100億人に一人の才能 作:キモいよ
モレナ=プルードはナスビー王と愛人の間に生まれた婚外子だった。
正統な後継者になれない国王の子孫『二線者』として、顔に大きな2本の傷跡を引かれ、当時のトラウマから度々痛みを思い出し、苛立ちをつのらせつつも、マフィアの親玉として不自由ない生活を送ってもいた。彼女のマフィアの主な収入源は女だった。
俗にいう売春である。性的な奉仕を目的に女を男に斡旋し、対価を得る。
斡旋する相手は無職の男性から王子まで多岐にわたるが、その中でも数が多く重要度が高いのが兵士だった。
カキンの軍隊の規律は厳しい。上司からの命令は絶対。王族からの命令に逆らうなどもっての外。自殺に近い命令もこなす覚悟が必要とされる。だが、大きすぎる精神的な負 荷は爆発し、上司に牙を向く危険性を孕んでいる。
彼等軍隊のストレスのはけ口として、壊れても困らない女というのが望まれていた。
『二線者』よりもさらに格下の扱いをされる『肉』と呼ばれる女達。
彼女達には戸籍がなく、死んでしまっても殺人をしたという証拠が残らない。
だから、兵士達は力の限り女達に怒りをぶつけることができた。
もっとも、本当に殺しても困らないというわけではない。
女は生物だ。生かすために食事と寝床を与え、ある程度の教育もし、逆らわないよう調教もしている。手間暇をかけているのだ。死んでしまえば一からまた育てる必要が出てくる。
だから、兵士達が本当に女を殺しそうになったら、マフィアが近づいて行って遊びの終わりを告げる。そこで止まらなかったら戦闘をしてでも止める。それも必要な仕事だった。
女として恋愛感情は理解している。他の女にもそれはあるのだろう。だが、他の女に気を使っていたら、こんな仕事はやっていられない。モレナ=プル―ドは仕事と割り切って男にも女にも冷めた対応を心掛けていた。
従う者にはアメを。逆らう者には鞭を。
さて、兵士をそうやって懐柔しているわけだが、マフィアの構成員にもアメと鞭は必要だった。鞭は、厳しい規律とそれを破った時のリンチ。アメは、商品の女達。
己の商品を、己の構成員で消費する。男達はそれをあまり好まず、よそ者の女に手を出そうとすることが多かった。モレナはそういう男達を厳しく取り締まった。お金が他所に流出するのを嫌ったのもあるが、構成員の心が他所の物の女に移るのは不愉快であり危険でもあった。
そんな折、モレナのマフィア構成員に好まれて強制的な性交を受けていたのが、『モレナ姫』と呼ばれる『肉』だった。彼女はあくまで『肉』である。名前はなく数字が存在するのみ。だが、顔がモレナによく似ていた。生き別れた姉妹だと言われたら信じてしまうほどに。
構成員達の心情は簡単だ。普段、自分に偉そうに接してくるモレナ=プル―ド。逆らえば死。抱き着いたら折れるような細腕なのに、力任せに抑え込むことができない。やりたいのにやれない。積もっていく日々の妄想を、叶えてくれる。それがモレナ姫だった。
モレナ姫の噂は当然モレナ=プル―ドの下にも届いた。
「肉をモレナ姫と呼び、喋り方を真似させたり、モレナはこんな声でイクんだなどと言って、仕事で溜まった怒りをぶつけている」
それはモレナ=プル―ドにとってある種の恐怖を掻き立てる情報だった。
飼いならした、従順な手下だと思っている構成員。自分はアメと鞭を使い分け彼等の心までつかんでいる。尊敬されている。
モレナはそう思っていたのに、思い込みに過ぎなかったというわけだ。モレナ姫に怒りをぶつけるのであれば、構成員の内情は「機会さえあればモレナ=プル―ドを支配したい。力さえあればいつでも裏切る」だ。
モレナはモレナ姫とそれを取り巻く構成員の現状を受け入れることができなかった。
モレナは最も信頼の置ける部下にモレナ姫の殺害を命じた。
部下は命令を受け入れ、殺害の完了を報告した。
モレナはほっと胸をなでおろした。この件はこれで終わり、次へ切り替えよう。
ただ、モレナには大きなミスがあった。モレナ姫と呼ばれる肉の殺害現場や遺体を確認しなかったことだ。構成員達は貴重な女を殺すくらいならこっそり手元で飼いたいと思っていたのだ。モレナはそこに思いを至らせることができなかった。
カキン国の離島。名もなき無人島に、モレナ姫は連れてこられた。
そこは、マフィアの構成員と一部の軍人によって秘密の娯楽施設となっていた。女、酒、麻薬、ビリヤード、カジノ、漫画、アニメ、ネットゲーム。世界中から様々な娯楽品が集められていた。
モレナ姫はそこでマフィア構成員と兵士達の相手をさせられ、食事を食べて、寝るだけの生活を、幾度も繰り返した。
内側に押さえきれないほどの怒りを押し殺しながら。
兵士やマフィア構成員が島からいなくなるつかの間の休憩時間。
モレナ姫は離島の浜辺に出て、海岸線を見るのが日課になっていた。
海を見て心を落ち着かせるのもあるが、彼女は待っていたのだ。
漁船でも、遭難船でも、密輸船でも、何でもいい。自分をこの島から出すだけの移動手段を持った乗り物が現れ、自分の存在に気づくことを。
気づきさえすれば、見た目には自信があるモレナ姫だ。男でも女でも懐柔して船に乗せてもらえるという確信があった。
その日は海が少し静かだった。生き物の気配が少ない。それに、何か重々しさを感じる。嵐の前兆だろうか。
やがて、非常に巨大な黒い影がモレナ姫へと一直線に近づいてきた。
クジラだろうか。それにしては大きすぎる。イワシの群れだろうか。それにしては黒すぎる。
あまりにも大きい。もしや未知の生物? 島ごと食らいつくような怪物?
モレナ姫が逃走を視野に入れ始めた頃、それは海面に姿を現した。
「すごい格好だな、姉ちゃん。ここがカキン国か?」
海面から顔を覗かせる巨大なクジラ、その頭の上に大きいサメが乗り、その頭の上にアザラシが乗り、さらにその上に人魚の男が立っていた。
これは夢は幻か。非常に幻想的で、この世の物とは思えない光景。もしこれが夢ならばあの人魚の男は自分を自由にしてくれる王子様なのだろう。それにしてはロマンチックというよりサーカス染みており、人魚の男も好みの顔ではなかったが。
「あなた、お名前は?」
「俺か? 俺はクチナシ=オガサワラ。姉ちゃんは?」
「……私、名前がないの」
「なんだそりゃ」
「本当よ。生まれてすぐに悪いやつらに捕まってしまって」
「ふーん」
クチナシはモレナ姫の身体を観察する。全身傷だらけだ。特に股間とその奥にダメージが集中している。
「それ、治してあげよっか?」
「あら、治せるの?」
「タダでは治したくないかなあ。姉ちゃんも何かくれよ」
「私……? 私にあげられるものは……」
お前の嫌いな人間を殺す……却下。不穏過ぎるし人魚に意味があるかは分からない。
人間の世界の醜さを教えてあげる……却下。恐がらせて逃げられると困る。
私をあげる……これでいいだろう。
「私をあげる」
「はぁ?」
「だから、私の全てをあげる」
「それはあげるって言わないでしょ」
「だから、私をこの島の外に連れて行って」
「人の話を聞かないやつだな」
クチナシはアザラシの頭から跳躍し、身体を人間の物へと戻しながらモレナ姫の隣に着地する。
「とりあえず服くれないか? 姉ちゃんが着てる変なのでもいいからさ」
「え? 人間の子供……?」
人魚だと思っていた男が、人間の姿となった。魔獣には擬態能力があるのだろうか。
「それ、本物?」
モレナ姫はついいつもの癖で男の子の前についている棒を指で突いてしまった。
「うわっ。びっくりした。いきなり触んなよ気持ちわりぃ」
「ご、ごめんなさい」
感触は本物。男の子の反応も本物。魔獣ではなく人だったのだろうか。
「うわっ。臭ぇ。なんだここ」
酒と麻薬と香水と性の匂い。それは男の子にとって刺激が強すぎたようだ。
「ひぃいっ!? い、痛くしないで……!?」
「アッ、アアッ……。」
中に入ると、廃人となった女や、精神的に男に屈服してしまった女がいる。
全員が全裸や裸エプロンなど男性に奉仕するための格好をしている。ここにある服はたいてい女性もののコスプレだった。サイズも趣味も合わない。
だが、男の子の年齢に近い少女もいて、そっち系のマニアのための体操服も置いてあった。
「これでいいかな」
「よく合ってるわね」
クチナシは体操服を選んだ。機能性が高い服を好んでいた。
「それで姉ちゃん、何をくれるって?」
「だから、私のあげられるもの全てを」
「それじゃあ分からないでしょ。具体的に言ってよ」
「そうね。料理やお洗濯やお使い、マッサージもできるし、下の奉仕もできるし、上の奉仕もできるわ」
「下の奉仕って言うのは、姉ちゃんの股間辺りがボロボロになってるやつのことか?」
「ええそうよ。知らないの?」
「交尾ってやつか? 虫やカエルがやってるのを見たことがある」
「ええそうよ。あなたもあなたのお父さんお母さんの交尾から生まれたの」
「それって何がおもしろいんだ?」
「気持ちいいのよ。おちんちんが」
「気持ちいい? なんでだ?」
「男性はそういう風にできてるみたいよ」
「ふーん。じゃあ女は気持ちよくないのか?」
「……それは人によるんじゃないかしら?」
「姉ちゃんは気持ちよくないと」
「……」
沈黙は肯定だったが。
「いえ、でもあなた相手なら、気持ちいいと思うわ。ううん、気持ちよくなるよう努力する。思い込みの力ってあるわよね」
「ふーん。でもま、壊れているのを治すんだから、それをまた壊すのもなあ……」
クシナシは言いながらモレナ姫の股間に手をかざした。
極大のオーラがモレナ姫の股間を覆う。
「あひいっ!? はわわっ!?」
「ちょっと待ってろ。今、血の流れを戻してる。そんで、ここかな?」
「んがっ!!????」
クチナシの指が、モレナ姫の恥部にそっと触れる。
繰り返しの激痛と強制的な快楽によりマヒしていた感覚が、一気に呼び戻されてきた。
一年前の感度、二年前の感度、三年前の……。そしてまだ男を知らなかった頃の感度へと。
「はあ、はあ、はあっ。ハッ。はあ、はあ、はあ」
時間にして10秒にも満たない。だが、モレナは気付けば全身汗だくになっていた。
「よし、いい感じに汗が出た。だけどまだ変な薬が残ってんなあ。姉ちゃん、ちょっとお腹の中いじくるぞ」
「お、お腹……!? 手を入れるのは嫌よ。痛いもの」
「手じゃないから大丈夫だろ」
クチナシは濃密なオーラを手にまとい、モレナ姫の腹に添える。そして、激しくオーラをオンオフし振動させた。
「ほわぁああああああああああああ!???」
極大なオーラが全身に何度も叩きこまれる。その勢いで体内の水分と麻薬成分が押し出され、湯気のように蒸発していった。
「ぜえ、ぜえ、ぜえ」
「まあ、こんなもんだろ。治ったはずだぞ」
「し、死ぬかと思った……」
モレナ姫の髪は汗でぐしゃぐしゃになっていた。目はパッチリと見開き、クチナシを睨む。
「ちょっと、ああいうことするなら先に言ってほしかったわ」
「でも、姉ちゃんの変な声、おもしろかったぞ」
「あなた、性格悪いわね」
「よく言われる」
クチナシは薄ら笑いを浮かべた。
彼はモレナ姫にとって白馬の王子様になってくれるかもしれなかった男性だ。
だが、今はただの悪ガキにしか見えない。もはや恋愛対象として見ることはできなかった。
「しかし困ったなあ」
「何がよ」
「姉ちゃんは今のやり方で毒抜きできたけど、他の子達に同じ方法を使ったら殺してしまう」
「やっぱり普通のやり方じゃなかったんじゃない! あんな念受けたらふつう死ぬわよ!」
「念ってのは生の活力のことか?」
「うひいっ!?」
クチナシが指先におぞましい密度と怨念がこもったオーラを纏う。それに当てられただけでモレナ姫は気が動転してしまいそうだった。
「姉ちゃんも使えるんだな。生の活力」
「念よ。兵士が自慢気に語っていたわ」
「生の活力だろ?」
「何よその言い方。あなたの国ではそう言うの?」
「いんや。俺以外誰も生の活力に気が付かなかった。人間はね」
「人間は? そう言うってことはやっぱりあなたは人間じゃなくて人魚の魔獣なのね」
「んなわけねえだろ。人間だよ。人魚とかバカじゃねえの?」
「はぁ!? バカってあんたねぇ!」
「なんだ? 自覚なかったの?」
モレナ姫は殴りたい衝動にかられたが、我慢した。相手は自分を救ってくれる移動手段を持っている。心象を損ねてはいけない。
「ま、いいよ。バカな姉ちゃんが分かるように俺も念って呼んであげる」
「そう。バカな弟ができたみたいでうれしいわ」
「はははっ。効いてる効いてる」
「うんうん。自分の言われたくない言葉を言っちゃうのよ。つまり君はバカってこと」
「あははははははっ! 俺を怒らせたら困るんじゃないの?」
「もういいわ。あなたムカつくもの」
「あははははははははっ! 傑作!」
「うふふふ」
クチナシは笑い転げた。モレナ姫も気づくと笑っていた。
ふと、クチナシが真顔になった。
「ん? 何か近づいてきてるぞ」
「……! いけない! 兵士だわ! 速く逃げないと!」
モレナ姫は怯えている少女に近づいていく。
「カミィちゃん。動ける? 速く脱出を!」
「逃げるって!? む、無理だよ。ここは島なんだよ。船がないと」
「ほら。あんたも手伝ってよ。そこのドゥさん運ぶの手伝って。私達を逃がしてくれるんでしょ?」
逃がすとは言ってないが、特に見返りなくモレナ姫の傷を治したのだ。彼は親切心や正義心から女性達を助けようとしている。彼女がそう思い込むのは当然と言えた。
だが、こいつは面倒なクソガキだった。
「おいおい。俺は助けるなんて言ってねえが」
「バッ!? ここまできてなんてこと言ってるの!? 兵士に見つかったらあんたもの酷いことされるのよ!」
「へえ。そりゃあ楽しみだ」
クチナシは逃げる気など微塵もなかった。ようやく殺しても心が痛まないような悪人がやってきてくれるのだ。蟻を潰すように、おもちゃとして遊びたい気持ちでいっぱいだった。
「早くしないと! 兵士が!」
「もう間に合わねえよ」
臨戦態勢のクチナシから放たれる殺気。濃密な死の気配は船に乗る兵士達に届き、兵士達もまた本気のオーラをもって施設にやってきていた。
島は狭く、施設も狭い。もはやどこに逃げてもすぐに気づかれる。そうしてクチナシと女達は兵士達と対面した。数は5。全員がオーラを纏っており鍛え抜かれた精鋭だった。
「おいおいモレナ姫。こいつはどういうことだい?
俺達以外の男を入れちゃってさあ。浮気かい?」
「冷静に考えろ。この歳でこのオーラ量。やつはハンターの可能性が高い」
「なっ!? ここがハンターにバレたってのか!?」
「まだ決まったわけじゃない。だが、場所を変えた方がいいだろうな」
「まずはガキを拷問し、誰の命令でここに来たか口を割らせる」
「だな!」
兵士達は機関銃を連射する。狙いはクチナシの足元。
「よっ、ほっ、ととっ」
クチナシは軽やかなステップで回避し、よけきれない物はオーラ操作で滑らかに受け流した。
「ひいいっ!?」
「ちょっ、ちょっと! こっちに当たったらどうするのよ!」
「お前達はこっちに来い。俺達の後ろにいれば安全だ」
「嫌よ!」
「ならば……っ!」
兵士は脅しのつもりでモレナ姫の足元に銃弾を一発撃った。だが、少し照準がズレて麻薬中毒の女に当たりそうになった。
それを、横合いから黒い何かが飛んできて弾いた。
「む? 今何か……」
「うおぉーーい! 俺の魔人蟻Zがーーー!」
クチナシが銃弾とぶつかった何かを見て叫ぶ。銃弾より少し小さい黒い何かがぐちゃぐちゃになっていた。
「隙だらけだぜ! 小僧!」
その隙に、兵士達はクチナシへと乱射するが。
「この野郎!」
クチナシは一瞬でモレナの足元へ銃弾を放った男に接近し、頭部を極大のオーラで握りつぶした。
「は…………!?」
一瞬で移動したクチナシの力量。あまりにもオーラ移動がスムーズ過ぎて消えたようにしか見えなかった。そして気付いたら、同僚の兵士の頭部が粉砕され赤い血が噴き出していたのだ。
彼我の力量差を読み間違えた。
「クソッ! 五年鍛え上げた魔人蟻Zの恨み! こんなんじゃあ収まらねえ!」
想定外の事態に思考を停止させてしまった兵士達。クチナシ相手にはその一瞬が命取りだった。
蟻を殺された怒りから普段は使わない死の念を使うクチナシ。
黒い力を纏い、凝でも視認できないほどの速度で、次々と兵士達を粉砕していった。
「お? 耐えたか? お前はちょっと強いみたいだな……」
一人だけ、一撃では肉片にならなかった男がいた。
大柄な肉体と強化系のオーラ。それが男が一命を取り留めた要因だった。
とは言え内臓の芯にまでダメージが通っている。死ぬのは時間の問題だ。
「がっ、がふっ。殺せ……」
「殺して欲しいのか?」
「ああっ。このままならどうせ死ぬ。だから早くっ」
「そっか。でもそれじゃあつまらないよなあ?」
なんとクチナシは致命傷の男に己のオーラを与え、傷を治療した。
「どういうつもりだ? 俺を治療してもお前には何のメリットもないはずだが」
「このままお前が死んでもつまらないだろう?」
「つまらない、だと……?」
クチナシはモレナ姫の方を見る。
「おい姉ちゃん。あんたこいつのこと嫌いだろ?」
「……あ、当たり前でしょ! 一刻も早く死んでほしいと思っているわ!」
「じゃ、自分で殺しな」
「は…………?」
「俺は別にこいつを殺しても楽しくないからな。俺は姉ちゃんが殺す所を見たいぞ」
「私は別に見たくないわよ! あなたが殺せばいいでしょ!」
「だからそれじゃあ俺がつまらないんだって」
「あなたがつまらないかどうかなんて私にはどうでもいいの!」
「姉ちゃんの全てを俺にくれるとか言ってなかったか?」
「……あなた、本当に性格悪いわね」
「あははっ。よく言われる」
クチナシ、モレナ姫、カミィちゃん、ドゥさん、生かされた兵士。5人は船に乗り、カキン王国のマフィアの町を目指す。