キロちゃんは休みたい!   作:とんこつラーメン

14 / 14
皆さん、初めまして。私が雄英高校の事務員です。

 私がタロスのコックピットから出て数十分振りに外の新鮮な空気を吸っていると、なにやら見たことのある三人の生徒達が実に見事なリアクションをしてくれた。

 

「え…ちょ…ど…どういうことですか!? なんで先輩が、ロボットの中から!?」

「こ…これは一体どういうことなんだ…?」

「どこかで聞いたことがある声だと思ってたら、あの時の先輩の声やったんやね…」

 

 うーん…これはあれですか?

 ちゃんと一から全部説明しないといけない感じですかね?

 まだ警察の人達は来てないみたいですし…。

 

「ちゃんと説明をしてあげたらどうだい? 鋼野くん」

「いいんですか?」

「別に構わないよ。公安の方でもタロスや君自身の事は機密事項に指定されているわけではないしね。ごく稀とはいえ、出動する時は普通にタロスに乗っているんだろう?」

「えぇ…まぁ…一応」

 

 けど、私がタロスと一緒に出る時は、その大半が人目につかないような真っ暗なお仕事ばかりだし…一般人の目撃者なんて皆無に等しい。

 私の知らない所で誰かに目撃されている可能性もあるかもしれないけど。

 

「おい緑谷。あのロボットから出てきた奴の事、知ってるのか?」

「う…うん。この間のマスコミ騒動…覚えてるでしょ?」

「あぁ」

「その時に食堂で出会った人なんだけど…自分の事を『先輩』って名乗ってて、僕たちもそれに倣って『先輩』って呼んでたんだ。まさか、こんな場所で再会するとは流石に想像もしてなかったけど…」

「そうか…」

 

 おや? あの髪の毛が真ん中から赤と白に分かれている子…どこかで見たことがあるような気が?

 どこだったかな? 名前を聞けば思い出すかな?

 

「えー…こほん。こんな時にあれですが、校長先生にも言われましたので一応の自己紹介をば」

 

 おっと。

 一気に生徒達の視線が私に向かってきた。

 これはこれで中々に気恥ずかしいですね。

 

「私の名前は『鋼野騎呂』。この雄英高校の臨時の事務員を務めております。どうか、お見知りおきを」

「「「じ…事務員っ!?」」」

 

 いや…そこは別に驚くようなところじゃないのでは?

 

「ど…どういうことですか!? あの時は確かに『先輩』だって…」

「貴方達の『先輩』ではありますよ? 私、雄英の卒業生ですので」

「な…成る程…間違っては無い…」

「先輩は先輩でも、めっちゃ大先輩だったんだね…」

 

 むふー…。

 私を見た目で判断せず、ちゃんと年相応に見てくれるのは気分がいいですね。

 

「おいおい! 騎呂ちゃんよ~! まだ大事な部分を言っちゃいない…ゼ!」

「大事な部分? はて?」

 

 マイクさんが全力で余計なことを言ってくるが、ここは敢えて誤魔化す。

 私の所属の事を言ったら、確実に目立ってしまう…!

 

「こう見えても、騎呂ちゃんは…なんと! あの『ヒーロー公安委員会』に所属しているプロのヒーローでもあるんだぜ!!」

「「「「「えええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇっ!!!???」」」」」

 

 なんて私の心の中の全力の訴えをガン無視して普通に言っちゃってるしー!!

 私がその手の話題を晒されることを嫌がってるのを知ってる癖にー!!

 ぜーったいに面白がってやってるでしょ、この人ー!!

 

「しかも! 騎呂ちゃんは現公安委員会会長直属の部下であり右腕的な存在でもある! この歳にして、実はかなり上の立場にいる子なんだぜ!!」

「い…委員会会長直属の部下ぁっ!?」

「そ…それは…相当な地位にいるのでは…!?」

「うわわわわ…さ…流石は天下の雄英…! 卒業生から、そんな凄い人が出てるなんて…」

「完全に余計なことを言わないでください!!」

 

 私の必死の訴えもニッコニコの顔で誤魔化してるし!

 はぁぁ…もぉぉ…。

 

「因みに! このロボットの名前は『タロス』! 超高性能な人工知能搭載型の騎呂ちゃん専用の機体で、ちゃんと正式に彼女のサイドキックとして登録されてるんだぜ!」

「「「ロボットがサイドキック!?」」」

 

 うん。これは普通に驚きますよね。

 幾ら並の人間以上に優秀とはいえ、機械がサイドキックだなんて。

 でも、そこらのヒーローと組むよりは、タロスの方が遥かに気が楽だし合わせやすいんですよ。

 

「仕方がない…タロス。皆さんにご挨拶を」

『了解です。キロ』

「「「「「本当にロボットが喋ってるぅぅぅぅぅっ!?」」」」」

 

 そのリアクション…さっきもしませんでした?

 なんでしょう…これ。

 完全に場の空気が一変してコント会場みたいになってるんですが。

 

『皆さん、初めまして。私はヒーロー公安委員会所属の鋼野騎呂…ヒーロー名『ライダー』のサイドキックにして専用機である、この機体に搭載されている操縦補助用人工知能『タロス』と申します。以後、お見知りおきを』

「め…めっちゃ礼儀正しい…」

「つーか、爆豪よりも人間として出来てねぇか? ロボットだけど」

「んだとゴラァっ!? もう一回言ってみろや!!」

 

 面白い子達だなー。

 マジで見ていて飽きないわー。

 

「あ…あの! さっきから何回か呼ばれている『ライダー』というのが、先輩…鋼野さんのヒーロー名なんですか?」

「その通りです。私の個性を知った会長が、私の知らない所で勝手に登録した名前です」

「そ…そんな事ってあるんだ…。けど、鋼野さんの個性って一体…?」

 

 あ…遂にそれを尋ねちゃうんだ。

 今までずっと、敢えて話を知らしたりしながら黙り続けてたのに。

 いつものように適当に誤魔化してもいいけど、あの緑谷って呼ばれてた子…どうもオタクっぽい雰囲気がするんだよなぁ…。

 変な予測とかされて、変な方向に話が飛躍する前にちゃんと説明をした方が賢明かもしれない。

 これもまた別に機密事項ってわけじゃないし、普通に公安のサイトとか覗けば私についての簡単なプロフィールは記載されてますしね。

 

「私の個性は『騎乗』と言います」

「「「「騎乗…?」」」」

 

 皆揃って小首を傾げてるし。

 いつからここは私の個性説明会になったんですかね。

 

「この世に存在する、ありとあらゆる『乗り物』を完全完璧に乗りこなし、そのスペックを120%引き出すことが出来る。更に、初めて乗った乗り物でも、その操縦席に座れば、それだけでその乗り物に関するあらゆる知識や性能、経験などを一瞬で習得、把握することが可能なんです。理論上、この世界で私に乗りこなせない乗り物は何一つとして存在していません」

「「「「「…………」」」」」

 

 あ…あれ?

 いきなり皆揃って黙り込んでしまった。

 やっぱ、私の個性が余りにも地味すぎて落胆してるんですかね。

 

「あらゆる乗り物を乗りこなす…じゃあ、もしかして戦車とかも?」

「乗れますよ?」

「戦闘機は?」

「出来ます。と言うか、普通に乗ったことあります」

「なら…せ…潜水艦は?」

「余裕です」

「戦艦の操艦とかも…?」

「やれますが?」

「じゃ…じゃあ…宇宙船とかも…?」

「まだ開発されてないとは思いますが、もし完成したら乗りこなせますよ? そういう個性ですので」

 

 というか、流石にここでは言えないが、実はとある国で現在、世界初の全領域対応型の宇宙船を開発中らしく、私がそのテストパイロット候補になってるんですよね…。

 多分、ほぼ確定だとは思うけど…主に個性のせいで。

 

「ま…ま…ま…!」

 

 ま? なんですか?

 

「「「「「まさかの超チート個性キタ―――――――――!!!!!」」」」」

「きゃぁぁっ!?」

 

 い…いきなり何っ!?

 大声出さないでよ! 驚いちゃうでしょうが!

 

「どんな乗り物でも一瞬で乗りこなせるとか、滅茶苦茶チートじゃねぇか!!」

「乗り物依存って所は気になるけど、それでも物凄く強い個性だと思うよ!」

「す…すげー…。やっぱ、公安所属のヒーローともなると、その個性もチート級じゃないといけないんだな…」

「騎乗…か。汎用性が半端じゃねぇな…」

「チッ…。確かに強ぇが、同時に弱点も多いじゃねぇか。けど、公安のヒーローなら、それぐらいは普通にどうにかしてるか…」

 

 他の子達は興奮しまくってるけど、最後の二人…あの紅白カラーの髪の子と、ツンツン頭の子はちゃんと冷静に私の個性を理解してくれたみたいですね。

 そう…確かに私の『騎乗』は汎用性が非常に高いが、同時に弱点もまた多い個性でもある。

 周囲に乗り物が無いと何も出来ない。

 個性云々以前の問題になってしまう。

 それに関しては、現代社会じゃ殆ど心配ないんですけど。

 いざと言う時は、私だけが取得している、公安特製の『緊急車両優先搭乗権』を駆使すれば、例え他人の所有物であっても、私が乗ることを許される。

 その際に、万が一にでも乗り物を傷つけたり、破壊してしまった時は公安の方から直々に弁償、代車などの支給をする仕組みとなっている。

 

「公安所属ってことは、もしかしてホークスとも知り合いとかだったり…?」

「知り合いって言うか、普通に後輩ですね。会う度、会う度に私の頭を撫でたり、体を持ち上げたりしてくるし…。ったく…私の方がお姉さんなのに…ぶつぶつ…」

 

 ホント、いつの日か必ず先輩としての威厳って奴を見せつけてやるんだから。

 今に見てなさいよ…!

 

「いや…それって完全に…」

「うん…だよね…」

「それしか考えられないわね」

「ホークス…惚れてるじゃん…騎呂ちゃん先輩に…」

 

 ん? 何か言いました?

 女の子たちが集まってコソコソ話してますけど。

 

「どうやら、あの子達も理解してくれたみたいだね。君と、君の個性の強さを」

「そうですかね?」

 

 校長先生が満足そうに何度も頷いてるし。

 どうも、この人は昔からよく私の個性を他者に説明している。

 後で知ったのだが、今の会長に私の個性の事を教えたのも校長なんだとか。

 これってもう、完全に私が公安に入ることになった理由の半分ぐらいは校長のせいですよね?

 いや…もうあれから6年も経ってるし、今になって文句とか言うつもりは無いけど。

 

「けど、もう一つ…最も大事な、この子達の『固定概念』を吹き飛ばすような話をまだしてないね?」

「固定概念? あー…」

 

 確かに、私の存在はある意味では、この子達の中にある『固定概念』を根底から覆すものではある。

 けど、そこまで大事な事かな?

 私が雄英を卒業してから早6年。

 それまでの間に、私と同じような人間が出て来ていても全く不思議じゃないと思うけど。

 

「実は彼女…鋼野騎呂くんは、雄英高校の長きに渡る歴史の中でも前代未聞にして唯一無二の『前例』を作り上げた人物でもあるのさ」

「前代未聞にして…」

「唯一無二…?」

「それは一体…?」

 

 この流れは…絶対に言わないといけない流れ…。

 本当に校長先生は場の空気を操作するのが上手い人だなぁ…。

 

「騎呂ちゃんはね、雄英高校卒業生の中でもたった一人だけの『普通科出身のプロヒーロー』なのよ」

「「「「ふ…普通科出身のプロヒーロー!?」」」」

 

 いや…よりにもよってアンタが言うんですか!? ミッドナイトさん!?

 そこは普通、校長先生が言うべき場面ではッ!?

 

「い…今の話は本当なのですか!?」

「はぁ…本当ですよ。私は普通科に入って、普通科のまま卒業しました。で、その直後に何故か公安からスカウトされて、そこでプロヒーローになりました」

 

 ホントもう…あの頃の事だけはマジで思い出したくもありません。

 超絶厳しい訓練と、公安のマスコット的存在として、公務と言う名の色んなポスターやパンフレットの撮影の数々…。

 思えば、あの頃から諦めることが上手になってたな…。

 

「ってことは…アレか? テメェは雄英を卒業してから、今の俺らと同じようなカリキュラムをしたってのか?」

「同じ…ではないと思います。私の場合は、皆さんがこれから三年間じっくりと学んでいくべきカリキュラムを、約一年間に凝縮しての超強行&超圧縮訓練でしたから」

 

 おぉ…さっきのツンツンヘアーの子の質問に答えたら、今度は皆がめっちゃドン引きしてた。

 それに関しては私も非常に共感出来ます。

 実際に体験した私も、その内容を知ってから超ドン引きしましたから。

 

「ちょ…超圧縮って…」

「ウチらが三年間ですることを一年間でって…どんな地獄…?」

「想像も出来ませんわ…」

「ケロ…可愛い顔をして、実は物凄い人なのね…あの先輩さんは」

 

 想像しない方が良いですよ。

 皆さんの、その想像の100倍以上は地獄ですから。

 因みに、座学の方は在学中にやってたお陰か、そこまで苦ではなかった。

 もし座学まで地獄だったら、私はきっと廃人になってたでしょうね。

 

「って、私の話なんてどうでもいいでしょう。なんか流れで話しちゃったけど。警察はまだなんですか?」

「どうでもいいってことは無いと思うけどね。私としては、君も立派な、私の誇るべきヒーローの一人なのだから」

 

 まーた…歯が浮くようなセリフで誤魔化された…。

 腹芸でこの人には勝てないのは分かってるけど、それでも悔しいもんは悔しい。

 

「因みに、警察の方は…」

 

 チラリと入口の方を見ると、そこから大量の警察官と、その先頭にコートを着た人物が入って来た。

 

「今来たみたいだね」

「忙しいのは分かりますけど、今日だけは色んな意味でもう少し早く来て欲しかったですね…」

 

 あの先頭のコートの人物は…塚内警部か。

 きっと、オールマイトがいるから彼が派遣されてきたんでしょうね。

 二人の仲の噂はヒーロー界隈じゃ割と有名ですから。

 

「やっと…お役御免ですかね…」

 

 後は警察に引き継いで、私は念願の本来のお仕事…事務作業に戻れる…と、この時は思っていた。

 けど疲れの余り、私は完全に忘れていた。

 私も立派な、今回の事件の関係者であると言うことを。

 つまり、ほぼ確実に事情聴取されるってことを。

 そして、それは同時に私の徹夜が確定した瞬間でもある。

 今日…ちゃんと睡眠が出来るかな…。

 

 




今回は完全な説明回。

次の話でUSJ編は終わると思います。



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

個性図書館によるヒーローアカデミア(作者:ヨガマスター)(原作:僕のヒーローアカデミア)

ヒロアカを見ながらLibrary of ruinaをやってたら死んだっぽい。▼そしたらなんかヒロアカの世界に転生した。▼しかも個性図書館。▼……どうしよ?▼ヒロアカ世界で図書館の機能を使えるように拡大解釈と強化が施されてるのでそこで無理になった人は素直に見るのをやめましょう。▼あと作者は割とヒロアカのにわかだから設定に矛盾があったらごめん▼ちなみに個性図書館…


総合評価:3266/評価:7.93/連載:33話/更新日時:2026年08月12日(水) 12:03 小説情報

『刹那! トランザムは使うなよ!』『了解! トランザム!!』(作者:とんこつラーメン)(原作:僕のヒーローアカデミア)

ガンダム好きの人間がいきなり転生!▼転生先の世界の事はよく分からないけど、ガンダム愛さえあれば何でも出来る!!▼ガンダムは最強! ガンダムは無敵! ガンダムに不可能はない!!▼そう! 俺が! 私が!!▼私たちが…ガンダムだ!!!▼


総合評価:3489/評価:7.87/連載:27話/更新日時:2026年09月28日(月) 22:03 小説情報

なんかしらんけど原作壊れてたので、ヴィランデクにして王にします。(作者:ライジール)(原作:僕のヒーローアカデミア)

TS転生してヴィラン『ジョーカー』が、見守っていたら何故か原作が壊れたので、デクを拾って『ヴィランデク』を作ろうと思います。▼ジョーカーの立ち絵が完成しました▼【挿絵表示】▼トガヒミコの立ち絵▼【挿絵表示】▼トゥワイスの立ち絵▼【挿絵表示】▼ロワ・ザ・ワールド▼【挿絵表示】▼R18▼https://syosetu.org/?mode=write_novel_…


総合評価:2908/評価:7.53/連載:10話/更新日時:2026年10月09日(金) 01:00 小説情報

個性”黄金裔”が紡ぐ叙事詩(作者:白豆男爵)(原作:僕のヒーローアカデミア)

ある英雄譚を夢に見た少女が、ヒーローを目指して物語を紡いでいくの♪▼どう?とてもロマンチックだと思わない?▼※ヒロアカと崩壊スターレイルのクロスオーバーです。主人公はキュレネに似てるだけの別人です。▼※スタレのオンパロス編のネタバレが含まれます。▼8/27追記:タグ編集しました。


総合評価:1676/評価:8.97/連載:14話/更新日時:2026年10月24日(土) 06:00 小説情報

地獄の氷叢さん家(作者:M.T.)(原作:僕のヒーローアカデミア)

地獄の轟くん家以上に地獄の氷叢分家の女の子がヒーローを目指すお話。▼燈矢くんや外典くんを見て、氷叢の血が濃くなりすぎた末路が気になって執筆した作品です。▼※注意▼・女主です。▼・お話の都合上、青山くんが出てきません。すまんな。▼・他作品のクロスオーバーをやり出す可能性があります。▼・オリ主の必殺技や一部設定のみ、以下のキャラの要素があります。▼ ・クザン(O…


総合評価:2159/評価:7.81/連載:78話/更新日時:2026年10月22日(木) 18:16 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>