沈黙の魔女 ――数式が指した、ひとつの影:バーニー転生者の平穏なモブ戦略 作:イッチニッチ
「……それは、一見すれば確かに矛盾していますよね」
バーニーは、突きつけられたルイスの鋭い指摘を否定せず、むしろ納得したように深く頷いた。ここで下手に「実はまだ余力がありました」などと言えば、自分の能力(ステータス)が国家最高水準だと認めるようなものだ。
バーニーは少しだけ視線を落とし、自身の両手を見つめながら、少しでも自身の基礎スペックを低く過小評価させるための、最後の往生際の悪い悪あがき(屁理屈)を口にした。
「答えは単純ですよ、ルイス様。僕があの術式の構築に必要な魔力も、魔力操作も、複雑な演算も、何一つ自分だけの力でやっていないからです」
「なんだと……?」
「通常の精霊魔術は、魔術師が主導権を握り、自分の魔力で回路を構成し、精霊に命令を下して現象を起こします。だから魔術師自身のスペックが限界値になる。でも、僕がやったのは真逆です。僕はただ、エルディオーラに繋がるための『道』を自分の細い魔力で一本繋いで、あとは『こういう結果にしてほしい』とお願いしただけなんです。そうしたら、召喚に必要な魔力の大半をエルディオーラ自身が負担してくれて、暴走を防ぐ極限の魔力操作も、ピンポイントで識別する複雑な超高速演算も、全部あっちが積極的に補助してくれたんですよ」
バーニーはこれ見よがしに肩をすくめ、いかにも「僕はただの便乗犯です」と言いたげな覇気のないトーンを徹底した。
「つまり、僕はただの呼び出し役に過ぎません。精霊王の破格の協力があったからこそ、本来の自分の能力では絶対に不可能な顕現が、偶然形になっただけなんです。僕自身の魔力量や演算能力なんて、本当に優秀な魔術師レベルで空っぽですからね」
――よし、完璧だ。これで俺自身のスペックは『大したことない、ただの精霊へのおねだり上手』として処理されるはず。
冷や汗を拭いながら内心でガッツポーズを突き上げるバーニーだったが、彼の必死な過小評価の言い訳は、目の前にいる化物たちには完全に真逆の、より最悪な恐怖の事実として突き刺さっていた。
「……く、ふふ。あはははは! なるほどねぇ……! いや、本当に、どこまで僕を楽しませてくれるんだい、ジョーンズ君……っ!」
ルイス・ミラーは、割れた眼鏡の奥の瞳を、モニカと同等、あるいはそれ以上にギラギラとした異様な歓喜に爛々と輝かせた。
魔力不足を補うために、神格である精霊王自身にリソースを負担させ、演算まで自発的に補助させる。そんな魔術理論の根底をひっくり返すような異常な術式を成立させた少年への知的好奇心が、狂暴なまでに一層強まっていく。正面から蹂躙するよりも、この底の知れない最高の玩具を、自分の古巣の第二魔術兵団の最前線へ引きずり回したくてたまらない。
「あら、ぁ……本当に、とんでもないバケモノねぇ……」
メアリー・ハーヴェイは、ぐったりと手すりに寄りかかったまま、冷や汗を流して頭を悩ませていた。
バーニーが必死に弁明すればするほど、国家の安全保障に関わる「未知の危険性」が白日の下に露呈していく。精霊王にすべてを委ねるなど、精霊王が『術者に対して完全に好意的で、寸分の狂いもなく意図を汲み取ってくれる』という異常な絶対の信頼関係がなければ一瞬で精神が消滅する。思想に野心はなくても、世界の均衡すら一人で崩しかねない爆弾を、今後どのように扱うべきか、彼女の占星術師の脳内は最悪のシナリオの演算で完全に破綻しかけていた。
「ハッ……! 面白いことを抜かしやがるな、クソガキ」
ギディオン・ラザフォードは、踏み潰したパイプの残骸を睨みつけながら、これまでにないほど強烈な警戒心を抱きつつも、その獰猛な唇に狂った笑みを刻み込んでいた。
過不足なく凡庸を演じていたと思えば、今度は世界に類を見ない『精霊王との共生者』。ギディオンにとって、バーニーは今まで見たことのない最も興味深い最高級の研究対象へと昇格していた。王都の連中に渡すなど絶対に御免被る。己の目の黒いうちに、このクソガキの脳みそがちぎれるまで徹底的に研究室で引きずり回してやるための、凶悪な研究計画が彼の頭の中で音を立てて組み立てられ始めていく。
三人がそれぞれ異なる狂気的な関心や不穏な思惑を抱くなかで、ただ一人――モニカ・エヴァレットだけは、純粋な、底なしの恍惚にその身を委ねていた。
「……すごい……すごい、バーニー……っ!!」
モニカの喉から、震えるような吐息が漏れた。
彼女にとって、バーニーが強大な魔術を使えるかどうかなど、実はどうでもよかったのだ。重要なのは、人間に牙を剥くはずの世界の常識を超えた精霊王と直接対話し、その心を完璧に通わせ、魔力操作や演算まで自発的に補助させるほど、彼が「世界でたった一人の、特別で温かい存在」であるという事実そのものだった。
「やっぱり、バーニーは……わたしの、特別な人……っ」
頬を薔薇色に染め、完全に脳を焼かれたような恍惚とした表情で呟く天才少女。彼女の瞳の奥で爛々と輝く冷徹な超解析の光は、今や、バーニーを世界のどこにも逃がさないための、これまでとは比較にならないほど深く危険な『独占の檻』へと書き換わっていた。
ルイス、メアリー、ギディオンの三人は、バーニーが必死に自分の能力を隠そうとし、必死に自分を「ただの凡庸」へ過小評価させようと説明を重ねている意図を完全に察していた。
しかし、彼が必死に足掻けば足掻くほど、精霊王との異例すぎる協力関係をはじめとする、既存の魔術理論では絶対に測れない特異性とバケモノっぷりが、狂った精度で露呈していく。
バーニー本人は、ただただミネルヴァの研究室に引きこもり、便利な雑用係として、誰にも見つからずに目立たず平穏に暮らすことだけを心の底から望んでいる。
だが、そのささやかな平凡な希望の願いとは裏腹に、国家最高峰の怪物たちは、彼を世界の理そのものを裏から統率する【最凶の要警戒対象(モンスター)】として、公式の最深部に消えない記憶で、ガッチリとピンポイントにロックオンするのだった。
「……あー、もう、本当に何なんだよこれ。頼むから全員、今すぐ俺の存在を記憶から抹消してくれよ……っ」
真っ赤な顔で自分を凝視するモニカの視線から全力で目を背けながら、バーニーは心の中で天を仰ぎ、完全に出口の消滅した平穏な日々の終焉に、血を吐くような絶望のツッコミを夜の静寂の中に虚しく溶け込ませるのだった。
数時間がたち張り詰めた夜の空気が少しずつ弛緩していく。
気絶していた組合の関係者たちは、魔力の急激な枯渇による一時的な気絶から、幽霊のように一人、また一人と意識を取り戻しつつあった。当然、その場は「一体何が起きたのか」という大混乱に包まれることになる。
「……さて。諸々の片付けや、彼らへの状況説明は僕とギディオン先生で適当に帳尻を合わせておくよ、ジョーンズ君。これでも、事後処理に関しては兵団長時代にそれなりに場数を踏んでいるからね」
泥まみれの軍服を手雑にはたきながら、ルイスがいつものお芝居じみた、しかし今回はどこか本物の親愛と不穏な期待を孕んだ笑みを浮かべて言った。関係者たちが完全に覚醒してこちらに詰め寄ってくる前に、この異常な模擬戦はいったん解散という形で幕を閉じる。
バーニーは安堵の息を漏らしながらも、すれ違いざま、ぐったりと手すりに腰掛けている〈星詠みの魔女〉メアリー・ハーヴェイへと歩み寄った。
「メアリー様。……それで、一応の確認なのですが。今回の模擬戦を経て、僕に付けられているあの合法的な不審者……いえ、国の監視役は、本当に解除していただけるのですね?」
バーニーの覇気のないトーンでの確認に、メアリーは額に冷たい手を当てたまま、瞳を僅かに細めた。
「あらぁ……。本音を言えばねぇ、バーニーちゃん。こんな王国の安全保障を根底からひっくり返しかねない爆弾(バケモノ)、今すぐ監視を十倍に増やしてでも四六時中見張っておきたいのが本音なのよぉ」
メアリーは深くため息をつき、それから降参したように苦笑した。
「でもぉ、あたしは約束を破る大人は嫌いなのよねぇ。今回の模擬戦で、あなたは逃げずに正面からルイスちゃんと戦って、その上で『闇の精霊王エルディオーラを無害に御してみせる』っていう、これ以上ないほど圧倒的な安全装置としての全力を示してくれたわぁ。……ええ、認めるわよ。約束通り、あなたに付けていた監視は明朝を以てすべて解除してあげるわぁ」
「……感謝します」
バーニーは内心で、ようやくストーカー(公認)のいない平穏な夜が戻ってくることに特大のガッツポーズを突き上げた。だが、彼の脳細胞はそこで思考を止めない。この機会を逃せば、二度と彼女と対等に、かつ秘密裏に交渉できる機会はない。
「メアリー様。……実は、他の方々にはあまり聞かれたくない、少し個人的な『確認』がありまして。よろしければ、今ここで二人きりでお話しさせていただけないでしょうか」
バーニーの予想外の申し出に、メアリーは驚いたように目を瞬かせた。
当然、その言葉をすぐ近くで聞いていたモニカの身体がピキリと反応する。
「あ、う……ば、バーニー……? わたしも、いき、ます……。バーニーの隣から、一歩も、はなれ……」
瞬時に目をギラつかせ、二十四時間密着監視(ストーキング)の妄想を再点火させようとする天才少女。バーニーは冷や汗を流しながらも、熟練の介護士のような手雑さで彼女の肩をそっと押し留め、演習場の奥を顎で指し示した。
「ダメだ、モニカ。お前はあっちで、ルイスさんとギディオン教授から『さっきの模擬戦の分析と、今後の共同研究室の予算運用の内訳』について、細かく話を聞いてこい。これからの七賢人としての重要な仕事だぞ」
「共同、研究室……! 予算、の、けいさん……っ!」
有能な兄弟子と獰猛な化物のセット。いつもなら恐怖で白目を剥く組み合わせだが、現在のモニカは「バーニーとの共同研究室」という言葉に脳を焼かれている。
「……わかり、ました……っ! バーニーとの、お部屋のため、なら……わたし、なんでも、計算、します……っ!」
モニカは名残惜しそうに何度もバーニーを振り返りながらも、爛々とした超解析の光を宿したまま、ルイスたちのいる方向へとタタタと駆けていった。
バーニーは、モニカが完全にルイスとギディオンの会話に捕まり、十分な距離が離れたことを視線で特定すると、改めてメアリーへと向き直った。
夜の演習場の片隅、二人の空間に静寂が降りる。メアリーはふぅ、と長い息を吐きながら、困ったように首を傾げた。
「それでぇ、バーニーちゃん。わざわざモニカちゃんを引き離してまで、一体何の爆弾を投下するつもりかしらぁ? あたしねぇ、今日の模擬戦だけでもう一生分の驚きを味わった気分だからぁ、これ以上新しい頭痛の種を抱えるのは本当に勘弁してほしいんだけどぉ」
彼女の明確な警戒。しかし、バーニーはそんな最高幹部の威圧を気にする様子もなく、いつもの覇気のない、どこまでも平坦な口調で、スッと本質を切り出した。
「メアリー様は――僕の『星詠み』が、できないんじゃないですか?」
「――」
その瞬間、メアリーの眼鏡の奥の瞳から、おっとりとしたお姉さんの色彩が完全に消え失せた。張り詰めた夜の空気が、彼女の一瞬の硬直によって鋭く凍りつく。
メアリーは静かに息を整えると、感情の読めない声音で問い返した。
「……あらぁ。ずいぶんと面白いことを言うのねぇ。どうしてそう思ったのかぁ、その可愛い屁理屈の根拠を聞かせてもらえるかしらぁ?」
「答えは単純ですよ。僕にあのプロの監視役を執拗に付け続けていたこと自体が、何よりの動かぬ証拠だからです」
バーニーは冷徹なまでの事を組み立てるように、淡々と論理を並べ立てた。
「もしもメアリー様の誇る『星詠み』によって、僕の未来の動向や、将来何をやらかすかという運命が正確に見通せているのなら……わざわざ組合の貴重な人員を割いて、僕個人の身辺を物理的に監視する必要なんてどこにも無いはずです。あらかじめ視えている未来のチェックポイントだけを、裏で確認すれば済む話ですからね。にもかかわらず、手厚い包囲網を敷いて僕を直接見張らせていた。それはつまり、星詠みという国家最高峰の予言の網を以てしても、僕の動向だけは『直接目で見て確認しなければ、次に何をするか分からない未知数』だったからでしょう?」
「ふふ、なるほどねぇ……。でもぉ、その監視を命令したのはあたしじゃなくてぇ、魔術師組合の頭の硬い形式主義の重鎮たちから指示されたからかもしれないわよぉ?」
メアリーはなおも試すように言い返したが、バーニーはその退路を瞬時に塞いだ。
「それもあり得ません。先日の密談で、メアリー様はあの監視役の配置について『あたし自身の裁量でどうこうできる範囲のものだ』とはっきり仰いました。もしもあの監視に組合の上層部が深く関与しているのなら、組織のしがらみ上、あなたはさっき僕に対して『明朝を以てすべて解除してあげる』なんて即答できなかったはずです」
バーニーは一歩、メアリーへと近づき、無表情のまま核心を突き刺した。
「おまけに、今日の模擬戦で起きた『精霊王の門なき顕現』という常識外れの大事件をそのまま正直に組合へ報告すれば、それこそ監視を解除するどころか、国を挙げた大騒ぎになります。それでもあなたが独断で解除を決め、事後処理をルイスさんたちに任せた。……この一連の動きを主導し、僕の実力を測るために網を張っていたのは、他の誰でもない、メアリー様――あなた自身の意志だ」
完璧に外堀を埋められた議長役の女傑は、しばらくの間、真っ暗な演習場のなかで沈黙した。やがて、彼女はくすくすと、今度は心底降参したように喉を鳴らした。
「あはは……本当に、可愛くない子ねぇ、あなた。……ええ、その通りよぉ、バーニーちゃん。あなたの言う通り、あたしの星詠みはね、あなたの未来を綺麗に弾き出しちゃってくれるのよぉ」
メアリーは手すりから背を離し、夜空に浮かぶ星々を静かに見上げた。
「星詠みがまったく機能しないわけじゃないのよぉ。あなたの数日後の予定だとか、明日の行動だとか、そういう近い未来の『星の並び』は微かに読めるわぁ。……でもねぇ、不思議なことに、あなたの『かなり先の未来』……例えば、この国が数年後に迎えるかもしれない大きな危機の局面において、あなたがどこで、何をしているのかという星の軌道が、完全に霧がかかったみたいに真っ白に消えてしまうの。……まるで、この世界の運命の中に、最初から存在していない『空白の異物』を見つめているみたいにねぇ」
メアリーはバーニーへと視線を戻し、寂しげに微笑んだ。
「だから、怖かったのよぉ。思想調査であなたの無害さが証明されても、星詠みが視ないその先の未来で、あなたがどのような存在になるのかが誰にも予測できない。だからこそ、あたしの個人的な裁量で、あなたの実力の底を測るために監視を続けさせてもらったの。……これで満足かしらぁ?」
「……ええ。お手を煩わせてすみませんでした」
バーニーは淡々と答えたが、内心では(やっぱりな……)と強烈に納得していた。
未来が視えない要因。それは間違いなく、自分がこの世界の「原作知識(プロット)」という前世の記憶を持った転生者だからだ。本来の歴史にない行動を、自分の行動によって書き換え、続けている。世界線そのものを歪ませている異分子なのだから、この世界の星の運行に彼の未来が刻まれているはずがなかった。
(まあ、原因が転生のせいなのか、それともエルディオーラに妙に気に入られているせいなのかは、俺にも分からんがな……)
思考のスイッチを切り替え、バーニーは最も現実的な、そして一番面倒な実務の質問を口にした。
「事情は分かりました。……それで、メアリー様。実力を測り終えたのは結構ですが、組合の重鎮たちには、今日のこの大惨事をどうやって言い訳するつもりですか? 自分で言うのも何ですが、闇の精霊王の力で組合の職員をまとめて白目を剥かせたんです。これをごまかすのは、流石の七賢人の議長役でも骨が折れるでしょう」
バーニーの真っ当な心配。しかし、メアリーはとびきり爽やかな、けれど最高に邪悪な大天才の笑顔を浮かべて、さらりと言ってのけた。
「あらぁ、そんなの簡単よぉ。あそこに倒れている組合の職員たちの記憶をね、精神干渉魔術でちょいと弄ってぇ、――『ルイスちゃんの多層結界の実験中に、過剰な魔力共鳴が起きて全員が巻き込まれて気絶した』って、綺麗な偽物の記憶に書き換えてあげるだけだものぉ」
「――」
バーニーは、一瞬にして脳内の全ての機能を停止させた。
精神干渉魔術による、国家公務員の記憶の直接改ざん。おっとりとしたお姉さんの口調の裏で行われようとしている、最高峰の七賢人による完全な犯罪行為(隠蔽工作)。
「……。よし、僕は今、何も聞いていません。何も見ていません。それでは、明朝の監視解除、よろしくお願いいたします。おやすみなさい」
バーニーは血の気が引いていくのを堪えながら、回れ右をして脱兎のごとくその場を去ろうとした。平穏な日常を守るため、これ以上の国家機密(闇)に足を突っ込むわけにはいかない。
だが、その不格好な逃亡は、背後から伸びてきた細い手によって、一瞬にして阻まれた。
パシッ。
「待ちなさいな、バーニーちゃん」
メアリーの手が、バーニーの肩をがしっと、驚くほどの正確さと逃がさないという確固たる強さで掴み取った。
「それなりの人数の改竄をしないといけないのよ?当然、貴方にも手伝ってもらうわよぉ」
「……っ! いや、なんで僕が国家公務員の記憶を弄る重犯罪に協力しなきゃいけないんですか!? 僕はただの一般学生ですよ!?」
バーニーは冷や汗を滝のように流しながら、必死の形相で肩を振り払おうとした。しかし、メアリーは目を三日月のように細め、くすくすと楽しそうに笑った。
「ふふ、冗談よぉ。そんなに怯えなくても、ちゃんと対策を考えてあるから問題ないのよぉ」
「……。笑えない、ですよ。本当に、冗談なのかどうかの判断が全くつかないから勘弁してください……」
バーニーは胃の辺りを強烈な痛みが襲うのを必死に堪え、がっくりと肩を落とした。
しばらく原作なろう読むため休みます。