく見てみるといくつかの建物の様相が変わって居たりと、細かい変化があることに、時の流れを深く感じ取った。
ちなみに今の俺の見た目だが、頭の横にある長く伸びた角は、山の麓での生活を始めてから1年程時にへし折って短くして、シニョンと言う髪団子に被せるカバーを折った角を覆うように付けており、そして長く伸びていた髪はバッサリと短くショートに切り揃えおり。
そして今着ている服装は、暗い赤色の水干と暗い緑色の袴を着て、二枚歯の下駄を履いている、ちなみに結構お気に入りの服装だ。
さて、とりあえず来て早々に、世間話をしている町人や商人の話し声を聞いてみたところ、どうやら何年か前に平氏と源氏が朝廷での権力闘争から武力衝突を引き起こった末に、勝利した平氏は徹底的に源氏の女や子供以外を粛清し。
今では権力を傘に、平氏は横暴に威張るようになって、しまいには平氏以外の者は人間ではないと言うぐらいには調子に乗っているようで、大変な世の中だと言う愚痴などを聞くことが多かった。
俺は町人と商人からの噂話や世間話で聞いた平氏と源氏の武力衝突で平氏が勝ったと聞いたことで、今は鎌倉幕府が成立する時よりも前、平安末期に当たる頃ではないかと推測し。
そして平氏が源氏に勝ってから横暴になったと言う話からして、今は源平合戦にて活躍した義経公が、まだ牛若丸と呼ばれて幼年期の頃なのではないかと推測した。
(もし推測があっているなら、今は西暦にして12世紀半ば辺りだろうか、流石に詳しい出来事の年表は覚えてないから、かなり当てずっぽな計算だけど、とりあえず有名どころの義経公あぁ今まだ牛若丸だっけ?そいつに会いに行こう)
と俺はだいたい12世紀半ばぐらいの時期だろうと、割と曖昧な計算を考えながら、とりあえず平安時代の末期辺りだとして、義経公の子供時代である牛若丸を会って見ようかと決めた。
なので俺は曖昧にしか覚えてない前世で学び聞いた、幼少期の義経公こと牛若丸が修行しながら暮らして居たと伝えられる鞍馬山の寺に行ってみることにしたのであった。
と言ったところでここまでです。
普通に平安導入編終われなかった、軽く平安時代末期の出来事を書いて、後は適当に有名会ったりして放浪の旅を続けて、そのまま現代まで行くつもりでしたが、普通にルパン作品でも登場機会があった義経公と弁慶周りの話とか調べてたら、これ1話で書き切るの無理だとなりました。
とりあえずもう1話か2話ほどしたら終われると思います。
そしてアンケートですが、思ったよりも数が少ないのでもう少し続けます、とりあえず平安導入編が終わった辺りで締め切りとなる感じです。
転生主こと茨木華扇が歩むルートはどれが良いですか?
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毛利一家や工藤一家と関わる:探偵組ルート
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ルパン一味やキッドと関わる:怪盗組ルート
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公安や警察学校組と関わる:警察組ルート