FF14で現代ダンジョン 作:黒蓮華
【朗報】第十層『蒼穹神殿』突破!!なお、本当のボスは神殿の王ではなかった模様wwwww
1:名無しの探索者
協会から第十層クリアの正式発表出たぞ!!!
マジで人類が第十層を突破した!!歴史的瞬間だろこれ!!!
4:名無しの探索者
祝・第10層突破!!攻略チームの皆さん本当にお疲れ様でした!
9:名無しの探索者
発表見たけど、第十層の構造ヤバすぎないか?
ボス部屋に「王」と「十二体の近衛」がずらっと並んでたとか怖っ。
14:名無しの探索者
>>9
写真見たけど圧が凄まじかったな……。
十三体同時に襲いかかってくるとか、マテリアで底上げした攻略チームじゃなきゃ最初の数秒で全滅してただろ。
22:名無しの探索者
でもさ……問題はその十三体を倒した“後”だったってマジ???
28:名無しの探索者
>>22
そう!!
公式発表にサラッと恐ろしいこと書いてあって草生えない。
十三体の騎士たちはただの『前座』で、真の階層主は上空から降りてきた巨大な『魔黒竜』だったとかいう地獄。
35:名無しの探索者
真の階層主:魔黒竜
ファッ!?!?!?
41:名無しの探索者
神殿の王と十二騎士を倒して「よっしゃークリアだー!」って歓喜してる瞬間に、天から超巨大な黒い竜が降ってきたとかトラウマになるわこんなんwwwww
48:名無しの探索者
てか証言によると、最初に戦ってた『王』っぽい奴、降りてきた魔黒竜の紅蓮ブレスに巻き込まれて焼き殺されたらしいぞwwww
52:名無しの探索者
>>48
味方じゃないんかいwwwwwwww
57:名無しの探索者
>>48
仲間どころか、ただの「ブレスの範囲内にいた邪魔な障害物」扱いは草。
威厳たっぷりに鎮座してた王様が雑に焼かれて光の粒子になって消えるのシュールすぎるだろwww
63:名無しの探索者
魔黒竜からしたら「なんか足元でチョロチョロしてるやつら纏めて燃やしたろ」くらいの感覚だったんだろうな……ダンジョン容赦なさすぎる。
70:名無しの探索者
現地にいた探索者の証言がSNSに流れてきてて凄まじいことになってるぞ。
魔黒竜が放ったブレス、神殿の広間ごと全員蒸発させるレベルの威力だったらしい。
78:名無しの探索者
>>70
そのブレスの爆風で何人か場外に吹き飛ばされたって聞いた時は青ざめたわ。
落下の途中でテレポとかデジョンの呪符使って脱出できたらしいけど、マジで命がけすぎる。
85:名無しの探索者
てか、その地獄絵図の中で『例のあの人』が乱入してきたって本当ですか……?
91:名無しの探索者
出ました『光の騎士』様!!!wwwww
98:名無しの探索者
現場にいたSランクパーティの人の証言見たけどマジで鳥肌立った。
魔黒竜の絶望的な紅蓮のブレスを、巨大な光の翼を広げて真っ正面から一人で完全に受け止めたらしい。
105:名無しの探索者
王様がブレスで一瞬で焼き殺されるレベルの猛火なのに、光の翼で全員を守り抜くとか、もう主人公通り越して神だろwww
112:名無しの探索者
またあの人フラッと現れて全員救って去っていったのか……。
絶望的なブレスの嵐を、一人で受け止めたらしいぞ。
120:名無しの探索者
>>112
本当にヤバい。おれ実際にあの場にいたけど、あんなデカい山みたいな爪撃を受け止めるなんて……。
その後も、ヘイトを全部一人で被りながら一対一で圧倒してた。
128:名無しの探索者
>>120
マジかよ……。じゃあ最後はどうやって倒したんだ?
135:名無しの探索者
>>128
全身を赤熱させて暴れ回る魔黒竜相手に、足元と上空から眩い光の剣を無数に降らせてトドメを刺した。
最後は砕け散った光の剣が、まるで花びらのように綺麗に空に舞い散って、美しすぎて息もできなかったよ………
142:名無しの探索者
強すぎるし魅せ方がプロすぎるのよ『光の騎士』様……。
一体何者なんだ本当に……。
146:名無しの探索者
>>135
なんでそれを撮ってないんだよ、俺も見たいんだが……
148:名無しの探索者
>>146
死ぬか生きるかの瀬戸際でそんな暇あるわけないだろ……。
150:名無しの探索者
あの無敵の強さといい、何一つ見返りを求めずに颯爽と去っていく姿といい、リアルでヒーローやってるのカッコよすぎるだろ。
158:名無しの探索者
光の騎士様、マジでありがとう……。攻略チームの人たちも無事で本当によかった!!
◆
【朗報】第11層、見渡す限りの海wwwww【どうすんのこれ】
1:名無しの探索者
第十層突破で歓喜してた探索者たち、第十一層に足を踏み入れた瞬間全員フリーズした模様wwwww
4:名無しの探索者
一面の海!!wwwwwwwww陸地どこだよ!!wwwwwwwww
8:名無しの探索者
画像上がってたけどマジでどこ見渡しても蒼い海と空しかなくて草。
スタート地点は島みたいだけど、ちっちゃいなこれ。
13:名無しの探索者
これどうやって攻略すんだよwwww泳いで進めと???
19:名無しの探索者
>>13
水属性の魔物がゴロゴロいる海を素泳ぎとか命がいくつあっても足りんわ!
『飛行マウント』で空から島探すのが正攻法か?
25:名無しの探索者
>>19
でも空飛ぶにしても、どこに島があるか分からない状態でスタミナ切れを起こしたら海に叩き落されて終了だぞ……怖すぎるだろ。
32:名無しの探索者
まさか空中じゃなくて『水中用マウント』とか存在するのか……?
それか船でも造れってこと???
39:名無しの探索者
陸地探索メインだったダンジョンでいきなり大航海時代開幕してて草。
攻略ギルドのトップ層も今緊急で会議開いてるらしいぞ。
45:名無しの探索者
第十層の絶望の後に、この理不尽なまでの広大な海……。
このダンジョン攻略させる気ないだろwwww
52:名無しの探索者
おいそれどころじゃないぞ!!!!
職人神様のツイート投下だッッッ!!!!
58:名無しの探索者
ファッ!?!?!?職人神様が動いた!?!?
64:名無しの探索者
>>52
マジだあああああああああ!!!
SNS開いたらトレンド1位に爆速で駆け上がってて草wwww
71:名無しの探索者
ツイート見に行ってきたけど……え、嘘だろ……?
チョコボってただの移動用・愛玩用じゃなかったのかよ……!?
79:名無しの探索者
【朗報】チョコボ、戦場へ連れていける神仕様だった。
85:名無しの探索者
>>79
マジで言ってる?????
え、あのもふもふの可愛い鳥ちゃんが一緒に戦ってくれるの!?!?
92:名無しの探索者
職人神様の解説分かりやすすぎて助かる。
第十層突破のアナウンスと一緒に『バディ・チョコボ』の機能が解放されたらしい!
ギサールの野菜をあげることで、戦闘に召喚できるようになるんだって!!
97:名無しの探索者
えっ、じゃあ育成しとけば前衛も後衛もこなしてくれる相棒ができるってことか!?
ソロ探索者歓喜だろこれ!!!
101:名無しの探索者
まーた職人神様が神アプデの情報拡散してくれてるwwww
ギルドより情報開示が早すぎるんだよなあ!
108:名無しの探索者
アタッカー、ヒーラー、ディフェンダーのロール選べるの凄すぎない???
回復役が足りないソロ探索者とか、バディチョコボがヒーラーになってくれるなら神機能すぎるだろ!!
115:名無しの探索者
頼もしい相棒になってくれそうだな!!
うちのチョコボちゃんに甲冑着せて一緒に戦えるとか夢広がりすぎてヤバい。
119:名無しの探索者
海での移動は船かマウントが必要そうだけど、チョコボと一緒に島を探索できるなら俄然やる気出てきたわ!
123:名無しの探索者
すでにギサールの野菜が市場から消えてるぞwwwwww
130:名無しの探索者
>>123
行動が早すぎるwwwwww俺も今すぐ野菜買い占めてくるわ!!
134:名無しの探索者
ギルドの購買部行ったら「ギサールの野菜、本日分完売」の紙貼られてて泣いたwww
みんな仕事早すぎだろwww
138:名無しの探索者
第十一層の広大な海を前に絶望しかけてたけど、チョコボと一緒に冒険できるなら一気にモチベ上がってきたぞ!!
◆
第八層『雲海エリア』――。
一面に広がる壮大な白い雲の海に、いくつもの巨大な岩塊が孤島のように浮かぶ幻想的かつ静寂に満ちた世界。
その中腹に位置する無人の浮島で、鷹野は冷たい風に打たれながら一人佇んでいた。
(……本当に、来てくれるのだろうか)
第十層の天空の回廊で通信端末を渡し、そして本日この場所で「光の騎士」と接触する約束を取り付けることに成功していた。
もし無事に合流できれば、あらかじめ用意してあるテレポの呪符を発動させ、自身名義で購入しておいた個人ハウジング――『森の家』へと移動する手筈だ。
あちらの応接室には、すでに政府の官僚たちが揃い踏みしている。人類の存続すら揺るがす圧倒的な知見と武力を持つ『光の騎士』との、歴史的とも言える極秘交渉。その仲介役という重責に、百戦錬磨の諜報員である鷹野の背にも緊張の汗が滲んでいた。
――その時だった。
――背後で、すっと気配が揺れた。
風の音すら乱さぬ完璧な接近。鷹野の背筋に冷たい戦慄が走り、即座に身を翻して腰の小太刀の柄へ手を伸ばす。
「――っ!?」
振り向いた鷹野の視界に飛び込んできたのは、重厚な純白の甲冑ではなかった。
そこに立っていたのは、見覚えのある一人の青年。先日の第十層『蒼穹神殿』の激闘の渦中で、他ならぬ攻略チームの一員として前線に立っていたAランク探索者――日下部閃だった。
「どうも、鷹野さん」
ごく自然な、あまりにも軽やかな口調で青年の口から自分の名が発せられる。鷹野の目が見開かれた。
「……どうして、私の名を……?」
その名前は普段名乗っておらず、探索者としての偽装も完璧だったはずだ。なぜ、攻略チームの単なる一探索者に過ぎないはずの彼が自分の本名を知り、指定したこの場所に現れたのか。
戸惑いと警戒が鷹野の脳裏を駆け巡る。だが、彼が問いを重ねる間もなく――。
シュァァァァァン……ッ!!
青年の身体から、目が眩むほどの神聖なエーテルの光芒が一気にあふれ出した。
「なっ……!?」
強烈な光に思わず腕で顔を覆う。
眩い光の粒子が収束すると同時に、そこにいたはずの青年の気配は完全に塗り替えられていた。
光の残滓が消えた後に佇んでいたのは――あの十層のボス達をたった一人で圧倒していた、あの純白の鎧を纏う姿だった。
光の騎士――日下部閃。
「……ま、まさか……君が……!?」
内閣情報調査室のエリートとして数々の裏仕事をこなしてきた鷹野だったが、目の前で起きたあまりに衝撃的な「真実」の前に、声が震えるのを抑えきれなかった。
第十層の回廊で接触した際も、そして前線で戦う姿を見ていた時も、まさか目の前の青年こそが世界を救い続ける『光の騎士』本人であったとは夢にも思っていなかったのだ。
絶句し、思考がフリーズした鷹野を見つめ、純白の兜の奥から凛とした重厚な声が響く。
「さあ、行きましょうか。――交渉の時間です」