紅と黄金   作:斬刄

9 / 28
紅と黄金の神殿、謎の歌詞と楽譜本

二日目

 

朝、俺の持っているレヴェンとタスクのおかげでアンジュの持っているヴィルキスを早く修理ができるそうだ。

 

 

修理にしても手作業なんだな…やっぱ機体だから手抜きはしちゃいけないのかな?タクスからするとパラメイルが流れゆくからそれを調べてゆくうちに理解をしているって言ったけど。

 

 

「マナを動かせばいいじゃない?」

…え?マナで修理って可能だったのか?…俺は知らないのですが

「俺の方はレヴェンに頼んでるけど」

(お前には戦闘は強くても修理は不向きそうだからな)

「ウルセェやい」

 

アンジュはタスクに色々質問してきている。マナを使わないの?とか、どうしてパラメイルのことを知っているの?とか。

 

確かにこいつ、軍事基地のことを知っているかのような。

 

「貴方…一体何者?」

「俺もその意見については賛成かな?」

 

実際、アンジュって子もこのタスクって人には初めてあったって状態だし。事実、こいつの方が一番何者なのか分からないんだよな。

 

 

「俺はタスク…それだけだよ」

 

話をはぐらかした。今この時点ではまだ話せないような事情があるそうだが…

 

(あの男については私が調べておく。)

「レヴェン…頼んだ」

 

 

こいつがどんな奴かは調べておいたほうが良さそうだな。敵だったら余計にヤバいし。早急に手をうつ必要がある。

 

「あぁ!やっぱり出力系の回路がダメになっているのか‼︎でも、これさえ直せば無線が回復する。そうすれば仲間と連絡が取れるよ?」

「無理よ、連絡しても誰もこないし、帰ったって誰も待ってないもの…」

アンジュはがっかりそうに落ち込む。よっぽど帰るはずの場所が…この人にとっては帰るといっても…孤独なんだな。

「そいつの言う通り…無線が回復したって。どの道あんたのような奴に助けてくれる人なんているのかねぇ?」

 

そこにアンジュの嫌味を言うヒルダがやってきた。この二人本当仲悪いよな。やっぱ、俺が最初に介入していたあの戦いが理由なのか?そもそもノーマを差別する皇女だったから嫌われているのか。

「いや、お前寝る時に一人が苦しくなってたら、震えながら俺の方に抱きついたじゃないか?」

「ち、調子狂うんだよ!あと話に割ってくんな‼︎バカ!スケベ!変態兄貴‼︎」

 

俺が言うとおもっくそ動揺してるし。てゆうか慌てすぎだろ。あと、俺はお前に何もいかがわしいことしてないぞ!

 

「貴方…」

「な、なによ」

 

 

朝にアンジュから聞いていたけど….

あまり下手なこと言うなよ。また二人が争うことになれば。

 

 

 

「貴方。お兄さんの目の前になると、デレたり可愛いくなるわね」

 

アンジュの言っていることは正しい。ヒルダにとって大打撃だった。

顔を赤らめて、俺の方に指を向けてきた。

 

「う、うっさい!あんたには関係ないでしょ‼︎」

「ツンデレなの見え見えなんだけど」

 

 

アンジュもヒルダの動揺っぷりにため息ついてるし、タスクは苦笑してるし…まぁそれはそれとして。

 

「…まぁいい。それより、二人ともやって欲しいものがあるんだけど」

 

 

俺は女子2人にあるものをやらせてもらう。前にミランダとココを強くさせるための訓練ゲームで、遊ばせ強くさせた。仮想空間にてヒルダにはアルケーガンダムを乗させてあげている。アンジュも後から来て、ヴィルキスだけでいいと言っていたから、ひとまず機体の構造を見せてもらい、それを仮想空間にて出現させた。

 

「こんなの扱ってたの?」

「まぁな。」

 

 

操作を慣らすためにでもあり、状況判断を強くさせたり、実際機体を揺らされるようにされてある。

 

「や、やばっ!」

 

 

GAME OVER

 

 

 

アンジュのヴィルキスはデルタプラスによって墜落。ヒルダの乗っているアルケーガンダムでさえも限界はあるために、マスターガンダムにはたき落とされた。けど、機体の操作にだんだん慣れてきている。アルケーガンダムの方はまだヒルダには託せないけど、プレゼントにしてあげようかと思っている。

ミランダやココは連続8回までしか行けなかったが、やっぱり

 

 

 

15回連戦までいったのだからいい方だと思う。

 

 

「あーぁ。落ちた」

「仕方ないさ。ハードモードでやってるし」

 

二人ともこのゲームをやっていくうちに、結構何回かやっているうちに二人とも上手くなっている。そして、ボスラッシュをクリアした。

これで、機体がどんなものでも二人のレベルが相当強くなっていただろう。これで機体が訓練のような奴と同じなら結構強いんだがな。

 

ヒルダは俺のをあげたら機体が二つあるし。

 

 

 

 

夜に、リィアンに戻っていると目の前でヒルダが汗まみれで倒れて、顔が急に青ざめですぐに駆けつけた。

「⁉︎ヒルダ‼︎」

呼吸をしておらず、心臓が余り動いていないし、このままだと命に関わる。俺は、すぐに上半身を裸にさせて、心臓マッサージと人工呼吸を行った。

「頼む…!目覚めてくれ‼︎」

 

何が原因でヒルダが苦しくなっているのかは後に回しにし、俺は無我夢中でヒルダを助けようと思った。妹がこんなところで死なせるわけにはいかない。俺の努力によって、息を引き戻してくれた。

「ゲホッ!レイ…ゼルにいちゃん」

 

やっとヒルダが息ができるようになった。ゼイゼイと息を荒くしているが…

 

「助けてくれてありがとう…ちょっと風呂使ってもいい?」

 

 

汗だくで倒れていた妹は風呂を使って汗を取ろうとしていた。

 

俺の方は、疲れていたせいか、ヒルダにあるものを準備してあげられなかった。風呂に入ってるってことは着替えを忘れてた。そのため数分したらヒルダは普通のタオルを持ったまま全裸で風呂から出て

 

 

「「…あ」」

 

 

 

朝に身体洗っている妹が風呂から出てきた、不味いと思っていたけれどもう遅い。

 

 

殴られる。そう確信し諦めた。

近ずいて、吹っ飛ばされると心でそう思ってしまったが、ヒルダが小さい声で、俺の方を見て

 

 

「どこ見てんの…このドスケベ欲情お兄ちゃん…でも、

 

 

 

そんなお兄ちゃんでも私を懸命に助けてくれて愛してくれるから一番大好きだよ…」

「えっ?」

 

そのあとは俺のそばで急に生着替えようとしていた。

 

「ひ、ひひヒルダ⁉︎」

「別にいいじゃん。私ら兄妹だし」

 

このまま俺はヒルダが生着替えするのを見てはいけないと思って立ち去った。ヒルダが顔も赤く笑顔だった、裸のままで。

 

これはもう兄妹とかの問題じゃない。兄妹という枠を超えてヒルダは完全に俺に対して…それ以上の愛を求めているんだ。ひとまず外に出て、確か俺の仲間が迎えにくる日が来た。上空から二つの機体があるはず、

 

 

 

 

「レイゼル!」

「⁉︎ココ、ミランダ‼︎来てくれたのか」

 

 

ジンクスとオーバーフラッグが見えているということは2人がこの島を見つけてくれた。

機体は砂場に到着させて、二人はコックピットから降りて…たどり着いたココの叫んだ一言が

 

 

「くうくうお腹が空いたのーーーーーーー‼︎‼︎」

 

 

俺と、着替えて外に出てたヒルダにタスクは唖然としていた。あ、そういやぁ2日間も放っておきっぱなしだったね。そりゃお腹空くわ。

 

「どわっ⁉︎」

「ちょっとココ⁉︎」

 

ココはウルウルな目をしながら俺の方を見ていた。てゆうか泣いてるし、ミランダの方はくたびれて到着したらほとんど寝不足な目をしてた。

「昨日から全然食べてないんだよ⁉︎お腹空きすぎでおかしくなるぐらいに、長く乗ってるうちに眠くなって夢の中で大量のプリンが降ってくるの!

 

プリンが一つ、プリンが二つって‼︎

でも現実は残酷すぎるよ‼︎

食べ物はないのに船の中にはあるのは二日前のレイゼルの服しかないんだもん‼︎」

 

俺を探しっぱなしで疲れていたんだろう。どこかの小島で止まりながら休息して、俺を探しての繰り返しだったのか。あぁ…せめて機体内に菓子ぐらいは置いておくべきだったなって思った。

「あっ。ヒルダさん!メイルライダー用のスーツが私の方にありましたから返しますね」

「あぁうん。」

 

修理を一応中断して休もうとしているタスクが二人が空腹宣言を聞いて駆けつけてきた。

 

「君達、お腹が空いているのなら一応海蛇のスープがあるよ‼︎」

「「誰かは分かりませんがそれ下さい‼︎今すぐに‼︎‼︎本当に空腹で死にそうです‼︎食べれるものならなんでもいいです‼︎‼︎」」

「息合ってんなお前ら」

 

 

タスクの食事の方に二人は急いで走り、タスクは二つ分の器に入れてあげて

 

「さぁ召し上がれ」

「「いただきます!」」

 

それを、ガツガツと食べていて、泣いている。どんだけお腹空いてんだよ。起きてきた、アンジュが二人を見て驚いていた。

 

 

「あ、アンジュリーゼ様ぁ〜‼︎」

「貴方達…ココとミランダ⁉︎」

 

アンジュはココとミランダを一人ずつ抱きしめていた。二人もアンジュの髪が切られていたことにびっくりしていた。それから、同じ新人同士で食べながらも楽しそうに嬉しく話し合っていた。アンジュも嬉しい顔をしてたが、

 

 

「きゃぁぁぁあ‼︎」

「どっ、うわぁ⁉︎」

タスクがこけてしまいココとミランダの体にスープをかけまいとどうにかしたけど、二人の片胸を両手で揉んでいた。

 

「イダだだだ!」

「噛まないとは言ってない!」

 

アンジュがタスクに噛み付いた。ココとミランダもタスクに追撃してボロボロにされている。食べ終えると、二人との話を終えたかのようにアンジュは真剣な顔をして

 

 

「それとヒルダ…貴方に話があるわ」

 

 

 

*****

 

アンジュは心変わりしようとしている私に注意してきた。このままだとアルゼナルに帰ろうとしない雰囲気だったから。

 

「兄貴は…私を助けようとしている」

「分かってるわよ…でもいくらあなたの兄が貴方に優しくてもダメよ」

「知ってるっつーの…今は断るしかないだろ」

 

お兄ちゃんと一緒に行きたい気持ちはある。でも、お兄ちゃんの迷惑になるかもしれないし…そもそももし私を連れていこうとしたらますますお兄ちゃんが危険になる。

 

「ねぇ…ヒルダ」

「…何よ?」

「少し、貴方のこと羨ましいわ。貴方の話によると11年経ったとしても、あんなに貴方に対して、とても純粋で…タスクと同じようにケダモノだけど優しくて、貴方のために必死に頑張ってくれるお兄さんがいてくれて…私のお兄様は…」

アンジュはまだノーマがみんなに知られるまで兄の話をしていた。

妹であるアンジュリーゼもノーマを見下すから自業自得だと思っていたけれど。

 

 

兄が妹を陥れた。それが事実であることに変わりない。私のレイゼルお兄ちゃんなら兄として妹がどんな姿でも絶対に受け入れてくれるだろう。だって、レイゼルお兄ちゃんならノーマでない『マナ』であったとしても絶対に

 

 

無茶してでも助けに行っている。

だって、兄貴は

 

 

『どの道、お前と離れ離れになったら俺は家から出て行くつもりだった。俺がお前のことを嫌いにならない為に一人でお前のことを懸命に』

 

 

 

私のことを11年間たっても嫌いでいないでくれた。兄がドスケベでも、変態でも、野獣でも、ケダモノでも、

 

 

私のことを受け入れてくれて嬉しく思っていた。アンジュもまた妹だから、私はアンジュの話をを真面目に聞いた。

 

「…なにその兄貴。マジで最低。うちの兄がそれ聞いたらすぐさまその兄をタコ殴りにしてくるところよ」

多分その話をお兄ちゃんが聞いたらアンジュのお兄さんをこれ以上ないぐらい一方的な暴力で潰そうとする。死にかけにさせるぐらいに。

 

「貴方も…お兄さんのこと。大好きなんでしょ?だってお兄さんが来て以来、貴方おかしいぐらい素直よ?」

 

急に私の顔が赤くなった。私がお兄ちゃんのことが大好き?素直?

考えられなくなって大慌てした。

 

「は、ハァッ⁉︎ば、バババババッカじゃねぇーの⁉︎私があんな変態兄貴の事が好きなわけ…」

「寝言で結婚したいとか、お兄ちゃんの目の前なら全裸を見せてもいいよって、普通言える?」

 

聞かされた。あぁ、幼い頃の私の悪い癖のせいで聞かされてしまった。

前まではロザリーやクリスにお兄ちゃんのことについての寝言とか言わないのに

 

 

「落ち着きなさいよ。脅すわけじゃないから」

 

私はイライラして何か武器を持って

アンジュに遅いかかようとしたけど、その言葉を聞いて一旦落ち着かせようとしてる。

 

 

「やっぱり、私は兄貴…いや、お兄ちゃんのこと大好き」

 

本心で言ってしまった。私が他の奴にお兄ちゃんって言ってしまった。

 

 

「でも、怖いの。」

「…怖い?」

 

 

私が怖いのはママに嫌われて…兄が良い顔をして後から私を騙そうとするっていう望みたくない光景が、

 

それをさせられたらもう私は壊れちゃう。私が私で無くなる。

 

「レイゼルお兄ちゃんが、裏を返してノーマの私のことを裏切ったり、騙したり、罵ったりされるの光景が怖くて…たまらない」

*****

 

俺が前に頭を下げて約束を破ったことを誤ったけれど、今度は妹が、急に頭を下げた。俺もそのことについて動揺した。

 

「ごめん。お兄ちゃん、まだ私はそっちに行けない…」

 

が、なんで拒んだのはあまり聞かない。俺の誘いを拒んだのは言えない事情があるかもしれない。

 

「…分かった。けど、お前の軍事基地が危なくなったり、お前自身がドラゴン戦で危なくなった時は俺が駆けつけてやるからな」

「…私が実家に帰るまで私を連れて行くのは待ってて!」

 

 

船に戻ろうとしていたら、妹のヒルダがその言葉を叫んでいた。後ろを振り向いたらヒルダが必死に叫んでいた。

 

「フェスタっていうイベントがあってそれを機に脱走して…あたしのママに会いに行くから…。レイゼルお兄ちゃんはその時まで!」

「待っている。もし母と会って不安な時があったら、俺も一緒に行く。心苦しくなったら、辛くなったら俺が付いて行ってやる。母親が怒っているなら俺はお前と一緒に叱られに行くから。」

 

妹を信じてあげないといけない。

それが兄の義務だ。妹が苦しくなって辛くなったら一緒に背負ってあげよう。

 

 

「もし、私がママに嫌われたら…」

「それなら、もうドラゴンと戦わなくていいし、軍事基地に帰らなくていい。俺自身がお前の居場所になってやる。お前が怖いものは全部俺が殲滅してやるから。」

 

お母さんがお前のことを信じてあげなくても俺がお前のことを何があっても信じてあげる。この世界の人達がお前を否定しているのなら俺はその世界の敵になってやる。

 

この世界をこれ以上ないぐらいにまで改変させて作り変える…それだけだ。

 

 

二日目の夜

 

 

「洞窟探検?」

「レヴェンが気になる場所を見つけた。調べる必要があるってな」

 

レヴェンからみんなを集めて欲しいとのことで…俺を含む、ココ、ミランダ、ヒルダにアンジュとタスクの合計6人がリィアンの中にいた。洞窟に入ると、何やら神殿があるという調査があった。

 

「なんでそんな危険な場所に行かなきゃいけないのよ?」

「なら、俺一人で行く」

 

どうやら1日前はなかったはずなのに、突然黄金と紅色の洞窟が出現して、中に進むと神殿が建てられているという情報だった。レヴェンはあそこを調査する必要があるとのことで、少なくとも俺だけで行こうと思ったのだが。

 

「だったら私も兄貴について行く」

「私もです!」

「ココがそう言うなら」

妹のヒルダと、ココにミランダも連れてくことになった。レヴェンは洞窟の道の案内人としてリィアンを使って目的地に向かうことに決めた。

するとタスク達が俺たちのことを心配して

 

 

 

「僕らも行くよ」

「勘違いしないでよ…貴方達を放っておくわけにはいかないのだから」

 

 

 

アンジュとタスクの二人はその神殿について気になるってことになり…というわけで、6人全員で行くことにした。洞窟からは徒歩でしか行けないので、銃とナイフをそれなりの防具を持って入った。入ったのは良かったものの、神殿を守るような魔物とか化け物もいない。そして、人の気配もない。

 

分かれ道もなく。そのまま真っ直ぐ進むだけ。洞窟に入ってゆくと

 

 

「なにこれ…金でできてる」

 

神殿に到着し、地下に紅色を含まれていた黄金の神殿があった。神殿の中に入ってゆくと洞窟と同様に誰もいない。中央にある祭壇には、楽譜と歌詞が祭壇の上に置かれてあった。俺はその本を手に取り、ページを開いた。

 

 

 

 

歌詞の名は

 

『イノセント・ブルー』

 

(その本には何かを感じる…持って帰って調べたほうがいいだろう)

「お前が意味深で言うなら…そうだな。持って帰るべきだな」

 

その本を手にしたら突然、洞窟内に響くほどの爆発音がなった。俺の隣にいるヒルダ、ココ、ミランダの三人はいるけど、神殿内に残っている二人が見当たらない。

 

 

「このままだと、タスクとアンジュが危ない⁉︎」

 

洞窟が崩れたら洞窟内で二人一緒に死ぬことになりかねないし、急いでここを守るために俺を含む四人は走って洞窟に出て行った。

「なによあれ⁉︎」

 

 

ドラゴンが逃げているかのように見えている。するとトラゴンの後ろからなにかビームが貫通された。その遠距離攻撃によって死んでしまったけれど。ドラゴンを殺していた機体に…俺は驚いた。

 

 

「レヴェン…アルヴァアロンに乗せろ‼︎ヒルダの方はアルケーガンダムにしとけ!パラメイルじゃ勝ち目がない‼︎ミランダとココも戦闘の準備にかかれ!」

「分かった!」

(了解した!)

 

なんで、なんで英雄様がこんなところにいる⁉︎幻か⁉︎そうじゃなけりゃいけない。そのとき声が聞こえた。

「僕だって、この機体を使いこなせれるんだ!」

 

もし、gジェネの再現データならこんなことができるのは可能だけど相手は初代の白い悪魔と呼ばれている。アムロ・レイの機体…初代ガンダムそのものだった。

 

「なんで⁉︎…俺達以外にガンダムシリーズの機体が」

 

まさか…俺以外にも介入者がいるっていうのか?いや、ガンダムが俺たちに襲いかかっているってことは。

 

(レイゼル、こんなところにガンダムがいるのと、我々を倒そうとしている時点で…

 

 

お前以外の介入者がいるということが証明された)

 

 

*****

 

 

「この神殿は知らないぞ…」

タスクとアンジュは神殿の先まで向かっていた。洞窟の外で爆発音が鳴ったのに気づいていない。彼らが奥先に進んで行くと最終的にたどり着いた場所は

 

「なに…この機体」

 

ガンダムが置かれていた。コックピットが空いたままの状態だった為、タスクはその中に入った。その中にはホコリだらけの一冊の本が置かれてある。

「ゲホッ!…ホコリがっ⁉︎」

「ずいぶん前に置かれてあったそうだね…」

 

タスクはコックピット内のホコリを振り払い、本についていたホコリを手で払っていた。ホコリが取れてゆくうちに、本の名が見えてゆく。

 

「アヴァランチ…エクシア?」

 

 

この本にはこの機体の取り扱いや歴史が刻まれている。ガンダムOOの主人公…刹那・F・セイエイによるガンダム・エクシアの伝記が。

 

 

 

*****

真っ暗な中、この世界の介入者が四人。笑いながらレイゼルを見学していた。

「我々の張った結界は結界内にある大きな音を遮断し、全く気づかない」

軍事基地アルゼナルによる発見をさせない為に、レイゼル達に攻撃している…今ではレイゼル・シュリーフォークトが敵であったが、かつては、レイゼル・フライトとしてでの敵でもいた。

「さぁ見せてもらおうか?前まではバナージ・リンクスを潰しそうとしたが…失敗した。だが、今回新しい標的でありヴィルキスの所持者…主人公であるアンジュ。そして、邪魔者の始末…レイゼル・シュリーフォークトいやレイゼル・フライト

 

ここで始末させるがいい」

 

ガンダムエクシア

ガンダムデュナメス

ガンダムキュリオス

ガンダムヴァーチェ

 

四人の後ろには『ソレスタルビーング』を掲げた印が付けられていた。しかし、それはあくまで偽りのソレスタルビーングとしての偽名だ。彼らの本当の組織の名は

 

《ゼラード》

 

 

謎の組織が、彼らの戦闘を隠れながらずっと見ている。再現データによってレイゼル達を陥れる犯人達の名はまだ不明である。

 




ひとまず、レイゼル達とアンジュ達の機体
アンジュ(ヴィルキス)
タスク(ガンダムアヴァランチエクシア)
レイゼル(アルヴァアロン)
ヒルダ(アルケーガンダム)
ココ(ジンクス、シャイニングガンダム)
ミランダ(オーバーフラッグ、マスラオ)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。