MetalGear Aoharu revengeance   作:ダイトウカブト

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イロハは今回の作戦を嫌がりましたが、マコトがイブキを虎丸に乗せようとした(悪意無し)ので渋々乗っています。

マコト「イロハが乗らん?
...ならイブキが行け!イブキなら勝てる!」
イロハ「ハァ!?っ〜しょうがないですね...」


9話 自由と混沌、そしてクラーケン

イオリ「そぉれっ!!」

ハルカ「このっ...!」

イオリがクラックショットを乱射し、スイングして便利屋68を強引に攻めたて、後続の風紀委員会たちが掃射で援護する。

イオリが消耗するとチナツが回復。

 

カヨコが抜けた便利屋68はジリジリと追い詰められていった。

 

アル「後ろからも風紀委員会が...」

ムツキ「あらら、完全に包囲されちゃった。」

 

アル「道を切り開くのは私達の得意よ!

ムツキは爆弾で人数の少ない所を拓いて、

ハルカはそこに突っ込んで寄せつけないで。

私がイオリの動きを抑えるわ。」

 

BANG!!!

アルは素早く振り返り射撃、

イオリは防御のため一瞬止まる。

ガキン!!

イオリ「相変わらず重たい一撃だ!」

 

ムツキ「プレゼント、受け取ってね〜!」

ハルカ「死んでください、死んでください!!」

ドカーン!!!

BANG!!BANG!!

 

爆弾で空いた陣形の穴を、ハルカの乱射が拡大させる。

 

風紀委員会生徒「一陣突破されました!」

小隊長生徒「怯むな!波状攻撃ですり潰せ!」

 

ザッ、ザッ、ザッ...

しかしその先からも隊列が歩みを進める。

 

ハルカ「このままじゃ弾薬がもちません!」

アル「なんでゲヘナでもないのにこんなに風紀委員会がいるのよーっ!!??」

 

イオリ「御用だ!」

BANG!!!

アルの眼前に弾丸が迫る!

アル「っ!?」

 

 

「待たせたな!」

ガキィン!!

人斬り鋏の刃が弾丸を切り落とす。

ムツキ「おじさま!」

 

イオリ「なんだお前ら!?邪魔するな!」

シロコ「アビドスの地で勝手は許さない。」

セリカ「なんでホシノ先輩はこういう時にいないのよーっ!」

アヤネ「ゲヘナ風紀委員会、貴方達はアビドスの自治区を侵犯しています。

 

"チナツ、残念な再会になったね。"

チナツ「シャーレの先生...!?

イオリ、この戦闘を行ってはいけません!」

 

BANG!!

シロコ「んっ。」

シロコの肩に命中した。

イオリ「なんて?」

 

チナツ「嗚呼、イオリ...」

 

シロコ「撃ったね!?」

セリカ「よくも人の土地で好き勝手して!!」

バババッ!

イオリ「おっと!」

 

風紀生徒「銀鏡先輩が撃たれた!援護しろ!」

ノノミ「的が沢山来ました〜♤」

サイボーグ兵「対策委員会に続け!」

月光「モォォ!」

 

ババババッ!

ガシャーン!!

ドガァーン!!!

アビドス自治区は瞬く間に戦場と化した。

 

 

 

マコト「キキキッ!!奴らが始めたぞ!

万魔殿戦車隊、風紀委員会を鎮圧せよ!」

 

カムシン「俺が先導する、ついてこい!」

 

 

不良「なんだ?デカい喧嘩だな。」

スケバン「私たちもどさくさに紛れて暴れようぜ!」

 

 

シノン「クロノスニュースの川流シノンです!アビドスとゲヘナの境界周辺で、アビドス高校の生徒たちとゲヘナの風紀委員会が戦闘開始!

風紀委員会を止めに来た万魔殿と、周囲にいた不良を巻き込んで混乱が拡大しています!」

 

 

アコ『な、なんでこうなったんですか...!』

 

ヒナ「......アコ?」

横乳『ヒィッ!?』

 

 

 

カイザーPMC理事「...まさか自分たちから隙をつくってくれるとは。」

 

 

 

シノン「戦闘には、連邦捜査部シャーレの先生が参加しているそうで、その先生と護衛契約を結んだデスペラード社も風紀委員会に攻撃をしています!」

 

 

ユウカ「な、えっ、は!?」

 

 

モモカ「あー...大丈夫?」

リン「...先生。帰ったら覚悟してくださいね。」

 

 

 

 

 

一方その頃

 

 

黒服「小鳥遊ホシノさん、あなたに決して断れないであろう提案を一つ。」

 

黒服「私どもの企業に参加していただければ、アビドスの抱える借金の半分を負担しましょう。」

 

ホシノ「...考えさせて。」

 

黒服「承知しました。ですがお早めに...ん?」

 

 

 

黒服「おや...ホシノさん、アビドスが面白いことになっているようですよ。」

 

黒服がテレビの電源を点けた。

騒動のニュースが流れている。

『ああっ、あれはデスペラードの社長です!

社長が二刀を振り回して巨大ロボットと共に、空崎ヒナと戦っています!』

 

 

ホシノ「...何コレ!!??」

 

 

 

 

 

 

 

 

カムシン「大回転!!」

チェーンソーアックスのブースターが火を吹き、ヒナが飛び退く。

しかしその先には大きく広げられた人斬り鋏が待ち構えていた。

「血を流せ!」

ヒナ「ああ、めんどくさいっ!」

 

ヒナは翼を広げて滞空、ハサミは空を切る。

 

ヒナ「さっさと...!」

カムシン「落としてやる!」

 

サンダウナーへマシンガン"終幕:デストロイヤー"を向けるも、カムシンが斧を上から振り下ろして妨害する。

 

カムシン「どうだ、あの時とは違うだろう?」

「確かに動きにキレが増したな。義体もさらに改造しているようだ、努力は認めよう。」

 

 

ヒナ「早く終わらせましょう。」

ヒナはビルの外壁を蹴って駆け上がり、サンダウナーとカムシンへ、上空から弾丸をシャワーのように浴びせる。

カムシンは地面を滑るように移動して射線から外れ、サンダウナーは盾で傘をつくる。

 

マコト「目標、風紀委員長空崎ヒナ。撃て!」

ズドン!!!ズドン!!!ズドン!!!

砲弾がヒナに向け放たれ、弾幕が途切れる。

 

ヒナ「これは、虎丸...!?万魔殿がなんで撃ってきてるの!?...ああっ!マコトかっ!!」

 

マコト『キキッ、正解だ、空崎ヒナ!!

と言うか他校の自治区周辺で何をやっているのだ!』

ヒナ「それは、アコが勝手に始めて...!」

マコト『部下の制御もできないのかぁ〜?

そんな者に風紀委員長は任せられんなァ〜?』

 

 

セリカ「ちょっと待って!自治区"周辺"って何!?ここはゲヘナと近いとはいえアビドスの自治区よ!?」

マコト『む、違うぞ?この周辺はカイザーコンストラクションの土地だ。』

対策委員会「っ!!??」

 

マコト『まさか知らなかったのか...?ええ...?』

アコ『ほら!なら私無実じゃないですか!」

ヒナ「でもアビドス高校と戦闘したのは事実、そもそも勝手にこんな大人数の風紀委員を運用することがダメよ。」

 

 

 

カイザーPMC理事「そう、カイザーの土地だ。勝手に暴れられては我々のメンツが潰れる。」

大柄な体格のオートマタが、オートマタの兵士たちを連れて現れた。

 

理事「初めまして。カイザーPMC、カイザーコンストラクション、カイザーローンの理事を務めている者だ。そして、アビドス高校が借金をしている相手でもある。

随分と我々の土地で暴れてくれたようだな。」

 

理事「シャーレとゲヘナ学園、デスペラード社には後で弁償してもらうとして...アビドス対策委員会。貴様らも許可なくこの地で暴れたな?信用を下げさせてもらう。」

prrrr...

アヤネ「えっ...金利3000%!?

来月以降の利息は9130万円!!??」

 

理事「そうだな...それと、この金額でも返済ができると証明して貰うために、一週間以内に我がカイザーローンへ3億円を預託してもらおう。」

セリカ「そんな...」

 

 

ホシノ「うへ〜。大変なことになってるね〜。」

 

ヒナ「っ!...小鳥遊ホシノ...!」

イロハ「え、誰ですか?」

"ホシノ...!"

ノノミ「ホシノ先輩!」

 

理事「ほう、アビドスの副生徒会長か...」

 

ホシノ「それで、この土地がカイザーのものってのはどういうことなのかな?」

 

理事「知らんのか?ふふふ、教えてやろう...

アビドス生徒会は復興にあたって資金不足に悩んでいたが、手元にあるのは広大な土地だけ。それを我々に売った。それだけの話よ。

それにこの取引は正当なもの、今さらどうこうできるものではない。」

 

ホシノ「生徒会...」

 

理事「さぁ、気は済んだか?ゲヘナもアビドスもクロノスも、疾く帰るがいい。

ふふふ...ふはははは!!!」

 




カイザーPMCはデスペラード社に仕事を奪われているので、両社は仲が悪いです。
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