入学式・・・それは、新たな生活を始める子供達を向かい入れる為の儀式であり、決まり事でもある。
(世界が変わってもこれは存在するんだな)
一度名前を忘れこの世界で新たにジョウと言う名を貰った元大学生は、1人でに考えた。
そして思うことは
(同じ学校に入るはずなのに何で服が違うんだ?・・・・いや服自体が違うんじゃなく、色が違うだけか。)
そんなことを考えつつも、入学式は刻々と進み、学院長が最後に創立者の言葉を話した
「若者よ世の礎となれ」
そんな言葉を聞いたことにより、この学院の創立者の人間性が伝わる物だった。
そして、ジョウには、その言葉を話したのが、師匠であり、恩人であり、義理の父親でもあるツェペリの顔が横切った。
「入学案内書に従って指定されたクラスに向かいなさい。」
偉そうな・・・・・おそらく副学院長であろう男は、入学案内書に従って指定されたと言ったが、オリビアさん(さん付けか、呼び捨てにしてくれ友だろ?と言われたのでさん付け)から貰った入学案内書には、クラスについては、一切書かれては無かった。
(なぜだ?今の言葉を聞いて、クラスに動こうとしないのは、自分含めて赤色の制服の者のみ)
赤色の制服の中で自分の知り合いは一切居ない。だからこそ赤色の制服になった接点がわからなかった。
「はーい、赤色の制服の生徒達は注目。これから貴方達には特別オリエンテーリングに参加してもらうからついてきなさい。」
言うこと言って出ていった女性を、赤服の生徒が戸惑いながらも、1人、また1人っと次々についていったので、自分もついて行く事にした。
向かった先は古ぼけた校舎。女性は鼻歌をしながら鍵をあけて入って行ったので、仕方なく皆入って行った。入った後取り合えず安全確認をしていると、床下の響きがおかしく、空洞があるのがわかった。
マキアスと言う奴とユーシスって言う奴の喧嘩を無理に押しきりながら後ろに下がっていった女性・・・・サラ・バレスタイン教官が、何かに手を伸ばした瞬間、嫌な予感がして一気に下が空洞になってない所までバックジャンプした。そしてその瞬間、空洞が下にあった床がかなりの角度にまで斜めになった。そのため、ジョウと、銀髪の女の子以外の人は皆落ちていった。
「フィーは予想内だったけど、まさかもう1人気づくなんてねー。えっとジョウ・ジョースターくん君も下に行きなさい。じゃないとオリエンテーリングにならないから」
穴に落ちることで始めてできるオリエンテーリングってなんだよって、思ったが相手は教官である。俺達生徒が進級や卒業を出来なくするのは、教師・・・すなわち教官からしたら容易い事なんだとわかる 。故に俺は二つ返事で、下に降りることにした。
サラside
全くとんでもない子が混ざってるわね。
この旧校舎に入ってすぐに歩きながら床に危険性が無いかすぐに調べ出したし。床が開きそうなのを察知して安全圏まで、一気にバックステップ・・・・しかも約2メートルほどもだ。
これで更に戦闘でも強さが発揮出来たらとんでもない逸材でもあるし、新たな希望の光にも、更なる暗き闇にもなりかねない。カオスの塊とも言える存在となるだろう。
だけどそうさせない為の、教官である。全力で、正しい道を示して上げよう。
そんな事を1人でに誓った。