ヌース 視点
取り敢えず、爆発に巻き込まれて、セルが数十枚で消えた。
…まあ、それでもまだ一億枚近くあるし、最近収穫した分のセルメダルの方が多いけど。
「戦闘力が多少増えたくらいか?」
「…多少かどうかは、お前の身で確かめろ!!」
なんか、黒い光線を撃たれたが…
うん、避けれるし当たってもセル数枚分しか削れないな。
弾いて絶望させるか。
「で?」
「な!?」
「その魔神族は、魔神の中でも下の方だしな。十戒とかのレベルじゃないと僕は倒せないよ。今度こそじゃあね」
「やめろ…辞めろぉ!!!」
死への恐怖で多少は出力が上がったが…
うん、まあそこまで効いてない。
「一応、最後の確認だけするか」
「何を…!?」
取り敢えず、変化した際に復活した脚をまたメダルに変える。今度は全部真っ黒だ…
ホントにこの黒いセルメダルはなんだ?
魔神の力が宿ったのかな?
一応、黒いセルも集めてるけど…さすがに取り込めないよなぁ…
地下に行くように言ったから近くにいると思うけど…
「メリオダス〜!ホーク〜!」
「コッチだぜ!メリオダスも寝ちまってよぉ!」
「そう。起こして」
「もう起きてるよ…」
「起きてるなら降りろよ!?」
「そう言うなって…それで、ソイツは?」
「取り敢えず、反骨心は折ったけど何するかわかんないし殺したいんだけど…それでいい?」
「嫌だぁ…!!殺さないでくれぇ…!!」
うるさいなぁ…
早速、さっき生えたばかりのちょい立派な角をメダルに変えてやった。
「あーー!!!?」
((怖えぇ…))
「次は話せないように喉でも消してあげようか?」
「はぁ…!!はぁ…!!」
「それでいいんだよ。なんで分からなかったの?」
奥歯を噛み締めながら声を出さないようにしているヘンドリクセン。
「ちょうどいいや。君の体を有効活用してあげるよ」
「!?」
黒いメダルが何なのかよくわからないから、飼って実験しよう。
「それにしても…君の置き場がないしなぁ」
「それならいいものがあるぞ」
「どちら様?」
いきなり現れたローブからザ・妖艶な女みたいな声がして、ローブを脱ぎ捨てた。
「「?」」
なんか、コイツから懐かしい気配がするな…
「ひっさしぶりだな!マーリン!!」
「「マーリン?」」
「マーリンだと!?」
…誰だろう?
絶対会ったことあるはずなんだけど…
「君、会ったことあるよな?何処か分かるか?」
「ん?ふむ…私にもわからないな」
「そうか…」
ベリアルインの人間なわけないし…
そもそも、人間族の集団だから今まで生きてるわけないしね。
となると…いつ会ったんだろう?
わかんないや…まあ、いいや。
「それより、そこのお爺さんは?」
「バルトラ、この国の国王だ。」
「ふーん、で病気だなんだって聞いたけど健康そうだね」
「ただの痔だ」
「ちょ…!?」
「「ブフッw」」
「あっ…そう。大変だね」
触れないでおこう。
ちょっとタカメダルの影響でちょっと透けて見えてるパンツが赤いのも気の所為だ。そうに違いない。
「それより、剣の柄見つけた?」
「いや、見つからねぇんだ…他の欠片もあると思ったんだが無いしな」
「他の人に持って行かせたってこと?」
「そうなるな」
「まあ…取り敢えず何か起きるまで放置かな?」
「…だな。見つからねぇし、まずは療養しねぇとな」
ヘンドリクセンはマーリンに瓶詰めにされた。
______________________
ドレファス(フラウドリン)視点
なんだアイツは!?
人の体や物を完全に消しているだと!?
借り物の力で得たとは言え、魔神の体だぞ!?
だが、ヘンドリクセンが時間を稼いでいる間に何とか常闇の棺と女神の力の宿った血も回収できた。
これで叶う…!
魔神族の復活が…!
血の量が少し心許ないな…
だが、これだけあれば十戒だけなら復活はできるだろう。
ヘンドリクセンが研究した解呪の呪文は確か…
『その楔たる抱擁と、その鎖たる
ふぅ…
さて、これからが本番だ…!
『女神の力宿す光り輝く雫よ、魔の者たちの呪縛を解き放て!』
ぐっ…光がッ……!
だが…ここで止まるわけにはいかん!!
『永劫の狭間より…!忘却の彼方より…!無限の眠りより…!』
ぐぁぁぁ!!!
ここで…俺が死…うとも…絶対に…!!
『消え…よ………む…くな…呪い』
さらばだ…同胞たちよ…
あとは…まかせ…
______________________
ヌース 視点
ん?
…ホントに随分と懐かしい気配がする。
ゼッくん達の気配だけど…弱ってる?
会いに行けば分かるか!
作者の頭で作った設定
(ここ原作の設定と違って矛盾してるとか教えてね)
ベリアルインを出て旅をしている間*1に女神族と魔神族にセルメダルを投入し、戦場をさらなる混沌に貶めたので両種族から追われるハメになった。
しかし、普通に強かった*2ので十戒と四大天使から勧誘という名の誘拐をされそうになった。特にリュドシエルに
逃げ回ってる最中の軽口で話していると、女神族側はマエル、魔神族側はゼルドリスと仲が良くなった。
記憶の改変は行われたが、思い出*3はそのまま残ってるし、魔神と女神とか関係なしに仲良しである。
名前がマエルからエスタロッサに変わったことと、魔力が太陽から全反撃に変わったことくらいしか記憶改変が起こっていない。
マエルのリュドシエルによる洗脳教育を少しずつ剥がしている期間中に禁呪が発動したので、そこら辺の記憶はごっそりと抜け落ちている。
本人は記憶の抜けを自覚しつつも、グリードだからか?と当時は考えていた。今は記憶の話題が出たら、僕も記憶抜けてるんだよなぁと黙って頭の片隅においておくので何の進展もしない。
唯一嫌いなのはリュドシエル。
自分勝手に話してきて、洗脳と強制させようとするから嫌い。
コイツが来た時は暇ならノミ以下さんになって撃退する。