とある風紀委員の日常生活   作:ガリレオ衛星

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二話目の投稿になりました。


さぁ今回は原作通りにいくのか!?それとも、ただのおふざけ回なのか!?

ちなみに作者は原作の時間系列がさっぱりなのでバラバラになるかもしれません!以下お見知りおきを。


では、どうぞ~!


悲運の夏休み前

   

   

   

   

7月19日、俺は隣のツンツン頭の少年と一緒に学校へ向かっている。明日からは皆大好き夏休み!と言うことで、午前授業で終わるらしい。他の生徒は嬉しいことこの上ないが、俺は風紀委員と言う仕事があるのであまり嬉しくない。ツンツン頭こと『上条 当麻』と愚痴を言っている。

 

 

 

「ったく、昨日は散々だったよ!結局、徹夜したし…」

 

 

 

「はは…上条さん程ではないですよ……」

 

 

「まぁ、そりゃそうだけどさぁ。って言うか比べる方が可笑しい。お前の不幸は筋金入りだからな!」

 

 

 

「貴方には容赦というものはないのですか…………ってあれ!?」

 

 

 

当麻は自分のポケットを何やら探し始める。あぁ……また始まったよ。

 

 

 

 

「ぐわぁぁ!!財布落とした!」

 

 

 

「ドンマイ!じゃあ俺は先に行ってるから一人で頑張れ!」

 

 

 

「かっこよく言ってるけど、やってることは最悪ですよ!?……っていない!?不幸だぁぁぁ~!!!」

 

   

   

   

   

   

   

友人の叫び声を耳にしながら俺は走り出す。え、助ける?生憎、他人の不幸に付き合ってる暇はないんでね……だって、遅刻したらロリ先生の楽しい楽しいコロンブスの卵が待っているんだよ。そっちの方がやだね……あれ?っていうか、

 

 

 

「当麻の財布が何で俺のポケットに入ってるの?まっ良いか…」

 

 

 

 

世の中には矛盾と言う言葉がある。最強の矛と最強の盾どちらが強いのか…この古文は商人が何も答えられずに話は終わっている。最強の不幸と最強(?)の幸運これらの矛盾がある時、答えは「誰も予想だにしない事が起きる」と身を持って感じたちょうど、この頃。

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

 

 

 

 

 

 

 

友人の不幸を見届けつつも、無事登校した俺は自分の席に着く、すると近くにいた二人の男が話しかけつきた。

 

 

 

「いた!久米やん、ちょっとこっちくるにゃーー!」

 

 

 

「事情聴取やーー」

 

 

 

 

「ちょ!待て、青髪!土御門!」

 

 

 

いざこざがあった結果、勿論二人相手に勝てるわけもなく何故か俺は二人に取り押さえられ、事情聴取(?)らしきものをさせられている。

 

 

 

 

「大人しくはくぜよ!もう証拠は上がってるにゃ!」

 

 

 

「だから何をだ!!主語を入れろ主語を!!」

 

 

 

 

 

「先週、久米やんが女の子二人にナンパしたという証言がでてるねん!言い逃れはさせへんよ!」

 

 

 

 

そりゃまた凄いぶっ飛んだ証言だな…俺は常に風紀委員の仕事で忙しいんだぞ。そんな暇あるわけないじゃん。待てよ、まず先週って何かあったか?あの日は風紀委員で見回りして、それで桜子先輩に頼まれて……あ!

 

 

 

「あれか!そういやあの日、別の風紀委員の支部のやつと合同で見回りしてたんだよ!」

 

 

 

「何で久米やんにはそんなラブコメイベントがあるにゃ!!これが天然女たらしの実力かにゃー!!」

 

 

 

「ボクなんかぁ落下型ヒロインのみならず、義姉義妹義母義娘双子未亡人先輩後輩同級生女教師幼馴染みお嬢様金髪黒髪茶髪銀髪ロングヘアロングショートヘアボブ縦ロールストレートツインテールポニーテールお下げ三つ編み2つ縛りウェーブくせっ毛アホ毛セーラーブレザー体操服柔道着弓道着保母さん看護師さんメイドさん婦警さん巫女さんシスターさん軍人さん秘書さんロリショタツンデレチアガールスチュワーデスウェイトレス………………………(流石に長すぎるので中略)…………………………人外幽霊獣耳娘まであらゆる女性を迎え入れる包容力があるんよ!!??」

 

 

 

 

「う、うん。じゃあお前達はまず、そのお花畑の思考と最悪の性格から治した方がいいんじゃねーか?

ってか青髪の最後、最早人間じゃないよね!?」

 

 

 

落下型ヒロインって何!?お前達が望むのは空挺師団所属の女の子なのか?あいつはまずその前提から覆した方が良いと思うが、そんな事あるわけがないんだし……

 

 

 

「それで上やんは?」

 

 

 

それで!?あんだけ人を拘束させた上、洗いざらい吐かせといてそれで!?そんな一言で話が終わるなら聞くなよ!!

 

……今、気付いたけど周り(主に男子から)突き刺さる様な視線を感じる。俺なんかやらかしたか?

 

 

「あ~あいつはいつもの“あれ”。」

 

 

 

「また“あれ”なんや~」

 

 

会話が“あれ”で通じてしまう程、浸透されている上条の不幸。ここまで来るとかわいそうにも思えてくる。

 

 

……ま、あいつの財布はここにあるけどな!

 

 

そんな会話をしていると、チャイムが鳴り教室にピンクの髪の小学生がやって来た。いや、正確には小学生ではないロリ教師とでも言っておこう。彼女『月詠 小萌』はこのクラスの担任であり、学園都市七不思議の一つにもなっている人だ。かく言う俺も初めて会ったときは「君、迷子?お家分かるかなぁ~?」と言ってしまい酷く怒られたものだ。小萌先生が出席を取っていると上条がいない事に気付いたらしく俺に話しかけた。

 

 

 

「久米川ちゃん、上条ちゃんはどうしましたか?」

 

 

 

「例の“あれ”です。」

 

 

 

「それじゃあ上条ちゃんに放課後コロンブスの卵の刑があると伝えてください。」

 

 

 

この瞬間、クラスの皆が上条当麻の地獄行きを確信した。ロリっ子のくせになんと残酷なやつだ。あんな堂々と、さらっと決定してしまうのだから。

 

ちなみにコロンブスの卵とは、逆立ちした生卵を何の支えもなく机の上に立てる、という念動力専攻の時間割りである。能力が弱すぎても強すぎても卵を割ってしまうため、同じく念動力専攻のすけすけみるみる(=目隠しポーカー)などにくらべ、難易度が高い。失敗すれば朝まで生居残りが待っているという何とも言いがたい時間割りだ。

 

 

とりあえず上条当麻よ、ご愁傷様……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時刻はすっかり放課後になり、当麻はコロンブスの卵と夏休み中の指定者補習という地獄への招待状を貰ったため教室に居残りをしている。ちなみに俺は記憶術は悪いがその他の勉強が良いので居残りはない。なので早く風紀委員へ向かっていた。しかし……

 

 

 

「夏の新メニュー、地獄ラザニア?」

 

 

 

興味をそそられる謎の多い新メニュー。味が想像出来ないが何か食べたくなるんだよね!そこの君分かる?Do you know?特に俺はちょうど(当麻のおかげで)お財布の紐が緩んできた頃。少し位遅れても大丈夫だよね!

 

 

この身勝手な判断が後に大きな後悔を生むことになるのは、まだ知るよしもない。

 

 

 

 

ファミレスに入ってからしばらく経って、地獄ラザニアをたっぷり堪能していると、後方から何やら声がした。

 

 

 

「よぉ、ねーちゃん。一人ぃ~?」

 

 

 

「おいアレ常盤台の制服じゃね?」

 

 

 

「聞いてるのかオラ!!」

 

 

 

全く折角の幸せの一時を邪魔しやがってさっさと片付けて……ってうわぁ。

 

 

いつもなら、何の迷いもなく不良共の前に出てくるだろう。しかし、今日は躊躇してしまう理由があった。俺の目の前には漫画を読んでいる『御坂 美琴』。昨日の今日では流石に面倒臭い。っていうか仮にもお嬢様の身の物がこんなファミレスで漫画読むって…しかもあれ俺も読んでる!!もう、新刊買ったの!?いいなぁ~って話がずれたな、兎に角ここは何事も無かったように…いや、待てよ………

 

 

 

 

このままにする。

   ↓

御坂が不良共に電撃を流す。

   ↓

桜子先輩にばれる。

   ↓

大量の報告書が増える。

   ↓

また、徹夜する。

 

 

………不味い。色々と不味い。2日連続での徹夜は精神的にも身体的にも辛すぎる。

電撃を不良共に流す最悪の事態だけでもどうにかせねば……

よし、ここは身を削ってでも…

 

 

 

「風紀委員だ!止めなさい!回りからの痛々しい目線が分からないのか?今時、学生でスキンヘッドはどうかと思うぞ……」

 

 

「んだと、ゴラ!!喧嘩売ってんのか!」

 

よし、まずは御坂からこいつらを遠ざけて、可愛がりましょうか…ここから地獄の鬼ごっこが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ、はぁ…」

 

 

あれから、どのくらい走っただろうか…流石に疲れてきた。後ろにはまだいるよ~。でもそろそろいいかなぁ。御坂でもここまで来れないだろ。

 

そう思って振り返った瞬間。スキンヘッドの男の前にビニール袋が現れ、電撃によって顔を火傷していた。

 

 

「発電能力!?」

 

 

「レベル高そうだぞ!」

 

 

「覚えてやがれくそが!!」

 

 

 

この能力って……

 

不良共はスタコラサッサと逃げて行ったが、ひとつ大きな問題がある。不良共が消えてから後ろに現れた少女は話し掛ける。

 

 

 

「この私からあんな不良かばったりして善人気取り?」

 

 

 

「職務を全うしてたんです!!ああ!!もう、お前のせいでまた報告書が増えるんだよ!昨日は報告書のおかげで徹夜したんだからな!!仕事を増やすな!騒ぎを起こすな!!お前達能力者はもっと風紀委員を敬え!」

 

 

 

もう思っていたことをすべてはきだすと、不機嫌な御坂はこちらへずいっと身を寄せる。

 

 

「あんたもバカにしてるわね、私を誰だと思ってんの?学園都市でも七人しかいない超能力者(レベル5)なのよ?あんな不良相手に本気出すと思ってんの?」

 

 

 

あぁ、こいつの言い分はよくわかった。だけどなこっちにも言いたいことはあるさ!

 

 

「そう言う問題じゃないの!俺は治安維持を行う風紀委員!下手な争い事はこっちに責任が行くの分かる?だから時と場合、周りの被害を考えて。能力者のトップに君臨する超能力者なら尚更だよ。これは風紀委員として!」

 

 

「ま、まぁ。筋は通ってるわね。」

 

 

勝った!これこそ言論による戦いに論破したのだ。よし、このまま推していけば……

 

 

「おぉ、義人!ここにいたのか。いやぁ居残り終わらなくてさ結局最後まで………ってビリビリ!?よ、義人さん?何故あなたがビリビリと…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ってめ~~~~!!!!どうしてくれるんだよ!!!!今までの苦労は何!?ってか顔見知り!?御坂も何か不機嫌に戻ってるし!!うわぁぁぁ最悪。なんだよあいつ!とうとう相手に不幸を運ぶ様になったのか!!お願いだからそれだけは止めてよね!!み御坂!?何かビリビリしてらっしゃいますが、先程の俺の演説聞いてた!?待ってここで電撃はヤバイって!!確か近くに変電所があったよね!!それって………………え?まさか、止めて!!!お願いだからぁぁぁぁぁ~~~!!!!

 

 

 

 

「御坂待ってぇぇ!!!!」

 

 

 

 

「何であんたがここにいるのよ!!!!」

 

 

 

 

「うわぁぁぁ!!不幸だぁぁぁ~~~~!!!!」

 

 

 

 

 

結局、御坂の電撃は変電所に直撃。学園都市は大停電に襲われた。っていうか停電どころじゃなくて電化製品も終わりだなぁ。ヤッベ~報告書どうしよ………この規模は多分昨日と比にならないから倍になることも…

 

 

 

 

 

義人はその日、桜子先輩に怒鳴られ、報告書の山を一人で書かされた。皆も知っているだろうが2日連続の徹夜である。そんなことでも容赦なく桜子先輩と千尋の監視の下抜かりのないように書かされた義人であった。




どうだったでしょうか!


いやぁ~青髪ピアスの関西弁超難しいです。なんか何度読んでも違和感が出てきます。まぁ、東北人なんでしょうがないよね!ハイキューを見ている人は知っていると思いますが、本当に語尾はあんな訛りをつけるんですよ。


それじゃあ、次回もお楽しみに~!
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