紅と黄金   作:斬刄

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もう一つの地球

アレクトラに捨てられた。ヴィルキスを取られて、アンジュに負けて、アンジュに突き落とされて海に突き落とされた。もう私なんて…そう思ってパラメイルと一緒に沈んでいくところを誰かに助けられて、強引に捕まえられて…抵抗したら眠らされて意識を失った。

 

 

私が起きてみたら、

「あの女神…押すなって言ったのに」

「どうなって…⁉︎」

 

 

ここがどこなのか、どうなっていたのか…分からないままだったけれどこれだけは言える。

 

 

 

私、見知らぬ男の人に裸にされてた。こんなこと初めてなのに⁉︎

 

 

「ん?やっと目が覚めたか」

「う、うわぁぁぁ⁉︎」

 

 

なんなのよ⁉︎一体!

自分が裸にされているのはわかる…パラメイルと一緒に海底に落ちてい9ところを助けられてそれ以降が全くわからない。

 

 

「おい!あまり大きい声出すな⁉︎」

「あなた誰なのよ!」

 

 

 

男の人に裸見られるの初めてだっていうのに…そもそもここどこなの?アルゼナルどうなってるの?一体全体分からないことだらけじゃない‼︎

 

 

「レヴェンだ!覚えているだろ‼︎メール交換相手‼︎」

「め、メール交換?レヴェンってまさか」

 

体調日誌の時に最後のメールとして黄金の機体の助手って人なの?ってことはコスプレさせたり私をからかった張本人ってこと⁉︎まぁ助けてはもらったのは覚えてはいるんだけれど…

「待て!今あるこの状況は作ってはいない。俺はお前に手を出して全裸にさせたんじゃない‼︎これだけは保証する‼︎」

「何が保証するよ!服を脱がしたのも貴方なんでしょう!命が惜しくなかったら」

「あぐっ⁉︎」

 

足の脛をけって羽交いしにして服のありかを聞き出す。そしてここがどこなのか何がどうなっているのかを探して

 

 

「なーんて。悪いな…俺も体術には自信があるんで…」

 

 

返り討ちにされて、逆に私が羽交い締めされてしまった…そういえば気絶している中で誰かに私の胸を揉まれたような気がしてならなかったけど…そうか。私の胸をざっていたのはこいつだったの。

 

「胸の方を思いっきり掴んでるけどさ…残念なぺ、ペッタン…なんか複雑な気ぶ」

「悪かったわねぇぇ‼︎」

 

 

思いっきりぶん殴った。男の方は倒れてしまったけど、私の状況認識の余裕があまりなかったし、大声で叫んだせいで

 

 

「あーぁ。調べる前に囚われるな…俺達」

「な、なんなの⁉︎」

 

囲まれて私達は囚われの身になってしまった。

 

*****

 

暴走したレヴェンと紅と黄金の女神がウッカリ転移ボタンを押したせいでプトレマイオス外にいた俺達はランダム転生というもので転移されてしまった。

 

 

 

ナーガとカナメさんがサラマンディーネの寝室に入ってきて、俺とヒルダだけではなくミランダとココだけではなく城ヶ崎姉妹も起きていてもうしっちゃかめっちゃか。

 

とりあえずどうしてこうなったのかを話せるまでに時間が結構かかった。まず捕獲されたレヴェンと全裸のサリアを見つけ、上空にいるデュナメスに乗っているロックオンにも話をつけて…すぐに聞き入れてもらえないと思っていたのだけれど、俺が思っている以上にあっさりとサラマンディーネが一番俺達のことを信じてくれた。

 

むしろ歓迎しているかのようで…俺たちのことを知っているのだろうか?なんか俺とヒルダをじっと見て顔を赤くしているのだけれど…なんて優しいのだろうか。

 

 

「なるほど、つまりあなた達の持っている船についてあった転移装置によって転移した。それもその転移装置はシンギュラーを開かなくとも転移が可能…ですがその転移方法は船の外にいる機体と乗っている人…は転移するとレイゼルさんと女は確実に裸にされる。そして転移する座標位置は決めておらず一斉にランダムで決められた場所に合流となる。

 

そして決められた場所になったここにあなた達全員が一斉集合したという…そういうことですね?」

「あーはい…そういうことです」

 

城ヶ崎姉妹は落ち着ける場所に…サリアについてはロックオンとミランダとココがどうにかしている。レヴェンがからかったせいでイライラしているとのことで。

「サリア、お前の言い分もあるけど最優先としてまずサラマンディーネさんだ…ミランダ、ココの三人は頼むよ?」

「ち、ちょっと待ちなさ「まぁまぁ、俺たちが命拾いしたのはあのサラマンディーネっていう人が俺たちのことを見逃してくれたんだ。ここは一旦落ち着こうぜ」…分かったわよ。その代わり私の方も」

「大丈夫だサリア。これが終わったら後で説明しておく」

 

ロックオンの方はミランダとココだけじゃ不安だから俺もサリアの方をどうにかするとのことで。今、こうしてサラマンディーネと話をしているのは俺とレヴェンとヒルダの三人。

 

 

「サラマンディーネ様彼らは危険です!寝床に忍び込むど」

「ナーガ。彼らにはあの時に助けてもらった恩があります。それに彼らが我々が何者なのかまだ分かってもいない。まだ敵視しているのなら、しばらく私達のことを詳しく説明しますよ。」

 

 

 

俺たちのことを危険視されても仕方ないと思ってるし…こうして捕まえられたサリアとレヴェンだってどうなるか不安だったから。いや、俺たちもここが危険な場所だったらタダじゃ済まないことになってただろうし。

 

 

「俺はヒルダの義理兄であるレイゼル。先にあなた達に質問がこないのなら俺たちから先に質問してもいいんだな?」

 

「ええ、構いません」

 

こっちの方もこの世界について分からないし、レヴェンの方はサリアが思いっきりぶん殴ってしまったせいで機能が不安定になっているから情報の回収が上手くできない。

回復するのに時間がかかるからサラマンディーネという女性に詳しく聞くしかないと。サラマンディーネさんも俺たちも人間…二つ地球があるということと、帰れる可能性もある。

 

ヒルダの方はサラマンディーネの優遇に不満があったけれど、兄である俺がもしいなかったらヒルダは強引にサラマンディーネに襲ったりするから

 

「ヒルダ…俺達も彼らが容赦なかったら俺たちの命も危なかったし」

「むぅ…わーったよ。」

 

 

アンジュ達や他のノーマ達は今頃どうしているのか、プトレマイオスにいる仲間の方はどこに転移されたのか…探したいのだけれど。レヴェンが不調である以上調べるのには結構時間がかかる。

「じゃあ聞きたいんだけどさ…あんた達は何者なの…ここはどこなの?」

「では、先にドラゴンが出てくる前のこの世界の話をしましょう」

 

まず、サラマンディーネさんのいたこの世界には戦争と汚染があった。

 

戦争を終結させるためにラグナメイルを投入され、次元共鳴兵器によって地球上にあった全トラグニウムによる共鳴爆破…それによって戦争は終結したけれど、終結による犠牲は生存困難な汚染環境と文明の崩壊によって世界の崩壊となった。

 

色々な問題が複数ありそれらを解決しようともせず、人類社会は滅んだ。

 

 

汚染されたこの世界に適応するために遺伝子操作によってドラゴンになり、贖罪と浄化のためにアウラという偉大なる子孫と共にしてた。

男は大型ドラゴンとなりドラゴニウムを取り込んで体内で結晶にして安定させている。

女は姿を変えて人型になり、男と一緒に働いて子を宿して産み育てる。

浄化と再生に進んでいった。

が、世界を破壊して捨てたエンブリオによってアウラが連れていかれた。

 

 

 

 

まず、世界を捨ててエンブリオによって新しい世界を作り出した地球…それが俺たちのいる地球

偽りの地球

 

マナを使える人が当然のように思える人達

 

偽りの人間

 

 

マナたちが使っているマナの光の元は…アウラから放たれるドラグニウムのエネルギーがマナの元になっていた。エネルギーはいつか尽きるため、そのためにドラゴンを殺して結晶化したドラゴニウムを取り出してアウラに与える必要がある。

 

 

それがノーマ達による、ドラゴンとの命をかけて戦っていた真実。

 

ドラゴンの心臓をえぐられ結晶化したドラグニウムを回収されてゆくために、サラマンディーネ達の仲間は殺されていく。

 

 

それが偽りの戦いとなった。

 

 

今度は俺たちに向かって偽りの地球に戻るのかと、訪ねた。

 

 

「協力していただければ嬉しいのですが」

 

サラマンディーネ達は元々はこの世界の住民だし、アウラを取り戻したいがために…彼女の持っている龍神機の実験のためにアルゼナルをぶっ飛ばして、ドラゴンによってノーマの人たちは殺されていった。

 

 

「話を聞いてこれだけは言っておくよ…あんた達の敵にはならない。

俺たちもエンブリオとは絶対に戦わないといけないし、ただ…俺達のプトレマイオスがどこにあるかと仲間達が無事なのかが最優先になる…その間はここにいてもいいか?今の俺たちの戦力で勝てるかどうかも難しいし、こっちも戦力が増えたほうがいい。だから協力はするよ?でも、ここにずっといるか偽りの世界…俺たちのいた世界に戻るかどうかは

 

 

レヴェンの調子が良くなるまでの間はまだ決められない。」

「分かりました。少なくともあなた達はエンブリオの手先でないのですね。教えてくださって有難うございます」

 

サラマンディーネさんの質問はなぜか、ここまでで終わっていた。それだけで本当にいいのかと…俺達が何者なのかも絶唱進化についても何も聞いてこないし。

「悪いけどこっちから一ついいか?なんであなた達は俺たちのことを何も聞かないんだ」

「あ⁉︎すみません。そうでしたね、私の龍神機の機体にこんな小さい機械があって。この機会にある映像を見て、もしかしたら私達に協力してくれるんじゃないかと思いまして…特にヒルダさんのレイゼルさんの関係についてはよく知ってます。

 

これのおかげで…見せたほうが一番わかりやすいでしょう」

 

 

サラマンディーネさんの手の平に…映像が流せれる小型の機械を見せてもらい。その機器にはなにやら『紅と黄金の報告書』というものがシールで貼られていた。

 

 

「さぞあなた達兄妹二人は仲が非常に良かったのでしょう。二人きりだと夜が激しい…ほどに」

 

それを聞いた瞬間に、俺とレヴェンの方は飲んでいた茶を吹きそうになった。ヒルダの方はまだ動揺してなかったけれど

 

 

「な、なんで…⁉︎」

 

 

流石に映像の方はヒルダも耐えられなかった。

 

*****

まず流れていたのは

無人島での俺とヒルダの再会、裸だけど。そしてタスクとアンジュとの出会い

『み、見るんじゃねぇ‼︎』

『ゴフッ⁉︎』

『変態!ケダモノ!発情期!』

 

 

そこから約束を交わしてヒルダがアルゼナルに脱出して、親との出会い。

母ともう一人の娘による拒絶と俺の暴走、死ぬ直前。

 

『私を一人ぼっちにしないでよぉぉ‼︎』

 

 

ヒルダと心からの和解。そして、連れ戻した後のあの一夜まで

「こんなものもあって…私、あなた達に出会ってこのことに聞きたいのですが…」

『お兄ちゃん、きもちいーい?』

『いきなり胸とか下とか触ってる…少しは私の心の準備させてよ」

『わ、悪い…』

『私もバカ兄貴のようになった。

だから、だから…責任とって…

 

 

私のこと…メチャクチャにして?』

『ヒルダ…分かった。』

 

ある意味、この先は子供が見てはいけないものである。

 

『私、レイゼルお兄ちゃんと結ばれて…すごく嬉しい。』

『俺も…』

『私らおかしくなっちゃったよね。私、兄貴にこんなにデレデレだっけ?最初はバカエロ兄貴で、下心丸見えだし、ラッキースケベだし…でも、すごい優しくて嫌ったりしなくて。だから、嬉しいし泣いちゃうし素直になっちゃうし。私、ダメだね。

溺愛したくて兄貴の前になっちゃうともう嬉しくて興奮して感情的になって何も考えられない。

だからさ、夜だけ…二人でいっぱい心置きなくエッチなことしよ?』

 

 

 

その他にも絶唱進化と女神様の存在に紅と黄金の女神が説明しているところまで映像に…俺たちが説明する必要がなく色々と補正としてゆっくりボイスで説明をしている。

 

 

*****

 

どうしてそんな機器に俺たちの記録が残されているかはまだわからないが…まともな話までは俺たちも大丈夫だった。サラマンディーネ達が俺たちのことを大体はこの映像だけで大方理解してくれた。途中まではまともだ。説明する必要が無くなったのはわかる。この映像によって俺たちが何者なのか理解できるだろうし…

 

 

 

でも、最後らへん、すごく気まずい空気になってしまった。だってねぇ?…なんで俺とヒルダの一夜まで入ってんの?

 

「わ、私の方は機体にいつの間にか入っていて、この機器から流れている映像を見ただけです…そしたらこんな映像がはっきりくっきりと」

「あ、私…」

 

やばいサラマンディーネとヒルダの顔が真っ赤になってる。俺自身もなんでこんな映像がサラマンディーネに渡っているのかわからないし、そもそもそんなものあるなんて思わなかった。

「あ、アレェェ?オッカシイィナァァ?なんでこんなものがあるんだろうねぇー。あ、そうか探してたと思っていたら君が持っていたのかぁ?

 

 

すまない。確認したいがために見せてもらって「待てコラおいレヴェン」」

 

 

まさか、レヴェンが確か報告書の課題をやらないといけないからってこれのこと?サラマンディーネの方にヒソヒソ声でなにやら色々と話していたけれど…

 

 

「あ〜見てしまったか…見てしまったか」

「はい…あれは見てはいけないものだったのでしょうか⁉︎」

 

サラマンディーネさんもレヴェンと話しながら不安げな表情を浮かべた。けれど

 

「見てしまったか見てしまったか見てしまったか…じゃあ見てしまったもんは仕方ないな!」

「あら!そうなのですか!はぁ〜良かった。見たら怒るんじゃないかって心配してましたから」

 

サラマンディーネさんのほうはレヴェンが何か許してくれたけどさ…

 

「じゃあレイゼルとヒルダ?俺達の失態…これで説明になったから別に怒らなくていいよな?」

「うん!そうだね仕方ない…んなわけねぇだろぉぉぉ‼︎」

「ソゲブッ⁉︎」

 

 

思いっきり飛び蹴りした。

もう、蹴ってもいいよね?サラマンディーネさんの方は許せれるよ?あれは仕方ないし、どうしようもないし、説明の手間が省けたけど。まぁ一夜のことまで見てしまったのはいろいろと言いたいけどさ…

 

 

 

 

ただし、レヴェンてめーはダメだ‼︎

いくら調子悪くても殴るか蹴らせろ‼︎

お前確か手抜きしたの二度目だったよね⁉︎お前何やってんの⁉︎

 

 

「サラマンディーネ様!」

「あぁ、サラマンディーネさんの方じゃなくて、こっちの仲間がとんでもない問題を起こしたから粛清しただけです」

 

ナーガとカナメが騒いでいたのに驚いてサラマンディーネさんの元に駆けつけたけど

 

 

「サラマンディーネさんはまだ何も分からなかったから許せるよ?お前は普通にアウトに決まっているだろ!何お前が俺たちのプライバシーを隠しカメラとかして覗いてんだよ‼︎」

「ほらよくあるだろ?文章だけじゃそれでは物足りない。だからあれには感情、強い思念を見せるなんて一緒だよ?」

「あるあ、ねーよ‼︎あり得てたまるか⁉︎ってちょっと待てまさかこの二人にも見せたんじゃ」

 

 

駆けつけていたナーガとカナメの二人も機械を見て、顔を赤くして動揺してる。それを見て察した。この二人…サラマンディーネさんと一緒に見たな。

 

 

「あ、あの…えっと」

「こいつらまで…ふざけんじゃねぇ‼︎私らのプライバシーをジロジロと見やがって‼︎」

 

ヒルダを俺が今抑えているが、サラマンディーネさんもあの映像を見てしまったからオドオドしている。

ナーガとカナメも俺たちに同情はしており、レヴェンの方に向けている。

 

 

「も、元々は貴様の仲間であるこの男のせいだ‼︎」

「ちょっと待て!全部が全部俺ってわけじゃないだろ‼︎」

 

ワーワーギャーギャー叫んでいる。あの映像のせいでもう話し合いじゃなくなってきており、

 

「ねぇ…話は終わったの⁉︎凄い大きい声がこっちにまで聞こえてきたけど

 

 

ってこの状況なにがどうなってんのよ‼︎」

 

今度は長話している俺たちにイライラしているサリアがここに来た。

この世界についてどうなっているか、どうしてこうなったのか怒りが収まらなくて

 

とうとう我慢がならなかった。

 

「おう、サリア。き、聞いてくれ遠距離関係としてコスプレさせたり痛い台詞言わせたりしたが…欲情して全裸にさせるだなんてそんな邪なことを俺がする奴に」

「全裸にさせたあんたが言うんじゃないわよ‼︎だいたい交換メールの条件も邪じゃないの!」

「兄貴どいて!こいつら粛清できない‼︎」

「もうどうしてこうなるんだよ⁉︎」

 

もう話し合いどころじゃなくなり、サリアの元に駆けつけてきたロックオン達と城ヶ崎姉妹がやってきた。

 

 

「お前ら⁉︎」

「あ、あれー…話し合いするんじゃなかったっけ?」

 

ミランダとココはレヴェンと協力しながらサリアを止めて、ロックオン達を止めて…ロックオンとサラマンディーネの二人は俺と協力してヒルダを止めようとしたが。

 

 

「あ、ごめ」

 

 

こんなことをみんなに見せつけるつもりはなかった。が、

 

 

「さ、サラマンディーネ様!貴様‼︎」

「あら、今度は私を脱がすだなんて…強引なことをするんですね。でも私は大丈夫です。だって妹さんのように、不可抗力でも殴り倒すようなことはしません。」

 

サラマンディーネさんの方は確かに不可抗力によってそうなってしまったから殴ろうとはしなかったけれど…俺が他の女とイチャイチャしているのをヒルダが見て怒ってる。

今にも俺を殴ろうとするだろう…しかも今にも泣きそうになってる。

 

「ひ、ヒルダ⁉︎これは違うんだ。ま、待って‼︎」

 

こうなってしまった以上殴られても文句が言えないし、でも今収拾がつかないこの状況で殴られるのは流石にヤバいから。ヒルダは右手の拳で殴るのかと思っていたけど…今度はヒルダが周り気にせずに俺にディープキスした。

 

サリアが俺とヒルダがディープキスをしているのを見て暴走がとまってしまった。暴走を止めようとしているミランダとココも俺達2人に注目している。

「ひ…ひひひひヒルダ⁉︎」

サリアの方はヒルダがこんなことをしたことに驚いてならなかった。

「レイゼルお兄ちゃんは…あたしのもんだ‼︎」

「なら私もその中に入れさせてもらえないでしょうか?」

 

 

ヒルダは誰にも渡さないかのように痛いくらい抱きしめてる。サラマンディーネさんは余裕を持って笑顔でヒルダをからかってるし、ヒルダは俺を取ろうとするサラマンディーネに敵意むき出しになってる。

 

 

え、なにこれ?

なにこの三角関係。

 

 

「えーっとこれ。話し合いでしたよね?」

「修羅場だなこりゃあ…」

同情するなら助けてくれ⁉︎ココとロックオンに苦い顔されてもこっちも困るんだよ⁉︎

 

こうして説明の方は終わったけれど、レヴェンのせいでしっちゃかめっちゃかになって…話し合いは終了となった。

 

 

話し合いを終えても、こうして俺は頭を抱えている。あんなことがあったから今夜は絶対に俺を寝かさないだろう。

 

 

「まさか二人ともレイゼルさんにあんな大胆なことするとはねぇー」

「特にヒルダちゃん。周りが見てるのをお構い無しにディープキスってやるー!」

「何も聞くな、何も言うな」

 

 

夜、俺は外に出て空気を吸いに、城ヶ崎姉妹の二人は俺のことを慰めてもらっている。この光景を見られたら処刑も同然だがミランダとココのそばにはサリアが俺について徹底的に言ってくるし、ヒルダは俺から絶対に離さないし、サラマンディーネのほうは俺とヒルダをからかうだろうから。

 

 

「あのさ、そろそろ私らのこと言うね。あんた達って私らのことは確かレヴェンの弟子ってことだけで知らなかったから…話してもいい?」

「…分かった」

 

 

城ヶ崎美嘉の姉が自分達がどんな存在なのかを話してくれた。彼女らは転生者ではないということと、アイドルマスターシンデレラガールズという世界にいる二人であるということが分かった。

 

 

プロデューサーと他のアイドル達と頑張ってみんなに笑顔をあげたい。

しかし、アイドル活動を続けて頑張っていきたいというアイドル達の命を根絶やしにする奴らが現れた。それが…歌とガンダムの主要キャラを嫌っているゼラード組織…いや偽CB絡んだ。そのせいで彼女らのいた世界を壊そうとして謎の機体として姉妹が元々いた地球に襲ってきた。

 

 

そこをガデラーザに乗っているレヴェンに助けられたが、偽CBだけではない勢力も現れて2人しか助けられずに…レヴェンは2人を連れて立ち去ることしかできなかった。プロデューサーや他のアイドル達がどうなっているのか不安でならない。

 

 

「レヴェンに助けてもらって。私も妹も師匠には感謝してる。」

 

 

レヴェンには機体について教えてもらい、彼女らは俺たちと同等にまで強くなっていた。俺が転生させられるときはレヴェンもその記憶が消えているから人になれたことによって思い出したっけ。

 

 

その世界が大丈夫なのかどうかはまだレヴェンから他世界による通信を作ってはいるけど完成させてないためにまだ分からないが…レヴェンがそんなことをしていたなんてな。しかも、俺がガンダムUCに倒された後に女神がレヴェンを拾って…レヴェンのやつはあれでも女神様のために頑張っていたんだな。

 

「兄貴、寝かさねぇぞ…それとなんでテメェがいるんだよ‼︎」

「あら、言ったではないですか?私も入れて欲しいって?」

 

 

夜はあいつのせいでほんと眠れなかったけどさ。ヒルダとサラマンディーネさんはここで服を着替えるなんてこと言い出すし、もう大慌てしなかった。何が来ても驚かん。

 

「おい。レイゼル?報告だ」

「ん?レヴェンどうした」

 

レヴェンがノックして俺たちの寝室を開けた。どうやら回復して、少しずつだけれど調子が良くなっている。昨日は俺とかサリアボコスカにされてたのに。あとサリアの方も説得のために映像を使ったおかげで

 

「あんた達…なによあの恋愛ドラマのような境遇!こんなのあんた達を恨めないじゃない‼︎」

「え、えーと。サリア?泣いてんの?」

 

感動して俺達を見て泣いてる。よほど映像のことが印象に残っていたんだな。サリアの方は絶対俺とヒルダの映像を見ながら感動していたよね?

 

 

「レイゼル、報告の内容を言うぞ。アンジュとタスク…シルヴィアがもう少しでこっちに来るそうだ」

 

アンジュと、タスクを見つけたのはいいけど、まさかシルヴィアまで…ここに来るなんて思わなかった。

 

絶対アンジュのことだからヒルダと同じようにここどこかわからない、あなたたち誰⁉︎って暴走するだろうからな。

 

 

次回

アンジュ「まさかあなた達が先に着くとはね」

タスク「てっきり僕達の方に転移されるのかと思ってたけど」

レヴェン「俺たち捕まえられて、酷いことをされるのかと思っていたが。俺の手抜き作業のおかげでなんとかなったぞ‼︎いやーよかったよかった‼︎」

ヒルダ・レイゼル「「ざけんな‼︎」」

レヴェン「また殴られた!女神にも殴られたことないのに」

シルヴィア「また調子が悪くなりますわよ?えーと次回の方は…どうやらヒルダ達と合流はまだしないそうですわね。」

 

 

アンジュとタスクとシルヴィア

 

 

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