ヌース 視点
あれから数千年経ち、色んな国を旅した。
具体的に何年かは知らん。
一度、大陸中を旅した後はやることも無いので回収していた計画書とそれに付いていた設計図からオーズドライバーを開発しておいた。
同じ要領でバースドライバーやメダジャリバーを作って体内に取り込んである。
クウガ兼アギトごっこも出来るようになった。
ベルトを体内から出すだけだが…
それが300年くらいかかったので、国などが変わっていると思い、また旅を再開したわけだ。
そしたら、バイセル?という街?村?にデカいハンマーを掛けて勝負する喧嘩祭りがあると聞いたので今向かっている。
普通に楽しみである。
特に観光名所であろうデカいハンマーが早く見たい。
そんなの作った奴がいるなら会いたいなぁ…
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メリオダス 視点
ん?なんだ…?この歪な気配は…
ドッカーーーン!!
「ふぅ…ついたついた」
何だコイツ…人間じゃねぇのは分かるが…
魔神族の気配もしねぇし、女神族の気配がするわけでもねぇ…
取り敢えず、話を聞いてみるか。
「よお!お前もケンカ祭りに参加すんのか?」
「ん?ああ。デカいハンマーなんて珍しい物は欲しいだろ?」
「なるほどぉ、お前もアレが欲しいのか」
「お前さんも?デッカイものはロマンがあるからね、デッカイ武器はもちろんのこと…こっちもバインバインだとなお嬉しいよね」
「それもそうなんだが…アレは元々俺のダチのもんだから、取り戻そうと思ってな」
「へぇ…じゃあ製作者はわかるかい?あんなロマンの塊を作れる人なら面白いものをたくさん作ってそうだ」
「分かるが…作ってもらえるかは分かんねぇぞ?」
「えぇ…なら、僕が優勝したら、ゲットしたハンマー渡すから頼んでくれない?」
「ふーむ…それなら良いぜ」
「じゃあ、交渉成立だね」
悪いやつではなさそうだな。
自分本位なところが強そうだが…
「だぁーんちょ、アイツなんかあんのか?」
「いーや、ちょっと気になることがあってな。それよりも朗報だぞぉ?ディアンヌのハンマーを取り戻す手伝いしてくれるってさ」
「へぇー、代わりになんか面倒なこと頼まれたんじゃねぇの?」
「よくわかったな!マーリンにアイツの要望通りの武器を作って貰えるように頼まなきゃならんくなった」
「よりにもよって、まだ見つかってないやつか。そりゃ面倒だな。貰うもんだけもらってトンズラでもいいだろうが…」
「いーや、ちゃんと約束は守るさ。それに、俺は頼むとは言ったけど、絶対に作らせるなんて言ってないからな。」
「うーわ…性格わりー」
「ふふふ…策士と呼んでもらおうか」
特に害意は感じないし、様子見だな…
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ヌース 視点
デッカイハンマーに匹敵する武器は何を作ってもらおうかなぁ
パイルバンカー?ガンランス?スナイパーライフルでもいいが…
ふーむ…やっぱり、パワーダイザーでも作ってもらおうかな?
それとも、まだ未完成のバース・CLAWsを作らせようか…
まあ、頼む時に作って欲しいものを作らせるか。
まずは…祭りだぁ!!
ルールはシンプルで、武器なしの殴り合い(魔力はあり)だ。
怪人態に変身したら人間には確実に勝てるだろうが、魔神族や女神族なら更に能力も使わないと勝てないだろう。
ここは様子見して使うかどうか決めるつもりだ。
予選 普通に負けるわけなくて人間態で突破
…思ったより弱かったな。
前に人間と戦ったときはもうちょっと強かった気はしたが、弱くなったか?それともアイツが上澄みだっただけ?
まあいいや、勝てたんだから気にする必要ない。
次も多分勝てるだろう。
それよりも…あの少年の持ってるクッション欲しいなぁ…
それにしても、あの金髪の少年は…どっかで見たことある気がするなぁ…
まあ、いいや。
そのうち思い出すだろ。
「第一試合A組!ヌースVSマトローナ!」
「よろしく」
「!」コク
話せないのか?
「第1試合B組!グリアモールVSハウザー」
「おっ、俺達か」
「負けないぞ」
「俺が勝つ」
デカいのとリーゼントか。
「第1試合C組!ケインVSおっさん!」
「ヒック…ワシか?」
「プフフ…おっさんってw誰?何?その名前w」
「お前だぞ?」
「はっ!?」
酔っ払いとクッションの少年か。
「第1試合D組!メリオダフVSバーン!」
「「お」」
あの二人か。
どんな喧嘩になるかわからないけどヤバそうだな。
じゃあ、準備するか。
ステージに行き、服を整える。
メダルの体だからストレッチとかいらないしね。
「第一試合A組、開始ーーー!!」
「ッ!!!?」
いきなり腹パンかよ…
まあメダルを移して体に穴を開けてノーダメだけど。
「じゃあ、コッチの番ね」
貫通した腕を抜けないように、移したメダルをもとに戻して、他の部位から右腕と腰に集中してぶん殴った。
僕のグリードとしての特性は『耐久・支援』
ガメルの燃費の悪さとは正反対に、セルメダルの消費を少なく活動でき、硬く、バフも掛けられる。
ぶっちゃけ、ガメルの上位互換だ。
唯一、劣るところはパワーがない。
つまり、本来は受けて戦う性能をしているが、僕の性格が作用して搦手もできるようになった。
更に、ここ数千年でセルメダルを大量に養殖して取り込んでいる。その数、多分一億枚以上。
要するに、避けるのが上手いのに当たっても硬いというクソボスだ。
だから、一撃で終わると思っていた。
だが、相手に拳が当たった瞬間肉を打つ鈍い音ではなく、かん高い金属音がなった。
「へえ、それが君の魔力か。面白い」
ガメルのメダルを用いて、腕力を強化する。
そして、メズールのメダルを用いて聞こえないレベルの高音の音波を放ち、ダメージを与えられる場所を探る。
全身金属になってて、カチカチだな。
場外に投げ出すか。
両手にセルを集中させて5mくらいの大きさに変えて、掌底!
「ぁッ!?」
掌底で起きた風でマトローナとマトローナの帽子を吹き飛ばした。
現れたのは茶髪の美少女。
「「な!?」」
おっさんとバーンが驚いてるが、気にせずに足にセルを集中させて回し蹴りして追撃する。
それを彼女はしゃがんで避けて、腹から胸を満遍なく殴り続ける。
メダルを移動させて避けられるのを防ぐためだろう。
なので、今回はメダルを移動させずに受ける。
「ッ!」カーン!
「僕は避けなくてもノーダメだ」
最後に巨大化させた手で掴み、場外に放り投げた。
「マトローナ場外!勝者、ヌース!!」
「「「うおおおぉぉぉぉ!!!!」」」
観客の大騒ぎを無視してマトローナの状態を確認する。
見た感じはそこまで怪我とかはなさそうだけど…
「大丈夫かい?」
「うん…」
負けて落ち込んでるみたいだけど、ただの人間がグリードに勝てるわけないしなぁ…
まあ、こればかりは彼女が強くなって僕にリベンジするか、割り切るかのどっちかしか出来ないから、僕にはどうしようもない。
「じゃあね」
「うん、次は絶対負けないからね!」
「リベンジ待ってるよ」
「だんちょーーー!!」
「ぐへぇ」
メリオダフに抱きついた。
というか、知り合いかよ。
「ずいぶんとお熱いご様子で」
というか、ずっと気になってたけど胸に何かいるよなぁ…
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第2試合の対戦表がこちら。
ヌースVSハウザー
ケインVSメリオダフ
これを見た時の感想は、『勝てる』だった。
マトローナ改めディアンヌよりも格下のハウザーには簡単に勝てるだろう。
メリオダフ改めメリオダスは、よく分からんが本気じゃなさそうだし、勝てると思う。
気配が少し歪だし、欲も凄まじい。
ただ、こいつでヤミーは作れないな。
グニャグニャに潰された粘土みたいな、不安定なヤミーになりそうだ。
「第2試合A組!ヌースVSハウザー!!」
「七つの大罪とやりたいからな、勝たせてもらうぜ?」
「君の風じゃ、僕を吹き飛ばせないよ」
「何?」
「僕は重たいからね」
足を軽く上げて落とすと、足がステージを貫通した。
僕はセルの質量でめちゃくちゃ重たい。
なので、ずっとすり足で動くか、大ジャンプで跳び、人のいないような平野や山に着地するなどの方法しか取れない。
「へぇ…こりゃ、一筋縄じゃ行かなそうだ」
「第2試合A組!開始ー!!」
「じゃあね」
「ぐぁ…!?」
攻撃される前に速攻でぶん殴り、場外負けにした。
「しょ、勝者!ヌース!!」
「は、はは…お前も七つの大罪か…?」
「七つの大罪?なにそれ?宗教?」
「な…違うのか?」
「七つの大罪とか呼ばれたことないしね。人のこと?それとも何かの生物の総称?」
「人だ!リオネスに反逆した大罪人たちだ!」
「へー、そんだけ国が信用できなかったんだ」
「なっ…」
「離反したってことはそういうことでしょ?僕は、ここに来る前に聖騎士って奴に強盗されそうになったし、残当としか思えないけど」
「なんだと?強盗だって?!」
「うん、聖騎士の言うことを聞かない奴は反逆者だ!とか言って決めつけて僕の全財産150000くらいを根こそぎ取ろうとしてきたから、返り討ちにしたけど…信頼も信用も無いよ」
ちなみにその聖騎士は肉体をセルメダルに還元したので消えてる。強盗は悪いことって自覚させるために指先から少しずつ変えてやった。
「国の防衛のために、領国内の村々から税を取るならまだ分かるが…旅人から強制徴収するなんて聞いたこともない」
「そんなこと聖騎士の領分を逸脱してるに決まってる!何かの間違いか、ソイツとその一味だけだろう!?」
「それが4回あった。僕の信頼は並大抵のことじゃ、もう取り戻せないよ。じゃあね」
悔しそうで、かつ怒りの表情を浮かべながら地面を見つめ、拳を握りしめるハウザーを見て、コイツは信用することにした。
「嬉しそうな顔してるな、お前」
「…まだ捨てたもんじゃないって思っただけだよ」
「ふーん」
「興味無いなら聞かないでよ。バーニャエール一杯、これお代ね」
「まいどあり」
1集団に2時間くらいかけてたのを何回も連続でやってたから苛つきすぎて、それを思い出して…
はぁ…僕らしくなかったなぁ…
まあいい、僕は悪くない。
そもそもこの世界は、ほぼ弱肉強食なんだから負けた奴が悪い。
______________________*2
因縁のあった様子の対決も終わり、メリオダスVS僕の試合。
なんとなく嫌な予感がするが、なんとかなるだろう。
最悪、怪人態になればいい。
「やっぱりお前が勝ち残ると思ってたぜ」
「そう?ディ…マトローナも強かったけど?」
「お前とは相性が悪かったしな。仕方ない」
話し合ってると突然、審判が割ってきた。
「それでは、両者尋常に…喧嘩開始!」
「いきなりだッ!〜!!」
「それに反応して即座に攻撃してるなら大して影響ないでしょッ」
いきなり鳩尾に膝蹴りしてきたので、アッパーカットをして舌を噛ませた。
「舌切ってない?」
「痛ってぇ…やるな、お前」
「舌は回るみたいだから、大丈夫か」
「言ったな、この野郎ッ!」
次は回り込んで、首に手を回して絞めてきたので、後ろに倒れて体重をかけた。
「重…!?」
「1枚75gとして…7500tあるからね」
「何処にそんな詰まってんだよ!?」
「体全体?」
「クッソ…!」
ステージに穴を開けて逃げられたな。
「何ちんたらしてんだよ!」
「もっと派手にやれー」
文句が出始めたなぁ…
勝てない奴がなんか言ってら。
そんなに闘争をお望みならやらせてやろうかね。
「ここにとあるメダルが1枚、これを割ると…化け物2つ」
セルメダルを割って、投げた。
すると、割れたメダルがミイラのような姿に変わって人を襲い始めた。
「じゃあ、頑張って暇をしのいでね。」
豚の帽子亭のメンツ以外を襲うように設定したので、おっさんこと、キングくんは身構えたけど素通りされてて面白い顔してた。
「悪趣味だなぁ、お前」
「喧嘩に口出ししたのが悪い。それに屑ヤミーくらいなら、聖騎士じゃない人間でも何とかなるよ」
しつこい…いや、しぶといけどね。
…ん?なんか来たな
「喧嘩中断でいい?」
「いいぜ、お前もアレが気になるんだろ?」
「観客はこのまま追い立てて逃がすね」
「おう、頼んだ」
「じゃあ、いってらっしゃい」
「行ってくる!」
…よし、ステージから降りたな。
これでデカいハンマーは僕のだ。
「よっこいせっ…と」
じゃあ、帰るか。
あと、アレだけやっておこう。
「その欲望、解放しろ」
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「ない…ない…なーい!!
僕のギデオンがなーい!!
なんでぇ〜…!」
「あんなに大きいものが何の痕跡もなく消えるはずが…あ!ねぇ、ディアンヌ!これ!」
「何これ?」
「大昔の…千年以上前の地図みたいだ。ここに印がついてる。ここに来いってことか?」
「よーし!じゃあ、行ってみよう!」
豚の帽子亭の一行は、地図に印のある場所…今は《奇怪な森》と呼ばれる自然に侵食された廃墟へ向かった。
ヌースが支配するエリア《奇怪な森》
森のあらゆる生物からヤミーを生み出し続け、魔神族、女神族、各種族の上位者たちしか生き残ることの出来ない森。
セルメダルを集めるために国民全員からヤミーが生み出され、内紛や戦争を起こして滅んだ国が長い年月をかけて自然と共存するようになった廃墟。
リオネスの属国だった。
って感じの設定。
ここでの養殖で2000万くらい稼いでる。
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ディアンヌのギデオン無しにより、修正
屑ヤミーの出現により、ベロニカを先に遠くへと逃がしていたグリアモールと近くにいたハウザーはディアンヌと協力してヘルブラムを撃破。
常闇の棺の欠片は盗られる。
ジェリコとギーラは去り際にヌースにセルメダルを投入され、寄生された。
ジェリコのヤミー:バンへの執着が増加。
ギーラのヤミー:弟に対する
他に変えなきゃならないところあったら教えて