丹恒は苦労人枠です(頑張れ)
敬語使うところイメージできね〜
でも年上相手には使うイメージあるんだよなぁ
これは
「開拓」の運命を歩む
多少の奇行とともに、だが
4月、雄英高校入学式当日
雄英高校の敷地の前に、男女4人が立っていた
みるからに新しい制服、おそらく今年入学の1年生達だろう
「今日から雄英生〜ねぇ記念に写真取ろうよ!!」
「よーし!私がセンター!!」
「はぁ!?俺に決まってるだろ!」
「星、穹、落ち着け校門前だぞ。周りに迷惑だ」
薄ピンクの髪の少女がカバンからカメラ(スマホではなく普通にカメラ)を出して写真を取ることを提案すると、センターは絶対自分のものだと言って喧嘩を始めかける灰色の髪の双子の男女
本気で殴り合う前に止めに入った黒髪の少年はすでに疲れているようだ
まだ入学式すら始まっていないのにも関わらず
「星」と呼ばれた灰色の髪の少女と「穹」と呼ばれた少年が同時に、明らかに不満タラタラの表情で黒髪の少年の方を向く
「いいじゃん丹恒!今日こそはっきり白黒つけないと!」
「白黒つけるもはじめから俺のほうが強い!!」
「私のほうがずっと強いに決まってるじゃんか!」
「お前たちいい加減にしろ…」
明らかに周りの生徒の注目を集めていることを感じ取った「丹恒」と呼ばれた黒髪の少年がとうとう星と穹の襟を掴んで引っ張り出す
「三月、お前もカメラをしまって早く来い。写真撮影は式が終わってからにするぞ」
「はーい」
残念そうにカメラをしまう少女、三月なのかは
頬をちょっと膨らませて雄英の門をくぐった
「うちらみんなヒーロー科だけどクラスは見事に分かれたよね!ちょっとさみしいよ〜」
「星と穹が別々だったからほかはもうどうでもいいんだが…」
心底そう思ってる、と眉間にシワを寄せながら答える丹恒
よほどの問題児なのであろう
昨日拾った俺のゴミのほうがすごいだの古本屋で見つけたいかがわしい本のほうがすごいだの
「ほんと広いよねこの校舎、建てるのに何円使ったのかな」
「俺は1億予想!!当たったら明日のごみ捨てお前がやれよ!」
「はぁ?じゃあ私は3000億で!私のが当たったら今日いっぱい姫子は私のものね!」
「お前たち…勝手に賭け事を始めるな。あと姫子さんはものじゃない」
玄関に着き、ようやく双子の襟から手を話す丹恒
肩にかけていたバッグを掛け直し、教室へ向かって歩き出す
「1年って何階だっけ?」
「そこまで高くはなかったはずだ、行くぞ」
「それじゃあ丹恒!また放課後!」
「あぁ、星を頼むぞ三月」
A組の教室の前で分かれる4人
丹恒が教室前方の扉を開けようとしたら、不意に足元に黄色い寝袋が足元に落ちているのを穹が見つけた
見つけてしまった
「丹恒!これ拾っていい?いいゴミなんだけど!!」
普通学校の廊下に落ちている寝袋がただのゴミなはずがない
第一、丹恒は気づいていた、そこに人の気配があることを
深くため息を付きながら、穹が拾う前に寝袋を抱える丹恒
やはり、人1人分重い
「穹、これは中に人が入ってるから駄目だ」
「えぇ〜いいものだと思ったのに〜」
「駄目なものは駄目だ」
…人が入ってると分かってて片手で抱える丹恒も大概おかしいのだが
突っ込める人間はそこにいなかった
さて仕切り直して教室の扉を開けようとしたその時
寝袋から声がでた
「………降ろしてくれるかな?」
「あ、すみません。今降ろします」
ちゃんと立てるように縦に下ろす丹恒
すると寝袋から不審者みたいな見た目の男が顔を出した
「人が入ってると分かっててものみたいな扱いをするやつは初めて見た」
「すみません、おそらく俺達の担任かと思って教室に運ぼうかと思っていたんです」
「…そうか、ならついでに教室の扉を開けろ”特待生”ども」
「はーい!おらおら!!!宇宙一の銀河打者が来たぞ!!!!」
教師に促され扉を開けようとした丹恒より一歩早く扉を開けた穹が大声で自己紹介みたいなことをする
流石に静まり返る教室、元気な声とともに入ってきた穹の後ろにいる不審者のような男を目に入れ、更に静かになる教室
物音すらしない
「はい、静になるまでに5秒かかりました。合理的じゃないね君たち」
5秒は十分速いと思われるがもはや突っ込む事を諦めた丹恒
深くため息を付きながら自身の席へ向かう、当然穹を引っ張って
「俺が担任の相澤消太だ、よろしく」
(((明らか不審者!!!)))
「まずお前らに言っておくことがある。今年はいろいろな事情を鑑みてヒーロー科に特待生が入る。そこのガキ二人な。B組にもいるがまぁ仲良くしてやれ」
「「「特待生!?!?!?」」」
「今年限りの例外だ、仕方ない」
明らかに面倒そうな顔をする相澤に別にどうも思ってなさそうな顔をする「特待生」を交互に見て小首をかしげるA組
教室中に変な空気が流れるが、入学式をブッチして個性把握テストを行うという相澤の指示を受けその空気は霧散した
一応、は
個性使用OKのガチンコ体力テスト
各々自身の個性で常人以上の記録を出す中、今最もクラスの中で注目されている二人のソフトボールの番が回ってきた
先に投球するのは穹と呼ばれていた生徒のようだ
「いいか
「分かってるって不審者先生!」
穹がボールを持った瞬間、目つきが鋭くなる相澤
どうやら、相当警戒しているようだ
一体入学前になにをしたのだろうか…
「行くぞーーーー!!!」
円の中に立ち、ボールを
穹の手にバッドが現れる
そしてそのまま
「たーまやーーーーー!!!」
打った
文句なしのホームランである
相澤の手にある計測器の数字がどんどん伸びていく
そして
おそらく飛ばされたボールが地に落ちたのだろう
遠くからドォォンという、明らかにソフトボールの出す音じゃない音が敷地内に響いた
「3km…やりすぎるなと言ったはずだ」
「ごめんなさーい!!」
悪びれる様子もなく円の外に出る穹
出て早々に丹恒からのチョップを食らう
流石に、やりすぎだったようだ
「次、丹恒…お前これがフルネームか?」
「そうですが…強いて言うなら丹が名字かと」
「…まぁいい、とっとと投げろ」
明らかに考えることをやめた顔で投球を促す相澤
円の中に入り、普通にボールを投げる丹恒
特段おかしな軌道をかくわけでもなく普通に放物線を描いて落ちる…
ところで、手元に槍を出し投げる
数学の問題に出せそうなほど綺麗に地面と垂直に飛ぶ槍は落下途中のボールを捉え
そのまま更に向こう側へと飛んでいく
「…800m、建物さえなければもう少し飛んだな」
(((いや何だよあの槍の軌道は!!!)))
「ボールを投げたあとそのまま重心移動で回転して槍を投げ飛ばしただけであんなに…槍を操る個性なのかな?でも一瞬水が見えた気がしなくもないけど一体どんな個性なんだろう…それにあの人だけじゃなくて無塔量さんもバッドを振っただけなのにすごい飛距離だ…多分あの音からして威力も凄まじいんだろうなぁ増強系って感じではないけどものに作用させるタイプの個性でもないし…一体どんな個性なんだろうブツブツブツブツ」
一人小声でブツブツ分析する緑谷
隣に立つ麗日はちょっと引き気味の様子だが気がついてない様子
その後、指を一本犠牲にボール投げで記録を出した緑谷に爆豪が噛みついたのはお察しのとおりだ
「ただいま」
個性把握テストが終わり、ようやく波乱に満ちた初日を終えた丹恒は穹がちゃんと家に帰ったのを見届けたあと、自身の家に帰っていた
そこそこ立派な日本家屋、敷地面積もそこそこある
ただいま、と言っても聞こえてないのか誰も返事を返さない
その代わり、奥の方から明らかに酒盛りをしているのだろう歓声が聞こえる
この家で酒盛りをし、大声を上げる者たちなど彼からしたら想像に難くない
靴を脱ぎ、下駄箱に入れ
盛大に足音を鳴らしながら奥へと向かう
そして、一般家屋で言うリビングである部屋のふすまを
それはそれは盛大に蹴破る
彼は、初日からやらかした幼馴染コンビのせいですでにかなりのストレスが溜まっていたのである
やつ当たっても仕方のないことだ
「今!帰ってきた!!!!」
「おぉ、おかえり丹恒。余の母校は相変わらずの自由主義だったか?」
「あぁびっくりするぐらいにな!だがお前たちまで自由主義である必要はないだろ!!午後4時からなに酒盛りしてるんだ!!」
「お前の入学祝いに決まっているだろう。さぁ座れ、余のとっておきの酒w「俺はまだ未成年だ!!」誰も見てないから問題なかろう、なぁ景元」
「流石に駄目だと思うよ丹楓」
怒り心頭で部屋に入ってきた丹恒に対し涼しい顔をして酒をすすめる兄の丹楓
すでに顔は紅く、出来上がってしまってるようだ
丹楓をなだめる景元も耳が真っ赤になっている
すでに鏡流と白珠は入眠しており
応星も今朝自身が作った作品を組み直している、おそらく酔った勢いで
すでに、収拾のつかない事態となっていた
全員(女性陣は除く)を蹴り飛ばそうかと考えていた時、玄関の方面から別の足音が聞こえた
曲がり角から顔を出してきたのは、応星の弟である刃だった
「丹恒」
「なんでアレを止めなかった、刃」
「言っておくが俺も今さっき帰ってきたばかりだ、今年入ったサポート科のやつが初日から爆発を起こしたせいで後始末に追われてな」
「そうか…これ、どうする」
「どうするもこうするも、叩き起こして布団に突っ込むしか無いだろう。明日は全員二日酔いの状態でヒーロー活動をするつもりのようだしな」
「ならいっそのことここに放置するか、そうしよう」
「やけにキレているな丹恒、どうかしたか。やはりやつらか?」
「あぁ、穹が初日から雄英の敷地の一角を壊した」
「力加減という言葉をまだ覚えないのかやつは…」
二人揃って頭を抱える
結局、二人が出した結論は
頼りがいのない大人は放って置こう、というのもだった
星穹列車組
星、穹は姫子が保護者
なのかも姫子たちと住んでいる
ヴェルトもいる
雲上の五騎士
ヒーローやってる、私生活はかなりひどい(景元を除く)
色々と面倒だからと丹楓と丹恒の家に住んでいる
事務所の住所もここ
頼りがいのない大人扱いをされている(景元を除く)
全員雄英卒
武器(サポートアイテム)は応星の自信作
ヒロコス=原作のやつ
設計は応星
刃
応星の弟、雄英、高二
強いし戦えるし個性の都合上負け無しだけどサポート科
今年入ってきた後輩のせいで早速片腕吹き飛びかけた
一応仮免持ち