ウルトラマンエターナル 〜神聖時間軸の守護神〜 作:マーベルウルトラ
シールドの裏側に蠢くヒドラの包囲網やトニーの話をどうぞ最後までお楽しみください!
アベンジャーズ そしてシールドの最高幹部たちが裏で最初から繋がり、次なる敵を真っ正面から粉砕してヒドラを全滅させるためにそれぞれが各場所へと動き出そうとしていた
──その前の出来事であった 。
ニューヨークのスタークタワーの最先端ラボでは、ナターシャ・ロマノフが
「それじゃあブルース、タロスやクリントと共に。予定通りシールドの裏側の調査に出かけるわ。
スタークはどうする?」と問いかけていたのだった 。
アジトの冷徹な機材の隙間をすり抜けるように、シールドの暗密工作組が次なる最前線へと向かう独特の緊張感がラボを満たしていく。
タワーから隠密作戦のために静かに消えていくその出発の刹那、ブルース・バナー博士はメガネの位置を直し、ラボに一人残されるトニーへ向けてこれ以上ないほど温かい最高のスマイルを浮かべて言葉を遺したのだった 。
「──作戦が終わったらまた来るよ、トニー。それまで、ハーレーくんのプレゼントの仕込みをよろしくね」
「…お前たちこそフュリーの我が儘に付き合って大変だな、ブルース、ロマノフ」
トニーが不敵に笑って見送る、アベンジャーズの隠密組はそれぞれの段取りを確認するために静かにタワーを出撃し、夕暮れの光の残響の中にその姿を消していったのだった 。
仲間たちが去り、静けさを取り戻した最先端ラボで、数日間トニーは一人で作業机の全自動3Dホログラムコンソールに向き合い、最高のスマイルを浮かべながらモノ作りに没入していたのだった。
だが、まさにその作業台で
──ラボの奥底の暗闇から、【不気味な因子】が、空間をモゾモゾと不穏に揺らしながら息を潜めていたのだった。
その異質な因子は、冷徹な気配を纏ってアジトの影に溶け込むと、トニーの姿を暗闇の奥からじっと『静かに監視している』のだった 。
まるで獲物の隙を窺うかのように冷酷に息を潜め、不気味な気配の残響のまま、静かにラボの影を満たしていくなか、またしてもジャービスの回路に一瞬、トニーのあずかり知らぬ微細な変化が訪れていたのだった 。
しかし、そんな事に1ミリも気づかぬまま、心に完璧な『圧倒的な余裕』をもったトニーの手によって、ついにハーレーのための『武器を持たない、子どもを絶対的に護るための隠しフック付き子ども用スーツ』、そして彼の寂れたガレージを最先端の聖地へと生まれ変わらせるなスターク社製リフォーム設備のコンテナ一式が完璧に大完成を迎えたのだった !
最新鋭のホログラム光がパチパチと流麗な残響を放ち、子ども用のの美しい裝甲がカチッと噛み合う 。
トニーは満足そうにホログラムをピッと消し、不敵笑みを浮かべると、ラボに声を響かせたのだった 。
「──よし、完成したから持っていくか。後は僕に任せてくれ」
誰もいないラボの空間へ向かって不敵に言い放ったその瞬間、ラボの全自動スライドドアが開き、旅の支度を済ませた最愛のペッパー・ポッツと、すっかり元気になって退院してきた親友ハッピー・ホーガンの二人が最高の笑顔を浮かべて現れた!
作業台の上に浮かぶ小さな子ども用スーツの美しい設計図を見つめながら、ペッパーはクスッと呆れつつも愛おしそうな最高のスマイルを浮かべ、先回りの可愛い釘を刺すように問いかけたのだった。
「トニー、よくハーレーくんの両親も許してくれたわね。安全第一に作ってねって言ったけれど、まさかそんなプレゼントを渡す許可を貰えるなんて」
トニーはニヤリと余裕の笑みを浮かべると、サラリと言い放ったのだった !
「──僕が頼んだ。世界で僕に頼まれて、首を横に振れる大人なんてどこを探しても存在しない」
トニーが一人の大人の男として裏でハーレーの両親へと筋を通し、許可のを得ていた事実を聞いたペッパーは、「トニーもちゃんとするようになったのね」とこれ以上ないほど温かい言葉を重ねたのだった 。
「トニー、私達もハーレーくんに会いたいわ。テネシー州まで一緒についていく」
「ボス、貴方を一人で行かせるわけがないでしょう!」
車のキーを持ちながら、ハッピーも最高の笑顔で言葉を添えたのだった 。
「スターク・インダストリーズ特製のリフォーム設備コンテナ一式を運ぶ長距離トラックの運転は、このハッピー・ホーガンにお任せください!」
「おいおい、私の一番大切な仲間たちがついてくるなんてね。
──だが、最高のドライブになりそうだ。行くぞ、ペッパー、ハッピー!」
トニーはこれまでにないほど十分な『圧倒的な余裕』を宿し、最愛のフィアンセと最高の友の3人で、最高の少年の待つテネシー州へと最高のサプライズプレゼントを届けるため、スマートにスタークタワーのラボを発進したのだった。
それから、ハッピーの巧みな長距離運転によって大型の輸送トラックと高級車が豪快に雪道を大爆走し、辿り着いた先
──そこは、雪深いアメリカ・テネシー州の小さな町にひょっこりと佇む、あの寂れたガレージの真ん前であったのだった。
突然の凄まじいブレーキ音と共にタイヤを激しく軋ませてスターク・インダストリーズ特製の巨大なコンテナトラックが急停車したことで、ガレージの古びたドアがガシャバンッと驚いたように勢いよく開いたのだった 。
中から小さなポテトガンを持った、目を丸くしている少年ハーレー・キナーがひょっこり顔を覗かせたのだった。
そこへ、車のドアを開け降りてきたトニー・スターク、 そして動きやすい服をスマートに纏ったペッパーとハッピーの最高の3人が、「やあ、ハーレー。最高の男の約束を果たしに来た」と約束を果たしに来た!
トニーが「最高の少年へ、世界に一つだけの仕込みだ」とトラックの巨大なコンテナからお披露目したのは、バナー博士と共に武器を一切つけずに子どもを絶対的に護るための隠しフック付きで堂々と自作した【世界に一つだけの小さな子ども用アイアンマン】だったのだった !
自身の体型に完璧にジャストフィットする、白銀と赤の小さな美しいアイアンスーツを見たハーレーは、アゴが外れるほど目を丸くし、声を張り上げて大はしゃぎで喜んでいた!
ペッパーが「安全第一で作らせたから、大丈夫だと思うけど無茶はしないでね」とこれ以上ないほど温かく優しく語りかけると、ハーレーは顔を真っ赤に染めて「うんっ! おじさん、ポッツさん、ありがとう!」と感激していた。
さらにそこへ、ハッピーが
「さあハーレーくん、ボスの考えていた『最高の段取り』はここからだよ!」
と車のキーをピーと軽快に鳴らし、トラックからスターク社製の最新鋭の最先端開発・修理設備、全自動3Dホログラムコンソール、 そして精密コンピューター機材を一斉にガレージへとプレゼントしたのだった !
バナー博士が心配していた設備不足など彼方へと完璧に吹き飛び、寂れたガレージが一瞬にして世界最高の「最先端メカニックの聖地」へと美しく生まれ変わる大リフォームが完了したのだった !
ハーレーは最新の機材を前に目を爛々と輝かせ、
「うわあぁぁっ、本物の開発機材だッ! これで何でも作れるぞッ!」
とこれ以上ないほど大喜びしていたのだった
!
トニーは最新の機材に触れて目を爛々と輝かせながら大はしゃぎしているハーレーの姿を見つめながら、静かに言い放ったのだった 。
「──それとハーレー、僕のファンとしてこれからも頼むよ。
君といずれ……この天才の域にまでは流石に到達できないとは思うが、君といつか、これを着て共に立てる日を楽しみにしている」
「──うんっ! ……ねえ、おじさん。それなら、たまに僕もラボに機材を見に来てもいいかな?」
ハーレーが最高の笑顔を浮かべ、お茶目に言葉を返すと、トニーはニヤリと不敵な余裕の最高の笑顔を浮かべたのだった 。
「──勿論、ハーレー。共に作っていこう」
「おじさん! 約束だからね!」
ハーレーが大きく大きく手を振ると、トニーはハーレーの人生を左右する男の約束を重ねたのだった
。
「──君が大きくなったら、スターク・インダストリーズにインターンとして来るか?」
「……っ!」
不意を突かれたように一瞬だけ言葉を失い、それからこれまでにないほど目を爛々と輝かせ、一寸の曇りもない純粋な顔でハーレーは即答したのだった !
「うんっ! 僕、絶対に最高のエンジニアになって、おじさんのところへ行くよッ! インターン、絶対に行くッ!」
ハーレーが最高の笑顔で大きく大きく手を振るなか、ペッパーやハッピーと最高の笑みを交わし合い、トニーたちは不敵にテネシー州のガレージを後にしたのだった。
彼と出会い、固い絆で結ばれたその戦いの果てに、少年の人生へ最高の未来の約束を果たしたトニーは、ペッパー達と観光をしながら帰っていった。
第45話をお読みいただき、ありがとうございました!
これにてアイアンマン3は終わりです。あと1話か2話程で先に述べていた通りキャプテンアメリカ『ウィンター・ソルジャー』へと突入します。
また、まだ作中では大分先の話になりますが、『スパイダーマン:ホームカミング』編を投稿した後に、今回のハーレーを主人公(アイアンマンとしての後継者)とした完全オリジナルストーリー『アイアンマン4』を連載する予定です。どうぞこれからの展開もお楽しみにお待ちいただければ幸いです!