とある男の不幸な事故   作:サクラ君

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とうとう動き出す主人公、

脱出を図るディーダ達の運命は!?

ではどうぞ…


第8話 決死の脱出

 

「みんな聞いてくれ!俺は今ここから脱出しようと思う!!」

 

俺が言ったことにみんなどうして?という顔をしている。そういう反応は慣れていた。

 

「アタシもそれがいいと思う」

 

ミランが同意。これには俺も少し驚いた。男が言うならともかく女の子がそういっているのだから…

 

「どうして………」

 

ふとそう言う言葉をつぶやいてしまった。これは不覚だ。

 

「そんなの決まってるじゃない。ここはさっきみたいな化け物が入り込むかもしれないか、もっと安全な場所を見つけたほうがいいわ。それにここじゃいつ救助が来るか分からないじゃない?」

 

「確かにそうだな……でもこっちはけが人がいるよ?」

 

「確かにな…それよりも」

 

と言ったところで不意に俺の昔から使っていた相棒のディバイス。

名前はシルバーロードがビビビと反応した。

これは魔力反応だ。

 

「ちょっと待ってくれ……この魔力は…転送ポータルの魔力?しかしどうして?」

 

確かにおかしい。

転送ポータルは全て使えなくなっていたはず……まさかまだ使えるのがあったのか?

しかもこの反応は結構近くにある。

病院内の死体安置所だ。

 

「どうやら言ってみるしかないようだな。俺はこの転送ポータルがある場所に行ってみる。一緒にいくものはいるか?」

 

そうしたらみんな同意した。

ここにいても仕方ないのだろう。

いつ襲われるか分からない中こんなところにいては全員が死ぬのは確実。

ならかけてみるのもいい。あのおっさんとの約束を果たすまでは………

ティア……俺必ずティアの誕生日までは…ティアのために生き残って見せる!

 

「じゃあ出発は明日だ。今は休んでおけ!」

 

そうだティアを守るために俺自身を守るためにそして……子供たちを護る為に戦って勝ってやる!!脱出して。

 

 

翌朝

 

 

ショッピングモールないの屋上から窓の下を見るとやはり奴らはいた。しかし前と違ったのはそのやつらと同じようにで買い化け物やら俺達を襲った化け物がいたのだ。

これは早急に脱出しなければやられる……壊されると思いみんなを集めた。

 

「おい。顔色が悪いぞ?大丈夫か?」

 

俺はセイに訪ねた。どうやら昨日の傷がまだ痛むようだ。

 

「はい。大丈夫です。」

 

そう答えたのだった。

しかし俺はこの時気づくべきだったかもしれない。その傷の意味に……

 

「よし。これより脱出を始める。さっき調べたところによると裏口にはやつらの気配はなかった。だから奴らが来る前に裏口から脱出。その後に中央病院に向かう。準備はいいか?」

 

「「「「「はい」」」」」

 

「いい返事だ。行くぞ!!」

 

そういって突撃した。案の定裏口には何もいなく、そのままスムーズに行くかと思われた。

だが……

そううまくいくほど世界はできてない。

ふと何かの足音に気がついた俺はみんなに避難指示を出し、迎え撃った。

そこにいたのは……

人間の姿をしているがやつらではなく、もっと恐ろしい奴だった。俺はディバイスを構え、撃つ。しかしそれを簡単によけ、こちらに向かってくる。

どうやら反射神経は人の数倍はあるらしい。普通は至近距離からの攻撃をよけれるほうが奇跡だ。それを簡単によけたということは…

一瞬不意に嫌な光景が浮かんだ。しかしそれをもみ消して再び攻撃する。

 

「くそっ!このままじゃ当たらない。誰か援護してくれ!!」

 

俺は不甲斐なく子供達に頼ることに、そしてセイントとレオンが名乗り出てくれた。

 

「ディーダさん。俺がヤツを少しひきつけます。合図を送ったら撃ってください。」

 

セイントがそう言ってきた。俺は普通なら反対するだろうがセイントの目には強い光が見えた。だから信用することにした。

ドンドンドン

 

「こっちだ化物!!」

 

すると奴は向きを変えてセイントに襲いかかってきた。それをがセイント避ける。そして逃げまた避けるの繰り返し、そしてしばらくが経ち

 

「今です!!!」

 

合図が来た。その瞬間俺とレオンは一気に撃つ。一つの魔力弾が幸運なことに頭に当たりそいつは死んだ。しかしまだ安心はできない。

 

「今ので結構音が出た。皆、急ぐぞ。」

 

そういい俺達は再び目的地を目指した。目的地までの道のりは結構なものだった。

 

まずおかしなことに病院に近づく度に奴らの数が増えている。

 

これはどう見てもおかしな話だ。そして俺は不意にあることを思った。

 

――――――もしかして俺達以外にも生存者がいる?――――

 

でもそれだとしたらおかしい。

 

何故病院内にいるのに転送ポータルへ向かわない?そう考えられる。

 

さらに二つの案が浮かんできた。

 

一つ目は出られない状況にある。

 

それはどこかの一室に立てこもっていて外には奴らがうじゃうじゃいる。

この場合は俺は助けることができない。

 

そして二つ目は、この状況を作り出した犯人。

犯人だったら逃げない理由もあるだろう。しかしこの二つ目の案はまだ予想でしかない。

 

この世界にそれほどの技術力はないのだから。

多分どこを探してもないだろう。なので俺はこの案は却下する方針で行った。

まず第一優先は子供たちの脱出経路を確保。そしてティアに誕生日プレゼントを送る事だ。それを胸に刻み込み進んでいるといつの間にか病院前だった。

 

「……着きましたね…」

 

「……ああ…」

 

「なんでしょうね?あれ?」

 

「俺に聞くなよ。本当にどうしよう」

 

なんの会話をしているのかというと病院前には大きな姿をしたばけもの5対とさっき戦った人間サイズの化物3体、そしてドウ君を殺した緑色の化物2体が待ち構えていた。この光景は絶望だ。しかし幸いなことに奴らの気配はない。この化け物たちが関係しているのだろう。

 

「転送ポータルの場所は分かるか?」

 

子供達にそう聞くと、

 

「私、わかるわ!!」

 

とサエさんが答えてくれた。でも入ろうとするにはまず奴らをひきつけないといけない。

 

どうするか……と思ったところでセイの様子がおかしいことに気がついた。俺はまさかと思い、セイントを突き飛ばした。

 

「ぐっ!」

 

その瞬間手を噛まれた。忘れてた!!確かあの管理局の人はかまれたら感染するといっていた。だが、俺たちはそれどころではなく忘れていた。そして何より管理局内世界に行けば治療薬などがあると信じていた。だが、それは常識的に考えて不可能だ。ある日、突拍子も無く現れたこのウイルスに、治療薬なんてすぐには用意できない。それに転送ポータルをふさぐぐらいだ。普通ならありえない。だが、それでも信じた俺が助かると信じた俺が馬鹿だったのか?

 

「ティーダさん!!」

 

駆け寄るセイント。俺はセイだった奴にトドメを差し、大丈夫だといった。まさかとは思ったがあの化け物に傷を負うと発症は遅いがやつらと同じになるらしい。だけどかまれた程度で他のかまれていない子を巻き込むわけには行かない。それに……俺と違ってこの子たちには未来がある。だから俺ができることは…

 

「俺はもうダメだ。俺がひきつける。その間に転送ポータルへ向かってくれ!!」

そう囮になることだ。奴らの気さえ引ければ、この子達を脱出させる機会はある。

 

「駄目です。皆で帰るんです!!」

 

「しかし・・・・・・・・」

 

そのとき、何かの気配がした。誰かに見られているような気配が。しかし、気のせいだろう。

さらに考える事数秒。俺はある案を思いついた。それは……といったところでみんなに作戦を話し、準備を始めた。

 

 

主人公side

 

 

「ん~!よく寝たぁ~。あれ?ここは?」

 

俺は寝る前に何があったのかを覚えておらず、ジェルに尋ねた。

 

『お~い。ジェル~』

 

『どうしたんですか?マスター?』

 

『ここどこだが分かるか?』

 

『下を見てみたらどうでしょう?』

 

『した?』

 

そして俺は下を見た。どうやらここはどこかの屋上らしい。下を見ると辺りは化物やら化物やら化物やらまあとにかく化け物が多かった。

 

『どうやらここにいた人達はあの化物たちにほぼ壊滅させられたようですね』

 

「壊滅って。だいたい何人ぐらいいたんだ?」

 

『だいたいですね……地球と同じ人口ぐらいですかね。ちなみに後数人生き残っている人達がいましたよ』

 

「へぇ~。それって治す事できないの?俺の力使って?」

 

『できますが……頭が一瞬のうちに死滅して首なし人間となってしまいますが?』

 

「なら使うの止めよう。どうせ人間いつかは死ぬんだし。」

 

『そうですね。死んだあとも歩けるって幸福だと思いますよ』

 

「そうだよな!まあいいや。さっさと別の世界に飛ばしてくれ。」

 

『わかりました。さっさといきましょう。』

 

そういい残すと俺達はこの場から消えた。この光景を目撃していた子供達がいたことを知らずに。

sideout

 

「準備はいいか!」

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

そういうと作戦を開始した。この作戦は誘導作戦だ。まず大きな音を発する物で相手をおびき寄せる。いい具合におびき寄せた所で病院内に侵入。

そして転走ポータルのところに行き脱出といった具合だ。結果からいうと作戦はうまくいった。大半は引き寄せられ違う方向に向かった。俺達はその間に侵入を成功し、転送ポータルがある屋上へと向かった。だが、何かの拍子に音が出てしまったのだ。その音に引きつけらた奴ら&化物は

こちらに向かって来る。俺達は全速力で上の階に向かった。

 

「早くいけ!!ここは俺が持ち堪える。さあ!!」

 

そういい俺はクロスミラージュを手に取り、緑色の化物に向かって射撃。緑色の化け物は倒せたが次々と上がってくる

 

「まだか!!」

 

「もう少しです!!」

 

そういって俺は後退しながら射撃していった。俺が屋上につくとみんなは何かを見たような顔をしていた。どうしたのだろう?

とりあえず転送ポータルを起動し、そこに子供たちを集めた。

次の瞬間だった。ドカン!!

いきなりドアが破られた。そこには大きな化け物がこちらを見ている。

 

「早く乗れ。それとこれをティアナという子に渡してほしい。それとこのディバイスも…」

 

俺は手に持っていたぬいぐるみとクロスミラージュをセイントに渡した。

 

「え?何を言ってるんですか?」

 

少年達はまだ分かっていないらしい

 

「俺はいけない。俺はもう無理だ。だからお前らが行くまでの時間は稼いでやるよ。」

 

「そんな!!病院に行けば治ります!!」

 

最後まで俺のことを心配してくれるのか……優しいな君達は。……だから………

俺は…………こいつらの未来を護る為に……

 

「大丈夫だよ。俺はこの程度じゃ死なない。もうそろそろだな。さよならだ。じゃあな」

 

「そ、そんn!!!」

 

光に包まれ少年たちは消えていった。さて、これが一世一代の俺の最後の勝負となるだろう。俺は勝つ。絶対に……

俺はでかい化け物に向い引き金を引いた。

 




直「よし!久しぶりのあとがきだ」

ジェ「そうですね。それにしてもマスターが寝ている時間は暇でしたね。なんか化け物まで出てきましたし。」

直「なあ?あの化け物ってバイオな化け物に見えたけど?」

ジェ「ハッハッハ。そんなわけないですよ。あれは別の作品ですよ?私達が出ている魔法少女の世界にそんなことをあったら怖いじゃないですか。」

直「確かにな。それは怖い。だけどクローン居るんだし、居るんじゃない?」

ジェ「確かにいるかもしれませんね」

直「だろ?」

ジェ「ええ。」

直「続きが気になるが次回予告と行くか。」

ジェ「そうですね。作者。よろしくお願いします」

了解!

では次回は
「一人残ったティーダランスター。立ち向かうのは巨大な化け物だった。
  そして守られた子供たちの運命は?」
次回出会いましょう!!
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