MetalGear Aoharu revengeance 作:ダイトウカブト
アヤネ「ヘルメット団全隊、戦闘領域から撤退しました。残存する兵力は確認されません。」
"ありがとう。"
先生は窓から身を乗り出す。
"サンダウナーさーん!もう大丈夫ですよー!"
「了解した。」
人斬り鋏を納刀し、盾を背部に格納した。
ホシノ「...ねぇ、先生。」
"どうしたの?"
ホシノ「あのサンダウナーって人、ただのボディーガードってわけじゃないよね?」
"うん。シャーレ部室の警備会社の社長さん。
「
サンダウナーが窓から部屋に入ってきた。
シロコ「ん、お疲れ様。」
セリカ「ここ3階なんだけど..,」
アヤネ「ではひと段落したので自己紹介を...
私たちはアビドス廃校対策委員会。私は書記とオペレーターを担当する奥空アヤネです。」
セリカ「会計担当の黒見セリカよ。」
ノノミ「2年の十六夜ノノミです☆」
シロコ「同じく2年、砂狼シロコ。」
ホシノ「おじさんは委員長の小鳥遊ホシノ、これでも3年生だよぉ。」
アヤネ「それにしてもヘルメット団が戦車を持ち出してくるなんて...今まではせいぜい装甲車でしたのに。」
ホシノ「あの子たちはしつこくウチを攻撃してるのに、息切れするどころか苛烈に攻め立てるようになってる。」
「ということで、おじさんはちょっと作戦を練ってみたよ。」
セリカ「えっ!?委員長が作戦!!??」
ホシノ「うへ〜、驚きすぎじゃない?
...カタカタヘルメット団の前哨基地に襲撃をかけるんだ。今なら奴らも消耗しているし、何よりこっちから仕掛けるなんて考えるはずない...と思うよ〜。」
シロコ「なるほど、ヘルメット団の前哨基地はここから30kmくらい、すぐに出発すれば叩ける。」
"私もいいと思うよ。"
「ふむ、悪くないが...念を入れるのはどうだ?」
ホシノ「と、いうと?」
「我がデスペラード社では短期間の護衛プランがあってな...その時間内に雇用主が戦闘を行なった際、我々の兵力を提供できる。」
ホシノ「う〜ん...でもお高いんでしょ〜?」
「最短の半日プランだと...急行料金も含めてこの値段になるな。」
サンダウナーがスマートフォンの電卓アプリを打った画面をホシノに見せた。
ホシノ「ええと......は?や...っすぅ...」
ホシノの眠たげな目が丸く開かれ、美しい青と琥珀のオッドアイがあらわになる。
「安くても、我々には精鋭しかおらん。後悔はさせんよ。」
ホシノ「じゃあ...その半日プランで契約しようかな。」
「ご利用感謝する。」
────────────────────
2時間後...
カタカタヘルメット団前哨基地 はずれ
サイボーグ兵「小鳥遊さま。月光ならびにスライダー隊の配置完了しました。いつでも作戦開始できます。」
「敵基地に戦闘の痕跡があること以外には不審点はありません。」
ホシノ「戦闘の痕跡...?まぁいいや、作戦開始しちゃって〜。」
サイボーグ兵「了解。総員、
<オペレーション・カブトワリ>を開始。」
合図と共に、基地に爆炎が広がる。
ヘルメット団「なんだ!?敵襲か!?」
ヘルメット団「おい、上見ろ!」
基地の空には、翼のような形状の無人機「スライダー」が多数飛び回り、ミサイルを撃ったり、サイボーグ兵をドッキングして空中から銃撃を浴びせたりしている。
サイボーグ兵「月光を出せ!」
月光「モォォ‼︎」
ガッシャーン!!!
月光の巨体が50km/hでゲートに突撃、
あっけなく倒壊した。
"みんな、今だよ!"
シロコ「一匹も逃がさない!」
セリカ「今までの分、百倍で返してやるわ!!」
サイボーグ兵「go!go!go!」
がら空きのゲートから対策委員会とサイボーグ兵たちが続々と侵入し、混乱に乗じてヘルメット団を制圧していった。
サイボーグ兵「オールクリア!」
ヘルメット団「くそ、あいつが来なきゃもっと戦えたってのに!」
シロコ「あいつ?」
ヘルメット団「お前らが来る少し前に、別の奴が襲撃して来たんだよ!
デカいロボに乗ったオッさんが!」
ホシノ「...そういう。」
ノノミ「私たち以外に、ここを襲った方がいるってことですか...?」
"デカいロボ...サンダウナーさんは何か知ってますか?"
「...いや、そんなのは配備しとらん。」
基地内には、地面に何かを強く叩きつけ、陥没させた跡がいくつも残っていた。
パンドラの壺はまだグラートやメタルギアRAYを作れません。