ポケットモンスター ―君と目指す頂― 作:あああああ
青い空の下、穏やかな波が白い砂浜へ打ち寄せていた。
潮風には潮の匂いが混じり、少し離れた場所では観光客たちの楽しげな声が聞こえている。
アオプルコ。
海沿いに広がるリゾート地へ到着したサトシは、目の前に広がる景色を眺めながら小さく息を吐いた。
「……やっと落ち着けそうだな」
「ピカァ……」
肩の上のピカチュウも、どこか疲れた声で同意する。
無理もない。
サントアンヌ号が沈没し、海底に取り残され、どうにか脱出したと思えばギャラドスの群れに吹き飛ばされた。
その先では仲間たちとはぐれ、巨大なポケモン型ロボットに追い回されたのだ。
いくら旅が好きでも、さすがに休みたくなる。
「今日は休んでもいいんじゃない?」
カスミも海を見ながら言った。
「俺も賛成だ。ポケモンたちも疲れているだろうしな」
タケシの言葉にサトシは頷く。
「そうだな」
腰のモンスターボールへ手を伸ばした。
「みんな、出ておいで」
次々と白い光が砂浜へ飛び出す。
「ピジョン!」
「フリー!」
「ダネ!」
「カゲ!」
「ゼニ!」
ピジョン、バタフリー、フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ。
現在連れている仲間たちが揃った。
「今日は特訓は休み。好きに遊んでいいぞ」
「ピカ!」
真っ先に反応したピカチュウがサトシの肩から飛び降りる。
「ゼニ!」
ゼニガメもサングラスを直すと、負けじと海へ駆け出した。
「ピカピカ!」
「ゼニゼニ!」
二匹が競うように波へ飛び込む。
その後ろからヒトカゲも走っていくが、大きな波が足元まで来ると慌てて後ろへ跳んだ。
「カ、カゲ!」
「ヒトカゲは無理に入るなよ。尻尾の炎があるんだから」
「カゲ……」
少し残念そうなヒトカゲに、フシギダネが『つるのムチ』で軽く水を飛ばした。
「ダネ」
「カゲ!?」
「ダネダネ」
「カゲ!」
今度は砂浜で追いかけっこが始まる。
バタフリーは海風に乗って空へ舞い上がり、ピジョンも大きく翼を広げた。
「ピジョォン!」
青空へ飛び出したピジョンは、強い海風を正面から受けながら高度を上げていく。
サトシはその姿を目で追った。
以前より明らかに翼が力強い。
風を受けるだけではなく、自分から捉えている。
(また成長してるな)
近いうちに、さらに大きく変わるかもしれない。
そんな予感があった。
「サトシ」
「ん?」
振り返ると、カスミが海を指差していた。
「せっかく休むって決めたんだから、あんたも遊びなさいよ」
「言われなくても、そのつもり」
サトシは帽子を荷物の上へ置いた。
「ピカチュウ!」
「ピカ!」
そのまま海へ向かって走り出す。
久しぶりに、何も考えずに楽しめる時間だった。
――そのはずだった。
◇
「……これは」
サトシは目の前の光景を見て、言葉を止めた。
「……まずいわね」
カスミも顔を引きつらせる。
「まずいどころじゃないと思うぞ」
タケシが静かに付け加えた。
三人の前。
桟橋の一部に、一艘のボートが見事に突っ込んでいた。
少し前。
海で遊んでいたサトシたちは、沖へ流されかけたボートへ乗り込んだ。
どうにか岸へ戻ろうとしたものの、慣れない操縦で思うように曲がれず、そのまま桟橋へ突っ込んでしまったのだ。
この辺りで起きる出来事には覚えがあったため、サトシも多少は警戒していた。
それでも、知識があることと、実際に事故を避けられることは別だった。
「避けられると思ったんだけどな……」
「最後に全然曲がらなかったものね」
「まあ、誰が悪いかを決めるより先に――」
タケシが背後を見る。
「持ち主に謝った方がいい」
「そうだな」
サトシも同意した。
なぜなら。
「お前たちぃぃぃ!」
背後から老人の怒声が響いていたからだ。
三人は揃って振り返る。
「すみませんでした」
言い訳する前に、サトシは頭を下げた。
◇
壊してしまったボートは、老人が長年大切にしてきたものだった。
当然ながら修理には金がかかる。
旅を始めたばかりのサトシたちに、すぐ支払えるような額ではない。
「働いて返す。それでいいですか?」
サトシからそう提案した。
老人は少し意外そうにサトシを見た後、鼻を鳴らした。
「当然じゃ。逃げようとしても逃がさんぞ」
「逃げませんよ」
壊したのはこちらなのだ。
老人が経営している海辺の店で働き、修理代を稼ぐことになった。
「じゃあ、やろうか」
「ピカ!」
サトシの声に、ピカチュウが頷く。
「みんなも手伝ってくれるか?」
「ピジョン!」
「フリー!」
「ダネ!」
「カゲ!」
「ゼニ!」
返事は満場一致だった。
◇
店の仕事が始まると、それぞれの得意分野がはっきり現れた。
「フシギダネ、そっちの箱を頼む」
「ダネ!」
『つるのムチ』が二本伸び、荷物を器用に持ち上げる。
「そのまま奥へ」
「ダネ!」
バタフリーは軽い物を運びながら店内を飛び回る。
ゼニガメは水仕事。
「ゼニ!」
食器を洗う手伝いをしながら、時折客へ得意げにサングラス姿を見せている。
「お前、絶対仕事よりそっちが目的だろ」
「ゼニ?」
知らないふりをされた。
ヒトカゲは厨房の手伝い。
炎を直接料理へ当てるような危険な真似はさせず、火の管理を手伝わせている。
「カゲ!」
「そのくらいでいい。強くしすぎるなよ」
「カゲ!」
ピカチュウは店先。
「ピカピカー!」
その愛嬌だけで子供たちが集まってくる。
そしてピジョンは空。
「ピジョン!」
店の看板を吊り下げ、海岸沿いを大きく旋回していた。
その宣伝効果はかなり高かった。
「面白そうな店だな」
「行ってみようか」
次々と客が入ってくる。
サトシは料理を運びながら店内を見回した。
「思ったより順調だな」
「この調子なら修理代も何とかなりそうね」
カスミも忙しそうに料理を運んでいる。
料理そのものはタケシがかなり助けていた。
「タケシ、そっち大丈夫?」
「ああ。任せろ」
旅の食事を担当しているだけあり、手際がいい。
老人も最初は三人を疑うように見ていたが、働きぶりを見るうちに何も言わなくなっていた。
◇
そんな店を遠くから見つめている三つの影があった。
「繁盛してるわね……」
ムサシ。
「かなり繁盛しているな……」
コジロウ。
「悔しいニャ……」
ニャース。
三人は近くの別の店で働いていた。
「だったら、こっちも客を集めればいいのよ!」
「なるほど!」
「珍しくまともニャ!」
「珍しくは余計よ!」
だが、サトシたちの店との差はなかなか縮まらない。
やがてムサシの表情が変わる。
「こうなったら……」
「やっぱり嫌な予感がするニャ」
◇
「ピカ」
店の裏。
ピカチュウが静かに立っていた。
その正面では、看板へ何か細工しようとしていたニャースが固まっている。
「……ニャ」
「ピカ」
「これは違うニャ」
「ピカ?」
「点検ニャ。安全確認ニャ」
ピカチュウの頬から電気が漏れる。
バチッ。
「ニャハハ……」
次の瞬間。
「ニャァァァァ!」
店の裏から悲鳴が響いた。
サトシは料理を運びながらそちらを見る。
「……また何かやってるな」
「見に行かなくていいの?」
カスミが聞く。
「ピカチュウに任せておけば大丈夫だろ」
数秒後。
黒焦げになったニャースが店の横を転がっていった。
「やっぱり」
サトシは苦笑した。
◇
夕方。
客足が落ち着いた頃。
サトシは店の外で老人と並んで海を見ていた。
「今日だけでかなり客が来たな」
「ああ」
老人は短く答える。
「お前たち、思っていたより働く」
「壊したのは俺たちですから」
「普通はもう少し言い訳するもんじゃ」
「してもボートは直りませんよ」
「……変な子供じゃの」
老人が横目で見る。
サトシは笑った。
しばらく二人で海を見る。
やがて老人がぽつりと話し始めた。
昔からの夢。
自分の船で世界中の海を巡ること。
そのために頑張ってきたが、店を持ち、借金を抱え、いつの間にか年月だけが過ぎてしまったこと。
「もう、この歳じゃ」
老人が自嘲気味に笑う。
サトシはすぐには答えなかった。
海の向こうを眺める。
「俺も世界中を旅するつもりです」
「お前が?」
「はい」
足元ではピカチュウが座っている。
「世界最強のポケモントレーナーになる。それが俺の目標です」
「ずいぶん大きく出たの」
「まだ全然ですよ」
サトシは笑った。
「バッジだって三つしか持ってないし、知らないポケモンも、行ったことのない場所もいっぱいある」
「それでも目指すのか?」
「目指します」
迷いはなかった。
「簡単に届くなら、たぶんここまでワクワクしないですから」
「ピカ」
ピカチュウがサトシの足へ身体を寄せる。
サトシはその頭を撫でた。
「だから、俺は行けるところまで行きます」
老人は何も言わなかった。
ただ、長い間海を見つめていた。
◇
翌日。
「サトシー!」
聞き慣れた声が聞こえた。
サトシが振り返る。
一瞬、目を見開いた。
「母さん?」
そこにはハナコがいた。
その隣にはオーキド博士。
さらに少し離れた場所には、見慣れた少年の姿。
「シゲルも?」
「久しぶりだね、サトシ」
シゲルがいつもの余裕ある笑みを浮かべる。
「どうしてここに?」
「たまには旅行くらいするわよ」
ハナコが笑いながら近づいてくる。
「それより、元気そうで安心したわ」
「まあね」
「ちゃんと食べてる?」
「タケシがいるから」
「洗濯は?」
「やってる」
「怪我は?」
「……旅してれば多少は」
ハナコの目が細くなった。
「多少?」
「大丈夫。ちゃんと治してるから」
サトシは少しだけ視線を逸らした。
サントアンヌ号のことまで詳しく話せば、確実に心配させる。
「本当に?」
「本当に」
「ピカピカ」
ピカチュウが横から鳴く。
ハナコがピカチュウを見る。
「ピカチュウ、サトシが無茶しそうになったら止めてね」
「ピカ!」
「そこ即答するんだ」
サトシが苦笑する。
そこへカスミとタケシもやってきた。
「サトシのお母さん?」
「そう」
「初めまして。カスミです」
「タケシです」
ハナコが笑顔で頭を下げる。
「サトシがお世話になってます」
「こちらこそ」
カスミも頭を下げた後、サトシを見る。
「ちゃんと普通にお母さんの前では息子なのね」
「どういう意味?」
「そのままの意味」
「分からないんだけど」
タケシが笑いを堪えていた。
「サトシ」
オーキド博士が声をかける。
「博士」
「研究所へ送られてきたクラブなら元気にしておるぞ」
「本当ですか?」
「ああ。最初は少し警戒しておったが、今では研究所にも慣れてきておる」
サトシは安心した。
「よかった」
七匹目として捕まえたため、クラブとは捕獲直後に離れることになった。
それでも仲間であることに変わりはない。
「次に研究所へ戻った時は、ちゃんと一緒に特訓したいな」
「その時を楽しみにしておるじゃろう」
「はい」
その会話を聞いていたシゲルが近づいてくる。
「三つ」
「ん?」
「バッジだよ」
シゲルの視線はサトシの胸元に向いていた。
サトシはバッジケースを開く。
グレーバッジ。
ブルーバッジ。
オレンジバッジ。
「今は三つ」
「へえ」
シゲルが少しだけ目を細めた。
「思っていたより順調みたいだね」
「シゲルは?」
「それは次に会った時のお楽しみってことで」
「相変わらずだな」
サトシは笑う。
そして少し考えてから。
「せっかくだし、バトルする?」
シゲルがサトシを見る。
「今ここで?」
「ああ。前から一度ちゃんとやりたかったし」
サトシの声には先ほどまでとは違う熱があった。
バトルとなれば話は別だ。
幼い頃から知っている相手。
そして、自分と同じ日に旅立ったライバル。
今どれほど強くなっているのか、純粋に興味がある。
だがシゲルは首を横へ振った。
「今日はやめておくよ」
「そっか」
「意外だね。もっと食い下がると思ったけど」
「無理にやっても面白くないだろ」
サトシは肩をすくめる。
「でも次はやろう」
「いいよ」
シゲルも笑った。
「その時までに、もっと強くなっておくことだね」
「そっちもな」
視線がぶつかる。
挑発ではない。
だが、互いに負けるつもりもない。
カスミが二人を見比べる。
「なるほどね」
「何が?」
「ライバルって聞いて、なんとなく分かった」
「そう?」
「似てないようで、変なところで似てる」
「どこが?」
「それは自分で考えなさい」
カスミは答えなかった。
◇
午後。
海辺では観光客を集めた大きなコンテストが開催されることになった。
カスミも参加する。
「どう?」
「似合ってるんじゃない?」
サトシが答える。
「何よ、その微妙な言い方」
「普通に褒めたんだけど」
「もうちょっと言い方があるでしょ!」
「難しいな……」
「ピカピカ」
ピカチュウが笑う。
「ピカチュウまで!」
ゼニガメもサングラス姿でカスミの横に立っている。
「ゼニ!」
「ゼニガメも出るの?」
「ゼニゼニ」
明らかに乗り気だった。
「目立つの好きだな」
「ゼニ!」
否定しない。
やがてコンテストが始まり、会場には大勢の観光客が集まった。
ハナコとオーキド博士。
シゲル。
サトシとタケシ。
ポケモンたち。
皆がそれぞれに楽しんでいる。
サトシも久しぶりに何も考えず、その時間を楽しんでいた。
だが。
「……?」
海面に巨大な影が見えた。
サトシの表情が変わる。
その姿を見て、記憶の片隅にあった展開が繋がった。
(ああ、これか)
巨大なギャラドスのような影。
ならば正体にも心当たりがある。
ただ、記憶だけで決めつけることはしない。
サトシは波導を広げた。
巨大な影そのものから生命の反応はない。
そして内部には、すでに何度も感じた三つの気配。
「やっぱりな」
「どうした?」
タケシが聞く。
「ロケット団だ」
「え?」
直後。
ザバァァァン!
海面から巨大なギャラドスが姿を現した。
観客たちから悲鳴が上がる。
「落ち着いて!」
サトシは立ち上がった。
「本物のギャラドスじゃない!」
カスミもすぐに察する。
「波導で分かったの?」
「ああ。それに中にいるのは――」
巨大ギャラドスの頭部が開いた。
「なんだかんだと聞かれたら!」
「答えてあげるが世の情け!」
ムサシとコジロウが姿を現す。
「やっぱりお前たちか」
サトシは小さく息を吐いた。
「またあんたたち!?」
カスミが叫ぶ。
「今度こそ邪魔はさせないわ!」
ムサシが笑う。
サトシは腰のボールへ手を伸ばした。
「ピジョン」
「ピジョン!」
白い光とともにピジョンが飛び出した。
「まず動きを止める。『たつまき』!」
「ピジョォォン!」
翼が大きく振るわれる。
強烈な風が渦を巻き、ギャラドス型潜水艇の進行方向をずらした。
「なっ!?」
「操縦が!」
「ヒトカゲ!」
「カゲ!」
「『かえんほうしゃ』!」
「カゲェェ!」
炎が機体へ直撃する。
表面から煙が上がった。
だが、まだ動く。
サトシの口元が僅かに上がる。
「結構頑丈だな」
「そこ楽しそうに言うところ!?」
カスミの声が飛んでくる。
「じゃあ、もう一発」
サトシの隣へピカチュウが出る。
「ピカ!」
「ピカチュウ、『10まんボルト』!」
「ピィィカァァァ――チュウッ!」
強烈な電撃が潜水艇を包み込んだ。
内部から爆発音。
「またこのパターン!?」
「覚えてろぉぉぉ!」
「ニャァァァ!」
ロケット団は空の彼方へ飛んでいった。
「ピカ!」
ピカチュウがサトシへ振り返る。
「ナイス、ピカチュウ」
「ピカピカ!」
サトシとピカチュウが拳と前足を軽く合わせる。
コンテスト会場から歓声が上がった。
◇
夕暮れ。
老人の店の前には、一艘の船が浮かんでいた。
老人はその船へ荷物を積み込んでいる。
「本当に行くんですね」
サトシが尋ねる。
「ああ」
老人は海を見る。
「もう一度くらい、自分の夢を追ってみるのも悪くないと思ってな」
サトシは笑った。
「いいと思います」
「お前に言われると、妙に腹が立つの」
「なんでですか」
「若いからじゃ」
老人も笑う。
やがて船は岸を離れた。
「達者でな!」
「そっちも!」
サトシたちは老人を見送る。
その後ろでは、ハナコたちも帰る準備をしていた。
「じゃあね、サトシ」
「うん」
ハナコが近づき、帽子の位置を直す。
「無茶はほどほどにね」
「分かってる」
「その返事、昔から信用できないのよね」
「ピカピカ」
「ピカチュウ?」
「ふふ。お願いね」
「ピカ!」
完全に任されたらしい。
「博士、クラブをよろしくお願いします」
「ああ。任せておけ」
「次に会う時までには、もっと仲間が増えているかもしれません」
「それは楽しみじゃ」
最後にシゲルがこちらを見る。
「じゃあね、サトシ」
「ああ」
「次に会う時はバトルかな?」
「そのつもり」
サトシの目に再び少しだけ熱が宿る。
「楽しみにしてる」
「僕もだよ」
二人はそれ以上言わなかった。
やがてハナコたちと別れ、サトシはカスミ、タケシと並んで歩き出した。
肩にはピカチュウ。
その少し上をピジョンが飛んでいる。
「結局、あんまり休めなかったわね」
カスミが呟く。
「最初は休めただろ」
「最初だけじゃない」
「まあ、いつものことだな」
タケシが笑う。
サトシも苦笑した。
確かに、旅に出てから完全に何も起きなかった日はほとんどない。
前世の記憶があることで、この先に起こりそうなことを知っている時もある。
それは間違いなく大きな強みだ。
けれど、知っているからといって、すべてを予定通りに動かしたいわけではない。
実際に出会うポケモンも、仲間たちとの時間も、画面越しに知っていたものとはまるで違う。
だから必要な時には知識を使う。
危険を避けられるなら避けるし、守れるものがあるなら迷わず利用する。
それ以外は――この世界での旅を、自分の足で楽しめばいい。
「行こう、ピカチュウ」
「ピカ!」
アオプルコでの短い休日を終え、サトシたちは再び旅路へ戻っていった。