人間嫌いの元人間と人間が大好きなサラマンダー 作:のじゃぁぁぁぁぁ!!
いや、百灯キョーコさんも鈴鳴つづりさんも宙科そぴあさんもめちゃくちゃ良い人だし、尊敬しますし、何なら得意分野がめちゃくちゃ凄くて尊敬しているんですよ?でも今回は熱千めらさんを主軸にした小説を書かせてください!!理由は応援の意味を込めているのじゃ!!熱千めらさんは(というかデビューした3人とも)めちゃくちゃ真面目で良い子なのでどうか潰れないようにという思いを込めて執筆しましたのじゃ!!!
熱千めらさんの配信を見て判断していますが、もし解釈不一致だったらメッセージでこっそりと優しく教えてくださいのじゃ……感想で書くと運営さんに消されるので……
とある話をしよう。これは元人間が別世界にて雷獣へと転生した男の物語……
その者は雷の力を自在に使える雷獣へ転生しました。最初は困惑しました。いきなり別の世界へと飛ばされて、しかも元の世界に帰れるかどうか分からなかったので、男は不安になっていました。男の背丈は人間の大人よりも大きな犬のような獣の姿で、雷を纏っていました。一応、人間になることができることを本能で分かっていたのです。しかし、そんなことしなくてもある日困っている人達を助けたら感謝されて共存していったため、この姿でも構わないと感じました。
ところがある日のことです。あの山に雷獣がいるという噂を聞きつけた悪い人間達に目をつけられてしまい、村の迷惑になると判断した男はひっそりと去ったのでした。このままでは自由に暮らせないと悟った男は人間へと変化をして人の世に紛れて暮らそうとしました。
しかし、男が変化した人間は姿が人間そのものでしたがよく見ると爪が鋭く尖っており、髪の色は黄色のため不審に思われ、追い出されてしまいます。そして心の無い噂も流れてしまったのです。
曰く、その男の爪は子どもの肉を喰らうために鋭く尖っているのだと。
曰く、黄色の髪は珍しいため見世物にできると。
曰く、黄色の髪よりも黒髪が至高のため、お前は自分達よりも劣っているのだと。
曰く曰く曰く……
男はその言われなき心の無い言葉と暴力によってとうとう心を閉ざしてしまいました。そしてとうとう男は嘲笑してきた人間達を雷獣の姿となり、その力を使って……一部の人間を雷で焼いてしまいました。といっても雷で焼いたとしても致命傷を負わせませんでした。男は脅しのつもりで雷を焼きました。そうすればもう関わることはないと。
しかし、それは無意味でした。先ほどまで嘲笑っていた人間達はその姿を見ると男を殺そうと躍起になりました。
曰く、あの畜生は人間に手を出したのだと。
曰く、いや人間の振りをした化け物だと。
曰く、我々は人間の振りをした化け物を炙り出せた英雄だと。
曰く曰く曰く曰く……
その光景を見た男は絶望しました。こんなにも人間は腐っていたのだと……
そして襲い掛かってきた全ての人間を全員殺してしまったのです。
そしてようやくその力の差を理解した愚か者は男に命乞いをしました。
……いいえ、命乞いというよりも脅しでした。人間を殺した報いをいつか受けると。
男はその者を拷問しました。手足をひしゃげ、腸を抉り出し、耳を爪で切り落としました。そして恐怖する者に塵芥を見るかのように冷ややかな目で見た後、頭部を潰しました。
男はもう疲れてしまいました。自分の姿と力によって人間が醜くなるのなら全てを絶滅させたら世のためじゃないかと本気でそう思ってしまう程、男の精神はすり減っていました。
そんなある日のことです。ある森で休息していると1個の卵がありました。男は無視しようと思いましたが、放ってもおけずに自分で育てることにしました。
……これが後にサラマンダーである熱千めらさんとなる卵と出会ったのです。
前日譚のようなものです。……のじゃ。