国際異障監視機構:日本支部:NN-02 記録群 作:戦艦建造家(?)
ー国際異障監視機構ー
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NNF-01の事案ファイルです。
本事案は「S-02」特級国家重要指定機密ランクの内容が含まれます。
閲覧可能な最低職員ランク:A-05
本記録は外部への流出を禁じます。
職員名「****」
パスコード「*****」
...認証完了。
職員ランク:A-04
閲覧可能範囲:「a-06」重要指定機密まで閲覧が可能です。
...一部資料記録の規制を行います...
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閲覧を開始します。
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NNF-01「道路鏡移動事案」
発現時間:午後20:32~午前3:29(現時点では詳細不明)
初回発生地点:千葉県■■市■■町
事案分類:Class-02 「b-02」指定機密→ Class-01-S 「s-02」特級国家重要指定機密
初回確認:19■■年 ■■月■■日
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本異障の発生が確認されたのは、19■■年 ■■月■■日。
千葉県■■市■■町の交通道路。
追記:本事案の解決は、不可能と結論付けられました。
IAOO職員、武装隊員は資料に目を通し、本異障の出現に常に備えてください。
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20:41 町民から、「付近のミラーが抜き去られている」という旨の通報が入る。
20:45 ■■警察署は、当該物体の捜索および付近の監視カメラの調査を開始。
20:58 付近のコンビニエンスストアの監視カメラの映像を確認。
20:59 結果、20:32頃の映像にノイズが発生しており、20:31~20:32の間に本異障が発生していると断定された。
21:03 物体の配置されていた箇所の調査を開始。
21:05 ミラーはないが、配置箇所には何も異常は確認されていない。
21:15 調査を終了し、警官は物体の捜索を開始した。
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22:35 町民から、「農道の十字路中央に、ミラーが突き刺さっている」との通報が寄せられる。物体は配置場所から 約1.2km離れた場所で発見された。
22:49 警官が現場に到着。通報通り、ミラーが突き刺さっていた。
22:52 警官が道路を封鎖中、報告をしていた同乗者が、「ミラーが動いている」と叫ぶ。
22:58 車に居た警官が消失。
22:59 物体が動くのを見たもう一名の警官は、当該箇所から逃走し、無事だった。
23:35 報告を受けた■■警察署は、本事案が警察の手には負えないと判断。
23:37 会議での判断で、本事案は国際異障監視機構へと管轄権が引き渡された。
23:50 国際異障監視機構、本事案をNNF-01と指定。「Class-03」警戒対象異障に分類。
0:35 IAOOの隊員32名が現場に到着。
0:42 IAOO隊員が道路規制、及び観測機器の設置を開始。
0:52 IAOO観測車02のカメラにノイズが発生。
同時刻 IAOO隊員5名との連絡が途切れる。
※当該隊員は、本異障付近で監視を行っていた。
1:32 当該隊員の消失を理由に、国際異障監視機構は、本異障を「Class-02」重要機密指定異障に格上げ。
1:42 本異障の旋回が観測される。これにより、本異障は、何らかの意志があることが確認された。
1:43 消失した隊員以外の隊員は、道路の規制に着手し、持ち場を離れるなという命令が下る。
※この命令は後に、当該物体へ接近させないためであったことが判明。
1:53 当該物体の消失を確認。
同時刻 32番農道を封鎖中の隊員3名が、当該物体の出現を確認。
1:54 現場判断で危険と判断し、隊員3名は増援を要請。
※これにより、本異障は場所の移動が可能なことが判明。だが、詳細は不明。
2:21 IAOO隊員20名が本異障を囲むように配置され、道路封鎖、観測機器の設置を開始。
※この時点で32名中5名は行方不明、7名は観測車で観測中。
2:35 当該異障が旋回を開始。
2:42 当該異障ミラー側の隊員2名が消失。
※これにより、ミラーに映ること、またはミラーを視認することが消失の条件である事が判明。
2:52 当該異障が再び旋回。今度は、ミラー側の隊員5名の内、3名が消失。
※この時点で、既に10名の隊員が行方不明。
追記:消失の条件は、ミラーの反射鏡を意識して視認することだとこの時点で判明。
3:29 当該物体が消失。
※この際、振動や摩擦熱、高周波、音源探知機などが用いられていたが、反応はなかった。
3:32 ここまでの事象を踏まえ、国際異障監視機構は、当該物体を「Class-01」超重要機密指定異障に指定。
3:42 会議にて、本異障の破壊が決定。
3:48 現場隊員は、該当物体の捜索を開始。
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6:02 該当物体の元の配置場所周辺を捜索していた隊員3名が、当該物体が元の配置場所に戻っていることを確認。
6:18 国際異障監視機構の許可のもと、当該物体の意識的な視認が行われる。
6:19 視認した隊員から、「異常はない。」との報告が入る。
※現時点で、本異障の異常性は、午後20:31/20:32~3:29まで発現するものと仮定された。
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8:21 国際異障監視機構は、昼間の破壊措置は民間人が存在するため大変危険であるとし、本異障の発現時間帯中の破壊措置が命令される。
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20:34 常設されている監視設備の観測により、当該物体の消失を確認。
20:35 当該物体が以前の出現場所に出現しなかった為、現場隊員は捜索を開始。
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22:51 隊員の懸命な捜索により、設置場所から約5.1km離れた歩道橋上に当該物体の出現が確認された。
追記:これにより、本異障は広範囲の移動が可能であると判明。しかし、現時点でも限界範囲は不明である。
22:53 国際異障監視機構は、IAOOの武装隊員40名の派遣を決定。破壊措置が開始される。
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0:23 当該物体出現箇所に、IAOOの武装隊員が到着。
0:25 IAOOは、遠距離かつ反射鏡の反対方向からの狙撃による反射鏡の破壊を開始。
当該物体から約1km離れた地点から、対物ライフルによる狙撃が行われた。
0:26 狙撃により、反射鏡の破壊に成功。
0:30 当該物体破壊のため、歩道橋の爆破を現場隊員が進言。
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1:34 国際異障監視機構、自治体との協議の後、爆破を許可。
1:40 現場隊員による爆弾の設置が開始。使用されたのは総重量約2kgのC4爆薬。
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2:50 C4の設置、及び交通規制、隊員の退避が完了。爆破体制に入る。
2:54 歩道橋を爆破。同時に、歩道橋の崩落を確認。
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3:12 安全確認が終了。武装隊員が当該物体へ接近。
3:14 当該隊員が、NNF-01の破壊成功を確認。
※現場には、当該物体のものと思われるオレンジ色の金属片の飛散が確認された。
3:30 最終処理の後、IAOO武装隊員、非武装隊員、観測員全員が撤退。
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7:23 国際異障監視機構は、■■警察署へ当該物体の捜索を要請。
7:42 ■■警察署、国際異障監視機構の要請を受諾。
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8:32 警官がもとの配置場所周辺を捜索したものの、当該物体は発見できなかった。
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10:38 その報告から、国際異障監視機構は事態終息を宣言。
「Class-04」終結完了異障に格下げ。
―――20■■年 ■月 ■■日
21:12 北海道 ■■市 ■■村にて同様の異障が出現との報告。
21:15 国際異障監視機構、緊急会議を実施。
21:45 結果、NNF-01は「Class-01-S」特級伝染型機密指定異障と指定される。
―――以降の閲覧は、国際異障監視法第28条25項により、「ランクA-02」以上の職員のみ閲覧が可能です―――
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―――ここから先は、閲覧が可能です―――
9:28 国際異障監視機構は、IAOO職員へ向け本異障の特徴を発表。
1.物理的な破壊は可能である
2.超広範囲での移動・転移が可能である
3.反射鏡を意識的に視認すると、視認者が即座に消失する。
4.周辺測定、観測器具は、本異障に対し、一切の意味を成さない。
5.本異障には何らかの明確な意志があるが、その目的は目下不明。
6.本異障は、物理的な破壊を受けることで、別の個体へと異常性が伝染する
9:30 国際異障監視機構は、結成後初めて「根絶不可01-Sクラス機密指定異障」に指定。
※これ以降、各都道府県にIAOOの武装隊員40名以上が常駐しており、本異障の出現に備えている。
追記:科学者によって、別個体への伝染だけでなく、破壊によって増殖している可能性が示唆されたが、目下調査中である。また、消失した警官1名、隊員10名は、現在も行方不明のままであり、警官は行方不明届が出されている。
追記2:20■■年、■■月■■日、富山県山中にて、IAOOの隊員と思しき遺体が発見された。
身元、関係性は現在調査中。進展があれば書き記す。 ■■博士
―――閲覧可能箇所は、ここで終了です―――
尚、現在までに、20■■年■■月■■日、鹿児島県■■市■■町に「NNF-01-β」
20■■年■月■■日、茨城県■■町には、「NNF-01-γ」のように、複数の本異障に類似した異障の出現が確認されている。
※本異障含め、本作に登場する組織・人物・事件等は全てフィクションです。