MetalGear Aoharu revengeance   作:ダイトウカブト

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他の話に比べて若干短め


5話 兜割

アヤネ「ヘルメット団全隊、戦闘領域から撤退しました。残存する兵力は確認されません。」

"ありがとう。"

先生は窓から身を乗り出す。

"サンダウナーさーん!もう大丈夫ですよー!"

 

「了解した。」

人斬り鋏を納刀し、盾を背部に格納した。

 

ホシノ「...ねぇ、先生。」

"どうしたの?"

ホシノ「あのサンダウナーって人、ただのボディーガードってわけじゃないよね?」

 

"うん。シャーレ部室の警備会社の社長さん。PMC(民間軍事会社)もやってるみたい。"

「PMSCs(民間軍事警備会社)と呼んでほしいところだ。我々デスペラード社の主業務は警備だからな。」

 

サンダウナーが窓から部屋に入ってきた。

シロコ「ん、お疲れ様。」

セリカ「ここ3階なんだけど..,」

 

アヤネ「ではひと段落したので自己紹介を...

私たちはアビドス廃校対策委員会。私は書記とオペレーターを担当する奥空アヤネです。」

セリカ「会計担当の黒見セリカよ。」

ノノミ「2年の十六夜ノノミです☆」

シロコ「同じく2年、砂狼シロコ。」

ホシノ「おじさんは委員長の小鳥遊ホシノ、これでも3年生だよぉ。」

 

アヤネ「それにしてもヘルメット団が戦車を持ち出してくるなんて...今まではせいぜい装甲車でしたのに。」

 

ホシノ「あの子たちはしつこくウチを攻撃してるのに、息切れするどころか苛烈に攻め立てるようになってる。」

「ということで、おじさんはちょっと作戦を練ってみたよ。」

 

セリカ「えっ!?委員長が作戦!!??」

ホシノ「うへ〜、驚きすぎじゃない?

...カタカタヘルメット団の前哨基地に襲撃をかけるんだ。今なら奴らも消耗しているし、何よりこっちから仕掛けるなんて考えるはずない...と思うよ〜。」

 

シロコ「なるほど、ヘルメット団の前哨基地はここから30kmくらい、すぐに出発すれば叩ける。」

"私もいいと思うよ。"

「ふむ、悪くないが...念を入れるのはどうだ?」

ホシノ「と、いうと?」

 

「我がデスペラード社では短期間の護衛プランがあってな...その時間内に雇用主が戦闘を行なった際、我々の兵力を提供できる。」

 

ホシノ「う〜ん...でもお高いんでしょ〜?」

「最短の半日プランだと...急行料金も含めてこの値段になるな。」

サンダウナーがスマートフォンの電卓アプリを打った画面をホシノに見せた。

 

ホシノ「ええと......は?や...っすぅ...」

ホシノの眠たげな目が丸く開かれ、美しい青と琥珀のオッドアイがあらわになる。

 

「安くても、我々には精鋭しかおらん。後悔はさせんよ。」

 

ホシノ「じゃあ...その半日プランで契約しようかな。」

「ご利用感謝する。」

 

 

 

────────────────────

 

 

2時間後...

カタカタヘルメット団前哨基地 はずれ

 

サイボーグ兵「小鳥遊さま。月光ならびにスライダー隊の配置完了しました。いつでも作戦開始できます。」

「敵基地に戦闘の痕跡があること以外には不審点はありません。」

 

ホシノ「戦闘の痕跡...?まぁいいや、作戦開始しちゃって〜。」

サイボーグ兵「了解。総員、

<オペレーション・カブトワリ>を開始。」

 

合図と共に、基地に爆炎が広がる。

ヘルメット団「なんだ!?敵襲か!?」

ヘルメット団「おい、上見ろ!」

 

基地の空には、翼のような形状の無人機「スライダー」が多数飛び回り、ミサイルを撃ったり、サイボーグ兵をドッキングして空中から銃撃を浴びせたりしている。

 

サイボーグ兵「月光を出せ!」

月光「モォォ‼︎」

ガッシャーン!!!

 

月光の巨体が50km/hでゲートに突撃、

あっけなく倒壊した。

 

"みんな、今だよ!"

シロコ「一匹も逃がさない!」

セリカ「今までの分、百倍で返してやるわ!!」

サイボーグ兵「go!go!go!」

 

がら空きのゲートから対策委員会とサイボーグ兵たちが続々と侵入し、混乱に乗じてヘルメット団を制圧していった。

 

サイボーグ兵「オールクリア!」

 

ヘルメット団「くそ、あいつが来なきゃもっと戦えたってのに!」

シロコ「あいつ?」

ヘルメット団「お前らが来る少し前に、別の奴が襲撃して来たんだよ!

デカいロボに乗ったオッさんが!」

 

ホシノ「...そういう。」

ノノミ「私たち以外に、ここを襲った方がいるってことですか...?」

 

"デカいロボ...サンダウナーさんは何か知ってますか?"

「...いや、そんなのは配備しとらん。」

 

基地内には、地面に何かを強く叩きつけ、陥没させた跡がいくつも残っていた。

 




パンドラの壺はまだグラートやメタルギアRAYを作れません。
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