バカとテストと召喚獣~限りなくAに近くて限りなくAに遠い男~ 作:ツクモ
そして遅くなりました・・・本当に遅くなりました・・・今年のハーメルンでの抱負は少しでも更新速度を上げることですね。1週間にに1話は、遅くとも1ヶ月に1話は更新できるように頑張ります!!
今回は途中で直人以外の視点を入れてみました。初の試みです!!
「騙された!?」
勢いよく扉を開け逃げ込むかのようにFクラスに入ってくるボロボロな吉井君。・・・ボロボロ!?
「ど、どうしたの!?何があったの!?」
学校内だからDクラスの暴力ではないはず。いったい何が!?
「雄二に騙されたんだ!!雄二が大丈夫だからって言うからDクラスに試召戦争挑むと言ったら殴られる蹴るの暴行をうけたんだ!!」
ええ!?まさか学校内でそんなことが・・・これは坂本君も驚いた顔を・・・
「やはり予想道理だ」
・・・当然のような顔してるよ・・・
「バカ雄二!!どうしてそんなこと知ってながら僕を行かせたんだよ!!」
「試召戦争には誰かが相手のクラスに行って宣戦布告をしなくてはならないだろ?」
「じゃあ何で僕を行かせるよう言ったのさ!!」
「自己紹介のときに言っただろう?明久は居ても居なくても戦力に影響ないって。だからこのまま相手クラスの暴力にあって試召戦争に出れなくなっても問題がない明久が使者に適任じゃないか」
うわー・・・あのときの坂本君の言葉は吉井君を落ち扱いにするだけじゃなくて使者として適任という意味もあったんだ・・・
「・・・さて、今からミーティングを行うぞ。自己紹介のときに名前が挙がったメンバーと島田、宮崎は屋上に来てくれ」
あ、自分も呼ばれた。じゃあ屋上に向かいますか。後ろでは吉井君と土屋君、島田さんが話してる。話に混ざりながら屋上へ向かおうかと思ったけど調教という言葉を聴いて1人で屋上へ向かおうとしたのは間違ってないはずだ。
~屋上へ移動~
「明久、開戦時刻は何時にって言った?」
「一応今日の午後にって言ったよ」
今日の午後か・・・封筒を貰ってるときはすぐには試召戦争はしないと思ってたけど、こんなにも早くするとは思ってなかった。
「じゃあ、先にお昼ご飯ってことね?」
「そうだな。明久、今日くらいはまともな物を食べろよ?」
まとも?吉井君はいったい何をいつも食べてるんだ?
「吉井君ってお昼ご飯は食べない人なんですか?」
吉井君の食に疑問を抱いていると姫路さんが吉井君に質問していた。ああ、そういうことか。てっきりまともなものを食べてないってことは砂糖や塩だけの食生活かと思ったよ。流石にそういうわけは・・・
「違うぞ姫路。こいつの主食は水と塩なんだ」
・・・あった・・・
「ちょっと、何言ってるのさ雄二!?」
そこで否定するかのように発言する吉井君。ビックリした、坂本君のからかい・・・
「砂糖もしっかり食べてるよ!!」
・・・ではなかった・・・本当によく元気でいられるな・・・
「吉井君・・・今日の昼はは自分が奢ってあげるから次かはらまともな昼食食べなよ・・・」
さすがにかわいそうだ。今回は奢ってあげよう。
「いいの!?固形物を食べるなんて何日ぶりだろう!!」
「そんなことしなくていいぞ宮崎、こいつの金が少ない理由はゲーム等の趣味に金を使いすぎるだけだからな」
・・・ゲーム?
~明久視点~
雄二のバカ!!せっかく宮崎君が固形物を奢ってくれるって言ってるのに、それじゃ逆に自業自得だって言われて固形物食べれなくなるじゃないか!!
「吉井君・・・」
あ・・・今までと違う雰囲気の宮崎君・・・さようなら僕の固形物・・・
「な、何かな?宮崎君」
言いたいことはわかってるけど、一応何を言うのか聞いてみる
「吉井君ってゲーム好きなの?」
「ごめん!!でも欲しいのがたくさんあるし仕送りが少ないから・・・へ?」
予想していた質問に言い訳をしようと思っていたけど、まさかの予想外の質問
「だから、ゲーム好きなの?」
うーん、これって素直に答えても大丈夫だよね?
「う、うん、暇なときはいつもやってるよ」
恐る恐る答える。
「そうなんだ!!自分もゲーム大好きなんだけど、よくゲームにお金使いすぎて金欠になったりするんだよね」
あれ?予想してた展開と違う?
~直人視点~
いやあ、吉井君のゲーム好きなんだ。どんなゲームが好きなんだろう?こんどゆっくりとゲームについて話したいなあ。
「まさか宮崎が明久と同じくらいゲーマーだったとはな」
意外そうな顔をして坂本君が話してくる。きっとここで自分が呆れたり怒ったりして昼食を奢らなくなる流れになると思ったのだろう。まあね、と答えておく。
「あの吉井君、よかったら私お弁当作ってきましょうか?」
「へ?」
まさかの姫路さんの一言に吉井君が気の抜けた声を出す。ほほう、姫路さんは吉井君に気でもあるのかな?
「本当にいいの?」
「はい。明日のお昼で良ければ作ってきますよ?」
「よかったじゃん吉井君。手作り弁当じゃん」
少し吉井君をからかってみた。
「うん!!」
素直に喜んでいるのだろう自分のからかいの台詞も心地よく答えた。
「・・・瑞希ってずいぶん優しいのね、吉井だけに作ってくるなんて」
面白くなさそうに棘のある島田さんの言葉。・・・もしかして島田さんも吉井君のことが好きなのかな?
「あ、いえ、よろしければ皆さんにも」
「俺達にもいいのか?」
「はい。嫌じゃなかったら」
「それは楽しみじゃのう」
「・・・(コクコク)」
「お手並み拝見ね」
「それじゃあお願い、姫路さん」
「わかりました。それじゃあ皆に作ってきますね」
嫌そうな顔せずにそう言った姫路さん。吉井君もいい女性に好かれたもんだ。
「さて、話がかなりそれたな。試召戦争に戻ろう」
坂本君が話を戻す。そういえばここに集まったのってミーティングするためだっけ。
「雄二、どうして最初の相手がDクラスなの?Eクラスは相手にしなくていいの?」
「それは戦うまでもない相手だからだ。ここにいるメンバーを見てみろ」
吉井君の質問に坂本君が答える。そして坂本君からの問いに吉井君が答えた。
「ええと、バカが2人にムッツリが1人、後ゲーマー1人に美少女が3人いるね」
なるほど、自分はゲーマーか、否定できないや・・・と、心の中で苦笑しつつ美少女3人?と疑問に思っていると、
「おい、誰が美少女だと!?」
まさかの坂本君の発言。
「ええ!?なんで雄二が美少女に反応してるの!?」
吉井君もこれは予想していなかったのだろう、驚いている。
「・・・///」
何故か土屋君が顔を赤らめてる・・・土屋君まで美少女だと思ってるのか・・・
「ムッツリーにまで!?」
吉井君が驚いている一瞬に自分はあることを思いついた・・・からかってみるか。一瞬、吉井君だけに悪巧みをしているような顔を見せた後、こう発言した。
「吉井君、認めてあげなよ・・・2人は男だけど、女だと思ってるんだよ。美少女だと思ってあげなよ」
「「なっ!?」」
この言葉に坂本君と土屋君が声を上げる。そして吉井君は自分の考えに乗って、
「そっか・・・気づかなくってごめんね2人とも・・・でも安心して、2人が女性だと思っても僕達は友達だよ?」
こう発言した。
「ま、まて!!俺達は冗談で言っただけだ!!」
「(コクコク!!)」
必死に弁解している2人。吉井君だけに見える角度から親指を立てて『作戦成功、よくやった』の意を込めると、吉井君も同じポーズを自分だけに見えるような角度で見せてくれた。あ、そういえばさっき思った疑問について聞いてみるか。
「ところで美少女3人ってここには女子は2人しかいないのに後1人は誰なの?」
「もちろん、秀吉に決まってるじゃないか」
「わしは男じゃ!!」
まさかの発言に驚くまもなく木下君が反論する。そりゃそうでしょ・・・
「吉井君・・・本当に木下君が女に見えるなら眼科行くのお勧めするよ・・・どこからどう見ても木下君は男じゃん」
と吉井君に言うと、
「「なにいいいいいい!?」」
と、吉井君と土屋君から驚きの声を上げ、
「お主はわしを男と認めてくれるのか!?」
木下君は喜びに満ちた声を上げる。なんで?
「わしを男と見てくれるのはお主や雄二くらいだけじゃ!!わしのことは秀吉と呼んでくれ、これからも男友達として仲良くやっていこうぞ!!」
なんか凄く気に入られた。まあ仲良くやっていけるならいいか!!
「わかったよ、秀吉」
「考え直すんだ宮崎君!!どこからどう見ても秀吉は美少女じゃないか、そうみえない宮崎君こそ眼科に行くべきだ!!」
いや、それおかしいから。
「お前ら、頼むからミーティングさせてくれ・・・」
あ・・・また忘れてた・・・