主人公とインデックスはどの様な形で出会うのでしょうか!!(あんまり期待しないでね!)
それではどうぞ~
窓から差し込んでくる光が眩しい。
そう思いながら俺は目を覚ました。早速起き上がると、腰がすっかり音をあげていた。俺は腕を真上に上げ、腰を伸ばすとそこは自分の家ではないことに気が付いた。
どうやら、昨日の大停電の報告書を書いている途中で寝入ってしまったようだ。今まで、背中に毛布が掛かっていたことから、最後までいた千尋が掛けてくれたんだろう。風紀委員にある時計は既に9:00をまわっていた。そろそろ皆が来る頃だろうか…
ぎゅるるるる~
腹減ったなぁ~仕事の前に何か食うか!腹が減っては戦はできぬってね。風紀委員の冷蔵庫には…………ムサシノ牛乳?って言うか、冷蔵庫動いてなくね。あ、そうか御坂の電撃で家電製品は壊れてたっけ…俺の家大丈夫かな?
食料を買うために風紀委員34支部を出ながらそんなことを考える。外はじわじわとくる熱気と容赦のない太陽光が学園都市を包む。無駄な能力開発するくらいなら、『学園都市を覆うエアコン!』とか作って貰えないものかね?
うわぁ、真夏なのにあんなアイアンメイデンの修道院の服着て暑くないのかね?シスターさんも大変だな。見てるだけでこっちが暑くなる。あぁ、暑い暑い…
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……ん?シスター!?学園都市に!?
学園都市は科学の街。そんなところに、神様やら仏様やら非現実(オカルト)的な物が信仰するはずもない。シスターなんか存在しないだろう。となるとコスプレ?…では無さそうか…ま、本人に聞いてみるのが一番か。
「風紀委員だ!そこの銀髪少女よ、職務質問してもいいか?」
「む!銀髪少女じゃなくてインデックスって言うんだよ!!」
インデックス?………索引?なんじゃそりゃ!?
「いくら何でもそれはないでしょ。嘘つくならもっとマシな嘘を付きなさい
。」
真面目に嘘のつき方を教える点。端から見れば最悪なやつこの上ないだろう。しかし、今の義人にとっては彼女がコスプレなのか、仕事柄で着ている物なのか、が一番大事な事なのだ。
「そこはかとなくバカにされてる気がするかも!私は神に使えるシスターなんだよ!?」
あ、本当にシスターさんだったんだ。てっきりコスプレマニアかと……こりゃ青髪が見たら大喜びだな。可哀想に…シスターよ。とにかく、シスターだった事が確認出来たし、これ以上いると当麻的な不幸の始まりになるからな…さっさと飯買いに行こ。
「やべ、俺これから行くとこあるんだ。じゃあな!」
「結局、何が言いたかったんだろ?」
インデックスの疑問と共に義人は立ち去った。
義人は彼女と会った時点で不幸に巻き込まれる事になるとは思っても見なかったであろう。それに気付く事になるのは遠からずまだ先のお話。
インデックスと別れてからしばらくして、サンドイッチとムサシノ牛乳を片手に風紀委員へ戻った。中に入ると千尋と桜子先輩は既に仕事を始めている。真面目だなぁ~
「あ!義人先輩、どこ行ってたんですか?」
「飯買ってただけだよ。あ、あと俺に毛布掛けてくれたのってお前だろ?ありがとな!」
千尋の頭をポンポンと叩くと千尋は面白い程に頬を赤く染めた。こいつ、いつも頭叩くと照れるから面白いんだよね。いじりやすくていいわ~
うわ!桜子先輩の刺さるような視線が、いかんいかん早く飯食って仕事しなければ命が危ない…
「義人、昨日の報告書は?」
ギクゥ!!!
俺は桜子先輩の鋭い質問に心臓が一瞬止まる思いだった。ヤッベーまだ終わってないよ…タイミングわるぅ~
どうしよう、どうやって言い訳を言おう。言葉を間違うとそれこそ命が危ない。ここは土下座か…いや、二度目の土下座は効果が薄いから許してくれるとは限らない。それとも、千尋に助けを……ダメだ。あいつまだ顔を赤くしたまま固まってる。くそ!こんな時に…
「義人?聞いてる?」
「え…いや、その……」
ええい!こうなったら、あれを使うしかない!!今まで封印してきた100%許してもらえると言う幻の究極奥義を……
俺は大きく深呼吸して気持ちを整えてから、100%スマイルでいい放った。
「ごっめ~ん!まだ終わってなかった♪テヘペロ☆」
ドカッΣ
痛って~あんにゃろ○辞苑でまた殴りやがって、広辞○は殴る為の道具じゃないんだぞ!地震の時、我が身を守る為に使う物だぞ!(*全く違いますのでよい子は真似しないでね☆)あ~マジで痛い!!
「はぁ~まぁ、徹夜させた私にも責任はあるわ。今日は報告書書いたら帰って良いわよ。」
なんだろう、眩しい…め、女神が見える。俺の目の前に女神がいるぞ!
何時もはたちの悪い、暴力的でくそ生意気な鬼人としか思ってなかったが見直したぞ!!いや待て、逆に急に優しくなると気味が悪いな、腹黒い桜子先輩の事だ何か裏があるに決まっている…
「そう、たちの悪い、暴力的なくそ生意気な鬼人で腹黒い上から目線の三下野郎ね……」
そうそうそう、ってそこまで言ってね~よ!!……………………………………………………………………………………………………………………………あれ?
「も、もしかして声に出てました?」
俺が恐る恐る聞いてみると、桜子先輩はにっこり笑いながら広○苑を高く持ち上げて、そのまま………何するの!?ねぇ!!!その謎の笑みは何ですか!?色々怖いよ!!
「さ、桜子先輩!?待って下さい!違うんです!!弁解の余地をーーー」
「よ・し・と?私は貴方を気づかって言ったのですよ?分かってますね?」
「は、はい!!!勿論でございまする!!何時も優しいお心使い誠にありがとうございます!!」
「それを貴方は………良いですか?人は何らかの形で反省しなければなりません。」
最早、目が笑ってないよ!?桜子先輩!!広○苑の握る力も強くなってるし!
「待ってくだーーー」
「問答無用!!!」
桜子先輩は広辞○の角を俺の頭へ一直線に振り落とし、反省と言う名の制裁をくらった。それは今までの攻撃と比にならない位の鈍い音と共に義人の叫び声が響いた。
「痛ってぇぇぇぇ~~!!!!」
俺は報告書を書く前に直ぐに家に帰ることになった。
時間はとっくに午後となり、義人は自宅へ帰ろうとしていた。しかし…
「おい…何だよあれ……」
目の前に広がった光景は俺が暮らしている学生寮に起こっている不自然な火事。まさか当麻の不幸でもここまで発展することはないだろう。とりあえず、自分の部屋の様子を確かめる為に階段をかけ上がった。嫌な予感がする義人は直感的に感じとった。
自分がいる階にたどり着くと、そこには赤髪の男と背中に大きな傷をつけたインデックスの姿が…
「い、インデックス……」
「ん?誰だね君は…さっきいた少年の様に私を邪魔する気かい?だったら君も排除させて貰うけど…」
義人は赤髪の声を無視してインデックスの側へ行く。
別に特に仲良しだった訳じゃない。数時間前にちょっと話し掛けただけの他人同然の仲。それでも、少し前まで元気だった少女が虫の息にまで追い詰められている。誰がこんなことをしたなんて聞くまでもない。
彼は純粋過ぎた。優しすぎた。だからこそより深くまで突き刺さるたった一度の絶望。しかしーーー
ドクンッ
ドクンッ
「あ、ああああーーー!!!」
ドクンッ
「“最後の”お別れは済んだかい?じゃあ、とっとと死んでもらうよ!!!ーー巨人に苦痛の贈り物を!」
赤髪の男は手から炎を義人に向かって放つ。
ドクンッ
しかし、そのたった一度の絶望が……
ドクンッ
「………………我が身が護る盾となれ<B C D M S>……」
彼の中のパンドラの箱が開き、彼を魔術の世界へ引きずりこんだ。
主人公、魔術使っちゃいましたね!(笑)
因みに、主人公が使う魔術は全てオリジナルとさせていただいています!!
詳しくは後々物語のなかで説明していきたいと思います。
それでは、次回お楽しみに~!!