アリサとその両親は散々泣いた後両親はアリサを色々と質問攻めにするがアリサの「友達を連れてきたし友達が帰ったら説明する」と言う言葉を信じタビノも中に招かれた。
それから夕飯までご馳走になりアリサに泊まって行く様に言われタビノは素直にお言葉に甘えた。
結局タビノが帰るまでアリサが叱られた様子は無かったがアリサは何処かスッキリとした顔をしていた。
尚、1千万はキッチリ頂戴した。
「さて、臨時収入入ったし何に使おうかな?」
タビノはアリサから貰った封筒を見ながら何に使おうか考えながら歩いていると不意に途轍もない音を響かせながら走り去っていくバイクが目に入った。
「そうだ、バイクの免許取ろ」
タビノはそう決め寝泊まりしているネカフェのネットを使い近場の免許教習所を調べバイクの免許を取る事にした。
(どうせなら最速で取る方が良いよね、えっと、普通二輪、免許、最短で取れる場所、お、意外と近くにあるじゃん)
翌日からタビノは免許合宿に向かい10日程で免許を獲得、勉強から解放されたタビノはその足でバイク店に向かい気に入ったバイクとヘルメットやら何やらを購入し更に数日掛けて納車して貰った。
「って感じで私はバイク買ったよ」
ネカフェに戻ったタビノは室内でマーゴと電話で雑談していた。
『あら、それは良いわね♪此方は相変わらず【なれはて】から戻った子達の社会復帰を手伝ってるわ』
「へぇ~、順調?」
『人によりけりと言った感じね、でもやっぱり初期に牢屋敷に来た子より私達に時期が近い子達の方が状況を受け入れやすいみたい』
「まぁ、本当は祖父母世代とかそれ以上に昔の人とかもいるわけだしそんな人からしたら外の世界は異世界だよね」
『そうね、そういう子達も何とか外の世界に慣れようとしているのだけれど中々受け入れ難い物があるみたい』
「ふ~ん、大丈夫?」
『ええ、そっちこそ大丈夫?何なら此方に帰って来ても良いのよ?』
「う〜ん、それはお金が無くなったら考えるよ、一段落したら皆で集まろうよ、アリサちゃん家でやったお泊り会楽しかったし」
『あら、面白そうな考えね、楽しみにしてるわ』
「うん、じゃあまたね」
電話を切ったタビノは欠伸をするとスマホが震え画面を見ると今度はアリサからの電話が掛かってきていた。
「もしもし?」
『ああ、ウチだ』
「どしたの?」
『いや、オメェに礼を言っとこうと思ってな、助かった』
「私は何もしてないよ、報酬もキッチリ貰ったし私も楽しかったから、さっきマーゴちゃんと話してたんだけど今度予定があったら皆で集まろうって話しててさ、アリサちゃんも来るでしょ?」
『……………………ああ、悪くねぇな』
「まぁまだ先の話だけど楽しみだね」
『そうだな、ウチも楽しみにしてる』
2人はそんな話を終え電話を切ると眠りに付いた。
次回皆で久しぶりに集まった話を書いてその次の話でバットエンドを書きます。