「初めまして、現地の霊的権威および管轄当局の皆様。我々は日本の『大江山ホールディングス』海外事業部の者です。本日は侵略ではなく、貴領域における『不法占有案件の告発』および『クリーンエネルギー事業の事業アライアンス提案』に参りました」
アスラたちが一瞬、ポカンと呆気にとられた。
『な……なに……? 告発……アライアンス……?』
「やはり神なら日本語も通じるか……白沢さん、サンプルを」
「はい、直ちに」
白沢が捧げ持ったのは、山本五郎左衛門の遺骨から精製された『高純度霊力ダイヤモンド』の輝く結晶だ。
「ご覧ください。これは既存の霊脈消費型エネルギーとは一線を画す、無尽蔵かつ標準化された高密度霊力リソースです。貴国が抱える神話領域の霊力維持コストを最大60%削減可能なソリューションとして、本日特別に無償トライアル版をご提供いたします」
村上は淀みない滑らかな口調で、現地の神話勢力へ向けてタブレットのグラフを提示した。
「そして本題です。現在、貴国の神話根源……すなわち『ヤマ(Yama)』のルートサーバーに対し、日本から密入国した違法ハッカーグループ『破道閻魔』および『件』が、ドメイン権限の不法占有および著作権侵害(なりすまし)を行っています。このまま彼らの不法書き換えを放置すれば、貴国のヤマ神話のブランド価値は著しく損なわれ、全世界の死生観データベースが不可逆的に破損します」
アスラたちの多腕が、動揺でガタガタと震え始めた。
『な……なんだと!? 我らがヤマ神の権限ハッキングだと!? 確かに最近、聖地奥ノ院の霊脈アクセスログに原因不明のオーバーフローが発生していたが……!』
「弊社は、その違法ハッカーの強制排除および法的・物理的差押えを代行いたします。つきましては、現地における通過ビザの発行および聖地までのアクセス権限の付与をご検討いただきたい」
村上は淡々と名刺を差し出した。
アスラたちの代表格が、深々と頷きながら名刺を受け取る。
『人間にしては恐ろしい手際とプレゼン力……! よかろう、東洋の外資系企業よ! ヤマ神の聖域を荒らす不法占有者を叩き潰すというなら、我々も通行を許可しよう! 案内する!』
「不法侵入の対応をコンサルティング営業で一発解決しやがった……!」
ドラゴンが顎が外れそうな顔で叫ぶ。
「ふむ、さすがの手腕じゃ。敵を増やすのではなく、コンプライアンスの共通言語で現地雇用を生み出す。これぞ現代の百鬼夜行よのう」
ぬらりひょんが満足そうに頷いた。
——
アスラたちの誘導のもと、AIトラック「おもてなし」は聖なる大河の上流、古代から続く『ヤマ神話の最奥・地獄のルートサーバー』が存在する聖域へと足を踏み入れた。
そこは、無数の光のコードと古代のサンスクリット語の碑文が交錯する、巨大な霊的データセンターのような空間だった。
だが——その聖域の中心は、不気味な赤と黒の呪詛のノイズによってドロドロに侵食されていた。
「……見つけました」
白沢が画面を凝視し、声を震わせる。
空間の最奥、古代ヤマ神の座す神壇の前に、異様な光景が広がっていた。
世界の認知を書き換える巨大なホログラムディスプレイを展開し、キーを叩くように霊脈へ呪詛を打ち込み続けている牛のような人のような——『件(くだん)』。
そして、その傍らに横たわっていたのは。
「……紅院君」
村上の声が、静かに落ちた。
そこにいたのは、かつて村上と共にバカな会話をし、ラーメンを食べに行こうと約束していた友人・紅院の姿だった。
だが、その瞳には光がなく、全身からは人間の温もりが完全に失われている。
ただの『破道閻魔』という古く汚いシステムを動かすためだけに繋がれた、生きた人形——魂の抜け殻さえも放棄した、本来の紅甲飴教皇院破道閻魔。
「久しぶりだね村上くん、賢い君ならちゃんと閻魔大王の起源まで辿ってここまで来てくれるって信じてたよ、僕は嬉しいな……」
紅院はいつもとかわりない顔をして、普段のような口ぶりをしている。
ただし村上はもはや動じない、目の前にいるものは自分の知る友達ではないと分かっている。
だがそれ以上に異様なのは……妖怪達も信じられない光景なのは、件の存在である。
「そ、そんな……あれからどれだけ経ったと思っている!?件が……まだ生きている!?」
件という妖怪の特徴は人間でもわかるものとして……短命であること、長くて1週間程度。
なので件は既に予言を済ませて息絶えているものを前提として妖怪達は判断していた。
しかし目の前にある件は生きているといっていいのかわからないが確かに形を持っている、信じられない……。
「件のことが気になる?せっかく面白い力があったから、『コード』にして使いつぶしてみたんだ、だから件ではあるけど件ではないみたいな……」
「そういう話はいい……紅院くん……いや、本当ならこう呼びたくもない、もう皆知ってるんだよ、退魔師ネットで紅院君の死亡が確認された」
「お前が紅院君の人生も何もかも奪った紛い物なことは分かってるんだよ」
村上は正義の味方ではない、人に優しい世界の救世主でもない。
ただ……持ち前のスキルを持って、友人の無念に応え、自分を好いてくれた妖怪の気持ちを無駄にせず……終わりにしようとしてきただけだ。
紅院は……いや、それだったものはそれを聞いても全く動じていない。
「なんだ話が早いね、この『作品』の退魔師なんて大概しょうもないものと思っていたけど……案外、面白いことにもなるのかな?」
「もう既に神様になったつもりなのか……」
「違う違う、なったつもりじゃなくて……僕らは神に選ばれた世界を統治できる優れた神使、神の後継者だよ」
「……な、何を言ってるんですか彼は」
「1つ言えることは、あの紅院君を乗っ取ったやつ以外にも似たようなのが複数存在するってことだよ」
村上の結論に対して、紅院は無数の資料を見せつけた、自分が話すよりこれを直接見た方が分かりやすいという判断なのだろう、村上は妖怪達にも見えるように資料を開いた。
『メモリー・フォーミュラ』、それはこのすべてを作り出した創造神様に敬服し、その力を崇拝して人生を注いだ者達のこと。
創造神が世界を作り直した際に、認められた彼らは『歴史』に一角に立つことを許された、彼らは誰かを殺し合うよりも協力して何かを築くことを望んだ。
何故なら創造神の愛を一身に受けて世界に生み出されたのは、今の人類であって彼らは人間のように完璧ではない、欠陥品であるからだ。
そして現代では彼らの中から選抜された数多の代表者が世界運営会議として主要な決定権を持つ。
「破道閻魔というわけじゃなくて、この……メモリー……? が紅院を乗っ取ったのか?」
「うーん、この世界のメモリー・フォーミュラ、選ばれた僕達賛同者は特別にあの方に一部時代の権限を譲って貰ったって言い方が正しいのかな、もちろん見返り付きで」
『…………………』
妖怪は勿論、この世界で神々とされていたアスラ達もその言葉に耳を疑った……。
特に信仰深いアスラは激怒して、神話のような無数の矛を一斉に降り注ぐが……その全てが刺さっていない。
「僕は紅甲飴教皇院破道閻魔、あの方から『死』の概念を譲り受けた神だよ?どんなにピンチでも死ぬ心配がなかったのはこの力ありきだね」
村上はそれを見ても怯えず、紅院に向かう。
「気になる事が三つある」
「いいよ、僕に会う為にここまでしてくれたんだ……答える必要性は普通にあるよね」
「まずひとつ、ずっと俺を含めて世界を騙していたのか?紅院の本来の人格も利用して」
「君にとってはいい知らせになるんだけど……残念なことに君が過ごしてきたのはあの紅院という人間だ、魂の出し殻という者は思ったより強くて自分が死んだって自覚もなかったよ、自分の真実を知ってようやく消滅したよ、この為に使いきりの『浄玻璃の鏡』まで使ってしまった……」
「……ふたつ、その創造神は本当に存在しているのか?空想上の存在ではない?」
「この世界を作った人だもの、ちゃんと存在しているよ……なんあら、君達が生まれる以前から定期的に行動して発展をもたらしてきたかな、実際に知る人は知る存在として名前も広まりつつある、『目立ちたがり屋』という都市伝説としてね」
「……最後、ここまでの事をたとえ、仮に創造神だとしてもやっていい権利があるの?」
「別にいいじゃない君達は敗者なんだから」
一度作り直された世界、詳しくは語らないが自分達は……村上は、紅院は、ここにいる妖怪達も過去に生きた人間も別世界線のように存在していたという。
前世とかループものとはまた違うが、もう既に終わったことなので村上達には関係ない。
そしてここは創造神が作り直した箱庭、そこで誰がどうなろうとこの場所ではその人の勝手であり、神の協力者である自分達もまた、世界を調整できる権利が与えられた。
なんのためにそんなことをするのか?聞くまでもない、村上でもわかる……創造神ともいう存在が『目立ちたがり屋』なんて呼ばれているのだから。
「いいじゃないかあここでは僕に好きにやらせてくれるって許可をもらったんだから!!それに僕だって山本五郎左衛門とか旧・御三家とか、妖怪四大派閥まで考えて盛り上げる布石を用意したのに、まさか君がこんなスピーディーに一人で解決してまとめるから、あの人が出る幕もなくなったじゃないか!」
「……言いたいことはそれだけか?」
それだけの簡単な出来事の為に、紅院くんは乗っ取られて、酒呑童子は死んで、日本はめちゃくちゃになった。
こいつが閻魔になろうがならないが正直どうでもいいが……ただひとつ、ここまで来た理由はただ1つ。
「俺はお前を許さない、これか神の力とか世界の姿だというのなら……俺はそれさえも消し去る」
「ねえ村上くん、正義感もない、主人公でもないのに悪目立ちする、変なスキルはある、戦闘能力もない、それでいて人間もやめられる……あの人はね、問題をぶっかけてもダラダラと自己保身ばかりで全く話を進めてくれない人に会ったと嫌な思いをしたるしいけど、君は逆にさっさとやりすぎて何を言えばいいのか……」
「もう喋らなくていい、俺が来た目的はただ1つ……紅院くんの為だ」
紅院くんは自分の初めての友達だから、大事にしたかった。
大事な人だから、自分が過去に受けた苦しみを理解しないような人生を送ってほしかった。
「だから、騙し続けて人生の全てを奪った紅甲飴教皇院破道閻魔、お前を消しに来たんだ」
「僕が終わっても彼の支持者はもっといるよ」
「知らない、関係ない、興味はない、俺が、お前を、許さない、そういう話をしているんだ!!」
「……ふざけた理屈だな」
村上は、腰の妖刀『正大』の柄に手をかけた。
指先に伝わるのは、もはや人間の皮膚の温もりではない。妖刀と一体化し、人を超越した『ヤドリガミ』としての、冷たく澄み渡った霊力の感触だった。
人を信じることをやめ、友の無念を果たすために自ら人間を捨てて妖怪となった男——妖刀・村正。
そして、悠久の時を生きる創造神の威光を傘に戴き、紅院という一人の少年の肉体と人生を潰して『支配者』の側に立った男——紅甲飴教皇院破道閻魔。
二人の立っている地点は、あまりにもかけ離れていた。
だが、どちらも二度と「元の日常」には戻れない。
放課後にバカな会話をして笑い合い、全ての妖怪を封印すると約束していた「村上」と「紅院」という二人の高校生は、この世界のどこを探しても、もう存在しないのだ。
「理屈じゃないよ、村上くん。これが『この世界の仕様』なんだ」
破道閻魔——かつて紅院と呼ばれた少年の肉体は、感情の篭もらない笑みを浮かべた。
その背後で、もはや生きているとは言えない『件(くだん)』が死生観データベースの書き換えコードを猛烈な速度で打ち込み続けている。ヤマ神話の最奥、サンスクリットの文字が刻まれた巨大な霊的データセンターが、ドロドロとした黒い呪詛で染まっていく。
「君だって本当は分かっているんだろう? 世界そのものが最初から歪んでいたんだ。創造神の気まぐれ、思いつきの改変、理不尽な設定変更……誰かを恨んだところで意味なんてない。この世界に生きるすべての存在は、ただの舞台装置に過ぎないんだから、だから」
「……ああ、分かっているさ」
村上は、静かに肯定した。
刀を通す瞳には、一切の揺らぎも、躊躇もない。
「世界が歪んでいることなんて、海外のバグじみた異常性を見た時からなんとなく知っている。創造神とやらが『目立ちたがり屋』なんてふざけた二つ名で気まぐれに世界を捏ね繰り回していることもな。だからといって——」
村上は正大をゆっくりと抜刀した。
刀身から解き放たれたのは、山本五郎左衛門の遺骨から生成された純度100%の霊力ダイヤモンドの光。それが村上の内に秘められた「身も蓋もない現実主義(ロジック)」と融合し、眩いばかりの神威を放つ。
「だからといって、紅院君の人生を踏みにじっていい理由にはならない。世界が狂っているなら、その狂ったシステムの末端であるお前から物理的に叩き潰す……! それが俺の『コンプライアンス』だ!」
「ハハッ! どこまでも身も蓋もないな、君は!僕としては初めて拝むわけだが!!」
破道閻魔が手をかざすと、空間全体から「死」の概念が漏れ出した。
絶対的な終焉の波動。いかなる生命も、いかなる妖怪も、触れた瞬間に存在を消滅させる黒き津波が、村上たちへ押し寄せる!
「全軍、迎撃!!」
白沢がバインダーを掲げて叫ぶ!
「ガハハハ! 神の『死』の概念だと!? 戯けたことを言うな! 既に一度黄泉を経験して妖怪となった儂らに、今更死の脅威など通用するかどうか、試してみるがよい!!」
ぬらりひょんがキセルから放たれた霊波の煙で黒い津波を押し戻す!
「そうだぜ! 俺たちは元からこの世の理外の存在だ! アメリカのドラゴンにポジション奪われかけた鬱憤、ここでお前にぶつけてやる!!」
ドラゴンが超高密度の炎の息(ブレス)を放ち、周囲の呪詛ノイズを焼き払う!
「ポッポッポ……そいつが人間を器にして新たな形になろうとする神さまの偽物か。引導を渡してやるのも、未来に伝わる怪異の務めってやつさ!」
八尺様が巨大な影を広げ、件の打ち込むハッキングコードの回線を物理的に遮断する!
「みんな……」
村上は仲間たちの背中を見つめ、そして一歩、前へ踏み出した。
後戻りはできない。
最初はただの「退魔師の友達」として巻き込まれたはずの日常。
それがいつしか妖怪たちの戦争となり、世界の裏側を暴く旅となり、今や世界の存亡をかけたクライマックスへと至った。
「紅甲飴教皇院破道閻魔……いや、創造神の威を借りる寄生虫め」
村上は刀を水平に構え、冷徹な死告のロジックを告げた。
「お前が神の力を得たシステムなら、俺はそれを強制終了(タスクキル)するアンチウイルスソフトだ。……紅院君の分まで、身も蓋もない現実(物理)を叩き込んでやる!」
「来いよ、村上くん! 『死』の概念を譲り受けた僕と、人間をやめた君……どちらのロジックが生き残るか、創造神の箱庭で証明しようじゃないか!!」
空間が裂け、光と闇の霊圧が真っ向から衝突する。
妖怪から始まったこの一連の物語は、今、すべての理不尽を打ち破る最終決戦(クライマックス)へと突入した——!
破道閻魔が放った「死」の黒き津波が、空間そのものを呑み込まんと襲いかかる。
存在を抹消されるどころか、概念レベルで消失させられるという悪夢の奔流。白沢が展開する結界すらも軋み、その向こう側ではアスラたちが次々と霊体ごと消滅していく!
「白沢行けるか!?」
「まだです! ヤマ神のルートサーバーの霊的ファイアウォールが侵食されすぎています! 聖域内の死生観データを掌握されている状態では、こちらからのプロトコルがことごとくブロックされます!!」
「なるほど、つまり……」
ぬらりひょんが、楽しげにキセルの煙をくゆらせた。
その煙は空間を縫う霊的な信号となり、ヤマ神のデータセンター内に張り巡らされた『死』のプロトコルと交信している。
「死が上書きされておるということは、儂らのような『死を超えた者』には通用せん理屈ということじゃな。なにせ、我らはすでに一度、『死』という例外を起こしておる妖怪よ。ならばこの空間においても、定められたルールを破るのが本質。身も蓋もなく言えば、規約違反のプロフェッショナルじゃ。行くぞ、村正。創造神が決めた終わらない終焉ごっこなど、我らにとっては日常茶飯事よ!」
「言われるまでもないよそんなこと!」
村上は地を蹴った。
妖怪達や正大の刀身に宿る霊力ダイヤモンドの光が、漆黒の波動を切り裂く針路を照らす。
村正の脳裏を過るのは、全ての妖怪を封印し、再び人間社会でバカな会話をする紅院との約束。だが同時に、眼前で嘲笑う「紅院の顔をした怪物」への、純粋な怒りと嫌悪だった。
(殺す! この理不尽でふざけた概念(コンセプト)ごと……物理的に)
剣戟が交差し、言葉が飛び交う。
友と過ごしたはずの放課後は永遠に戻らない。
妖怪達を封印して世界を守ると約束した幼馴染は、創造神とやらに利用された道具に過ぎなかった。
ならばこの手で終わらせるしかない……それが理屈の通らないこの世界で、唯一人間ができる抗いだと信じて。
村上には渾身の策があった、しかしそれを達成するには大きな隙が必要とされる。その隙は、他の妖怪達によって作られた。
「ポポポ……まずは死生観データを制御する件とやらを止めればいいんじゃないか……お前なら出来るはずだ」
「いい着眼点だ! そうすりゃ、創造神の理不尽設定とやらも少しは弱まるかもしれねえってわけだな!村上!やれるんだよな!?」
八尺様が影を広げ、ドラゴンがブレスを吐いてハッキングコードを物理遮断しようとするも、件はカオスのような存在を変幻自在に操り、反撃のノイズを撒き散らす。
「そうやすやすと我が偉大なる創造神の作り出したこの世界を変えてもらっては困る、マガイジン『アヤカシ桃源郷』メモリー・フォーミュラの一角、破道閻魔の力を……!」
破道閻魔は傲慢に哄笑する。件の暴走が生み出す呪詛の嵐で、ヤマ神のデータセンターは崩壊寸前だった。
「残念だけど力不足だ、友の仇を討とうという気概は買ってもいいが所詮は人間……それも創造神が認める『歴史』に干渉できる我々には勝てない」
「村上さん!」
白沢が悲鳴に近い声で叫ぶ。
「今こそあの力を!!」
「分かってるよ……これだろ!!」
村上は刀を納刀して居合抜きの構えになり破道閻魔に踏み込み……当然警戒するが、これが狙い。
破道閻魔を正大で受け止めて……持ってきたものは……