「事件が起きたのは、10時30分頃、私とみくるが有楽町に言って映画の後に現金輸送車襲撃を目撃し、犯人は車で逃走した。」
と、あんなは言った。
「それで、犯人の特徴は。」
「銀行員の話では、コートとサングラスとコートを着た40代ぐらいの男でした。」
「それで、犯人はコートとサングラスとコートを着た男が発砲したって事か。」
と、岡野刑事はあんなとみくるに言った。
「ええ。」
「ところで、犯人が乗った車は。」
「ああ、調べたところ犯人が乗った車は盗難車だったよ。」
「やっぱり、盗難車か。」
と、佐久間刑事は言った。
「どうだ。」
「ああ、関警部。」
「目撃者は、この2人の中学生です。」
「ほう、この子たちが。」
と、岡野警部補は上司の関警部に言った。
「あっ、そうだ。」
「ん、何だねあんなちゃん。」
「車を運転していた人は、若い男を見たわ。」
「そう言えば、若い男が運転していたわ。」
「えっ、それは本当か。」
「ええ、20代前後の男性だったわ。」
「なるほど、すると犯人は4人の可能性があるって事か。」
と、関警部は言った。
「岡野刑事、犯人が使った拳銃は分かったの?。」
と、みくるは言った。
「ああ、現金輸送車襲撃に使用したのはコルトガバメント・45口径だ。」
「現金強奪して、警備員を打って逃走した。」
「やはり、強奪犯の仕業ではないでしょうか?。」
「その、可能性が高いな。」
と、関警部は言った。
「ところで、あんなとみくるはどうして有楽町に来てたんだ。」
「実は、この日は代休でみくると一緒に映画に行こうと。」
「なるほど。するとあんなとみくるは映画と買い物に行った時にそこへ行ったら、偶然拳銃の音が聞こえてたので現場へ行ったのか。」
「うん。」
そして、あんなとみくるは帰り道。
「あれ、何かしらこれ。」
「どうしたの。」
「落とし物みたいだったけど。」
「とにかく、鉄道公安の方へ行こう。」
「うん。」
あんなとみくるは東京中央鉄道公安室へやってきた。
「あのー、君たち。」
「はい。」
「うちの公安室へ何か用かい。」
と、南はあんなとみくるに言った。
「この財布を落としていたので、届に来ました。」
「ああ、そうか、じゃあ中に来て。」
早速、中に入って書類を作った。
「はい、これ預かり書です。」
「ありがとう。」
「ん、どうしたのあんな。」
「この男。」
「ん、何か知っているのか。」
と、南は言った。
「うん。」
「とにかく、こっちへ来て。」
あんなとみくるは特捜班にやって来た。
「一昨日の夜に東京の友人に会いに行くと言って、行方が分からなくなったという事がわかったんです。」
「それで、心当たりは?。」
「いやー、友人と会いに言ってから帰りが遅いので心配になりまして。」
そこへ、南がやって来た。
「小海。」
「あっ、主任。」
「この2人の女の子が、行方不明の男性に似ているのを目撃しているんだ。」
「えっ。」
「南、もしかしてこの男か。」
と、高杉は捜索願の書類を見せた。
「この男よ、間違いないわ。」
「知っているのか、この男を。」
「うん、有楽町で現金輸送車が襲撃されてこの男が車を運転しているところを見たんです。」
「やはり、犯人に強要されて強盗したんですかね。」
「それも、考えられるな。」
あんなの推理は当たっているのか。
次回は、いよいよ夏休みだ。
あんなとみくるは寝台特急「北斗星」に乗って北海道へ。