プロローグ「なんの光ィ!?」
今日も今日とて楽しいエリデンのお時間だ
まずは棒読みちゃんを立ち上げてEDDItoTranslatorを起動、トークロイドをセットしてEDDIで締めだ
X56とフットペダルをPCに接続すれば準備は完了
Elite:Dangerous起動して天の川銀河の大冒険へ出発だ!
……といっても今日はただの暇つぶし目的の金策なんだけどね
お、パラジウムやっすぅい! 買いだ買い!
EDSMを開いて買ったパラジウムが高く売れそうな場所を調べる
おー、8ジャンプ先かな? おっしゃ、ヨルムンガンド発艦!
艦を惑星からの離脱方向に向けてブーストを炊く
マスロック解除! FSD起動!
『フレームシフトドライブ起動……5、4、3、2、1、エンゲージ。スーパークルーズに移行します』
エニシさんのコールの通りヨルムンガンドは超光速航行に移行する。たった279m/s(それでもマッハ1近く出てるけど)しか出てなかった速度が1Mm/sというとんでもない速度になる
惑星の重力から離れるとぐんぐん加速していく
ギャラクシーマップを起動して航路を設定する。バブル中央での輸送だからそこまで稼げないけど、確実に利益は出る
おっと、次のジャンプ星系は丁度惑星の裏側かぁ……めんどいけど
惑星の裏側に回ってFSDを起動する
『ジャンプします』
ワームホールを形成しヨルムンガンドがそこに突入する
黒とも緑ともなんとも言えない空間を突き進む
ワッザ!? 艦が揺れる!?
『警告! ハイパーインターディクトを受けています! サーゴイドとの戦闘に備えてください!』
ウッソだろおい!? サーゴイド戦争に勝って大規模襲撃は無くなったはずだろ!
いや、それ以前にバブル(人類圏)外縁でハイパーディクトされるならわかるけどど真ん中だぞ!
おい、ちょ、画面が光りだして
「なんの光ィ!?」
俺の意識は消えた
3311年のある日、一人のCMDRと艦が天の川銀河から姿を消した。
それは始まりに過ぎず、大きなうねりを見せていく
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ぼやける視界の中、左上にオレンジ色の何かがチラつく
頭を振って目を覚ますとそこはさっきまで居た自分の部屋では無かった
モニターは無く、目の前に広がるのは星々がきらめく漆黒の宇宙と構造物。
振り返って見るとそこにあったはずの壁はなく、なんかメカニカルになっている
「……というかこれ、ヨルムンガンドのコクピットか?」
口に出してみると色々腑に落ちた。
モニターの奥にあったコンソール類は自分の周りにあり、無機質な光を放っている
電子音が響いてオレンジ色の文字が変化した
スーツ内酸素使用終了まで残り28秒……?
ぽけーっと刻々と減っていく数字を眺めていると20秒を切って電子音がまた鳴った
あれ? これ俺ひょっとして死ぬ?
状況を漸く理解した俺は大慌てで右パネルを開いてヨルムンガンドのエンジンを起動する
照明やコンソールが立ち上がりHUDがキャノピーに映し出される。
酸素がコクピット内を満たし終わるまでにカウントは残り2秒になっていた
「あっぶねぇ……死ぬ所だった……」
警告が消え去り頭を覆っていたヘルメット……レムロックサバイバルマスクが開いてため息をつく
オーケー、状況は理解できてないけど理解した。どういう訳か俺は自分の部屋じゃなくてアナコンダ級多目的艦『ヨルムンガンド』のコクピットにいる
具体的にはここは何処だ?
『『おはようございます。CMDR』』
考えを巡らせているとそう声がしてホロモニターから紫髪の少女と銀髪の少女、トークロイドのエニシとライトが浮かび上がっていた
続くかは未定です。気力次第です