あんなとみくるとくれあが乗った寝台特急「北斗星1号」は函館でディーゼル機関車に交換し、札幌へ目指した。
あんなとみくる達は食堂車へ行き、朝食を済ませた。
「今は、登別当たりよ。」
「札幌はもうすぐだ。」
ぷーんとコーヒー、ふっくらオムレツ、朝食ならではの組み合わせだ。
そして、あんなとみくるとくれあが乗った寝台特急「北斗星1号」は定刻通り、9時18分に札幌へ到着した。
「やっと、北海道に来たわ。」
「うれしくて、眠れなかったけどね。」
と、みくるは言った。
「うん。」
「何だ、君たちも来ていたのか。」
「あれ、あなたは。」
「実は、俺の実家は北海道の方なんだよ。」
「どの辺りです。」
「うーんとね、場所は石狩市何だ。」
「へぇー。」
そして、あんなと1人の男は札幌から函館本線に乗って小樽へ向かった。
ファーン!
あんなたちが乗った731系電車は函館本線へ通って小樽へ向かった。
「へぇー、君たちは小樽へ行くのか。」
「うん、そうだよ。」
「でも、どうして東京へ行っていたの?。」
と、みくるは言った。
「僕は北国から都会で仕事して母と妹に支えてあげないとね。」
「それで、お父さんは?。」
「あっ、うちの父親は中学の時に亡くなって。」
「そうでしたか。」
そして、手稲に到着した。
「では、俺はここで。」
「元気でね。」
と、あんなは言った。
その頃。
「何、あいつが逃げただと。」
「ええ、恐らく北海道へ逃げたんじゃないかと。」
「よしっ、何としても見つけるんだ。」
と、男は言った。
北海道・石狩市
「ただいま、母さん、早苗。」
「お帰り、俊哉。」
「お兄ちゃん、お帰りなさい。」
「何処へ行っていたのよ、今まで心配していたのよ。」
と、俊哉の母は言った。
「お兄ちゃん、東京で何をしていたのよ。」
「まさかっ、現金強奪されたってニュースで言っていたから。」
「ああ、断ったんだけど無理やりやらされてたらしいんだ。」
「そうなのね。」
と、母は言った。
一方、特捜班では。
「犯人は前日に車を盗難して、有楽町で現金強奪して車で逃走した。」
「つまり犯人は、車を運転していたのはその男か。」
と、松本は南と高山に言った。
「という事は、仲間がいたって事か。」
「ええ、恐らく。」
「それで、桜井は取調べしたのか。」
「ええ、クレカ借金による現金強奪に参加したと自供しています。それに、後の生化は何処へ行ったかは知らないと一点張りで。」
「そうか。」
と、そこへ菅原がやってきた。
「班長。」
「おう、何かわかったか。」
「強盗犯の2人の男の身元が分かったよ。」
「何、それは本当か。」
と、高杉は言った。
「まずは、大原 和正さん51歳、それに久保田 良助35歳です。」
「そうか、逮捕したい石井と大原と久保田は強盗の仲間だったのか。」
「ええ、主犯は大原で石井と久保田は脇役か。」
と、桜井は高杉に言った。
「ええ。」
「行方不明の男はその3人に強要されていたって事か。」
「ええ。」
「彼は何処へ何処へ行ったんですかね。」
と、梶山は言った。
「班長、北海道ですよ。」
「何。」
「犯人はその男とみくる達を。」
「これは、間違いなく狙われますね。」
と、桜井は言った。
そして、北の大地北海道で事件が起きる。