ザ•アメイジング•デジタルサーカス : 再開 作:混沌 鎮魂歌
ポムニはケインに、ガンミグーがいる場所を希望した。
ケインが開いたゲートを通ると、彼に初めて出会ったキャンディーキャニオン王国のような、お菓子の国についた。
ポムニがしばらく歩き、城下町のような場所までつくと、ガンミグーがいた。彼は買い物をしていた。
店の店員に礼を言い、去っていく彼の姿をみて、ポムニはいつの間にかガンミグーの方に歩いて行った。
人混みの中を搔き分け、他の人とぶつかっても構わず、ポムニはガンミグーのいる場所に向かった。
ガンミグーは、こっちに気づいたのか、急に近くの噴水で立ち止まっていた。
人混みからなんとかでたポムニは、ガンミグーのすぐ近くまで歩き、あることを思った
(彼は、ガンミグーは、私のことを覚えているだろうか…)
NPCは、別の冒険に行っても稀に会えることがあるが、プレイヤーのことは忘れてしまう。
実際、ポムニはハンバーガー屋で働くという冒険でガンミグーがその客としてでできたが、ポムニのことを知らないようだった。
そう思っていると、ポムニに背を向けたままだったガンミグーが急にポムニに問いかけた。
「お前、ポムニか?」
ポムニは驚いた。まさか自分のことを覚えているなんて
「そうよガンミグー!また出会えて嬉しいわ!」
「ところで、なんで私のことを知っているの?」
「それが自分でも分からないんだ」
「自分の名前と、相棒のチャドとマックスの名前、そして君の名前だけだ」
「君の事も、記憶が曖昧なんだ」
「そうだったのね」ポムニは下を向いて言った。
おそらく、ケインがポムニを喜ばせようと思って、善意でガンミグーの記憶を設定したのだろう。
しかし、仮にもケインはAIである。NPCの記憶を設定することにも限界があった。
その結果、ポムニを落ち込ませてしまった。
「すまねえな、ポムニ」
「ううん、大丈夫よ」
「おーいボス、ここにいたんですねー」
ガンミグーの後ろから声が聞こえた
ガンミグーの相棒、チャドとマックスだ。
「ん?そいつ誰ですか、ボス?」
ポムニを指差して、二人が言った。
「ああ、こいつは俺の知り合いみてえなもんだ」
「ごめん、ガンミグー、私、もう行くわね」
「ああ、じゃあなポムニ」
ポムニはガンミグーに背を向けて、来た道を引き返し始めた。
「変な奴っすね、アイツ」
チャドがそういう言った声が聞こえた。
「そんなことよりボス、店にめっちゃ面白いもんが売ってあったんすよ!一緒に行きましょう!」
マックスが言った。
ポムニは二人の声が聞こえると、だんだん早足になっていった。
「ああ、そうなのか、じゃあ行くか」
ガンミグーはポムニになにか言いたげだったが、言う前に彼女は彼の前から消えた。
ポムニはケインが開いたポータルの前までつき、くぐった。
サーカスに戻ると、ケインが待っていた
「おや、ポムニ、冒険はもうよくなったのかい?」
「ああ、その、えっと…」
ポムニはガンミグーのことを言おうとしたが、言葉に詰まった
「次は、ジャックスに会える冒険がいいなぁなんて…」
ポムニは思わずそう言ってごまかした。
「ああ、そうなんだね、じゃあ行ってらっしゃい」
ケインはポータルを開いた。
「ありがとう」
それだけ言って、ポムニはポータルをくぐった。
なぜあの時ガンミグーのことを言わなかったのかと後悔しながら、ポムニは歩き始めた。
山のようなとこまで歩くと、聞きなれた声が聞こえた。
「おーいポムニー、こっちまで来いよー、まぁ来れるならの話だけど」
間違いない、この声は…
「すぐ行くわー、だから待っててー」
「ジャックス…」
第2話、無事に書けましたー!
3日ぐらいかけて書いたので、めっちゃ疲れましたー
プロローグの時点で50PV行ってめっちゃ嬉しいです!
でももう少し東方も伸びて欲しいー!
ではまた次回をお楽しみに~!コメントもお願いします!