光子力に脳を焼かれた一般人グロディウスです。
スパロボで初めてであったけどマジンガーZがかっこよすぎて書きたくなった。
僕のヒーローアカデミア、通称ヒロアカ。
個性という超常能力を持つ者が人口の8割を占める中で個性を持たない無個性だった主人公、緑谷出久がヒーローを目指して成長していく物語…だったはず。
前世ではあんまりジャンプ作品を見なかったからよく分からないけどこんな感じのあらすじだったはずだ。
そして俺、魔神 甲也はヒロアカの世界に転生した!
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十蔵「おーい甲也〜。飯できたぞ〜」
甲也「わかった、今行く」
転生してから4年、俺はおじいちゃんの魔神 十蔵と暮らしていた。
父さんと母さんは俺が生まれてすぐに交通事故に遭って亡くなったらしい。
そしておじいちゃんが俺を引き取ってくれてこの4年間ずっと一緒に暮らして来た。
おじいちゃんは俺を我が子同様に接してくれて大事に育ててくれている。
俺はそんなおじいちゃんが大好きだ!
それとおじいちゃんの個性は『光子力』、電気や光といった動力源と同じエネルギーを持ってそのエネルギーで電子レンジやテレビ等を動かせれるらしい。
うーーむ聞き覚えしかない名前だなー。
十蔵「今日の昼飯はお前が好きなミュフィーユ鍋だぞ」
甲也「本当!?やったぁ!」
十蔵「喜んでくれて何よりだ。今パンを焼いているから待っとってくれ」
甲也「はーい!」
十蔵「っとそうだ、忘れておったわい。甲也、皿とフォークを持ってきてくれんか?」
甲也「わかった!」
俺はおじいちゃんに言われた通り皿とフォークを取り、テーブルに持っていこうとした。
その時、急に鼻がムズムズしてくしゃみが出た。
甲也「は…は…ハックション!!」
すると…
ゴオォォォォォォォォォォォ!!
ドゴォン!!
…え?
甲也「…え?」
十蔵「…は?」
…何か腕が飛んで行った。
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壁にめり込んだ腕を回収して急いで病院に行って検査を受けた所、個性だということが分かった。俺の個性は特定のものに変形できるらしく、腕が飛んだのは個性が未完成のまま発動して身体が変形しないまま能力が発動したかららしい。
十蔵「まさか今個性が目覚めるとは…」
医者「今なら個性が完成しているはずなので完全な変形ができると思われます。やってみてくれるかい?」
甲也「えっと…どうやったらいいのか分からなくて…」
医者「君の場合、変形型の個性だから心の中で変わるぞ〜!って思えば変われるんだ。やってみて」
甲也「分かりました…うーーー!」
甲也(どうなるか分からないけど…とりあえず変われ、変われ、変われ〜!)
そう心の中で念じていると身体に違和感を覚えると同時に身体が光り出した。光の中で自分の肌が金属になってくのを感じ、身体を少し動かすとガシャンと音を立てた。
甲也(お、俺の身体は今どうなってるんだ?)
光が止み、甲也の変化後の姿が顕になった。
十蔵「な…?!」
医者「これは…?」
驚くおじいちゃんと物珍しそうに見る医者を横目に近くに置いてあった鏡で自分の姿を確認してみた。
甲也「え?これって…」
鏡に映っていた自分の姿には見覚えしか無かった。
鋼鉄の体に胸の赤い放熱板。
何より背中に付いているコウモリの羽のような赤いスクランダー…これって…
甲也「マジンガーZ…?」
十蔵「っ、こ、甲也…何故その名を……?」
医者「…何か知ってるのですか?」
十蔵「あ、あぁ。儂は昔、ヒーローを目指していた時期があってな。当時力も体力もなかった儂が自身の個性である光子力エネルギーを利用したマシンを設計し開発していたのが甲也、お前が今なっているマジンガーZなんじゃ」
甲也「えっ」
おじいちゃんがヒーローを…?!それにマジンガーZの開発までしてたなんて…。
十蔵「じゃが何故、甲也がその姿に…」
医者「…恐らく、おじいさんの個性の光子力と資料にある甲也くんのお父さんの個性、グレートの因子が甲也くんに色濃く宿って変形型の個性として甲也くんに宿ったのでしょう」
十蔵「なるほどな…それも運命ということか……」ボソッ
十蔵がそう呟くと甲也の前にしゃがみ、肩を掴んだ。
甲也「おじいちゃん?」
十蔵「いいか甲也、よく聞け。お前がどうしてマジンガーZの名を知っていたかはこの際どうだっていい。お前はその力を正しいことに使え。お前がヒーローを目指そうが一般職を目指そうがどうだっていい。4歳のお前にはまだ分からないかもしれないがその力は強大なものなんじゃ」
甲也「…」
十蔵「儂はマジンガーZを完成させ操縦した時に確信した。この力はこの世界を救う事も滅ぼす事もできる、と…。お前は素直で優しい子じゃ。だからこれだけは覚えてくれ」
──マジンガーZはお前の意思次第で神にも悪魔にもなるロボットじゃ
十蔵「この言葉を胸に刻んでおくんだぞ…!」
甲也「…分かったよ、おじいちゃん。俺、この力を正しい事のために使うよ!」
十蔵「そうか…!…その言葉を聞けて安心したわい」
原作のマジンガーZでも兜甲児が操縦することでマジンガーは正義ロボットとなって世界を守ってきた…。
今、俺自身がマジンガーになっているなら俺もこの力を正義のために使いたい…!
その後、病院の方で俺の個性を記録し、俺とおじいちゃんは帰路に着いた。俺の個性の名前は『マジン』、マジンガーZを受け継ぐのに相応しい名前になった。
──帰りの車の中…
甲也「おじいちゃん」
十蔵「ん?どうした?」
甲也「俺、ヒーローを目指すよ。おじいちゃんが作ったこのマジンガーZを正義の為に使いたい!」
十蔵「甲也…!なら、帰ったら儂が書いたマジンガーZの設計図と資料を一緒に見よう。儂が開発したマジンガーZと同じなら武装や構造だって一緒なはずだ。まずはお前の力について色々知っておくべきじゃ!」
甲也「うん!」
これは俺がおじいちゃんの作ったマジンガーZを受け継ぎ、最高のヒーローを目指す物語だ!
ということで第1話でした!
他のシリーズも不定期ですが更新する予定です。
良かったら評価や感想を書いてくれると嬉しいです!