ウルトラマンエターナル 〜神聖時間軸の守護神〜 作:マーベルウルトラ
アベンジャーズが仕掛けた完璧な「負け芝居演技」によって、空へと豪快に大発進していった3機のインサイト・ヘリキャリア── 。
どうぞ最後までお楽しみください!
ワシントンD.C.、シールド公の三飛口(トリスケリオン)の最高格司令室。
トニー・スタークが放つ「残念だったな、ピアース」という不敵な余裕あふれる言葉と同時に、インサイト・ヘリキャリア3機の全制御システムは、最初からの完璧にアベンジャーズの手によって100%完全に制御されていたのだった!
「な、何だと……ッ!? 制御が受け付けない……ッ!」
驚愕のあまり完全にその場で固まるアレクサンダー・ピアース理事の目の前で、ヘリキャリアの巨大な砲口が全自動で世界中のヒドラ残党を完璧に逆ロックオンしたのだった!
「撃て! アベンジャーズを木っ端微塵にしろ!」
狂乱したピアースの叫びと共に、司令室のヒドラ工作員たちが一斉に銃を抜こうと動いたその刹那――!
「――無駄だと言ったろう、ヒドラどもが」
操られているフリの完璧な二重スパイ演技をホールドしていたバッキー・バーンズの瞳に、元の美しい光が爛々と宿ったのだった!
バッキーは服の袖から、トニーとバナーに作りなおされたばかりの、大切な人を絶対防衛するための隠しフック付き最新鋭アームを堂々とお披露目したのだった!
カチッと軽快な音を立てて射出された隠し武器が、銃を構えた工作員たちの武器を一瞬にして完璧に絡め取り、正面から木っ端微塵に粉砕したのだった!
さらに、バッキーはその圧倒的な超パワーのアームを真っ直ぐに突き出し、悪あがきをしようとした黒幕ピアースの胸ぐらをガシッと強固に掴み、そのまま豪快に床へと叩き伏せて完璧に仕留めたのだった!
「が、あぁっ……バーンズ、貴様、洗脳が解けて……ッ!」
「彼奴等と不思議な御守りのお陰でな。ピアース、お前の薄汚い計画は最初から看破されていたぞ」
バッキーが不敵なスマイルを浮かべて言い放つと同時に、ナターシャ・ロマノフの二丁拳銃が火を吹き、クリント・バートンのトリックアローが流麗な残響を放って司令室の残党を正面から一瞬にして無力化・完全降伏へと追い込んでいったのだった!
そしてハルクの力を解放したバナーがアイアンマンやサムと施設を破壊していた。
完全に包囲され、床に叩き伏せられたピアースは、激しい屈辱の残響に塗れながらも、不気味な笑みを浮かべて捨て台詞を吐き散らしたのだった!
「ハ、ハハハ……! だがこれで終わりだと思うなよ、アベンジャーズ! 我々の真の切り札はまだ他にあるのだ!」
その醜い悪あがきを冷徹に見下ろしながら、司令室の影からスマートに歩み出てきたのは、フューリーと帰還したスクラル人のリーダー、タロスだったのだった!
タロスはシールドの表に決して姿を現さぬよう、裏側からコールソン率いる隠密特殊チーム『バス』の精鋭たちと完璧にリンクし、ハブとしての段取りを完璧に確認しながら、これ以上ないほど勝ち気に言い放ったのだった!
「──フッ。ソコヴィアの事か?
それならもう、あの方が壊滅させました。不当な人体実験など、あの方が最も嫌うものですからね」
「な、何だと……ッ!? ソコヴィアの支部が……人体実験の計画が最初からバレていたというのか……ッ!」
タロスの口から告げられた優斗によるソコヴィア支部の崩壊を聞いたピアースは、目を丸くし、絶望のあまり愕然としてその場にヘタり込んでしまったのだった!
タロスからの正確な裏からの共有を受け、特殊航空機『バス』の機内から精鋭たち(メイ、ウォード、フィッツ、シモンズ、スカイ)をこれ以上ないほど温かい最高のスマイルで指揮するフィル・コールソン。
「みんな、タロスが作ってくれた段取り通りだ。シールドの誇りをかけて、ヒドラ駆除を完璧に終わらせよう」
バスチームが影から仕掛けた最新のスターク社製特殊非殺傷EMPがパチチチチッと流麗な残響を放ち、シールド内部のヒドラ工作員たちの武器を一瞬にして完璧に無効化していく!
さらに、タロスが裏から繋いだ「信頼できる本物のシールド職員たち」もこれまでにないほど目を爛々と輝かせながら、不敵な余裕の笑みを浮かべて一斉に加勢したのだった。
「アベンジャーズやフューリー長官、それにコールソン特工たちが最初からすべて看破していたなら百人力だ!」
本物の職員たちの手によって、ヒドラの残党たちは1ミリの抵抗もできず、綺麗さっぱりと一網打尽に全滅させられていったのだった。
「フッ、これでシールド内部の害虫駆除は完了だな」
冷徹な眼光の中に最高の満足の笑みを浮かべたニック・フューリー長官がスマートに言い放ち、スティーブ、バッキー、サムたちはお互い顔を見合わせガッチリと固い男の握手を交わしていたのだった。
そしてヒドラが全滅した、その数時間前の出来事であった。
――遥か東欧の冷徹な地・ソコヴィアの不気味な要塞へと、白銀の光跡となって飛んでいった優斗。
「一応持ってきたけど使うことあるのかな」
そこでは、ヒドラのストラッカー男爵がロキの杖(マインド・ストーン)のコアを使い、過酷な人体実験を開始する準備を進めていたのだった。
その実験施設の冷徹な部屋の奥には、世界を変える力を手に入れるため、そして故郷を奪った爆弾への強い憤怒を胸に、自らの意志でこの実験を強く志願した双子のきょうだい
――ワンダ・マキシモフとピエトロ・マキシモフの二人が、一寸の曇りもない決意の瞳を爛々と輝かせながら、堂々と腰を据えて待機していたのだった。
しかし、この不気味な実験施設では、過酷なマインド・ストーンのエネルギーに耐えきれず、実験によって死んでしまった過去の悲しい被験者たちの怨念が、ドス黒い不穏な残響となって空間をモゾモゾと不気味に揺らしながら這い出てきたのだった!
その異質な怨念の集合体は、冷酷な実験施設の闇に溶け込み、今まさに理性を失った凶暴な異形のモンスターとなって双子たちに襲いかかろうとした、まさにその危機の刹那であったのだった!
ピエトロが驚いてワンダを全力で庇うように勢いよく手を伸ばそうとするその目の前に!
「やめて!ピエトロ!」
ワンダの切迫した叫びが響き渡った、まさにその瞬間だったのだった!
冷徹な鉄格子のすぐ目の前の空間へ、地球の地底のクトーンの気配、そして杖の残響を慎重に追い、ソコヴィアの空を流麗に切り裂いてランディングした光の守護神
――優斗が、最高の加護が宿る白銀の魔術衣を優しく手に持ち、漆黒のジャケットを流麗にたなびかせながら、優しい最高のスマイルを浮かべてついに大現臨を果たしたのだった!
「そんなに悲しい顔をしなくて大丈夫だよ。――ッ君たちの無念は、僕が今ここで全部綺麗に救ってあげるからね」
優斗は穏やかでぬくもりに満ちた声で呟くと、どこまでも優しい笑みを浮かべながら、襲いかかってきた実験体たちの怨念の集合体に向けて、癒やしの光(フル・ムーンエタニティ)をパチパチと流麗に放ちながら堂々と正面から立ち向かったのだった!
優斗が差し出したその手から溢れ出るこれ以上ないほど温かい癒やしのエネルギーが、襲いかかる異形のモンスターを優しく包み込み、その狂気と怨念を一瞬にして完璧に調和していったのだった!
実験の犠牲になってしまった過去の被験者たちの魂は、苦痛のノイズを1ミリも残さず、優斗のぬくもりに満ちた光によって元の美しい気高き魂の姿へと昇華され、これ以上ないほど幸せな顔で美しく昇天していったのだった。
世界を変えようと自らの意志で運命に立ち向かおうとしていた双子の気高き決意を、宇宙創生の全能のぬくもりで肯定するように、優斗はその純粋な瞳を優しく爛々と輝かせて、鉄格子の奥のワンダとピエトロを真っ直ぐに見つめるのだった。
地球の不滅の包囲網によるピアース達ヒドラの完全粉砕、そしてソコヴィアの実験施設の前に現れた優斗による、実験体たちの救済の始まり。
第51話をお読みいただき、ありがとうございました!
バッキーがピアースを豪快に床へ叩き伏せ、タロスが裏から繋いだコールソン率いる『バス』精鋭チームと共にシールド内のヒドラを1ミリの抵抗も許さず綺麗さっぱり一網打尽にするお話でした。数話ソコヴィアになると思います。
どうぞこれからも色々とお楽しみにお待ちいただければ幸いです!