【リメイク】僕はげきからマホイップと世界を巡る 作:三笠みくら
メロコちゃんと僕は休憩のために近くの喫茶室なぎさでお茶することに。色々メニューがあったけど、やっぱり目を引いたのはスパイシーポテト!!喫茶店でスパイシーなポテトを取り扱うとは…やるね。
「大丈夫かよ、それ辛いソースめっちゃかけてるから超辛いって話題だぞ」
「なるほど。スパイシーポテトお願いします」
「おい」
テンション低めの店員さんにスパイシーポテトを頼んで、お冷を飲んで楽しみに待つ。パルデアに着いて早速辛いものが食べられるなんてね。
「お前ノータイムでポテト頼んだけど辛いの好きなのか?」
「もちろん。愛していると言っても過言ではない」
「過言だろ。ププリンみたいな見た目して変わってるな」
ププリンみたいな見た目…褒められてる、のかな?そうこうしていると、スパイシーポテトが僕の前に運ばれてきた。この赤いソース…見ればわかる、辛いやつ!でもガラルのスパイスとは違うな、パルデアオリジナルかな?
「いただきます」
辛いソースがたっぷりかかってる部分を狙って、ぱくり。舌を刺すような、トゲトゲした刺激。口の中が燃えるような辛さ、いいね!でも一般向けに販売してるからかわいい辛さだ。ひのこ級かな。
「フラン、クリームかけてくれる?」
「ほみ!」
「味変か?辛いのに甘いのって合うのかよ?」
「ううん、辛いに辛いをプラスするんだよ」
「???」
フランのクリームをかけて、改めてひとくち。あ゛ぁ〜〜、この全身包み込むような辛さ。色々食べてきたけどやっぱりフランのクリームが旨み、辛味、コク、どれをとっても1番だね。
「うへえ、よく平気で食べれるな」
「美味しいよ、メロコちゃんも食べる?」
「いらん」
メロコちゃんが信じられないものを見る目でこちらを見てくる中、僕は強化版スパイシーポテトを完食。お会計をすることになったけど……店員さんに聞きたいことがあった。
「すみません、今日初めてここで食べたんですけど…スパイシーポテトってなんのソース使ってるんですか?」
「ああ…あれはスコヴィランソースを使用しております」
スコヴィランソース?辛さの値であるスコヴィル値なら知ってるけど…
「パルデアにはスコヴィランっていうハバネロのポケモンがいるんだよ。そいつの出すハバネロエキスを使って…」
ガシッッ
僕は即座にメロコちゃんの肩に手を置いた。そしてまっすぐに彼女を見つめる。
「詳しく…説明してください」
「オマエどうした?なんか目が…」
「僕は今、冷静さを欠こうとしています」
「もう充分冷静じゃねーよ!教えてやるから外出るぞ!!」
ハバネロエキスを出すハバネロのポケモンがいるだって?そんな夢のようなことあっていいの!?だってもしそのポケモンを捕まえてエキスを出してもらったら……辛いハバネロエキス食べ放題、ってコト!?
「……って感じで、カプサイジってポケモンが進化するとスコヴィランに…」
「なるほどなるほど最高すぎる!!早く捕まえに行こうすぐ行こう!!」
「落ち着けって!!」
メロコちゃんからはそう言われるけど……この好奇心とワクワクを抑えられるわけないよね、イヤッホーー!!
アマネ
辛いものが大好き。ただし辛さに関する耐久がバグっている。
メロコ
常識人。これからもアマネに振り回されること確定。
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