紅と黄金   作:斬刄

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連れて帰ってしまった二人組

いや、大半の人が女性なんだけどさ。ヒルダとこの二人の人質交換のつもりが、あいつらこの2人を見捨てて攻撃してきやがった。てゆうか、どうして連れて行ってしまったのだろうか。

 

あえて言わせてもらうぞ。

マジで、どうしてこうなった。

 

二人とも俺のせいで気絶しているし。俺にとっては全く予想外な展開で頭を抱えてならなかった。

 

(奴らの司令がこの2人を見捨てたのだろう?どの道貴方が助けていなかったら二人はドラゴンによって死んでいたでしょうし)

「うるさい…起きたらなんて説明すればいい⁉︎」

 

アルヴァアロンの機体のパイロットが男か女かココは元々気絶してたし、ミランダは暴れてたけどぼやけて見えてないし、だいたいヘルメットつけてるから顔見てないんだよな。

 

 

(しかし、逆に考えれば運が良かったのかもしれん。お前には少々人材も必要だ。強い機体を増やし強くすれば戦力が増えるぞ?)

「…強い機体でも扱えれなかったら何の意味も持たないだろ…それにこの2人が協力するとは限らないし。役に立たないお荷物って可能性もあり得るだろうが。けど、ヒルダは別だ。妹を助けて、何処かで一緒に幸せに暮らすんだ」

ヒルダはたとえお荷物でも、戦えようが戦えなくても。気にすることなんてないし、妹を守るのが兄の務めだ。

 

(だが、ヒルダではなく別の人を連れて行ってしまったがな。二人も)

「この子らが起きた時、俺のことをどう受け止めるか…当然、怯えるか決死の思いで俺に襲いかかってくるかぐらいだな」

 

 

次の日、目を覚ましたが起きた瞬間に俺を見て…予想通り二人は俺に対して怯えている。そりゃあここどこ?あんた誰?って状態だし、俺に牙を向けて襲うっていう考えも考慮していたんだがな…その時のために防弾チョッキとか着込んでるけど。

「お前らなぁ…まぁこうなることは分かっていたんだけど。」

「ひぃっ⁉︎助け…て」

 

俺はソファに腰掛けた。彼女らは俺からまず離れるために必死に逃げようとしているが。この世界のルールだと、ノーマに居場所なんてない。あるとすればあそこの軍事基地ってことぐらいだ。

 

「出て行くなら出ていけばいい。運が良ければ戻れるが、殺される可能性だってあり得るんだがな」

俺の方は襲わないとして二人はどの道俺以外のノーマ嫌いとなった全世界の人を相手にしなければならない。人類の敵であるドラゴンに対抗するためにノーマが生きていた。

偽りの平和、ノーマがいなければドラゴンに襲われることもないのに。

 

 

「まだ分からないのか?お前らにとってこの世界がノーマに対してどこまで腐った態度をとるかを。そして、ドラゴンに殺されそうになった気分はどうだった?最悪としか言えないよな」

 

今の状況を落ち着こうとしない二人が急に外に出ても、マナの所有者がこいつらを傷つけて、楽しむんだろうからな。

 

 

「いいか?お前らは俺と一緒に生きるか、それとも途中でノーマ嫌いの連中共に虐げられるかのこのこあそこに戻ってドラゴン狩りをして無残に死ぬのか?言っておくが俺の方に来た方がいい。はっきり言って経験不足でお前らはあいつらの的にされて、無駄死にするぞ。お前らが死にたいんならな勝手にすればいいがな」

 

彼女ら2人は首を横に振った。そりゃあ誰だって死にたくないよな?その気持ちは十分に見たらわかるから。

「お利口さん。話のわかる子達で助かる。ひとまず紹介しようか?俺はレイゼルだ。そしてあんたらはココとミランダだろ?」

「⁉︎どうして私たちの名前を」

「レヴェンっていうデバイスでな。こいつの機械の能力によってお前らの名前を調べてくれるんだよ。じゃあお前らを鍛えるための訓練場所を紹介しよう。レヴェン、例のを」

(了解しました)

 

早速俺が転生する前に修行していた場所を展開した。人1人いない機体を操作する場所にふさわしい。そして、操作方法とか戦い方を学べる場所。

 

「軍事…基地?」

「今お前らがいるのは仮想世界で、これからここで修行される。それとお前らちょつと来い。ココはシャイニングガンダムとジンクスで …ミランダはマスラオとオーバーフラッグに今後からシュミレータ世界の時に乗って。ひとまず俺の方は作っておくから」

スサノオを作れるんなら俺の機体もトランザムシステムを導入されてあるし、マスラオはGNフィールド使えるからな。機体を弄ってひとまずは、防御性能は高くしてある。

 

 

ココの乗る機体、シャイニングガンダムとジンクスの場合はシャイニングガンダムの方は…ただ俺の方で戦力に入れたかっただけ。で、でも結構強いんだからな。それは俺が保証するから。ジンクスの方はトランザムシステムが可能になるジンクスXⅣに進化することができる。

 

ミランダの乗る機体、オーバーフラッグ、マスラオの場合はブレイブ、スサノオに進化させてトランザムシステムを使用可能にさせる。

 

 

両方とも接近戦と遠距離戦のバランスの良い機体だ。さて、問題は

 

 

 

こいつらがちゃんとうまく操作し、敵機を撃墜できるかどうか。

 

2日後

 

 

「よし、じゃあまずは…俺の時と同じようにっと簡単な方から始めるか」

 

 

2時間以上休憩なしのぶっ続け。ソレスタルビーングなんか見てみろ戦争を15時間やってんだぞ?

操作手順として集団ザクに、AEUイナクト。

 

「不死身のコーラサワー…只今さんじ「えい」なんじゃそりゃァァァァァァ⁉︎」

 

特殊な人物のデータ解析し、それを再現データとして出現させることも可能。

 

パトラック・コーラサワーにロシアの荒ぐまのセルゲイ・スミルノフによるジンクス集団。そして、最後は情け無用の主人公機体軍団。

 

「ハァッ…ハァッ…」

「どうだ?ドラゴンより鬼畜だっただろ?あそこが優しいなと思っているよな?」

 

ドラゴンとは別の意味で特殊な方法で殺すだろうが、俺の場合はそんなの関係なしに殲滅だからな…二人とも外出してないのに大量に大汗掻いてる。

 

「あ、私何回か死にそうになって」

「私なんか5回ぐらい撃墜されたよ〜敵が強すぎるもん‼︎」

「あー大丈夫。今やらせてんのは仮想空間だから死なないから。リアルだと死ぬけど。」

 

そう、撃墜させられたらゲームオーバっていう形でまた目をさますから、死ぬことはないんだよね。バーチャルゲームみたいなもんだから、とにかく遊ぶようなかんじで学べ。

まだ、人を殺すわけじゃないしさ。

 

「撃墜されたらレヴェンに頼んでまた再起動して仮想世界に行けばいいから。まぁお疲れさん。あっちに風呂があるからのんびりしてこい。それパジャマも用意したからそれ着て寝ろよ〜あとそうそう。

キツいとは思うが、俺が選んだ機体にとっとと慣らせるようにしてデストロイガンダムとかユニコーンガンダムを倒せとかは言わないけど。

 

せめて二人で2週間以内でガンダム&ジム&ギャン&ハンブラビを含む15機の機体とビグ・ザムを倒せよ」

「「えええええぇぇぇぇ⁉︎」」

2人はがっくりして風呂場に向かっていった。このゲームにはイージー、ノーマル、ハードという3つのモードがあるが

 

 

 

俺は二人に最初からハードモードでやらせているから、またボコボコにやられて落ち込むのは無理ない。

 

(レイゼル…貴方はこの二人の経験値稼ぎを楽しんでいますか?)

「あぁ!楽しんでる!」

(この二人を貴方と匹敵するほどに無茶苦茶強くさせる気ですね。それも育て方がマジで悪魔らしいやり方で…)

「ひとまず、ココは休憩の合間にこの『Gガンダム』っていう見ろ。それがお前の最初の課題だ」

 

 

 

 

 

ココにはGガンダムというアニメを見させてあげて、ミランダもそれにつられて二人で一緒に見ている。なんか楽しげな顔をしてるな。

ひとまず二人は風呂に入りに向かい、俺は妹であるヒルダの奪還計画を考えていた。

 

*****

 

「パラメイル四機大破。1人は意識不明。ドラゴンを始末したのはいいが、あの正体不明の機体に倒された。しかも、その機体によって新人2人は連れていかれたんだからな。お前の敵前逃亡がもたらした戦果だ。どんな気分だ?皇女殿下」

ゾーラは意識不明になってしまった…こいつのせいで。こいつの身勝手な行動のせいで。

「なんとか言えよ‼︎おい!」

「手を出すなよ?一応負傷者だからな」

「私は国に帰ろうとしただけです。何も悪いことはしていません」

無表情で、自分がゾーラを陥れたっていう責任感もあったもんじゃない。最早、この痛姫自分さえ良ければどうでもいいって思ってやがる。クリスとロザリーの二人も痛姫を批判している。当然の結果だけどさ…

 

「ノーマは…人間ではありません」

 

 

その言葉に、ブチ切れた。

ゾーラは私の隊長なんだ。何も知らないこいつが先輩であるゾーラを侮辱されて頭にこないわけがない。思いっきり怪我した方に蹴り飛ばした。

「あぁ…アァ‼︎」

痛みで苦しんで、寝込んでいるこいつの顔に腹が立って仕方ない。無知で、無責任で、自分の罪を受け止めることもままならない姫…正直言ってさ。

「痛すぎだよ…アンタ!」

ゾーラが意識不明のままの状態だから。サリアが隊長になり私は副隊長になった。こうして、あの痛姫のせいでゾーラ隊長のいないまま…私らはドラゴンに挑まないといけなくなった。

 

 

*****

 

俺は仮想空間を使ってアルヴァアロンで二人の戦闘をさせてあげている。二人の機体を完成させたから、10分以内か俺に二人とも撃墜される前に俺の機体に傷をつけたらなんか奢ってやるという約束をし開始した。俺はビームライフルを多く使い、ビームサーベルはあまり使わないとも約束しておいた。ココはシャイニングガンダム、ミランダはマスラオを使って、接近戦を狙ってくる。だが、読みやすい動きだから見え見え。避けることも簡単だった。

このまま奢ることなく10分で倒せばいい。俺はビームライフルでそろそろミランダを潰すと思ったその時に

「私のこの手が光って唸る!お前を倒せと轟き叫ぶ!シャイニングフィンガァァァァア‼︎」

「ちょっおま⁉︎」

ミランダしかいないと思っていたら、後ろから挟み撃ちか⁉︎迎え撃つように準備していたのか?

完全に油断した。

「あーぁ。負けだよ」

「「やったぁ!奢りぃ‼︎」」

あの二人、策略してくるとはな。

いやぁ、成長したな。まぁあんな修行させたんだから強くならないほうがおかしいか。

さてっと…約束は守らないとな。

「なんですか?これ」

「寿司だ。まぁ待てって」

魚をさばいて、刺身にさせておき作った。飲み物の方は何種類かのジュースを用意しておいた。まぁ形は雑どけど。ココとミランダと俺はジュースを注いで、

「では、俺の要望に頑張ってくれた二人と機体の完成を機に…

 

 

 

乾杯‼︎」

「「乾杯‼︎‼︎」」

俺は彼女ら二人を祝った。こうしてゆっくりできるのは本当に俺がいなかったら二人は酷い目にあっていた。けれど、俺はこの信頼できる仲間を増やして、ヒルダを取り戻す。俺の願いもまた一歩前進したことに喜びを感じた。

「おいひぃ!」

「ココ…全く美味しいのは分かるけど、食べながらは失礼だよ」

「まぁまぁミランダ。行儀が悪くてもココは結構集中してただろうから空腹だったんだ。俺は気にしねぇよ。」

これは、ヒルダを連れ戻す為の前進だ。二人を生かして、ヒルダを連れ戻す。二人の協力があれば上手くいくかもしれない。

 

*****

 

ゾーラは生死をさまよっていた。

アンジュに邪魔され、黒い空間にポツリと取り残されていた。彼女は驚いている。失っていた片目が取り戻しており、怪我が全くない。

だが、

「お目覚めかい?」

頭上から声が聞こえた

「あんた…誰だい?」

「いずれ分かるさ。君は『第1のゲーム』ではなく『第2のゲーム』で復活する。リアルでの君はまだ眠っていてくれ。その間、私が君を鍛えてあげよう」

仮想空間を作り出し、機体とデバイスをゾーラに渡した。彼女は疑問に思いながらもそれを受け取った。

「第一のゲーム?第二のゲーム?どういう意味だい?ここはどこなのか、あんたは誰なのか、全く理解できん。説明してもらおうか?でないと私も何も理解できないまま動くのは嫌なんだがねぇ‼︎」

謎の存在にヒルダは叫んだ。返答してくれるかどうか定かではないが、聞こえているのはわかる。

「いずれ…分かる。とにかく君は復活するその日まで強くなれ」

その言葉だけを残し、激しく物音のした方にゾーラは向かった。

「これは…」

目の前にあったその機体は、ガンダムooのルイス・ハレヴィがネーナ・トリニティに復讐するときに乗った機体である…レグナントだった。

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