俺だけ使える成長システムで湘北を全国制覇に導きたい   作:should

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NBA選手の謎行動って面白いよね


箸休めのお話

中学2年の4月。

 

 

新学期の初日。

体育館で身体測定が行われていた。

 

「次、佐藤翔真」

 

「はい」

 

「身長、155.3センチ」

 

「…………」

 

(ん?)

 

保健の先生が記録用紙に数字を書き込んだ。

 

「去年と比べて、4センチ伸びたわね。成長期だもの、順調よ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

(順調?)

 

測定が終わって教室に戻る途中。

廊下の窓に自分の姿が映っていた。

 

(……小さい)

 

周りを見回した。

 

クラスの男子の多くが俺より頭一つ分背が高い。

去年まで同じくらいだったはずの友達がいつの間にか、見上げる高さになっていた。

 

「翔真、どうした?」

 

「いや、何でもない」

 

「お前、背の順だと前から2番目だよな」

 

「……うるさい」

 

(そうなんだよ)

 

ミニバスのころは同学年の中で普通の背丈だった。

中学に入ってからもそんなに目立たなかった。

それなのに中2の春になって、周りがぐんぐん伸びていく中で俺だけ取り残されている。

 

(あれ? 俺198センチになる予定だったよな?)

 

思わず立ち止まった。

 

(なんで中2になったのにまだチビのままなんだ?)

 

その夜の夕食。

食卓には母親の手料理が並んでいた。

 

「翔真、最近元気ないわね」

 

「……そんなことないよ」

 

「何かあった?」

 

「いや、あの、その」

 

言いにくい。

でも、聞かずにはいられなかった。

 

「ねえ、母さん。どうやったら、背って伸びるの?」

 

母親は箸を止めた。

 

「あら、翔真、背が気になるの?」

 

「ちょっとだけ」

 

「そうねえ」

 

母親はぱっと目を輝かせた。

 

「牛乳よ」

 

「牛乳?」

 

「毎日、1リットル飲みなさい」

 

「1リットル!?」

 

「そうよ。うちの田舎の叔父さんは、毎日1リットル飲んで、20センチ伸びたって言ってたわ」

 

(それ絶対盛ってる)

 

「あと、小魚。煮干しもいいわよ」

 

「煮干し」

 

「毎日30匹食べなさい」

 

「30匹!?」

 

そこへ父親が会話に割り込んできた。

 

「いやいや、母さん。牛乳や煮干しだけじゃダメだ」

 

「あなた、何言ってるの」

 

「ぶら下がりだ」

 

「ぶら下がり?」

 

「そうだ。毎日、鉄棒にぶら下がると、背骨が伸びる」

 

(迷信だ)

 

「パパが中学のとき、毎日30分ぶら下がってたら、3センチ伸びたぞ」

 

「それ、成長期だっただけでしょ」

 

「いや、あれは、ぶら下がりの効果だ!」

 

「ぶら下がり健康器、買おうか?」

 

「買うな!」

 

母親がぴしゃりと言った。

 

「リビングに、そんなもの置かないでよ」

 

「でも、翔真のためだぞ」

 

「洗濯物をかけるだけになるのが、目に見えてるわ」

 

(実際そうなりそう)

 

しばらくして母親が思い出したように言った。

 

「あ、そうだ。おばあちゃんから電話があったの」

 

「おばあちゃん?」

 

「翔真の身長があんまり伸びてないって話したら、いいことを教えてくれたわよ」

 

「何?」

 

「毎日、竹の子を食べなさいって」

 

「竹の子?」

 

「竹はすぐ伸びるでしょ。だから、竹の子を食べれば、背も伸びるんですって」

 

(最高に迷信だ)

 

でも。

 

(……やってみようか)

 

何しろ俺は前世では育成ゲームをやり込んだ人間だ。

成長を促す方法があれば何でも試してみたい。

たとえ迷信であっても。

 

「分かった。全部、試してみる」

 

「えっ、全部?」

 

「うん。牛乳も、煮干しも、ぶら下がりも、竹の子も」

 

「全部は、体に悪いんじゃ……」

 

「大丈夫。少しずつやるから」

 

(こうして俺の背を伸ばす迷信チャレンジが始まった)

 

 

 

 

朝牛乳1リットルをパックから直接飲んだ。

 

「ぷはあ」

 

(意外といける)

 

学校に着いて1時間目の授業中。

 

お腹が鳴った。

 

(……ん?)

 

「先生、トイレに」

 

「どうぞ」

 

(来た。やっぱり来た)

 

トイレに駆け込んだ。

 

午前中だけで4回トイレに行った。

 

「翔真、お前、大丈夫か?」

 

「うん、牛乳のせい」

 

「牛乳?」

 

「迷信チャレンジ」

 

「なんだそれ」

 

(……まあ1リットルはやりすぎだな)

 

翌日からは500ミリリットルに減らした。

 

二日目の夜は煮干し。

 

母親がお皿に山盛りの煮干しを出してくれた。

 

「はい、30匹」

 

「……多い」

 

「頑張って」

 

(これずっとかじってるだけだな)

 

10匹15匹20匹。

 

「もう無理」

 

「あと10匹よ」

 

「無理」

 

そのとき窓の外から鳴き声が聞こえた。

 

「にゃあ」

 

「にゃーん」

 

「うにゃー」

 

窓を開けると庭に野良猫が5匹集まっていた。

 

「…………」

 

「あら、煮干しの匂いにつられたのね」

 

「迷惑だ」

 

(煮干しの匂いでご近所の猫が全部集まる。ご近所迷惑チャレンジになってしまった)

 

結局、煮干しは10匹に減らした。

 

 

 

父親が庭に鉄棒を取り付けてくれた。

 

「ほら翔真。毎日30分、ぶら下がれ」

 

「30分?」

 

「できるだけ、長くな」

 

俺は鉄棒にぶら下がった。

 

(……ぶら下がってるだけだな)

 

1分。

2分。

5分。

 

(これ意外と手が疲れる)

 

10分。

15分。

 

「翔真、頑張れ!」

 

「手が……」

 

20分。

 

「あと10分!」

 

「パパ、無理……」

 

力尽きて手が離れた。

 

「23分か。まあまあだな」

 

「手が、痛い……」

 

(握力ばっかり鍛えられてる気がする)

 

1年後。

 

学校の体育の授業で握力測定があった。

 

「次、佐藤翔真」

 

「はい」

 

「……56キロ」

 

「は?」

 

先生が記録用紙を二度見した。

 

「中3で、56キロ?」

 

「はい」

 

「学年トップだぞ」

 

「ありがとうございます」

 

(背は伸びなくて握力だけ伸びた)

 

教室に戻るとクラスメイトが寄ってきた。

 

「翔真、握力すげえな!」

 

「何したんだ?」

 

「ぶら下がり」

 

「ぶら下がり?」

 

「迷信チャレンジ」

 

「また、それか」

 

(クラスで完全に変な人認定されてる)

 

 

おばあちゃんがわざわざ竹の子を送ってくれた。

 

「ありがとう、おばあちゃん」

 

電話口から元気な声が聞こえた。

 

「いいかい翔真。竹の子はね、一日で1メートル伸びることもあるんだよ」

 

「へえ」

 

「その生命力を、体に取り込むんだよ」

 

「うん、分かった」

 

(竹の子の話になるとなぜか、おばあちゃんの声が熱を帯びる)

 

その晩は竹の子ご飯竹の子の煮物竹の子の味噌汁。

 

「…………」

 

「どう?」

 

「おいしいけど……ちょっと多いかも」

 

「食べて!」

 

「はい……」

 

翌朝。

 

(……竹の子もお腹にくるのか)

 

トイレに駆け込んだ。

 

その週末。

父親が古い雑誌を一冊持ってきた。

 

「翔真、これを見ろ。パパの宝物だ」

 

『月刊バスケットボール 世界の名選手』

 

「世界の名選手?」

 

「そうだ。世界のトップ選手たちが、背を伸ばしたり調子を上げたりするために、いろんなことをやってたらしい」

 

「へえ」

 

「巻末のコラムに、まとめが載ってるぞ」

 

俺はページをめくった。

 

■世界の名選手・験担ぎ(※真偽不明の噂を含みます)

・靴に塩を入れて祈る(ジョ○ダン)

・逆さ吊りになる(アイザイア・ト○マス)

・バーにぶら下がる(デリック・ホ○イト)

・ニンジンを大量に食べる(カ○チェルスキス)

・牛乳を毎日6リットル飲む(山○隆弘)

 

(……最後のは数字のインパクトがすごい)

 

「パパ、これ、本当なの?」

 

「分からん。コラムに『噂です』って書いてある」

 

「噂かよ」

 

「でも、おもしろいだろ」

 

(面白いのは認める。そして、俺は全部やる気になっている自分が怖い)

 

最初は靴に塩。

 

「母さん、塩ちょうだい」

 

「何に使うの?」

 

「靴に入れる」

 

「…………」

 

母親はじっと俺を見た。

 

「理由を聞いてもいい?」

 

「おまじない」

 

「…………」

 

結局、靴に塩を入れて玄関で祈った。

 

「背が伸びますように」

 

翌朝。

玄関に白い粉が散らばっていた。

 

「翔真! 靴から塩がこぼれてるじゃない!」

 

「ごめんなさい」

 

「掃除機が詰まるでしょ!」

 

(おまじないは家計と掃除機に優しくない)

 

靴に塩は一日で終わった。

 

次は逆さ吊り。

 

庭の鉄棒に膝をかけて逆さまにぶら下がった。

 

(これは手じゃなくて膝でぶら下がるやつだな)

 

視界がぐるっと反転した。

空が下で地面が上だった。

 

「あれ? あの人、逆さまになってるよ」

 

声がして塀の向こうを見ると近所の小学生が、じーっとこちらを見ていた。

 

「コウモリだ」

 

「コウモリだね」

 

「本物のコウモリだ」

 

「違う」

 

「でも、逆さだよ」

 

「これは、トレーニングだ」

 

「へえ」

 

小学生たちはそのまま塀の向こうで、俺が降りるまで見守っていた。

 

30秒で顔が真っ赤になった。

 

(これ以上は頭に血が上りすぎる。やめておこう)

 

降りたとき小学生たちが拍手した。

 

「コウモリさん、すごい!」

 

「だから、コウモリじゃない」

 

次はニンジン。

 

母親が毎食ニンジンを出してくれた。

 

ニンジンサラダ。

ニンジンのきんぴら。

ニンジンのスープ。

ニンジンのジュース。

 

一週間後。

 

「翔真、手のひらがオレンジ色になってるわよ」

 

「え?」

 

見ると手のひらがうっすらとオレンジ色に染まっていた。

 

「ニンジンの食べすぎね」

 

「体に悪いの?」

 

「保健の先生に聞いたら、色が変わるだけで心配ないって」

 

「そうなんだ」

 

(背は伸びずに色だけ変わった)

 

学校では友達に見られた。

 

「翔真、手が、黄色くない?」

 

「ニンジンのせいだ」

 

「また迷信チャレンジか」

 

「そうだ」

 

「お前、もう、そういうキャラなんだな」

 

(完全にキャラが定着している)

 

最後は牛乳6リットル。

 

「これは、さすがに無理だろ」

 

「パパもそう思う」

 

「一日に6リットルって、だいじょうぶなの?」

 

試しにまず2リットルを飲んでみることにした。

 

1リットル目。

なんとか飲み切った。

 

2リットル目。

半分で限界が来た。

 

「ごめんなさい。もう無理です」

 

「ほらな」

 

「6リットルは、人間の飲む量じゃないよ」

 

「だから、噂なんだよ」

 

(その噂を本当にやったかどうかは、この世の誰にも分からない。分かるのは牛乳は2リットルで限界ということだけだ)

 

そんな日々が4か月続いた。

 

牛乳500ミリ。

煮干し10匹。

ぶら下がり30分。

竹の子ご飯。

靴に塩。

逆さ吊り。

ニンジン。

 

そして、1年後の朝。

 

俺は緊張しながら身長を測った。

 

(さあ結果は)

 

柱の前に背筋を伸ばして立った。

母親が定規を頭に当てた。

 

「いくわよ」

 

「うん」

 

「159.4センチ」

 

「…………」

 

「結構伸びてるわね」

 

「…………」

 

(まだちびじゃないか…)

 

「あ、でも、握力は学年トップになったじゃない」

 

「それ、背とは関係ないよ」

 

「そうね」

 

(1年頑張ったのに)

 

肩を落として部屋に戻った。

 

ベッドに倒れ込んで天井を見上げた。

 

(なんで背が伸びないんだ)

 

そのときふと気づいた。

 

(……待てよ)

 

(俺身体設計で最終身長198センチにしたよな?)

 

がばっと起き上がった。

 

(そうだ。1240点を使って設計したんじゃないか)

 

あまりにも迷信にばかり気を取られて、一番大事なことを忘れていた。

 

(身体設計の画面を確認しよう)

 

画面を開いた。

 

■身体設計(現在)

最終身長 198cm

ウィングスパン 211cm

股下 92cm

手の大きさ 大

頭の大きさ 小

足の大きさ 29.0cm

 

(ほらちゃんとある)

 

ほっとした。

 

でも、すぐに別の疑問が浮かんだ。

 

(……じゃあなんでまだチビなんだ?)

 

画面を見つめても答えは書いてなかった。

 

(もっと詳しく調べないと)

 

そこで、ひらめいた。

 

(鑑定で詳しく自分を見てみよう)

 

洗面所の鏡の前に立った。

 

鏡に映った自分をじっと見つめた。

 

【 鑑定を開始します 】

 

数秒後。

 

画面に文字が浮かんだ。

 

■鑑定結果 佐藤翔真(自分)

 

■身体

現在の身長 159.4cm

最終予測身長 198cm

成長期の状態 まだ本格的には始まっていません

 

(……!)

 

■特殊能力

■フィジカル

 ・高身長

 ・晩成型

 ・怪我しにくい体

 ・バランス感覚○

 ・不屈○

 

(晩成型……?そういえば最初からずっとあったな)

 

晩成型の項目に意識を向けた。

 

すると、詳細が表示された。

 

【 晩成型:体の成長とスキルの成長に、普通の人より長い時間がかかります 】

【 ただし、身体能力のピークが高く、長く続くタイプです 】

 

(…………)

 

俺は画面を見つめたまま固まった。

 

(そうだった)

 

幼児期の初期ステータスに確かに表示されていた。

 

『晩成型 ……序盤は成長が遅いが後半で急伸する』

 

(この特殊能力のことをすっかり忘れていた)

 

笑いが込み上げてきた。

 

「ははは」

 

「ははははは」

 

「あははははは」

 

「翔真ー、うるさいわよー!」

 

「ごめん、母さん!」

 

(つまり、俺は成長が遅いんじゃなくて、成長のタイミングが遅いだけだったんだ)

 

ベッドの上で足をばたばたさせた。

 

(大器晩成。俺はただのチビじゃなくて大器晩成だったんだ)

 

そして、画面の続きを読んだ。

 

【 晩成型の成長曲線は、一般的な成長期より遅れて訪れます 】

【 遅れて訪れる成長期は、より長く、より大きな成長をもたらします 】

 

(つまり、今は伸びなくて当然。その代わりあとからまとめて伸びる)

 

安堵のため息が出た。

 

(よかった。バグでも設計ミスでもなかった)

 

「迷信チャレンジ、全部無駄だったな」

 

声に出して苦笑いした。

 

「牛乳、煮干し、ぶら下がり、竹の子……」

 

でも、すぐに思い直した。

 

(いや、無駄じゃなかった)

 

握力は学年トップになった。

お腹も強くなった(たぶん)。

そして、何より家族みんなが俺のことを、あんなに真剣に考えてくれた。

 

(それは決して無駄じゃない)

 

その夜。

 

日曜日の夜9時。

電話が鳴った。

 

「はい、佐藤です」

 

「おう、翔真」

 

「三井先輩!」

 

「元気か」

 

「はい。先輩こそ、どうですか」

 

「入学式は無事に終わった。今週は、バスケ部の見学に行ってきた」

 

「見学……」

 

「ああ。みんな、結構真剣な顔してたぞ」

 

(見学だけならまだ大丈夫だ。本格的に体を動かすのはこれからのはず)

 

「先輩、ウォームアップは、ちゃんとしましたか」

 

「見学だけだったが、帰ってから、ちゃんとお前に教わったストレッチはやったぞ」

 

「ありがとうございます」

 

「それどころか、先輩たちにも、教えてやったぜ」

 

「え?」

 

「ウォームアップとクールダウンが大事だって」

 

「先輩たちに、教えたんですか?」

 

「ああ。『何だ、新入生が偉そうに』って顔されたけどな」

 

「……」

 

「でも、一人だけ、3年の先輩が『それ、いいな』って言ってくれたんだ」

 

(話を聞いてくれる先輩がちゃんといたのか。よかった)

 

「そっちは、どうだ。元気にやってるか」

 

「はい。元気です。ただ、背が伸びなくて」

 

「背?」

 

「はい。中3になって、まだ159センチです」

 

三井は少し笑った。

 

「お前、背のことなんて気にしてたのか」

 

「いえ、あの、ちょっとだけ」

 

「牛乳でも飲んでろ」

 

「……もう、やりました」

 

「煮干しも?」

 

「やりました」

 

「ぶら下がりも?」

 

「やりました」

 

「竹の子も?」

 

「……何で竹の子を知ってるんですか」

 

「うちのお袋が言ってた」

 

(竹の子は全国的な迷信なのか)

 

「でも、安心しろ」

 

三井がにやっと笑った(のが電話越しにも伝わった)。

 

「お前なら、そのうち伸びる」

 

「そうですかね」

 

「ああ。そんな気がする」

 

「……ありがとうございます」

 

(三井先輩にそう言ってもらえると、本当に伸びそうな気がしてくる)

 

電話を切ったあとノートを開いた。

 

『背が伸びない原因:晩成型。大器晩成。慌てなくていい』

 

そして、書き足した。

 

『迷信チャレンジの成果:握力学年トップ』

 

(これは何かの役に立つかもしれない)

 

窓の外には4月の夜空が広がっていた。

 

 

 

「よし。気楽にいこう」

 

俺はノートを閉じた。

 

そのとき廊下から母親の声が聞こえてきた。

 

「翔真ー、牛乳、飲む?」

 

「……もう、いいよ」

 

「煮干しは?」

 

「もう、いいよ」

 

「じゃあ、竹の子は?」

 

「もう、いいってば!」

 

(竹の子はもう勘弁してほしい)

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