バカとテストと召喚獣~限りなくAに近くて限りなくAに遠い男~   作:ツクモ

4 / 8
ごめんなさい・・・投稿が遅くなりました・・・言い訳するならリアルが忙しかったです・・・もう少し早く投稿できるよう頑張ります!!

では第4話どうぞ!!


第4話

坂本君からのAクラスへの試召戦争の提案。この提案に他のクラスメイト達は

 

『無理だ、勝てるわけない』

 

『これ以上設備を落としたくない』

 

『姫路さんがいればなにもいらない』

 

と、明らかに反対の意見。・・・最後のはツッコミはいれないとして、普通に挑んでFクラスがAクラスに試召戦争に勝つわけがない。だからこそ、何か策があるんだろう。

 

「大丈夫だ。俺だって勝てる要素が無ければこんな無謀な提案はしない」

 

やっぱり、坂本君は何か策があるみたいだ。

 

「今から勝てる人材を紹介しよう。・・・おい康太、姫路のスカートを覗いてないで前に出てくれ」

 

「・・・っ!?」(ぶんぶんぶん)

 

「ひゃっ!?」

 

いつの間に覗いていたんだろう?疑問に思っていると土屋君が前に出て坂本君の隣に立った。

 

「土屋康太。こいつがあのムッツリーニだ」

 

『『『なっなにいいいいい!?!?!?!?!?』』』

 

吉井君、坂本君、木下君を除くクラスの男子全員が驚く。ムッツリーニ、噂は聞いたことある。まあ、噂をまとめると唯のムッツリなだけだけど。しかし土屋君はムッツリなだけで勉強とは関係ないような?

 

「ムッツリーニとあだ名つくようにこいつはスケベだ。そしてそのせいか保健体育の成績が高い。総合科目のほとんどの点数が保健体育の成績だといって良いだろう」

 

なるほど・・・彼は保健体育だけはAクラスにも負けない成績を持っているのか。でも総合成績の殆どが保健体育って・・・他の科目だと戦力にならないということ。諸刃の剣だなあ。

 

「姫路は説明するまでも無いだろう」

 

確かに、姫路さんはAクラス上位の成績を持つ。試召戦争のエース間違いなしだ。『姫路さんがいればなにもいらない』・・・絶対突っ込まないぞ・・・

 

「木下秀吉だっている」

 

はて・・・木下君も勝てる人材なんだ。でもなんで?土屋君みたいに何かの科目が特化してるのかなあ?

 

『確か木下って演劇のホープだったよな?』

 

『ああ。その実力は他の人を騙せるくらいらしいぞ』

 

他のクラスメイトの話し声が聞こえる。どうやら木下君はその演劇をいかして敵のクラスをかく乱していくのだろう。

 

「当然俺も全力を出す」

 

『そういや坂本って昔は神童って呼ばれていなかったか?』

 

『じゃあ実力はAクラス並なのか!?』

 

『なんかいけそうじゃないか?』

 

次々にやる気を出していくクラスメイト達。それにしても坂本君は昔は神童って呼ばれてたんだ。・・・昔ってところが気になるけど。

 

「吉井明久だっている」

 

・・・ん?やる気が下がるのがわかる。ここで落ちですか・・・坂本君はここでも吉井君をからかいたいらしい。

 

「ちょっと雄二!!なんで僕の名前がでるのさ!?」

 

『誰だ?吉井って』

 

『さあ?』

 

自己紹介したのに忘れられてる吉井君。でも彼の場合は名前よりも印象に残ったものがあったからなあ。・・・よし、助け舟を出してあげるか。

 

「吉井ってのはダーリンのことだよ」

 

『『『ああ、ダーリンのことか』』』

 

「やめて!!そこは忘れてと言ったよね!?」

 

「すまない訂正しよう。ダーリンだっている!!」

 

「貴様も言うなバカ雄二!!」

 

「吉井君、私もダ、ダーリンって呼んだほうがいいのでしょうか///」

 

「吉井がどうしてもって言うんならウチもダーリンって呼んであげてもいいわよ///」

 

「姫路さん!?島田さん!?お願いします、普通に吉井でお願いします!!」

 

「やれやれ大変じゃの、ダーリン?」

 

「///」

 

「ま、待つのじゃ、どうしてわしのときだけ顔を赤らめるのじゃ!?」

 

「おお、ここまでダーリンが広がるとは」

 

「宮崎のせいで収集がつかないぞ・・・」

 

「ごめんごめん、でもあそこで吉井君を落ちとして使って士気を落とそうとした坂本君もいけないと思うんだけど。それでも、吉井君を落ち扱いしただけじゃないんでしょ?」

 

「鋭いな宮崎。それを説明したいんだが・・・おい明久、そろそろ説明するから静かにしてくれ」

 

「ええ!?僕が悪いの!?」

 

やっぱり説明する前に吉井君をからかう坂本君。そして全員坂本君に耳を傾けるのを確認すると坂本君は説明を始めた。

 

「明久も紹介した理由はただ落ちだけではない。明久は観察処分者だ」

 

観察処分者。それは学力が異常に悪い、または学生としての態度が異様に悪い生徒に送られる処分である。

 

「あの、それってどういうものなんですか?」

 

姫路さんが坂本君に質問してくる。

 

「簡単に言うと教師の雑用係だな。物に触れられるようなった召喚獣で教師の力仕事を手伝うんだ。・・・だが、その召喚獣の負担の何割かが召喚者に返ってくるペナルティ付きだがな」

 

『ってことは、おいそれと召喚えきないんじゃないか?』

 

「大丈夫だ、こいつの利点はいなくても戦力が減らないことだからな」

 

「そこまで言わなくて良いじゃないか!?バカ雄二!!」

 

・・・うわー。本当に吉井君は落ち扱いなのか。・・・にしても観察処分者か。坂本君は吉井君の利点を気づいているのかな?

 

「それだけじゃないよ吉井君の利点は」

 

一応補足つけとこう。

 

「ほう、何故そう思う、宮崎?」

 

坂本君が目を細め聞いてくる。この反応、気づいているかな?

 

「観察処分者は教師の雑用係として何回も召喚して召喚獣を操作してるはず。なら、召喚獣の扱いは他の誰よりも上手いはずだよ」

 

ここまでいうと坂本君は満足そうな顔をして

 

「宮崎の言うとうりだ。吉井はただの落ち扱いじゃない。操作技術はおそらく学年1だろう」

 

『おい、学力は最下位だが操作技術はトップなのか』

 

『学力最下位でも役にたちそうだな』

 

『学力最下位でも見直したよ』

 

「学力最下位学力最下位うるさいよ君達!?」

 

・・・っていうか、君達も学力最下位に近い成績だと思うんだけどなあ。

 

「どうだろうか、まずは手始めにDクラスに試召戦争を仕掛けてみようと思う。俺達の力を証明してみようじゃないか。・・・そして最終的には・・・」

 

『『『Aクラスだ!!』』』

 

おお、凄いやる気だ!!これなら本当にAクラスいけそうな勢いだ!!

 

「では明久、お前にDクラスへの宣戦布告の使者をやってもらいたい」

 

「・・・下位勢力の宣戦布告ってたいてい酷い目に遭うよね?」

 

流石に学校でそんなことは無いでしょ。

 

「大丈夫だ、学校ではそんなことは無いだろう。俺を信じろ」

 

ほら、坂本君もそう言ってる。

 

「わかったよ、じゃあ行ってくるね」

 

そう言いFクラスを出て行ってDクラスへ向かう吉井君。ふと坂本君を見ると・・・凄く悪そうな笑みをしてる・・・大丈夫だよね?

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。