はいこんにちは。木透明です…
ここまで高育での生活は万事順調に進んでいたんですが、ここにきて綻びがでてきたみたいです。
ど…どうしてこうなった…
まず問題1.教師陣に目をつけられまくる
契約での口止め期間が過ぎたので、教師陣に話が回ったことによって俺のした多重契約錬金術がバレてとてつもないヘイトを買っている状況。
俺が職員室に入るたびに空気が凍ったり、俺が騙した教師が授業の時とかにすごい顔で睨んでくるので居心地が悪いったらありゃしない。
まあこれはポイントを得るためには必要なことだったんでしょうがないですね。
問題2.Bクラスの生徒からの俺への評価がめちゃくちゃ
星之宮のクソ野郎が面白がってわざと口を滑らせまくり俺が教師を騙してポイントを得たことが大々的にバレたことに加え、Dクラスとの一件とかを踏まえて、俺は冷酷な金の亡者だという雰囲気が漂いまくってる。
一之瀬とか神崎とかはあんまり態度に出さないけど、他のBクラスの生徒は俺と話すときはあまり目を合わせてくれない。
Dクラスに押し付けようとしてる契約は、この学校基準だとそこまで問題じゃないと思うんだけど、まだこの学校の性格の悪さを完全には理解していない人達にとっては刺激が強すぎたみたいですねぇ。
まあしばらくしてから学校側が明らかに退学者を出すための特別試験を出すのとかを見たら俺の行動はクラスを守るための行動として評価されそうだけど、流石にそれまでみんなから避けられるのはキツイのでなにか手を打ちたい。
Sシステムについて説明された日、クラスのために全員のプライベートポイントを一部一之瀬に預けるみたいな話になったときに、ちゃんと1000万送ったのをみんな知ってるから、俺がBクラスloveなのはわかったと思ったんだけど、あれじゃ足りないのか?そうだとしたらさすがに欲張りすぎだぞ!
問題3.Dクラスからのヘイト
まああんな条件を押し付ようとしといて嫌われないわけがないことはわかってたけど、さすがにふっかけすぎたみたいで、感情を優先した俺への復讐とかも話題に上がったりとかしているっぽく、契約が全然まとまりません。
まあ退学になっちゃうから6月1日までには決着が付きそうですけど。
そんなこんなで今5月の半ばあたり、中間テストが迫ってきていたが、俺はポイントで適当な先輩から巻き上げた過去問を一之瀬にぶん投げた上で、綾小路たちが図書室で一之瀬によってテスト範囲の変更を知るイベントを妨害し、Dクラスを少しでも追い込むために他のクラスの生徒との接触禁止をお願いしたりと無難な行動をしていた。
しかしそんな普通なある日とあることに気づいた。
なんかここ数日Bクラスに2年生がよく来てないか?
しかも一人じゃなくて複数人。その上見た感じBクラスにだけ。
いや、なんで?原作でなんか言及されてたっけ?
一之瀬と神崎がクラス全体に向けてSシステムについての考察を話してたのに、どこからも情報が漏れることなくなんだかんだB以外は原作通りのクラスポイントになってたあたり、この世界はよう実の通りに展開してくもんだと思ったんだけどな〜。
…いや、俺か。俺が目をつけられたのか。この世界のイレギュラーだもんな。物語が代わるとしたら俺関係だ。
2年…2年かぁ…原作綾小路1年の頃の2年メンツって誰いたっけ?まず南雲でしょ?
…え、南雲いるじゃん
…え、そうじゃん!南雲いるじゃん!絶対南雲の指示じゃん!
俺絶対南雲に目ぇつけられたじゃん!
どうしてだよぉおおおおお!!!
だって俺がやったことと言えば教師を騙してポイント掠め取って、Dクラスの生徒を借金で身動き取れなくしてクラスごと乗っ取ろうとしたぐらいじゃん!
ああ、だからか…
いや、だとしてもどうして情報が流れたんだ?教師が騙されたことなんか知るよしも…
あ、
じゃあDクラスの借金云々はどう知ったんだ?
あ、校内放送か。
1年の教室だけにとはいえ4月中に放送の権利を買うとかいう模範的高育生ムーブしてたらそりゃ話題にもなるか。
これもしかしてチラシならバレなかったとかありますかね?だとしたら俺がとんでもない大ガバしたおマヌケさんになっちゃうんですが…
とりあえず監視を終えたみたいな2年生を透明化を使って追いかけます。会話ログとかを残さないために、多分このまま結果を報告しに行くと思うんですよね。
これで指示を出したのが南雲じゃなかったとしても、それはそれで俺に目をつける未知の存在を知れるので、追いかけるだけ得です。
で、追いかけてたらあるカラオケ店に着きました。
遊べるし、監視カメラないしで支配者には人気な場所なのかね?
2年生にぴったりくっついて、開いたドアに一緒に入るとその中にはやはり南雲がいた。そりゃそうよね。
俺は念のためこの会話を録画し始めた。
「で、どうだった?木透の野郎は」
「別にこれと言って変わったことはありませんでした。クラスメイトとは微妙な距離感になってはいますが、総合的に見ては普通の学生としか言えませんでした」
悪かったな普通のぼっちで。でもこれで俺への興味はなくなったかな?
「まあそうだろうな。予想していた通り、そいつは堀北先輩のような天才でもなんでもない。ただ少し狡猾なだけの凡人だ。ただ狡猾な凡人だからこそ厄介なこともある。生徒を食いモンにするって点で俺と方針が似てる。このまま放置してデカくなったら面倒だから今のうちに潰す」
おっとそうきたか。最近は高育の特殊な環境を楽しんでしまっていたが、別に俺は学校を支配したいわけじゃない。絶対に自分と仲のいい友達が退学にならない、なったとしても取り消せる環境を作った上で青春したいだけだからな。
南雲に媚び売っても飼い殺しされるだけだろうし、めんどくさいな。
「潰すって、そんなことできるんですか?」
これはぜひとも聞いておきたい。
単純に暴力に任せた龍園方式なら透明化してから暗闇でポルターガイストアタックすれば最悪なんとかなる。
原作みたいなマッチポンプ方式で堕とす手法も、火をつけられるような場所には既に俺自身の行動で火がついているので問題なし!クソが!
「まあお前にも作戦に参加してもらうから言っておくか。まずあいつに味方しそうな奴らから潰す、Bクラスだな。運がいいことにあのクラスはリーダーの一之瀬帆波の人気で成り立っているワンマンチームだからまずはそいつから堕とす。弱みを握る、なかったら創る。クラスを第一に考える甘ちゃんだから楽勝だ。その弱みを使ってさんざん追い込んだあとに、借金で身動き取れなくなってるやつに一之瀬帆波を襲わせる。お前も見てきたから知ってるだろうが適当に殴って犯せば肉体的にも精神的にも限界が来んだろ。そこで俺が助けに入れば完全に俺の虜になる、実行犯は俺がさんざん制裁したあとで退学にすれば女は訴えを起こさなくなるし学校側にはできないような復讐をしてくれた俺により一層心酔する。今まで何度も使ってきたありきたりな手段だが結局こういうのが一番確実だ。犯罪っていうのは一番手っ取り早い手段だから禁止されてんだよ」
あ…こいつ駄目だ、消そう
「一之瀬が堕ちたらあとは簡単だ。Bクラスの奴らに一之瀬から木透に関するデマを流す。何から何まで完全にデマというわけじゃなく一部真実を流す、そのほうがバカどもが信じやすい。もともと孤立気味の木透を完全にBから孤立させる。その後適当な女にポイント目当てに体を売りに来たという体で監視カメラのないところで木透とヤらせる。途中で叫ばせて用意しておいたエキストラに証拠を撮らせたらチェックメイトだ。ポイントを後払いにすることで自ら体を売りに来たという証拠は残らないし、もし録音でもされてても機材は脱いだ服の中にあるだろうからエキストラに回収させて、ぶっ壊す。十中八九退学だが、もしならなくても既に堕ちた評判はこれ以上ないほど地に落ちるし、無様に騙されたやつに手を差し伸べる余裕のあるやつはこの学校にはいない。その後Dクラスの借金を俺が肩代わりして木透の代わりに俺が乗っ取り、1年の半分は俺のモノになる。完璧な作戦だろ?」
いや、清々しいほどのやられ役だな。
録画を終えて、カラオケから出ていく南雲たちを見た俺はあいつらを潰す作戦を考え始めた。
5月も終わりに近づく頃、テストで赤点が5人出たDクラスに、テストの点を買う費用としてさらに850万貸したりと色々あったところ、一之瀬が話しかけてきた。
話を聞くに一之瀬が万引きをした過去があり、そのことを告白して退学しないとBクラスの生徒に手を出すと脅されているということらしい。
軽く口止めしていたはずだがどうして南雲がそんなことをできたかと考えていたら、どうやら一之瀬は俺への不信感から忠告を完全に無視して仲良くなった女子生徒に過去をバラしてしまい、その女は南雲の手下だったという話だ。
あ、俺のガバですね。
でもなんで俺に相談してきたんだろう?神崎とかなら相談に乗ってくれるんじゃないか?
クラスで孤立してる悪徳金融業者木透くんにならこういう裏の仕事は任せやすいってことかな?ぶっ殺すぞ。
「あの…私…どうしたら…退学しなきゃクラスのみんなが…」
一之瀬さんってこんなに弱かったっけ?まあいいや、ここは一旦南雲をぶっ潰すためにフル無視をぶっかましましょう。
数日経ちました。一之瀬さんが自分の退学と仲間であるクラスメイトの安全との板挟みでかなり衰弱している様子が見て取れます。
一之瀬ガチ恋ガチレズ勢の白波さんを始めとしたBクラス連中も流石に心配し始めたようです。
このままだったら一之瀬っちは性格的に退学を選びそうですが、今回の南雲の目的は一之瀬の懐柔とオレのオンナ化なのでそろそろ仕上げに入ってくるでしょう。
こっから数日は透明化の尾行で一之瀬さんに張り付きましょう。
そろそろ須藤の暴力事件が起きる頃でしょうがこの件に関してはノータッチでいきます。
お、キタキタ。女子生徒2人が一之瀬を尾行して「この先ね」とか言ってるのでとうとう一之瀬を襲う日が来たようですね。ちゃんと録画しておきましょう。
こんな夜に一之瀬を尾行する2人を尾行する俺、ちょっと面白いな。
監視カメラのないところに一之瀬がたどり着いた瞬間、その場所に隠れていた男子生徒が一之瀬を襲い始めた。
あ、尾行していた2人がやるんじゃないんですね。百合レが見れるかと思ったのに。どうやら監視役だったようです。残念。
「予定通り一之瀬を襲わせて、周りには誰もいない。南雲くん、準備完了だよ」
君たちの後ろにいるよ…あと録画もしてるよ…
うわーガッツリぶん殴られてんなー。服もビリビリじゃん。もう犯される寸前ってとこ?
「誰か…助けて…」
まあ今回は南雲を倒すために実行犯にも罪を重ねてもらいたいので放置します。
「ごめんなさい…ごめんなさい…私が…罪を犯したから…」
放置します…放置……
「どうせ退学になるんだ…犯してお前の人生もめちゃくちゃにしてやる…!楽そうな人生しやがって…せいぜい喚け!!!」
いや、これ人して助けなきゃだめじゃね?
あっっっっっっっっっっぶねーーーーー!!!なんか最近ロボ小路を馬鹿にできないぐらい自分の利益優先で動いてなかったか?普通に駄目でしょ襲われてるクラスメイト放置したら!!!
俺は自分が襲われることも想定して用意しておいた催涙スプレーを男に噴射する。
端から見たら空中からいきなり噴射してきた液体で目が潰れるんだからまじで意味不明ですよね。
そうこうしてるうちに南雲がやってきた。
「おい、そこのお前。何してんだ?」
南雲は顔を一瞬しかめたがすぐに元に戻した。
多分南雲視点だと犯す直前に反抗された哀れな奴隷が地面にのたうち回ってるって状況なのでしょうね。
まあ許容範囲だと思って助けに入ろうとしている南雲は透明化している俺に当然気づくわけないので鉄パイプで頭をぶん殴っておきましょう。
倒れましたね。
一之瀬は何がなんだかわからずぽかんとしていましたが、とりあえず逃げていきました。
ちゃんとカメラは近くに固定しておいてあるので、証拠を提出したときに「いや、なんか写ってないけど明らかにお前がぶん殴ったよね」とはならないのでOKです。
まあ俺の体から離れてるから透明化してなくて普通に見つかったら終わるけどね。そこは賭けてもいいところでしょ。
というわけで一之瀬の件に関する証拠は揃ったので、さらなる南雲討伐の材料集めをしていきましょう。
次の日、どうやら一之瀬は昨日のことを報告したらBクラスに被害が出ると思って普段通りに生活しているようです。
まあそのほうが俺に都合が良いんでOKです。
のろのろしてると南雲がレイプその2をやり始めるのでとっとと行動しましょう。
まず星之宮っちと交渉しに行きます。
「あれ〜?木透くんどうしたのかな〜?最近大変だったみたいだけど」
「てめえのせいだろクソボケ」
「あれ〜?そうだったかにゃ〜?」
キッツ…いや自分の年齢考えろよ…
「キッツ…いや自分の年齢考えろよ…」
「え?なにか言った?」
ハッ…思わず心の声が…
「ってそんなベタな展開は置いといて取引しましょ。僕が指定した場所周辺の昨日の監視カメラの記録を消してください。あとお前が俺に少しでも関係する話を絶対にしないようにする権利も買います。なにか事情があったら俺にその都度話していいか相談してください。そういうことで合わせて300万でお願いします」
「誰にも言えない秘密の関係ってこ「そういうのいいんで早く答えろ」…うーん、監視カメラ単体で400万、私との取引で100万の計500万でどう?」
「もうそれでいいんで、はやく契約しましょう」
はい、これらの契約の意図を解説していきましょう。
まず監視カメラの記録削除ですね。
そんなことしたら犯罪の証拠がなくなっちゃうだろと思うかもしれませんが、証拠は俺自身で十分に撮ってるし、俺の証拠映像を見た後に監視カメラを見られると、何もないはずのところから録画しているみたいになって透明化がバレる可能性があるんですよね。
なので監視カメラの映像を削除してそれを防ぐ必要があったんですね。
次に星乃宮との契約。
これは普通にこれ以上あのガバガバな口を開かせないためっていうのもあるんですが、メインの目的はこれから普通に違法な方法を使いタダで南雲を追い詰めるための情報をゲットするつもりなので、その後始末のための布石ですね。
コレに関しては後々分かってきます。
というわけで学校が終わり、星之宮が退勤するのを見たら透明化を使って星之宮の後ろに張り付いて職員寮の部屋にお邪魔させてもらいましょう。
テメェさんざん俺のことについて無許可で言いふらしてたよな?こんぐらい許してくれるよな?
星之宮の部屋に入りました。生徒寮と違って少し広いな。あとなんかちょっといいにおいする…………
後は星之宮がぐっすり眠ったことを確認したらこいつのノーパソを確認しましょう。
高育の敷地内だし、校舎と職員寮が近くて盗難の心配もないためPCを持ち帰って仕事をしている先生が多いみたいですね。
パスワードを入れます。
え?なんでパスワードを知っているのかって?
それは俺が過去数回職員室に忍び込んでるからですね。
まあほとんど成果はなかったんですが、唯一の成果が星之宮のパスワードってわけ。
これで確認するのは高育側が把握している南雲の過去の悪行の証拠。
何が出るかなー。
え、出すぎじゃない?
決定的な証拠がないのも多いけど、複数の事件で証拠が揃ってる。
なんで学校は対処しないんだ?
南雲のセルフ断罪制度とかで被害者が訴えを出してなくて、生徒会裁判にならなかったからか?だとしてもコレは学校側が取り締まれよ…
まあ犯罪を犯しても取り締まられないのも実力の内ということなんだろうな。
まあここまで証拠が揃っちゃたら後は簡単だ、とりあえずもう部屋を出よう。
監視カメラには勝手にドアが開いたように写っているが、コレくらいなら別に星之宮が勢いよくドアを開けたとも言えるしおかしなことはないだろう。
というわけで次は南雲断罪の場を整えよう。
「一之瀬、お前を苦しめる元凶を取り除く用意ができた」
「…え?木透くん、それってどういう」
「一之瀬、前にされた相談を俺は忘れてない。こういうときは助け合いだ」
手のひら返しがすごいな…こんなこと言ってるのにこの前相談されたときはフル無視ぶっかましたやつがいるってホントですか?
いやー、一之瀬っちこの前は無視してごめんちょ。俺もちょっとおかしかったんだよ〜。
「お前を襲わせた南雲の悪行について証拠が揃った。俺の言うことを聞けば一之瀬も、他の被害者も助かる」
「な…なんで、襲われたことについて知って…」
「いいから答えろ。お前はどうしたい?」
断罪するって言ってくれ…お願いします!
「私は…私と、被害にあったみんなのために戦いたい!」
よしいいぞ!よく言った!これで俺もさらにポイントが稼げる!
というわけで一之瀬と一緒に1日ぶりの職員室。また契約しに来たぞ!
「星之宮っち〜、全校生徒公開裁判をやる権利を買わせてください〜」
「何〜その口調?というか昨日の今日でまた契約しに来るとはね…それで公開裁判の内容は?」
「生徒会副会長の南雲が加害者で、今回の被害者は一之瀬でです。証拠はすべて揃ってるので送ります」
星之宮も驚いてるみたいだね。
「送った証拠を見たら事件の詳細については分かると思います。2人は裁判に関する話をしておいてください。それじゃ俺はお先に」
一之瀬の気持ちとか軽くしか確認しないでいきなり公開裁判の話になったけど、流石にあそこまで証拠揃って他にも被害者がいることを知ったら協力してくれるだろう。
万引きの過去とかも教師は知ってそうだし、話はサクサク進むよね。
事件についてどこまで話してどこまで黙るか、どんな罰を要求するか、それは被害者たちに任せよう。
というわけで職員室を後にした俺は南雲のところに来ました。
俺が鉄パイプでぶん殴ったから頭に包帯を巻いてますね。いたそう。
「南雲先輩、俺にちょっかいかけようとしてきてることは分かってんですよ。さっさと手を引いてください」
「木透明か…まさか感づかれると思わなかった。だがコレで理解できた、あのとき一之瀬を襲う邪魔をしてくれたのはお前だな?」
「なんのことかわかりません。それより、アンタの過去の犯罪行為に関する証拠を手に入れました。普通に退学になる上に卒業後にコレをばらまかれたら現実の社会的にもアンタは終わる。削除してあげれますが、いくら出せます?」
驚いた南雲は中身を確認して、それが本物だと分かると少し焦りだしたように見えた。
無様!南雲雅!
「…いくら欲しい?」
「4000万かな、別にアンタなら取り返せるし安いモンでしょ?というか従わなかったら普通に人生終了だよ?」
恐喝!恐喝に次ぐ恐喝!
でも仕方ないよね、自分が犯罪を利用するのに自分には使われないと思い込んでるのは愚かってそれ一番言われてるから。
「チッ…いいだろう。その代わり今この場ですぐに消せ。そして今後一切このことを口外するな。」
「はいはい分かりましたよ。契約の書面に盛り込めばいいんですよね?」
あー、焦りすぎてこいつ冷静な判断ができなくなってるよ。
今後一切口外しないという契約じゃ過去に情報を漏らしていた場合に責任を問えないよ…
これ初期に星之宮に使った手口なんだけど、知らなかったのかな?
教師からのポイント大巻き上げのインパクトに薄れて星之宮がそのことについては詳細を語らなかったのかな?
なんにしても普段の南雲ならこのことに気づいたでしょーに。
バレる前にさっさと4000万もらっちゃいましょーか。
「はい、契約完了ですね。それじゃ南雲先輩、近いうちに全校生徒公開で先輩を断罪する裁判が行われるので、頑張ってください」
「は?お前何言って…」
「それじゃ!ばいびー!」
うっひょ〜〜〜〜〜!ポイントウマウマだぜ!
これで南雲のポイントが枯渇して賠償ができなくなったとしても、堀北兄は学校側の管理体制にも責任があるとして被害者たちへのポイント給付とかをやってくれそうな雰囲気があるので万事OK!
あとは断罪される哀れな子羊を見るだけですね。
いやー楽しみだな〜。
「明…ちょっといいか?」
ほへ?…………綾小路!?!?!?!?
作者によってご都合弱体化されたもう半分くらい詰んでいる南雲。死神綾小路に話しかけられて生きた心地がしない木透くん。この先一体どうなっちゃうの〜?
ここで木透くんの透明化についての詳細
自分と自分が身につけているものと手に持っているものを透明化できる
ただし総重量が自分の体より重かったり、自分より大きかったりすると透明化に失敗する
それに普通に音は周りに聞こえるので、重いものを持って荒くなった息や、大きいものを持ってなにかにぶつかったときの音で周りにバレる可能性もある
多分高円寺とか綾小路とかには野生の勘で気づかれる、そんな感じの能力
コメントの指摘で木透くんのポイント残高を確認しといたほうがいいと感じたので変遷を載せときます
5000万(教師からの巻き上げ)→4710万(金貸し)→3710万(Bクラス貯金)→2860万(Dクラスに追加融資)→2360万(星之宮先生との取引)→6360万(南雲からの巻き上げ)
これに追加して月々の学校から支給されるポイントって感じですが、木透くんは学校からのポイントはほとんど生活費に使ってるので計算に入れてません