初投稿の練習台として投稿してるプロセカの小説は
キャラ崩壊しないように書かなきゃいけない。
それに比べてこの小説はいくらオリ主がキャラ崩壊した
とて違和感が無い。
「ああ…書きやすい…(感激)」by,礼夢
最近はルージュ達のお陰で、退屈だと思わなくなってきた。
ルージュ達はまだ小さいからか、食欲も睡眠欲もそれなりにはあるとの事。本当に子供のお世話みたいな感覚になっているのだが、こうして誰かと暮らすのは超久しぶりなので、正直めっちゃ楽しいのだ。
まあ、共同生活なんてしてる以上、思い通りにいかない事もあるんだけど。
まさしく今みたいに。
「…ねえ、ジョーヌ。いくら勉強が嫌だとしてもさ、ガッチガチのバリアを張って逃げる必要は無くないかな?」
「…」
あ、コラ。目を逸らすんじゃない。
あまりにも必死すぎる。どんだけ勉強したくないんだよ?
みんなの性格や得手不得手も把握してきたし、苦手な事はなるべくなら強制して行わせたくないというのが本音だ。
しかし、勉強に関しては甘やかす事は出来ない。
問答無用でバリアを破壊する。
「よーし、お勉強しようねー」
「瞬殺!?」
*
悪魔は大体どの世界でも、契約を重んじる種族。
ある程度の知識は身に付けさせないと、どっかの白いインキュベーダーに、「ボクと契約して魔法少女になってよ!」と騙される事になるかもしれない。
血が繋がってはいないとはいえ、流石に育てた悪魔が救いの無い契約を結ばされるのはごめんだ。
基礎魔法学とか、科学とか、人心掌握学(?)とか。
マニアックな知識だが、悪魔に必要そうな学問を最低限学ばせていた。
ジョーヌは予想通り、パワフル脳筋タイプだったので、勉強には少しの苦手意識があったみたいだ。
「ジョーヌは覚えが悪いですね」
「この問題くらい解けよ」
「本当にあとでボコす!」
(みんな仲悪すぎだろ…)
ルージュとブランの挑発に憤慨するジョーヌ。
でもね、ジョーヌ。決して君の頭が悪いわけではない。
なんなら世間一般的には君も秀才の部類だ。
(ただ、他のみんなが天才すぎるだけなんだ…)
星のカー●ィかよ、ってくらい何でも吸収してモノにしやがるんだから。
良いなぁ、私も天才に生まれたかった。
「ルージュもブランもさ、とっても頭良いんだから。ジョーヌが困ってたら優しく教えてあげてね?」
頭を撫でてやりながらそうお願いすると、
「…仕方ねぇな」
「母様の頼みなら」
と快く引き受けてくれた。
みんな、なんだかんだで優しいんだよね。
…そしていつの間にか母認定されていたとさ。
*
後日。私はみんなを外に集めていた。
「どうしたんだ、ライム?」
ルージュが首を傾げて尋ねてくる(何だその仕草可愛い)。
「よーく聞いてね?今日から少しずつ、みんなに強く生き抜いてもらうために、戦闘訓練をする事にしました!」
魔物の世界は基本、上下関係が明確になっている、弱肉強食の掟が一般的。
みんなのためにも、それなりに鍛えておく必要があるのではないかと思ったのだ。
「と言っても、今日は今のみんながどれだけの力を使いこなせてるか把握するだけだから、さほど厳しくないよ。
全員で一気に私にかかってきてねー」
準備運動をしながら軽く説明した。
此処らへん一帯には、私が強力なカモフラージュ用の結界を展開しているから、全力で暴れてもらっても問題は無い。
が、みんなは顔を見合わせて、何やら不安がっている。
「ん?どしたの?傷は付けないよ?」
「いや、その…自分で言うのもアレだけど、ボク達って結構強力な力を持ってるんだ。母様は大丈夫なの?」
代表してヴィオレが口にした。
(本当に悪魔か?ってくらい優しいんだけど)
心から心配してくれているのが伝わって嬉しい。
…けど、
「心配ご無用!私に傷を付けちゃうかもなんて心配をするのは無意味だからね」
確かに、みんなからは膨大な魔力を感じている。
けれど、制御も扱いもまだまだ未熟なみんなだ。
ー私には、遠く及ばない。
*
「あれ?」
訓練開始から小1時間。気が付くと、みんなが疲労困憊といった様子で倒れ伏せていた。
流石に潮時か。
「ごめんみんな…夢中になっちゃって、つい」
「ライムって化け物?」
「おい?」
ルージュはまだ元気みたいだし、追加で訓練する?と尋ねたら全力で謝ってきた。
「ライムは魔力の扱いが私達と根本的に違いましたね。
効率的に、無駄な消費無く魔法を行使していました」
ノワールが冷静に分析する中、
「母様、強すぎる…」
と、面白く無さそうなジョーヌが言った。
まぁ、圧倒的に私の方が強いだろう。それは否定しない。
(でもねジョーヌ。生まれたての君達が核撃魔法を行使するのは普通に考えて異常なんだよ…?)
全方位から急に撃たれた時、内心ビビったもん。
私じゃなきゃ即死しちゃうね。
「みんな基本的な魔法術式の構築は出来ているみたいだね。けど、制御がまだまだで、ノワールがさっき言ったように、無駄な魔力の消費がある。
必要最低限の力で行使出来るようにしていこうね」
「「「はーい」」」
「さ、そろそろ中に入ろうか。暗くなってきたし」
*
みんなを家の中に戻した後、テラスで静かに考えていた。
(あの子達ってもしかしなくても相当凄い悪魔なのでは?)
…と。
悪魔は長く生きるほど、力が強大になる。
理由は単純、長い年月を技量の研鑽に費やすからだ。
それなのにも関わらず、みんなは生まれたての悪魔のはずなのに、底しれないエネルギーを保有している。
気まぐれで育てて良いような悪魔では無かったのかも…?
「ま、拾っちゃったものは仕方無いもんね!
うん、私は何も悪くない!」
現実逃避するように自分で自分を説得し、私は考えるのを止めたのである。
ふと思ったんだけど、俺ってまどマギネタよく使うよね。
ごめんなさい…まどマギも好きなもので
(お気に入り登録してる小説見てもらったら分かると思う)