先生「色彩を呼んで、生徒たちを巨乳にしよう!!」 作:やきそばVer2
原作:ブルーアーカイブ
タグ:先生(ブルーアーカイブ) シロコ*テラー 黒服(ブルーアーカイブ) 色彩(ブルーアーカイブ) キャラ崩壊注意 コメディ
彼は邪な野望を実現するために『色彩』を呼び出したしまう。
タイトル通り『キヴォトスを巨乳の楽園』に作り替えるために。
なんか唐突にアイデアが沸いてきたので勢いで書いてみました。
怪文書ですが、楽しんでいただけるとうれしいです。
※本作は『pixiv』にも同じものを投稿しています。
【異空間:ゲマトリアの集会所】
「クックック。本当によろしいのですか、先生?」
「もちろんさ、黒服。なんとしても私の野望を成就させるんだ!」
一週間以上寝ていない先生。
彼は完全に理性を失い、暴走しまくっていた。
先生は敵であるはずの黒服に協力を仰いで、自らの邪悪な野望を実現させようとしていた。
「理性がなくなるまで仕事をするなんて、お身体によくありませんよ。貴方は教え子を襲う気なのですか? 本当に正気なのですか?」
「私は至って正常だよ。ところで......なんで黒服が三人もいるんだい?」
「私は一人しかいませんよ、先生。幻覚まで見えているではないですか! 後悔しても知りませんよ?」
「黒服! 早くやってくれ! 私はもう我慢できないんだ!!」
どうみても正気ではない先生の様子に少し困惑する黒服。
しかし、これは生徒たちを実験台にできる貴重な機会。
若干引きながらも、黒服は先生の願いを聞き入れた。
「クック......うまくいった暁には、データを取らせていただきます。行きますよ。」
「ん、そんなことさせない!」
色彩を呼び出そうとした瞬間。
突如空間に穴が開いて、一人の生徒が飛び込んできた。
黒いドレスを身にまとった獣耳の生徒。
異世界から来たシロコがそこにいた。
「黒服! あなたの好きにはさせない!」
叫ぶと同時に、彼女は黒服に銃撃を浴びせた。
だが、その弾丸は黒服には届かなかった。
シッテムの箱によるバリアが弾丸を防いだのだ。
「このバリアはまさか? なんで先生が黒服に協力しているの!」
「やあ、シロコ。私の野望を成し遂げるためさ。やってくれ、黒服。」
「クックック。もちろんです。先生。」
色彩を呼ぶための儀式を始める黒服。
そんな彼らをシロコテラーは必死に止めにかかった。
しかし、彼女の銃弾は全て先生の手によって無効化されてしまう。
止める手段がないことを悟ったシロコテラーは、先生に泣きじゃくりながらすがりついた。
「駄目......駄目! 先生! 今ならまだ間に合うから早くやめて!! 色彩を呼ばれたりしたら、私は......それにキヴォトスも......」
涙で顔がぐしゃぐしゃになるシロコテラー。
そんな彼女の様子に先生は心を痛める。
だが、そんなことでは先生は止まらない。
「ごめん......シロコ。でもこれは私がやらなくちゃいけないんだ。いや、私自身の義務なんだ! それに君が心配しているように、キヴォトスが危険にさらされることもないよ。」
暴走しながらも先生は格好良く語った。
やろうとしていることは全くもって格好良くないのだが。
「違う! 違うの先生! 私が心配しているのは......」
号泣する教え子を放置して、先生は色彩に触れてしまった。
彼女の言葉を最後まで聞くことをせずに。
「さあ、色彩! 私に力を!!」
その日、キヴォトスは謎の光に包まれた。
生徒たちの身体面の神秘が反転したのは、それからすぐのことだった。
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「臨時ニュースです! キヴォトス全土で異変が発生しています! 現地から中継が入っていますので、そちらに繋ぎます。」
クロノススクールの報道をテレビで眺める先生と黒服。
テレビには、DU中心街の中継映像が映し出されていた。
「ご覧のように、一部の生徒を除いて全員が巨乳になっています! 一体何があったのかは、未だに不明のままです。特異現象捜査部の方たちに問い合わせましたが、原因不明とのことです。」
「やった! やったぞ黒服!! キヴォトスの生徒たちは『うすほそ』な体型の子ばっかりで不満だったんだ。私好みの楽園ができあがったぞ~! 巨乳生徒の楽園だ~うっひょ~!!」
いつもの先生であれば、絶対にしない行動と発言。
心なしか精神年齢も下がっているようにみえる。
「先生、貴方やっぱりおかしくなっていますよ。疲労による影響はすさまじいのですね......」
(本当にこの教師にキヴォトスを任せてしまって良いのでしょうか?)
強い不安を感じながらも、黒服は先生のアイデアを褒めた。
「全く、先生は本当に巨乳好きですね。色彩による神秘の反転にこのような使い道があるとは夢にも思いませんでした。」
「良いアイデアだろ、黒服?」
「生徒たちの肉体のみを反転させて、『うすほそ』の子たちを『グラマー』にするとは考えましたね。それも、キヴォトスを滅亡の危機にさらすことなく。」
「褒めても何も出ないよ。私は、私自身がしたいことをやっただけさ。」
野望を達成してご満悦の先生。
工夫すれば色彩を利用できることを知って喜ぶ黒服。
そんな二人の後ろで、一人の少女が号泣していた。
「止められなかった! こうなることはわかりきっていた......私は......また大切なものを奪われた!!」
そこには、かつて豊満な体型だったはずのシロコテラーがいた。
なぜか『うすほそ』になった状態で。
「速報です! 全生徒がグラマーになったわけではないようです。元から『巨乳』だった生徒は、全員が『絶壁レベルの貧乳』にされています! あの光は、『生徒の体型を反転させる』効果があるようです!」
『うすほそ』な生徒が多かったために、先生には『巨乳の楽園』ができたように見えていたようだ。
テレビ放送を聞きながら、シロコテラーはゆっくりと立ち上がった。
その顔には、最終編で見せたような暗い表情が浮かんでいた。
「今の私の身体が反転したら......『うすほそ』にされるのはわかりきっていた。せっかく先生好みの『巨乳』で『グラマー』な体型だったのに......これじゃ、私の方が『ちびシロコ』だよ......」
彼女は自身の胸に手を当てて、豊かな膨らみが絶壁に変わり果てていることを嘆き悲しんだ。
別にキヴォトスの危機を救いにやってきたわけじゃなかった。
ただ単に、グラマーな体型を奪われたくなかっただけだったのだ。
「ん、もう怒った! こうなったら色彩自体を破壊する! 帰ってきたら先生も襲う!!」
そう言い残して、彼女は旅立っていった。
絶望と激しい憤怒によって神秘が増幅された彼女。
かつてないほどの力を手に入れたシロコテラーは、色彩との最終決戦を勝手に開始した。
もう一度神秘を反転させて、失ってしまった『豊満な胸』を奪い返すために。
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それから四日後。
シロコテラーの活躍によって、色彩は倒された。
それにより全生徒の体型も元に戻り、この奇妙な事件は幕を下ろした。
本来の意味での『過酷』な戦いを制したシロコテラー。
彼女は色彩を倒してすぐに、元凶である先生を誘拐した。
そして、先生と二人っきりで別の意味での『過酷』な夜の戦いを繰り広げた。
先生が誘拐されてから二日後。
彼はシャーレの執務室で倒れているのを発見された。
第一発見者の生徒によれば『まるで干物のように干からびていた』だったとのことだ。
おしまい