ウルトラマンエターナル 〜神聖時間軸の守護神〜   作:マーベルウルトラ

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第36話を開いていただき、ありがとうございます!
露店デートを終えて戻って数日経ちソーたちの前に現れる最高の特製宇宙船 。
メッセージや、ロケットたちとの愛おしいお別れ日常をどうぞ最後までお楽しみください !


第36話旅立ちのサンダー

ザンダー星の人口120億人の多文化パノラマあふれるエキゾチックな露店街を大満足で満喫し、これ以上ないほど温かい未来の約束を交わしたソーとジェーンが、最高の笑顔を浮かべて広大な宇宙船停留へと戻ってきたのは、夕方のことであった 。

 

それからソーはジェーンと共に街へ繰り出し数日経ち、停留所で優斗が頼もしいスマイル浮かべて静かに待っていた 。

 

優斗が最高の笑顔で指差したポートの特等席に鎮座していたのは、ヨンドゥたちラヴェジャーズが約束通り最高の改造を完了させた、白銀と漆黒の流線型フォルムが美しく輝く最高の特製宇宙船であった !

 

驚くべきことに、その船の外装には、雷神ソーを思わせる澄み切った青白い雷のライン

 

──まるで本当にソーの青白い雷がバリバリと走っているかのような美しい蓄光稲妻ラインが走り、さらに偉大なる父オーディンの宮殿を思わせる誇り高き黄金、最愛の母フリッガや義弟ロキの気高さを湛えたエメラルドグリーンが極細に混ざり合って、夕陽を浴びてキラキラと神話の如く光り輝く装飾が施されていたのだ 。

 

船内に戦闘訓練施設やご飯を食べて遊ぶところを楽しめる多機能な施設が完璧に完備されたそのな佇まいに、ソーもジェーンも度肝を抜かれて大感動の声をあげた 。

 

「おお……! この船のデザインは、まさかアスガルドの……俺の家族の誇りそのものではないか……っ! 優斗、これは一体……っ!?」

 

ソーが自分や家族の力をが現臨したかのような深い愛おしさに胸を熱くしていると、優斗が最高の笑顔を浮かべてスマートに案内を告げた。

 

「あはは、ソー、驚いたでしょ? この最高の船を手配して、君の家族の色の装甲に大改造してくれたのがね

 

──他でもない、宇宙の義賊ラヴェジャーズ総大将のヨンドゥだよ! 彼はもう、僕が渡した紙を持って大切の女性が待つセプターで話してともう旅立った後なんだけど

 

……ほら、船のメインコンソールを見てごらん。ソー君たちに最後のメッセージを残していってくれたんだ!」

 

優斗がパッとコンソールのスイッチを入れた瞬間、コックピットを澄み切ったコバルトブルーに染め上げる高精度ホログラム通信ログが流れた !

 

そこに浮かび上がったのは、頭の赤いフィンを不敵に光らせたヨンドゥの不敵な笑顔の映像と、首元のピーターの手作りネックレスが優しく揺れていた。

 

ポートにその頼もしい声が重々しく、けれどどこまでも熱く響き渡った !

 

『──へっ。お前さんが、船を降りた佇まいが最高に格好良かったアスガルドの王子(ソー)か。

 

未来の王様のために、俺様がラヴェジャーズの天才的な手で最高の特製船を仕込んでおいてやったぜ。

 

船のメイン回路にゃ安全な隠し航路のデータも格納してあるからな!

 

……そうだ。これからの旅路のマルチバースのどこかで、もし俺の“息子”に会うことがあったら、よろしく伝えておいてくれ。……名前は、ピーターってんだ』

 

不器用な親父の愛を直に浴びたソーは、一人の誠実な男として、そして未来の王として熱い魂を奮わせてがっしりと拳を握りしめた !

 

「おお……っ! 確かに約束したぞ、ラヴェジャーズの頼もしい親父よ! お前の息子に会ったら、必ずアスガルドの武勇を以て力になるぞ!」

 

優斗もどこまでも優しい最高のスマイルを浮かべながら、「ヨンドゥ、最高の船をありがとう!」と静かに旅立った悪友の背中へ感謝を贈るのだった 。

 

優斗はそのまま宇宙船の前に来ていたをロケット達とエリックへ向けて、最高の笑顔を向けた 。

 

「みんな船の手配をたくさん手伝ってくれて本当にありがとう! 僕もソー君たちを地球へ送り届けたら、すぐ自分の『開拓星』に戻るからさ。準備ができたら、またみんなのことを絶対に迎えに来るね!」

 

優斗の約束を聞いた瞬間、ロケットはフサフサの耳をピクピクとさせながら、優斗への全幅の信頼を乗せて、ぶっきらぼうに叫んだ !

 

「──へっ、当たり前だろ優斗! お前が統べる星へ行くのを、俺様たちが忘れるわけねえだろ!

 

待っててやるから、準備が出来たら一秒でも早く迎えに来いよなッ!」

 

隣の屈強な戦士エリックも、優斗の前へと再び居住まいを正して頭を垂れ、魂の即答を捧げた 。

 

「はい、神よ。あの光の星で、貴方様が統べるあの美しき光の星に骨を埋め、貴方の日常を護る最強の盾となるその日を、魂を滾らせてお待ちしております」

 

その横では、治療を完璧に完遂してくれたカワウソのライラ、 そして胸元に保護バッジを授けてくれたノヴァ軍の精鋭兵士たちと、ジェーンが最高の笑顔で温かく言葉を交わし合う美しいお別れの時間が流れていた 。

 

ライラが優しい瞳で「ジェーン、地球に帰っても無理しちゃ駄目よ?」と手を握り、ノヴァ軍兵士たちも「ジェーン・フォースター様、どうか地球でもお元気で! 友となった貴方に何かあれば私達も悔やみきれません!」とうやうやしく最敬礼で見送る 。

 

地球の科学者だった自分が、優斗のぬくもりに救われてアスガルドやザンダー星に護られたことの感謝を胸に、ジェーンはすっかり元気になった最高の顔で、クスクスと嬉しそうに笑い声を漏らした 。

 

「ありがとうライラ、ありがとう衛兵さん。このザンダー星で貴方たちに看病してもらえて、本当に、本当に楽しかったわ。また絶対にアスガルドやこの星に遊びに来るからね!」

 

自分たちが「神の連れ」として全力で愛され、ザンダー星でのソーとの最高の思い出を胸に刻み、ライラたちの温かい笑い声に見送られながら、

 

ソー、ジェーン、そしてウォーリアーズ・スリー達はヨンドゥが通信ログに託して遺してくれた『雷・黄金・緑』のアスガルド家族色の特製宇宙船へと乗り込んだ 。

 

そして優斗もまた、ロケット達や戦士エリックをへと別れを告げ、自身の『白銀の特製宇宙船』へと堂々と乗り込んだのだった 。

 

シューゥゥン……と両船の重厚なハッチがクローズされ、コックピットの近未来的なコンソールがパシィィィンと眩い極彩色のホログラム回路を開放し灯していく 。

 

だが、ソーたちの乗る特製宇宙船のコックピットでは、ハッチが閉まった直後、ピンホーン……と澄み切った近未来的な電子音が鳴り響き、ザンダー星特製の自律航行システムAIが静かに起動したのだった 。

 

『──ザンダー星特製・自律航行システム、起動しました。ヨンドゥ・ウドンタ氏より託された宇宙隠し航路を開始します。これより地球(ミッドガルド)への全自動並走飛行を開始します。……オーナー様、私のシステム識別名をご登録ください』

 

あいにく船の操縦など全く出来ないソーは、腕を組んでがははは!と豪快に笑いながら、最初はお調子者らしく

 

「よし、お前の名前は最強の雷神号だッ!」とドヤ顔で安直なネーミングを叫んだのだが、隣にいたジェーンから

 

「ちょっとソー, せっかくのザンダー星の最新AIなんだから、もうちょっとまともな名前にしてあげなさいっ!?」とツッコミを叩き込まれてしまった 。

 

これにはソーも頭を後ろに少し掻きながら、お茶目に苦笑いを浮かべて言い直した 。

 

「む、そうだな……。じゃあ、【サンダー】でいいか! 俺の宿す『雷(サンダー)』と、このお前を救ってくれた『ザンダー星』の仲間たち特製の宇宙船の響きを掛け合わせた、最高の名前だろ!」

 

そのソーの、自分を全力で救ってくれた星へのリスペクトと雷神としての誇りが宿った真っ直ぐな想いを受け止め、ジェーンはこれ以上ないほど愛おしそうな最高の笑顔を浮かべて太鼓判を押した 。

 

「ふふ。……ソーにしては、とってもいい名前だと思うわ」

 

『──識別名、サンダーとして登録を完了しました。これより全自動で真中優斗様の船と並走航行を開始します』

 

二人の温かい愛がコックピットを満たすなか、高性能AIサンダーの清々しいシステムボイスが響き渡った 。

 

ズゴゴゴゴゴ……ッ!!!とポートの床を激しく震わせ、二隻の特製宇宙船の超高性能エンジンが同時に重厚に大始動した !

 

ハッチから勢いよく滑り出した二隻の船は、夕暮れ時の美しい惑星ザンダーの美しい大気圏をパシィィィンッ!と美しい幾何学的な結晶シールド火花を散らせて同時に力強くブチ抜き、無限の暗闇が広がる宇宙の星々の海へと大発進を果たしたのだ !

 

漆黒の宇宙のなか、優斗の乗る『白銀の特製の船』と、AIサンダーが完璧にコントロールするソーたちの『雷・黄金・緑の神話船』が、マルチバースの星々の光を背に浴びながら、一分の狂いもなく完璧に左右に【並走】して全速力で駆けていく、息を呑むような大迫力の飛行 !!!

 

すると、船内が安定航行速度に達した瞬間、さっそくAIサンダーの清々しいアナウンスが響き渡った 。

 

『──巡航速度に達しました。ヨンドゥ氏の手により大改造された多機能戦闘訓練ルームが、現在即座に使用可能となっております』

 

これを聞いた瞬間、さっきまで転がっていたはずのウォーリアーズ・スリー達が、目を爛々と輝かせて一斉に跳ね起きた!

 

「がははは! 聞いたかお前たち! 優斗の船のようにしごき合える部屋があるのだな! ロキに国を任せてきたのだ、俺たちも遊んではいられん、早速試してやろうではないか!!」

 

ヴォルスタッグたちは大はしゃぎの笑顔のまま、最新鋭の訓練ルームへと豪快に雪崩れ込み、さっそく手加減一切なしの激しい訓練を開始したのだった !

 

白銀の頑強な隔壁の中でヴォルスタッグが巨大な大斧をブン回し、ファンドラルが剣を鋭く閃かせる猛攻が炸裂するが、ヨンドゥが施してくれたザンダー特製の強固な最新装甲がパシィィィン!と幾何学的な結晶火花を散らせてエネルギーを完璧に相殺し、船体には1ミリの傷もつかないのだった 。

 

ソーはコックピットの窓から隣を並走する優斗の船を見つめ、 And 船内から響く戦士たちの賑やかな爆音を聞きながら、笑顔を浮かべた 。

 

「... 見ろジェーン、あの親父の言った通りだ! 俺たちの戦士たちがどれほど全力で武勇を叩き込んでも、この『サンダー』はびくともせんぞ!! それに、優斗の船がすぐ隣を並走している! 最高の友と共に宇宙を駆ける旅、これほど胸が躍る高鳴りはないな!」

 

ジェーンもまた、そのソーの頼もしい横顔に寄り添いながらで微笑み返した

 

「本当ねソー、これなら退屈する暇なんてなさそうね! 最高の旅になりそうだわ!」

 

並走する二隻の船のメインコンソールに、ヨンドゥが格納しておいてくれた安全な秘密の宇宙航路データがピピピピッとまばゆく起動する。

 

空間にパシィィィン!と近未来特撮のワープゲートが鋭く現臨し、二隻の特製船はその光のゲートの中へと吸い込まれるようにして、次なる目的地──ロンドンへと向かって大爆走でワープ大発進を完了するのだった!




第36話をお読みいただき、本当にありがとうございました!

新船の高性能AIを「サンダー」と命名して大宇宙へ飛ひ立つ。

二隻の船は絆の光跡を遺し、いよいよ次なる目的地──地球(ミッドガルド)へと向かいます 。
ロンドンでのジェーンの同僚やバナー博士への衣服を持っていくこれからの展開を、どうぞこれからの余韻とともに色々と想像しながらお楽しみにお待ちいただければ幸いです!
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