ウルトラマンエターナル 〜神聖時間軸の守護神〜 作:マーベルウルトラ
本作を開いていただき、本当にありがとうございます!このお話は『ウルトラシリーズ(トリガー・デッカー等)』と『マーベル(MCU・アベンジャーズ)』の独自解釈クロスオーバー小説です。
原作のシリアスな展開や悲劇を、主人公がその『技能』と光で泥臭く救い出していく【完全生存・ハッピーエンド救済世界線】となっております。
※本作は、より緻密な世界観のロジックやプロットを練り上げるため、設定の壁打ち等に一部AI(人工知能)を活用し、二人三脚で一針一針こだわり抜いて構築しております。
もし気に入っていただけたら幸いですそれではどうぞ。
第1話:光と闇のシンフォニー(旅立ちの日)
デッカーの戦いからさらに時間が経った火星のとある場所で漆黒に白銀の刺繍の入った耐摩擦タクティカル・ジャケットを着た青年の胸の奥で、真中優斗の心臓――宇宙創生の熱量たる『エタニティコア』が、ドクンと静かに、しかし力強い鼓動を刻んだ。
変身前の人間の姿(生身)のままであっても、ウルトラ念力や空間湾曲を周囲に纏うことで、優斗は空を自由自在に浮遊し、高速飛行(マッハ走破)することができる 。だがまだ制御が甘くソニックブームが起き怒られたりしている。
空中からの超高速着地の衝撃をも完璧に吸収するその衣服と黒いコンバットブーツは、今この時両親であるケンゴとカルミラが、これから未知の宇宙へ旅立つ我が子の身を案じて、自らの光と闇の強大な力を幾重にも込めて仕立て上げてくれた、この宇宙に二つとない金剛不壊の防衛衣だった。
優斗がウルトラ念力飛行のために地を蹴り、天空へと身体を浮かせるたび、基本アバターの面影を残すように、彼の『額のクリスタル』を思い浮かべる光がキラっと眩しく閃光を放った 。
「優斗、迷ったら思い出すんだ。みんなを笑顔にしたいっていう、その気持ちがあれば、どんな遠い宇宙でも光は消えない」眼下に広がる、見慣れた実家の風景。今日、まだ見ぬマルチバースの海へと初めて旅立つ息子を見つめながら、父親の真中ケンゴは、いつも通りの優しい『スマイル』を浮かべて優斗の背中を頼もしそうに支えていた。
そこへ、次元の壁をまばゆくブチ破って、白銀と青赤の衣を纏う最強の戦士――ウルトラマンゼロが颯爽と舞い降りた 。「よぉ優斗! 門出の祝いに、光の国の天才(ヒカリ)から、お前のために誂えた特製のコンパスを預かってきてやったぜ!」
ゼロが不敵な笑みを浮かべて優斗の右手に握らせたデバイス。それこそが、優斗の強大すぎる力を安全にリミットしてアバター化させる役割のほか、多次元移動の座標を正確に指し示す『ガッツスパークレンス(多次元コンパス)』だった 。
ゼロは真剣な眼差しを優斗に向けると、デバイスを指差して不敵に笑った。「いいか優斗。お前の力はあまりにも強すぎて、そのままだと変身した瞬間に周囲の宇宙そのものに影響が出ちまう。最悪、空間の網の目が耐えきれずにブチ破れる。だからよ、そのスパークレンスはお前の出力を『100分の1』に安全にリミットするようにヒカリが調整してあるんだぜ。一度変身して3分間を使い切ると、次に変身できるまでに最低24時間の冷却期間(インターバル)が強制発生する。最初から無闇に変身して無双はできねえルールだ。……あとな、どうしてもデカくならなきゃいけねえ『巨大化』の時は、その強すぎる出力をさらに上から力ずくで抑え込む形になる。その尋常じゃねえ過負荷のせいで、巨大形態の維持は地球の時間で『たったの1分間』が限界だ。地道に俺達鍛えたその生身の『力』を爆発させてきな!」
「本当はよ、ジード(リク)やゼット、リブットにコスモスたちもお前の門出に全員で駆けつけたがってたんだがな 。あいつらも多次元のレスキュー任務や宇宙警備隊にニュージェネの奴らとの緊急仕事がどうしても詰まっちまって、どうしても手が離せなかったんだ 。『優斗に、最高のスマイルで世界を救ってこいっ伝えてくれ!』って、お前に宛てた熱い伝言を預かってきたぜ!」
ゼロはそう言って豪快に笑い、優斗の肩を力強く叩いた 。師匠たちが来られなかったのは、全宇宙の命を守るために今もどこかの次元で戦っているからだと。その誇り高い事実が、優斗の胸に熱い闘志を灯した。
「ふん、光の国の連中はどこまでも格好ばかりつけおって。……いいかい、優斗。外の宇宙にはお前の想像もつかない理不尽な宿命や、お前を不条理に傷つける悪しき怨念がいくらでも転がっている。危なくなったら、いつでもこの母親の闇の力を使いなさい」
ゼロの横から口を尖らせながらも、優斗の漆黒のジャケットを何度も手繰り寄せ、念入りに服の綻びを確かめてくれている母親、カルミラの姿がある。その瞳の奥には、我が子への不器用で、しかし底知れないほど深い愛が満ちていた。光と闇。相反する二つの絶大なる血統を受け継いで生まれた優斗は、実家の大切な人々から「心技体」のすべてを叩き込まれた。5大師匠+ケンゴにカルミラ、そしてゼロのから血の滲むような特訓で授かったすべてのエタニティ固有技の名前が、今、この旅立ちの瞬間に優斗の細胞へと深く、強く刻み込まれていく。
ケンゴから直接教わったマナカ家の究極の光線『グリッター・ゼペリオンレイ』。
母親カルミラ直伝の救命の縄へと超進化を遂げた『エタニティ・ダークネスウィップ』 。
ジード直伝の、巨大魔獣をも圧倒する『エタニティ・レッキングバースト』 。
ウルトラマンリブットから授かった絶対防御波『ストロング・リブットバリア』 。
ウルトラマンゼット直伝の、巨大怪獣すら体重移動だけで地面へと強烈に叩きつける豪快な投げ技能『エタニティゼスティウムドライブ』 。
ウルトラマンコスモス直伝の、心を安定化や癒す力のある絶対浄化光線『フルムーン・エタニティ』 。
そしてゼロから間接的に教わったであるセブンの魂を宿した念力カッター『エタニティ・スラッガー』に、こちらもゼットから間接的に教わったエースの系譜を受け継いだ一刀両断の刃『ゼペリオン・バーチカルギロチン』 。
「いってきます、父さん、母さん! ゼロの兄貴も、師匠たちの伝言ありがとう! 僕、たくさんの宇宙を回って、たくさんの人をスマイルにしてみせるよ!」
まだ見ぬ世界へと期待と希望をしっかりと胸に抱いて、優斗はガッツスパークレンスを掲げ、両親とゼロに見守られながら、まだ見ぬ無限のマルチバースの夜空へと勢いよく飛び立った。ここから、彼の果てしない放浪の旅が始まる。
別の次元でワイルドなブレーザー兄貴と拳を交わし、ウルトラマンとして大親友となったの飛世ユウマ(ウルトラマンアーク)と花畑でスケッチをしながら未来を語り合ったり最高の青春を紡ぐのは、まさに、このゲートをくぐり抜けたすぐ先にある未来の出来事。さらに長い旅を続けガイアやダイナなどの数多の星や人々と出会い成長していった優斗。
その長い放浪の旅の果てに、優斗は突如として激しい多次元嵐に巻き込まれることになる 。ヒカリの開発したコンパスが激しく火花を散らし、空間がぐにゃりと湾曲して、本来の予定ルートにない、未知の巨大な並行宇宙の裂け目が口を開ける 。
「うわあぁぁぁっ!?」
光と闇の粒子に包まれたまま、優斗の身体は底知れぬ未知の時間線へと吸い込まれていく 。
――無数の並行世界を束ねる、あの厳格なる【神聖時間軸(タイムライン)】へ 。
後に数々のヒーロー、そして壮絶な因果が渦巻くことになるその聖なる時間線の超古代へ、ウルトラマンエターナルという『特異点』が墜落していくそのコンマ1秒後 。
マルチバースの概念そのものである最高神『エタニティ』、因果の裁判官『リビング・トリビューナル』、星々を創り出した巨神『セレスティアルズ』、そして歴史を監視する『ウォッチャー』たちが、同時に魂を震わせるほどの激しい大戦慄(エラー)を感知した 。
それだけではない。神聖時間軸のすべてを監視し、わずかな逸脱をも許さぬ絶対組織――【TVA(時間変異取締局)】の中枢コントロールルームのモニター群が、見たこともない黒紫とゴールドピンクの警告色(エラーコード)で一斉に埋め尽くされ、タイムラインの針が激しく検知限界を突破して跳ね上がったのだ。
「おい、何だこのエネルギー反応は!?」
「歴史のどこにも記録がない変異体だ!」
「ダメです、エネルギー体の質量が異常すぎてリセット(剪定)すら通用しない……!」
神聖時間軸を揺るがす前代未聞の事態に、TVAの職員たち全員が、文字通り一斉に頭を抱えて大パニックに陥るのを、まだ誰も知る由はなかった。
第1話、いかがでしたでしょうか!すべての始まりである真中優斗の『旅立ちの日』から物語をスタートさせていただきました。
これから彼がどんな因果を調和していくのか、お楽しみに!もし「設定が熱い!」「これからの展開が気になる!」と思ってくださったら、ぜひ【お気に入り登録(ブックマーク)】や【評価の★】をポチッと押していただけると、執筆の凄まじい励みになります。どうぞよろしくお願いいたします!
※現在、他サイト様でも他作品を投稿させていただいております。そちらの作品も二次創作ですが、AIを使わずに執筆し投稿しているため、本作の更新ペースは早くて1週間に1話くらいになるかと思います。ご自身のペースでまったりとお付き合いいただければ幸いです!