二次創作をやってみたくて割とノリで投稿を始めたせいで、小説を書くことの難しさに直面している…
自分的には主人公大悪魔のつもりで書いたけど、感想を見てると意外にも一之瀬ちゃんにもヘイトが集まってて、読者目線で客観的に考えることの難しさに直面しました。
数え切れないほどいるハーメルンの住人はどうやって小説を書いてるんだ?
アドバイス、感想などなど大変ありがたいのでこれからも何卒よろしくお願いします。
それはそうと木透はさっさと改心しろ!ここまで共感できねぇ主人公は初めてだぜ!
あ…ありのまま今まで起こったことを話すぜ!
南雲の件が終わってしばらくは落ち着いて過ごせるかと思ったら、龍園が宣戦布告してきて、坂柳と勝負することになって、南雲派閥の残党と抗争になりかけて、Bクラスのほぼ全員と俺との間に冷戦が勃発した。
な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何が起きたかわからなかった…
順番に見ていこう。
まず龍園の宣戦布告、これはある程度予測できてた。どうせ対立するだろうしわざわざ宣言してくれるならありがたい。快楽主義者だからある意味正々堂々としててこういうとこ真面目なんだよな龍園は。
次に坂柳との決闘、いきなり話しかけられてチェスの勝負を持ちかけられたが、普通に相手の土俵過ぎるしチェス盤なしで頭だけで対戦しようとしだしたから普通に断って次のテストの点数で勝負することにした。
勝った方は何でも1つ命令できる。引き分けの場合はお互いにお願いを言う、なるべく叶えなければいけないが別に強制されるわけじゃない。
まあ負けたら消し炭にされるだろうが俺は学力なら坂柳と張り合えるし、あと普通に透明化使って試験問題パクってくるから負けるわけがない。
坂柳は普通に満点取るだろうから引き分けになるはずだ。だからこれもいい。
さらに南雲派閥の残党からの攻撃。
リーダーがいなくなって取り返しのつかないぐらいバラバラになった元南雲一派は、俺への復讐作戦を実行しようとしている。
どうやら普通に暴力で俺を屈服させるつもりらしい。呪術の真髄に達した俺に勝てると思うなよぉ(攻撃手段なし)。
まあ主要な幹部は南雲もろとも消し去ったから残りは雑魚しかいないし、今現在2年生は次のリーダーを決めるためにドンパチやってるからしばらくはこっちに来ないだろう。これは保留。
最後に一番やばいBクラスとの内戦、これは本当に洒落にならない。
表立って敵対してるわけじゃないし、普通に日常会話はできる。
しかし俺以外のBクラスの生徒は一部の生徒がきっかけとなり、今となってはほぼ全員が俺の犠牲となったDクラスに物資の支援などを始め、俺とDクラスの契約を破棄する方法を模索しているようだ。
しかもリアリスト神崎も支援活動に参加している。
つまり俺とBクラスは表立って敵対はしていないが、だからといって仲間ではないくらいの距離感になってしまったのだ。
このクソカスどもがァーーーーッ!!!
ちょ…ちょっと冷静になぜ彼らがこんな蛮行に及んだのかを考えてみよう。
まず彼らはこの世界は主人公綾小路の倫理観フル無視全力無双ゲーなんてことを知るはずもない。
彼らはまだ満場一致試験などの明らかにヤバすぎる試験の存在も知らず普通の善人として高校生活を送っている。
高育のことは赤点なら退学、クラスごとに切磋琢磨しましょう!みたいなちょっと厳しい学校だと考えている。というか今現在の情報ではそう考えざるを得ない。
そこで現れたのが大悪魔、木透明。
その悪魔は教師から詐欺でポイントを巻き上げ、十数人余の生徒を自由に退学まで追い込めるようにし、関係のない生徒まで巻き込んでクラスを1つ牛耳った。
その後は全校生徒の前で上級生の副会長の顎を蹴り上げ気絶させる。
そして極めつけは自分のしたことを正義だと思い込んでいる(まあ実際に読者の神の目線からしたら正義ではないとしても悪でもないだろうけど)。
彼らからしたら俺はこういう人物に映るだろう。
…ちょっっと俺のミスも入ってるよなぁ。相手視点からの考えが不足してるのに加えて好感度調整ミスったなこれは。
冷静に考えたら俺が一之瀬を助けたのと同じように、普通の人であるBクラスの生徒は眼の前に困ってる人がいたら助けてあげたくなるよな。わかるよ。
多分Dクラスでも平田、櫛田あたりなら同じように助けようとするんじゃないかな?
それに得体のしれない化物の俺がいつBクラスに敵意を向け始めるか分かったもんじゃないからDクラスと手を組んでおくのも悪くないと思う。
俺も逆の立場なら少なくとも何も手を打たないことはないだろうね。
でもさぁ!俺Bクラスに1000万ポイントも寄付したんだよ!もうちょっと味方してくれてもいいじゃん!
あーまずいまずいまずいまずい。しかも俺の問題は多分これだけじゃない。
Bクラスに支援されたDクラスの反乱、年上女子に養われているから今は静かな高円寺、退学嫌いマン堀北生徒会長…まだまだ俺の仮想敵はいる。
なんで俺には仲間がいないんだ!綾小路も別に仲間というほど親しくはないぞ!
橋本ォ!俺は勝ち馬になるポテンシャルがあるぞ!早く来てくれ!
てかもうDクラスの生徒でもいいから、誰か俺の仲間に!
このままじゃもうあの人1人で良くないですか?ぐらい働かなくちゃいけなくなる!
「木透、ちょっといいか?」
はっ!?もしかして加勢に来てくれたのか?ベストタイミングだ!誰でもいい、今は猫の手も借りたい!
「おれはDクラスの山内「帰れボケ」」
死ねボケ!ブラックルームの最高傑作なんていらねえんだよ!
もうこれどうすんの?最悪の場合
俺 VS BクラスDクラス連合・高円寺・Cクラス・坂柳一派・南雲派残党・生徒会 みたいなことになっちまうぞ!
もう駄目だ…おしまいだぁ…
早急に仲間を集めなければ…Dクラスだと背中刺されそうだし、AもCもどっちもダメそうだ。
となるとBクラス内部で仲間を集めたいが、誰がいる…Bクラスのほぼ全員が参加している俺の敵対派閥に、周りに流されずに不参加なそこそこ有能な生徒なんているのか…?
あ、いたわ。
走れ俺!今すぐあの娘を取り込むんだ!
俺は放課後の学内を駆け回り、目的の人物を見つけた。
「ひーめーのちゃん!!!あーそびーましょ!!!」
いたぜ!大天使姫野ちゃんだ!
「なにその口調…キモいんだけど…」
「いや、俺も今のは流石にキモいと自覚してたぜ」
「…で、なんの用?あんた自分が今Bクラスでどんな立場か理解してるの?」
「まあ大体分かってる。そんなことより姫野、お前も鬼にならないか?」
「は?何いってんの」
あ、間違えた。
「お前も俺の仲間にならないか?」
「なるわけないでしょ。私になんのメリットがあるの」
「うるせェ!!!行こう!!!」
「行くわけないでしょ」
おかしいな…努力・友情・勝利を掲げる少年誌ではこうやって仲間を作っていたのに…やっぱり才能・血筋・勝利なのか?
「まあ冗談はおいておくとして、姫野にもちゃんとメリットがあるぞ。具体的にいいうと俺のDクラスでの利権の半分を姫野に与える」
「は…半分って…よく知らないけどあんたDクラスを言いなりにできるんでしょ?」
「そう、つまり『もしわしの味方になれば世界の半分を姫野にやろう。』ということだな」
「世界にしてはずいぶん小さいけど…それで、なんで私にDクラスの半分を渡すなんてことするわけ?いくら仲間が欲しいからってそんなことあるの?」
「それがあるんだよねぇ…俺この提案が通らなかったらまじで仲間無しになるんだよ」
「Dクラスの生徒使えばいいじゃん」
「勝手に動いて自分を攻撃するかもしれない将棋の駒を仲間って言える?」
「…なんか哀れなやつだねあんた」
止めてくれ姫野、その言葉は俺に効く。
「で、どうなんだ?今なら400万ポイントくらいならおまけするぞ」
「400万がおまけって…今いくらもってんの?」
「6000万ちょい」
「はぁ!?まじなのそれ…」
いつも無愛想なのに表情コロコロ変わって可愛いね。
久々の人とのまともな会話だから楽しいぜ…
「それで、仲間になってくれるのか?」
「まあ、流石にメリットが大きいから受けるよ。契約書とか書くの?」
「うん、もう用意してるからこれにサインして。あと、ちゃんと契約は読んだほうがいいぞ!」
「あんたが言うと説得力が違うわ…」
俺と姫野が結んだ契約は
1,俺は姫野に400万ポイントを与える
2,俺はDクラスから得る利益の半分を姫野に与える
3,俺と姫野は協力関係を結ぶ
4,互いに相手の契約の不履行を確認した場合、契約を打ち切れる
という感じだ。
協力関係というのが曖昧で姫野有利だから、その協力関係の中でのパワーバランスは俺のほうを優位にしてもらった。これで俺はある程度姫野を指示通りに動かせる。
「いや、この契約だと私が400万ポイントを持ち逃げしたらどうすんの?」
「まあそんときはそんときだし、それにこれ以上うまあじな契約なんて他にないでしょ」
「ま、そうなんだけどさ。あんた意外とお人好しなのかもね」
「ホントのお人好しは同級生から搾取しないぜ…まあそれより、夏休みにデカい金儲けチャンスがあるからその前に一回会議しよう。それまでは自由に動いてくれていいから」
「ん、わかった。じゃあ私は買い物行くから」
「一応言っておくが節約したほうがいいぞ。もしかしたら今年中に2000万溜まるかもしれないからな」
「はいはい、じゃあまたね」
そう言うと姫野は去っていった。
え、これでようやく仲間一人ってまじですか?俺来月には潰されてるとかないよね?
まあここまでポイント使ったのは一人絶対的に信頼できる人が欲しかったからなんで、こっからの仲間集めは順調に行くでしょう、多分。
というわけでここからの戦略を考える時間です。
ぶっちゃけやっちまったことがやっちまったことなので、もう俺の仲間は姫野だけ、使える駒はDクラスだけと考えたほうがいいだろう。
Bクラスも姫野と星之宮っちがいるからAクラスに上げるけど、これ以上敵対するようなら退学者も放置でいいだろう。てかもう1000万寄付してるしな!
なのでこれからは各クラスに秘密裏に2人ほど俺の仲間を作り、各クラスの仲間と相互に協力し合う組織を作ろうと思う。
名称は、そうだなぁ…まずクラスの垣根を超えた初めての派閥ということを強調したいから”第一”は入れたい。
次にこの学園でのクラス政治は、民主主義での統治だったり独裁だったり、クラスと言うよりもはや国家とも言える特色が出る。
だとしたら各クラスの仲間との関わりは国際的、”インターナショナル”なものとも言える。
よし決めた!これから俺が創る組織の名前は”第一インターナショナル”だ!
第一インターナショナルを成立させるために必要なのは、人心掌握もそうだが何より資金だ。
夏休みに起こる特別試験でいかにポイントを稼ぐかを考えつつ、俺は派閥闘争についても考えるのだった。
このままだと木透くんはどこに行ってしまうのでしょうか。
姫野ちゃん!最後の砦は君だけだ!木透を虜にして、善良な市民にしてくれ!