マルフォイとポッターがTSすることで将来的にスネイプの胃が死ぬ話 作:ジニーは犠牲になったのだ
でもよくよく考えるといろいろな人の胃が死ぬんじゃないかと思うので良いぞもっとやれ
君の瞳にフォイしてる
物心ついたころから親という存在は我が家には居なかった。
その理由が両親共に「死喰い人」であり、「闇払い」との闘いの末の死亡であるという事は後に知った。
というのも、両親は僕が生まれて早々に死んだ上に
結果として残ったのは
そうして僕の誕生と同じくして我が家の終わりが始まった訳だ。
不幸中の幸いだったのは残った者たちが両親に思うところはあれど(あるいは両親への忠誠からだったのかもしれないが)僕を育て上げてくれた。
「例のあの人」が打ち倒されたこともあってか没落すれすれの低空飛行を続けてはいたものの、それを決定的な所で回避しつつ大儀を果たしてくれたのだ。
とは言え、いつまでも使用人達に任せっきりでは
そういう訳でなんとか細々とした縁を手繰って御用商人に付き添われてではあるが、とあるパーティーへ参席できることになったのが7歳の時だった。
もちろん、参加することが目的となっていた子供が参加したところで成果がある訳も無い。大人に子供が話しかけた所でというものである。
というよりも今にして思えば
そうこうしている間に喜び勇んで臨んだものの、何の成果も得られなかった子供が一人惨めに夜の会場の外で座り込み落ち込む子供の出来上がりである。
だからこそだろうか、その惨めな姿を眺めに来たのが
「本当だったんだ、あのセルウィン家の子供が来てるってのは」
良く通る声だった。
プラチナブロンドの髪を夜の闇に浮かばせ、灰色の瞳で彼女は僕を見下ろしていた。
――本当に、
もう本当に最悪だった。
少し前まで最悪と思っていた大人たちの対応が全然気遣ってくれていたことがすぐに分かった。
落ち込んで零れそうだった涙も引っ込んだ。
なんなら口から「うわ⋯」って出てた。
「私はドラコ、ドラコ・マルフォイ」
僕の様子を一切気にした素振りも無く、無遠慮に彼女が一歩、また一歩と近づいてくる。
「父上から聞いていたんだ、セルウィン家に同じ歳の男の子が居て
何が可笑しいのか、ニヤニヤとしながら彼女は座り込んだ僕の目の前で止まった。
煌びやかなドレスに、香水の香りを纏わせた姿は僕とは違う世界の住人なのだと改めて自覚させられる。
自分自身の優位性を疑わない、傲慢ともとれるまでの自負を感じる。
自分は、
だから、そう。
物珍しさだとか、珍獣を見る気分だったんだと思う。
恥ずかしいとかでは無く、碌な答えじゃないだろうし答えてもくれるかもわからないから聞いたことは無いけど、そんな所だろう。
「殊勝じゃない、気に入ったわ。お前、名前を教えなさいよ」
「⋯ルカ。ルカ・セルウィン」
「そう、分かったわ。ルカ、お前は今から私の子分よ、喜びなさい」
「――――」
だけれども、彼女の気まぐれによって魔法界でも随一の名家との繋がりを手に入れた訳で。
そのうえで彼女の小間使いのようなものになってしまってはいるものの、我が家の事を考えると僕には拒否するという選択肢がある訳も無く。
こうして僕は彼女――
※
良い拾い物だった。
私――ドラコ・マルフォイの誕生日を祝うパーティーなのに父上は他の大人と喋るのに忙しいし、母上も母上で同じように参席している他家の女性と話してばかりだった。
主催している側なのだから来賓を持て成すのが2人の仕事だという事も理解はすれど、それが子供ながらに納得できるかというのはまた別の話だ。
誕生日くらいは、私を一番見てくれてもいいのではないかと不満は募る。
だから会場で初めて見る顔が大人たちからあしらわれているのを見つけたときに、ちょっとした悪戯を思いついた。
何が目的なのかは分からないし、初めて見る顔だからどういう家の人間化もその時は知らなくて、近くに居た大人たちにそれとなく聞いてみればそいつがセルウィン家の人間だと分かった。
――
――両親が居らず、残った人間で必死に藻掻く可哀そうな子供。
――ここがどこだかも弁えない、世間知らずの子供。
ある程度情報を手に入れ終わった頃には、そいつは会場からは姿を消していて。
深く考えていた訳では無い。
主役を顧みない大人たちを困らせてやろうと、ふと魔が差したのだ。
「本当だったんだ、あのセルウィン家の子供が来てるってのは」
灰色の髪に、深い青の瞳。
見てくれは悪くない。とりあえず合格。
でもなんか一瞬だけ雰囲気が変になった。
まあ、マルフォイ家の令嬢たる私が直接声を掛けるだなんて向こうも想定なんかしていなかったのだろうから無理も無い。
私は父上のように心が広いのだ、それくらいは許そう。
「私はドラコ、ドラコ・マルフォイ。父上から聞いていたんだ、セルウィン家に同じ歳の男の子が居て
何が目的かは結局分からなかったが、大人達と話せるのであればこいつも嫌とは言わないだろう。
私の悪戯に困る両親を思うと、つい口角が上がるのを感じる。
「殊勝じゃない、気に入ったわ。お前、名前を教えなさいよ」
「⋯ルカ。ルカ・セルウィン」
女みたいな名前ね。
落ち着いた、思ってたよりは落ち込んでは無さそうな声で伝えられた名前を頭の中で反芻する。
「そう、分かったわ。ルカ、お前は今から私の子分よ、喜びなさい」
「――――」
何か言いたそうな顔をしているが、そもそも断るだなんてことは許されないのだ。
腕を掴み無理やり立ち上がらせる。
私よりも少し高い身長の少年を引っ張り、会場へと向かう。
――今日の主役からの紹介であれば、断ることはできないだろう。
何を話したかったのかも知らないし、そもそも成果が出るかなんて私には関係が無いのだ。
ただ、私を放っていた両親と大人達にちょっとした悪戯だった。
私の前で無下にすることもできず、一度振った子供の相手をさせるだけ。
そしてそんな面倒くさそうな事をしている大人達を私が特等席で見る。
だからまずは手始めに両親へこいつを紹介して困らせようと、本当にそれだけだったのだ。
――だけど、なんか一瞬気まずそうな顔をした父上がなんか思ってたのとは違う雰囲気で。
――少ししたら他の大人達も少しずつ話に混ざって、商人なんかも入ってきて。
――気づいたら、こいつに手を握られてなんかすごい感謝されてて。
思ってたのとは違う結果になってしまったけど、父上達にも褒められたので悪い気はしない。
その上で、適当に言った子分が気づけば本当にそんな感じになっていて。
こうして私はこいつ――
ダンブルドア:男の子ってことにした方がしばらく都合良いしええやろ
スネイプ(TS):リリーに似ているのでグリフィンドールに100点!!
お辞儀様:女に関係するものばっか分霊箱にしてない?
ハーマイオニー:多分原作よりいい空気吸う人
ルシウス:男の子が欲しかったので男の子の名前しか考えてなくて妻にビンタされる人
ジニー:将来的に女性同士で子供を作る為の魔法を作り出し、やがてその魔法を巡りあらゆる組織から狙われる存在となってしまう。