気まぐれで原初を育てたら溺愛されました   作:礼夢

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IFストーリーになります。キャラ崩壊のオンパレードです。
どうしても本編で東の帝国まで書けなさそうなんで…ここらへんで供養しとくか、ってね。
ルドラも個人的に好きなキャラです。


閑話 初代勇者?冗談はよしてくださいよ

「ふふふ…」

私はとても上機嫌だった。

理由は単純、今、この場には私しか居ないからである。

ナーヴァとルシアは2人で外出中。デートでもしてるんかな?知らんけど。

ヴェルザも今日は用事があったらしく、珍しく留守にしていた。

という事は…

「多少グロテスクな実験を行っても、ルシアに怒られないぜ!」

いつもはルシアがめちゃくちゃ怒るから渋々我慢していたけど、今日は存分に実験させてもらうとしよう。

…ん?どんな実験をするのか気になるって?

逆に問わせてもらおうか。

君は規制だらけの真っ黒な文章が見たいかな?

良いのか?ただでさえパロ多めだし、内容がペラペラすぎるこの小説が余計に酷くなるぞ?

まぁ、相当優しく説明すると、肉体の破壊レベルに伴い、再生速度はどのように変化するのか…という実験だ。 

『…』

おっと、『助言者』さんが引いている。

違うって。ただデータを集めたいだけだって。

決してドMでも自傷癖があるわけでもないって。

「よーし、そんじゃあ実験始めますかね!」

「へぇ、どんな実験するんだ?」

「先ず手始めに四肢を切断……………ん?」

生じる、違和感。

『助言者』の声でもない。ナーヴァ達の声でもない、完全に初めて聞く声。

「…」

後ろを振り返ると、金髪のイケメンが腕を組んで此方を見ていた。

もう一度言おう。人が、居た。

スゥーッ…↑(深呼吸)

「ぎゃあああああああ!!!」

「何だ何だ、急にどうした!?」

その金髪の男は驚いたのか、1歩退く。

「何で!?何で此処に私以外の生命体が居るの!?幻覚かな?幻覚だと嬉しいんだけどな!?」

「初対面なのに酷い言われようだぜ」

いや、本当に何で此処に居るの?

今から此処、血塗れの地獄と化すんだぞ?

そんな光景を好んで見たいのかな?

「貴様、名を述べよ!」

金髪の男は動揺せず、ふっ、と微笑すると、

「なら遠慮せず名乗らせてもらおうか。オレ様はルドラ!東方の国を統治している、国王兼"初まりの勇者"だ!ふはは、オレ様の顔が良すぎて直視出来ていないようだな」

「………………」

「無言は地味に傷付くんだが」

コイツが国王?それに初代勇者?

はっはっは。冗談はよしてくださいよ。

「で、自称勇者さんは何をしに来たんですかね。実験台にでもなってくれるのかな?

ありきたりなテンプレとしては私の討伐?

どうぞどうぞ、殺せるもんなら殺してみろや」

「お前、物騒な発想しかできねぇのか?

オレ様はお前に危害を加えるつもりはねぇっての」

「なーんだ、面白くないの」

だって完全に武装してきてるじゃん。

腰にエクスカリバー(笑)備えてるじゃないすか。

これで敵意無いのマジ?こんなんで信じるのカバオ君くらいだよ。

「散々失礼な事考えてくれるじゃねぇか」

「あ、盗み聞きしてた?プライバシーって知ってる?」

「漏れ出てんだよ思念がよ」

「まぁ、わざと聞こえるようにしたからね」

「ふざけやがって」

なんだろう、からかってみると意外と面白い。

実験はまた今度でも良いかな。

「オレ様は相棒を待つために此処に来ただけだ。で、武装してる理由を教えてやると、友に忠告されたからだな」

「友?」

このクセ強ナルシストに友達なんているの?(失礼)

「お前も知ってるだろ、ヴェルダナーヴァだよ」

「あー…(白目)」

類は友を呼ぶって言うもんな。そっかそっか。変人同士どうぞ仲良く友情を育んで下さい。

「彼奴が、「ライムっていう脳筋お手伝いさんが居るんだけどね、油断したら投げ出されると思うからしっかり武装はした方が良いと思うよ」と言うものだから」

「ふっ、なるほどね」

あの野郎、痛い目みせてやる。覚悟してもらうとしようか。

「あれ?これもしかして言わない方が良かったヤツか?」

「いや?たった今ナーヴァを火炙りにする事が決定したくらいで、なんの心配も要らないよ」

「そうか、なら良かっ……ん?駄目じゃね」

そんな時。

「あら?ライム。ルドラと仲良くなったの?」

ヴェルザと、知らない美人さんが此方に来た。

チャイナ服を纏った、青髪の美人。

ただ、雰囲気が人間とは全くの別物だった。

『―解。恐らく【竜種】でしょう』

うん。何となくそんな予感はしていたのだが、『助言者』が言うなら確定かな。

「お帰りー、ヴェルザ。そして隣の美人さんは…?」

「紹介するわね。この子は私の妹、『ヴェルグリンド』よ。そして、そっちの勇者は『ルドラ・ナスカ』。ルシアのお兄さんね」

「へぇー、そうなんだ!それにルシアの…え?」

ルドラが、ルシアの兄?

確かに家系名一緒だわ。………

「可哀想なルシア…こんな兄を持つなんて…」

「危害を加えないって言った後で悪いんだが、やっぱ1回斬って良いか?」

ふと隣を見ると、ヴェルグリンドさんが何やら真顔で此方を見てきている。あれ、怒ってるっぼい?

「…何でしょうかね」

「…随分ルドラと仲が良さそうね?」

コレで仲が良いように見えるなら、君はお馬鹿さんだよ。

「1つだけ聞くわ。貴方、ルドラに対してどんな感情を抱いているのかしら?」

どんな感情って…

「ちょっと可哀想な頭してるなぁ、ってくらい?」

「失礼の権化すぎるだろって」

「…なら、恋愛対象とは見ていなさそうね。安心したわ」

「はっはっは。金輪際そんな感情は抱く事は無いですね」

なるほど。ルドラは相棒を待っていると言っていたけど、この2人はきっと恋人関係なんだろうな。

ヴェルグリンドは束縛強めなのかな?

「いやぁ、ルドラの隣はヴェルグリンドのためにあるようなものじゃんか」

「そうよ!私達は永遠の愛で結ばれているの!」

(※ヴェルグリンドは知能が著しく低下しています)

良かった。ご機嫌は取れたみたいだ。

「今後とも仲良くしましょうね、ライム!」

「やったー、宜しくねヴェルグリンド」

「…解せねぇ…」

こうして、ルドラを置いてけぼりに"火炎竜"ヴェルグリンドと和解が成立したのだった。

 

*

 

【おまけ】

「…ねぇ、ライム。何で僕は外出から帰ってきて早々処刑されてるのかな?」

「さぁ、何でだろうね?」

ナーヴァはちゃんと火炙りにしました。

 




俺は糸目キャラが好きなんだ。
保科宗四郎(怪8)、夜桜凶一郎(夜桜)、条野採菊(文スト)、カルド・ゲヘナ(マッシュル)…

…転スラに関しては糸目居ないじゃん。
居たとしてもファルムスのキョウヤだけじゃん。
もっと糸目キャラ増やしてくれても良かったんだよ?
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