状況説明とを
主人公のヒビキからして、Zシリーズの続編というイメージで作っているので多元世界物です。
地球の中にファンタジー世界の大陸を太平洋にそのままぶち込む暴挙!
あと、夜桜家は太陽と四怨だけが幻想大陸に派遣されてきています
地球がこんな状況だと一家も散り散りになってそれぞれの仕事をせざるを得ないというか…
【3話までのあらすじ】
1話「禁忌にして希望、東の地へ」
再びの時空転移に巻き込まれたヒビキは、「アズマの地」の春の里に生きるいろはとすずの姉妹に拾われ、
日々の糧を得る為と彼女達への恩返しの為に春の里の住民の一人となった。
そこから「大地の舞手」としてアズマの地を救わんと奔走するスバルとモコロンの二人、そして彼と恋仲である”春の神”うららか、
春の里に住む剣豪ムラサメ、いろはとすずの祖父であるサカキ、大工のタクミ、アズマの外から来た二人の旅人のマウロやひな、そしてヒビキよりも少し前に村人となった唐陞、唐惟元と出会う事になる。
そこから数日、スズネやソーラリアンと再会する為の方法を模索するヒビキであったが、そこにサーバインを駆り、多数のオーラバトラーから逃げるシオン・ザバとシルキー・マウの二人を見つける。
春の里を護る為ジェニオンに乗りシオンと共闘、オーラバトラーの部隊を撃破した二人であったが、さらにそこから暴走する怪物達の襲撃を受ける。
だが、そこに騒ぎを駆け付けたスバル、うららか、ムラサメの三人が到着。5人の力をもって怪物を撃退する。
騒ぎが終わった後、うららかやマウロ達から「近頃正体不明の怪物や悪党がアズマの国中の里を攻撃してきている」
「中には例の虫巨人も前にやって来ていた」と聞かされたヒビキは、この世界を知る手掛かりを得る為にスバルにアズマの国守護を協力することを決める。
シオンとシルキーは春の里に迎えられたものの、シオンは「やらなきゃならないことがある、こんな所でくすぶっていられない」と渋る。
だが、スバルから「やらなければならないことがあるのなら、絶対に失敗したらいけない。回り道だって必要」と諭し、シルキーにも進言されたシオンも渋々了承、春の里の世話になる事になった。
新たな世界に単身飛ばされたヒビキは、新たな仲間達との絆を胸にスズネへの再会を誓うのだった。
2話「外から来たる者達」
前回の戦いから1週間が過ぎ、ヒビキやシオンは春の里でそれぞれの仕事をこなしていた。
里の皆と打ち解けるヒビキとは逆に、一向に進展しない状況にシオンはやきもきしていた。
だが、ヒビキは己の信条である「都合のいい希望にすがるのでもなく、絶望にヤケになるのでもなく、自分のやるべき事をやる」という言葉をシオンに言い落ち着かせるのであった。
しばらくして、スバル達とは縁の深い旅商人のツバメから
「マウロ達の持つ飛行船よりも大きな鉄の船が遠くの空からやってきた」という情報が入ってくる。
自分達が生きた世界にもあった飛行戦艦ではないかと考察するヒビキだったが、その時「カトリーヌ・ビトン」を名乗る女性がロボット軍団を率いて狙おうと春の里を襲う。
説得の為に前に出たうららかの美貌に腹の立った彼女は問答無用で攻撃を開始し、仮称「アズマ防衛隊」が迎撃する。
さらに「キバの残党」を名乗る無法者達も現れ数の差で窮地に陥るも、飛行戦艦「ナデシコB」を指揮するホシノ・ルリ率いる「ナデシコ隊」がアズマ防衛隊の助太刀に現れる。
旋風寺舞斗が乗るマイトガイン、由木翼の乗るウイングル、サブロウタの乗るエステバリス、
そして日本が誇るスパイ一家「夜桜家」の入り婿である夜桜太陽の4人の助けを得て敵を撃退するアズマ防衛隊。
その後、ナデシコBに呼ばれたアズマ防衛隊はルリ達と対面。自己紹介を済ませた後、
「あなた達の生きている世界…大陸が私たちの生きる地球の大平洋上に突如出現した」
「あなた達の大陸が私たちの世界の人間から"幻想大陸"と呼ばれている」
「私達ナデシコ隊は地球統合政府の命令で幻想大陸の調査と大陸を荒らす地球の無法者達の捕縛にやってきた」
という衝撃の事実がルリ達から放たれるのであった。
【ここまでの参入ユニット】
【オリジナル】
・ジェニオン/ヒビキ・カミシロ
【ダンバインOVA】
サーバイン/シオン・ザバ&シルキー・マウ
【マジンカイザーSKL】
ウイングル/由木翼
【夜桜さんちの大作戦】
夜桜太陽
サポーター…夜桜四怨
【勇者特急マイトガイン】
マイトガイン/旋風寺舞人&マイトガイン
サポーター…浜田くん
【劇場版機動戦艦ナデシコ】
・スーパーエステバリス/タカスギ・サブロウタ
・ナデシコB/ホシノ・ルリ&マキビ・ハリ
【龍の国ルーンファクトリー】
・スバル
・うららか
・ムラサメ
・飛行船/マウロ&ひな
サポーター…いろは&すず、サカキ
ナデシコB内部 ブリーフィングルーム
(ヒビキ、シオンとシルキー、スバル達春の里の面々、唐陞と唐惟元がホシノ・ルリ達から説明を受けている)
ルリ
「では、まずはこちらのモニターをご覧ください」
ビュイイイイン(モニターに地球の地図が映写される。だが、その世界地図には
太平洋のある場所に巨大な大陸が出現していた)
スバル
「……?」
シオン
「これを見ろって言われても、俺達に何が分かるんだよ?」
太陽
「やっぱり一から説明した方がいいんじゃ…」
ジ…(幻想大陸組が混乱する中、ヒビキだけは地図をまじまじと見続ける)
ヒビキ
「これは……」
サブロウタ
「おや、一人だけ反応が違う奴がいるな。何がおかしいか分かるか?」
ヒビキ
「おかしいもなにも、太平洋に巨大な大陸が現れている…これはまさか…」
由木
「…何故あなただけがそれを理解できるのかは後で聞くとして、ヒビキさんの言う通りです」
「私達が生きている地球…そこにある太平洋という大きな海洋域に突如出現したのが、
アズマの国を含むあなた達の生きる場所…幻想大陸です」
いろは
「出現って…どういうことですか?」
ルリ
「元々、この地球にはあなた達の生きる幻想大陸は存在しませんでした。
ですが由木中尉の言った通り数週間前、突如太平洋を押しのける形で現れたのです」
シオン
「存在しないのに現れたってなんだ…?言っている意味が分からないぞ!?」
ヒビキ
「簡単に言えば、二つの世界が混ぜ合わさってしまったんだ。
ホシノ館長たちのいる世界…地球と、スバル達の生きるアズマの国のある世界が」
「そして地球と言う世界の中で、アズマの地やその他の大地が幻想大陸として現れたんだろう」
すず
「うん……う~ん……?」
モコロン
「まあ、言いたいことは分かるけども…」
ひな
「理解できたような、できないような…」
マウロ
「でも、ヒビーキが伝えたいことは分かったよ!グラッツェ!」
スバル
「つまり、アズマがこの地球って場所に流された…って事でいいのかな」
ヒビキ
「あ、ああ…とりあえず、そういう考え方で大丈夫だ」
ルリ
(…やはり、そう言う事ですか…)
ハーリー
(艦長、例の件もお伝えしますか?)
ルリ
(いえ、これ以上状況を複雑にすれば彼らも今以上に混乱するでしょう)
(今は私達の事を分かってもらう事に注力しましょう)
ハーリー
(分かりました)
ルリ
「そして私達は、地球を治める地球連邦統合政府の司令により、調査部隊としてこの幻想大陸に参りました」
「どのような場所か、人や生命体は存在するのか、存在するとしてどのような文化が育まれているのか…
それらを調べるのが私達の役目です」
サカキ
「なるほど。それにしては、随分と仰々しい装備で来るのですな」
サブロウタ
「そりゃあ、何があるか分からないからな。あくまで護身の為だ。それに…」
由木
「幻想大陸の物資を狙おうとする地球の犯罪者達が先んじて上陸して、悪事を働いているんです」
「それらを取り締まり、捕縛するのも私達ナデシコ隊の使命です」
ムラサメ
「もしやあのピンクキャットや、キバの残党と名乗る者共か…」
舞人
「本来はまだメンバーがいるんですが、途中にそういった勢力からの襲撃を受けてはぐれてしまったんです」
「彼らとまた再結集し、この世界を荒らそうとする無法者や怪物達と戦うのが今の俺達の最優先事項です」
唐陞
「なるほど…貴方がたの正体はこの私にも分かりました」
「して、貴方がたはこの幻想大陸?を調査し、具体的には何をしようと言うのですかな?」
太陽
「何をって…それは…」
ルリ
「…連邦統合政府は、この大陸を自分たちの植民地にするかどうかで意見が二分しています」
「そして私達は、政府の命令でこの大陸を視察しに来たのです」
いろは
「えっ…!?」
うららか
「植民……ですか……」
モコロン
「な、なんだとぉ!?それって、侵略と同じじゃないか!」
ヒビキ
「………」
ハーリー
「か、艦長!やっぱり正面からこういうことを言うのは無茶だったんじゃ…」
ルリ
「ハーリーくん、現地の方と接触した時に話すのは既に決めていた事のはずです」
シオン
「なんだよ!結局、あんた達もあの無法者と同じって事なのかよ!!」
シルキー
「シオン、落ち着いて!」
シオン
「落ち着いていられるか!このままだと春の里も奴らの思う通りにされるんだぞ!?」
スバル
「……!」
ヒビキ
「よく考えろ、シオン。この大陸を侵略する気なら、わざわざ襲われていた里を護ったりするか?」
「逆に火事場泥棒で弱っていた里を占拠することが一番効率がいいだろう」
シオン
「そ、それは…」
ヒビキ
「…それに艦長達は、あくまで植民するかどうかで勢力が二分していると言った」
「ホシノ艦長、貴方達はどっちなんだ?賛成なのか、反対なのか…」
ホシノ
「無論、反対派です。私達はその筆頭であるミスマル・コウイチロウ大将の指示でこちらに向かいました」
「どのような理由があろうと、そこで生きている人達の生活を奪う事は許されることではありません」
「ですが、だからこそやらなければならないことがあります」
うららか
「それは…?」
舞人
「幻想大陸の人達と融和し、友好的な関係を築くことです」
「この大陸に人がいる事、そこには守るべき文化や命がある事…」
「賛成派の人達にはそれを知ってもらう事で、どうにか考えを改めてほしいと思っています」
「その為にも俺達は、この大陸で起こる、人々を苦しませる物事を解決する…その方針で行動しているんです」
サブロウタ
(…まあ、それでお偉いさん方が考えを買えるとは到底思えないんだがな)
ルリ
「私達の言葉を信じるかどうかは、貴方達にお任せします」
「ですが、私達は舞人さんの言葉通りの信念を決して違えないつもりです」
うららか
「………」
モコロン
「………」
唐陞
「………」
スバル
「…うららかさん、サカキさん。決めました」
「俺は彼らを…ナデシコ隊を信じます」
うららか
「…!」
サカキ
「スバル君…」
モコロン
「お、おい!大地の舞手のお前が勝手にそんなこと言っていいのかよ!?」
スバル
「ホシノ艦長達は全ての手の内を話してくれた…。僕らが抵抗するかもという危険を背負ったうえでだ」
「今この状況で、まだ危険な何かを隠しているとは思えない」
ムラサメ
「そして、今拙者たちを騙すことに大した利はない…艦長殿達が今まで話した事に嘘はないのだろう」
いろは
「それに、任務だからかもしれないけど、襲われていた見ず知らずの私達を助けてくれました…」
「私は難しい事は分からないけど、この人達の優しさを信じたいです」
すず
「すずもすずも!だって、太陽って人はすずを助けてくれたもん!」
サブロウタ
「おお、信用してくれた。ファインプレーだな太陽」
太陽
「いや、俺はそんなつもりで助けたんじゃ…」
サブロウタ
「それは分かってるよ。大事なのは、お前のそういう所が人を引き付けるって事だ」
サカキ
「しかしだな…」
モコロン
「…俺も悪い奴だとは思ってねえ。でも、今アズマそのものが危ない状況でこれは…」
うららか
「…私達が折れる番かも知れませんね、サカキ様、モコロン様」
サカキ
「うららか様…」
うららか
「私たちは数々の脅威の前例から、大陸の外からくる人達を色眼鏡で見ているのかもしれません」
「ですが、彼らが言葉だけでなく、里を助けるという行動で示してくれた今…」
「今度は私がアズマの神の一柱として、彼らに協力するべきだと思いますわ」
すず
「でもでも、本当の所はー?」
うららか
「……す、スバルさんが信じられる方ならば、と…」
スバル
「えっ!?う、うららかさん…」
すず
「あははっ、やっぱりそうだー!」
いろは
「す、すず!うららか様になんてことを言うの!?」
サカキ
「…うららか様がそこまで仰られるならば、私も疑うわけにはいきますまい」
「それに、私としても孫娘たちを救われたばかり…その恩義を忘れてはならぬ故」
モコロン
「うぐ………あーっ、分かったよ!オイラと相棒は一心同体!!」
「相棒がやるってんなら、オイラも命を懸けて付いていくだけさ!!」
スバル
「モコロン…ありがとう!」
マウロ
「ブラーヴォ!!ナデシコ隊のみんな、勿論俺も手伝わせてもらうよ!!」
ひな
「手伝うってマロさん、何ができるかも分かってないのに…」
「でも、ひなも同じアズマの外から来た人間としてナデシコ隊の人達を信じたいの!」
唐惟元
「…なんというか、アズマの国って本当にお人よしだらけッスね。危機感が無さすぎじゃないッスか?」
唐陞
「そうだな…だが、そういう人たちの集まりだからこそ、
私達もこうして住民として受け入れられているのではないかね?」
唐惟元
「確かに、それもそうッスね」
唐陞
「ホシノ艦長、私もあなた方の信念を信じよう。私としては、外の世界の話も聞きたいからね」
唐惟元
「アンタ達の信念はともかく、この土地の物を外の世界に高く売りつけるのもアリッスね。
商売人としてはこの機会を逃すつもりはないッスよ」
唐陞
「まったく四師兄、君と言う男はあの頃と変わらんな…」
ムラサメ
「……?」
シルキー
「…私も信じてみようかしら。あの人たちもならず者達のような悪人じゃないみたいだし」
シオン
「…この流れじゃ俺だけのけ者じゃないかよ…」
シルキー
「シオンが疑り深過ぎるのよ。少しは誰かの事を信じたって…」
シオン
「…あの太っちょも言ってたけど、お前たちは危機感が無さすぎるんだよ。
いつか大変な目にあっても俺は知らないぞ」
スバル
「あはは…でも、ありがとうシオン」
シオン
「何が?」
スバル
「さっき、このままだと春の里が思う通りにされるって言ってくれて…」
「シオンがそこまで言ってくれるって事は、俺達の事を心配してくれてるからだよね」
シオン
「なっ…そ、そんなことは…!」
ヒビキ
「照れが出てるぞ、シオン。可愛い所があるじゃないか」
シルキー
「態度とは裏腹に恩義に厚いところがあるのよね、シオンは」
すず
「すずしってるよ!シオンくんはとーってもやさしいって!」
によによによ(ヒビキとシルキーとすずが慌てるシオンを見てにやにや笑っている)
シオン
「う、うるさい!うるさいぞお前ら!」
フッ(それを見て微笑む太陽と、それに気づく舞人)
太陽
「……」
舞人
「どうしたんだ、太陽?」
太陽
「いや…一番初めにこの幻想大陸で会えたのがこの人達で本当に良かったなって」
舞人
「そうだな…だからこそ、俺達も彼らに報いられるような結果を出したいな」
太陽
「といっても、夜桜からは俺と四怨姉さんしかこれなかったんだけどな。みんないろいろ忙しくて…」
舞人
「十分さ。いや、むしろこれほど心強い味方はいないよ。
歴史の裏から人知れず巨悪から人々を護って来た夜桜一族なんだから」
太陽
「その期待に応えられるように頑張るよ、舞人」
ピピピッ(その時、部屋に籠っている四怨からブリーフィングルームに通信が入る)
四怨
『おーいホシノ艦長、ちょっといいか?』
太陽
「四怨姉さん?」
ルリ
「…はい、四怨さん。どうされましたか」
シオン
「なんだよ?」
シルキー
「多分、名前が同じだけで」
四怨【通信】
『大事な話してるところ悪いが、キバの残党の機動兵器が小さな反応一人を取り囲んでるぞ』
スバル
「なんだって!?」
ヒビキ
「あいつら、まだ生き残りがいたか…!」
由木
「あいつら、数だけはいるからね…!あれだけで全部じゃないわ!」
舞人
「艦長!」
ルリ
「分かっています。急ぎ救援に向かいましょう」
スバル
「ヒビキ、シオン!悪いけど、また力になってくれないか!?」
ヒビキ
「ああ、任せてくれ!」
シオン
「しょうがない、今日の夕飯は大盛りだからな!!」
唐惟元
「僕ら、この状況じゃ降りるに降りられないッスね」
唐陞
「だが、信じると言った以上無関係ではいられまい。せめて私達は彼らの戦いを見届けよう」
唐惟元
「…ここに師弟がいたら、率先して一緒に戦うとか、悪党をぶちのめすとか言ってたと思うッス」
唐陞
「だな。義侠心の強い彼ならそう言ってくれたことだろう、だが…」
「彼はここにはいない。いない者の話をしても仕様がないのだ…」
唐惟元
「…そうッスね。ま、彼らが生半可な相手にしくじることはないでしょ?
文字通り大船に乗ったつもりで行くッスよ、三師兄」
唐陞
「油断してはならんよ。この世界でも何が起こるか分からんからな」
(そう…武林盟の前に屈し、解散した生前の私達唐門のように…)
(…趙師弟、この世界に君が降り立ったのなら、どんな道を歩んでいるのだろうな……)
(戦闘前デモが終わり、戦闘パートに移る)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
第3話 英雄達は再び
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ドガガガガガァァン
(戦闘マップ”草原”にて、唐門の外性弟子”趙活”がキバの残党のロボット軍団に追われている)
趙活
「うわああああっ!!ど、どこまで追ってくるんだ!!」
キバの輩
「ひゃーっはははは!!逃げろ逃げろぉ!!死にたくなかったら逃げろぉ!!」
キバの輩2
「ブサイク!出ないと踏みつぶされて死んじまうぜぇ!ぎゃっははははは!!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
選択肢
「ブサイクで悪かったな!」←通常の顔のまま
「誰がブサイクだ!」←「技能:自惚れ」の顔に変更される
―――――――――――――――――――――――――――――――――
趙活
↑…「ブサイクで悪かったな、余計なお世話だ!」
↓…「誰がブサイクだ、見る人が見ればマシな方なんだよ!!」
(畜生、人が背中を見せてりゃ好き放題やってくれやがって!!)
(聖杯の抑止力だか何だか知らないが、いきなりこんな場所に飛ばされて…)
「生前の時といいもし神様ってのがいるんだったら、俺に何をさせたいんだよ!!」
ドガガガガガァァン(さらに攻撃を加えられて、趙活がピンチに陥る)
「ぐはあっ!」
キバの輩
「ふん、これで鬼ごっこは終わりかぁ?つまんねえ奴だな」
キバの輩2
「このまま踏みつぶしちまうぜぇ!!
こんな不細工の血で、機体を汚しちまうのも腹立つけどなぁ!!」
趙活
「こ、ここまでなのか…!!」
(師匠…すみません、不肖の弟子はこんな所で終わりそうです…)
(大師兄、三師兄、四師兄…俺って奴は、何もできなかった……)
(……小師妹……)
???
「待てぇっ!!!これ以上の乱暴狼藉、捨ておけぬ!!」
趙活
「!?こ、この声は!?」
キバの輩
「だ、誰だぁ!?どこにいやがる!?姿を見せやがれ!!」
???
「お望み通り出て来てやろう、ここだっ!!」
シュビィン(白衣の若き美剣士、セイバー(サムライレムナント)が味方ユニットとして登場する)
???→セイバー
「はあっ!!」
ヒュッ ズバァァッ ドガガガァン(セイバーがキバの残党のメカに攻撃し、吹き飛ばす)
キバの輩
「ぐええっ!」
趙活
「は、白衣の剣士!?龍湘姉…じゃない、瑞公子でもない!?一体…」
セイバー
「む…?私はそのどちらでもないぞ。私は…そうだな、セイバーとでも呼んでくれ」
「それより大丈夫か!?酷い顔だ…随分と顔を重点的に傷つけられたようだな!」
趙活
「顔が酷いのは元々だ!」
(でも、あの剣技はなんだ!?あの巨大な人形を一太刀で吹き飛ばした!)
(湘姉や葉兄と同じ類だ…俺には分かる、この剣客は桁違いに強い!!)
セイバー
「…まあいい、君は早く下がれ、後は私が何とかする!」
趙活
「…いいや、俺も戦う。助っ人が来たならこっちのもんだ」
セイバー
「何を…!」
趙活
「俺は人間じゃない。…人間じゃない顔してるけど、そういう意味じゃなくてな」
セイバー
「…む、つまり君も…?」
趙活
「そしてこれだけは伝えておく。俺達唐門の侠は、因縁付けてくる奴は全員……」
「ぶちのめしてやる!!」
セイバー
「……!」
「そこまで言うのならいいだろう。だが、君のお守りをするつもりはないぞ!」
趙活
「分かってる、やれることは最大限にやるさ!!」
キバの輩
「てめえら、何をくっちゃべってやがる!かかって来るなら殺してやるぜ!!」
キバの輩2
「数が増えようが生身の人間二人、何ができるってんだぁ!!」
セイバー
「…大きさでしか物を測れぬとは、随分短絡的な悪党達だな」
趙活
「仕方がないさ。俺達がサーヴァントだなんて知らないんだろう」
セイバー
「なんだ、今まで逃げ回って死にそうになってたくせに…」
趙活
「あ、あれは様子を見ようとしてしくじっただけだ!」
「とにかく、行くぞ!俺が奴らをかく乱する、トドメは君が決めろ!」
セイバー
「いいだろう!力を合わせて事に当たるぞ、トーモンとやら!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3話 英雄達は再び
勝利条件…敵の全滅
敗北条件…いずれかのユニットの撃墜
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(セイバー初戦闘)
セイバー
(全ては終わったはずだ…だが、私がここにいる理由は…)
(イオリ…カヤ…私は…)
「…否、今は何も考える事はしない!善を成す為に戦うのみだ!」
(趙活初戦闘)
趙活
「こうして拾った命、無駄にする気はない!だからこそ奴らをぶちのめす!」
「見ていてください、師匠!奴らに与えられた借りは、今返します!!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ドガァァァン(敵を全滅させると、イベントが進行する)
セイバー
「ふう…終わってみれば呆気ない者だったな」
趙活
「それは君が強すぎるからだ。英霊とはいえ、あんな神がかった戦いはなかなかないぞ」
セイバー
(…それにしては、君の方も中々の物だと思ったが)
(様々な武術を混ぜ合わせ、己の物とする戦い方…それはまるで……)
「それで、一応聞くが君のクラスはなんだ?アーチャー、もしくはアサシンか?」
趙活
「ああ。アサシンの趙活、大雪山派の弟子にして唐門の外性弟子だ」
セイバー
「!?君、正気か!?サーヴァントとあろう者が真名を易々と名乗るなど…」
趙活
「名乗る事についてやましい事は何もないからな。俺は自分を偽るような真似はしない」
「善行も悪事も正々堂々と、それが俺のやり方だ」
セイバー
「……成程。その信念は見上げたものだな」
「しかし、これからどうするべきか…。抑止力として呼ばれたからには、戦うべき相手がいるはず…」
趙活
「君も聖杯の抑止力として呼ばれたのか?」
セイバー
「うむ。いわばはぐれのサーヴァントだ。おかげで全力も出せないぞ」
趙活
(あれで全力じゃないのかよ…まあ俺も似たようなものだけど)
「…いい機会だ。一緒に行動しないか?目的は同じだろ」
セイバー
「……ありがたい申し出だが、それは断らせてもらおう」
趙活
「え、どうして!?」
セイバー
「それは、私には……」
ドガガガガガァァン(その時、二人を遠方からの攻撃が襲う)
趙活
「どわっ!?」
セイバー
「人が話し合っている時に、一体なんだ…!?」
シュビビビビィン(妖魔帝国のドローメやメカガンテ、合体巨烈獣ガードン敵ユニットとして登場する)
趙活
「う、うわあああっ!バケモノだ!!自分の顔よりバケモノだ!!」
セイバー
「妖魔の類か!?かなりの数だ…流石の私でも手を焼きそうだな」
趙活
「なんで君はそんな冷静でいられるんだ!?あんな奴ら相手に!」
セイバー
「ああいう輩と戦うのは初めてではないのでな。そっちは初めてか?」
趙活
「初めても初めてだよ!!」
セイバー
「そうか……では、次こそ君には逃げてもらう」
趙活
「セイバー!?でも、あんな奴らを君だけで…」
セイバー
「案ずるな、こんな所で死ぬつもりはない。死んではイオリに合わせる顔が無いからな」
趙活
「イオリ…?誰だ?」
セイバー
「…こちらの話だ。さあ、早く行け!」
趙活
(…行っていいのか?俺も戦うべきじゃ…でも、今の俺に何が……)
ピクッ(その時、趙活が遠方から近づく何かに気付く)
「…!?な、なんだあの空飛ぶ船は!?」
セイバー
「何っ、空飛ぶ船…!?」
シュビィン(ナデシコBが味方母艦ユニットとして登場数する)
ハーリー
「見えました、艦長!目標の生体反応です!…一人ではなく二人ですけど!」
ルリ
「キバの残党の反応が消えたかと思えば、次に来たのは妖魔帝国ですか…ですが…」
四怨
『あいつら、”救済戦争リリーフ・ウォー”でライディーンにやられて滅んだんじゃなかったのか?』
ルリ
「そのはずです。ですが、まだ生き残りがいたとは…」
「とにかく、まずは二人を救出します。ナデシコ隊は全機出撃してください」
シュビビビビィン(マイトガインと太陽、ウイングルとスーパーエステバリス(サブロウタ機)、
がそれぞれユニットとして出撃する)
シュビビビビィン(間を置かずジェニオンとサーバイン、スバルとうららか、
ムラサメとマウロの飛行船がツインユニットとして出撃する)
ハーリー
「アズマ防衛隊の皆さん!?貴方達は出なくても…」
ヒビキ
「随分つれないな。お前たちの信念を信じるんだから、それを手伝うのは道理の内だ!」
スバル
「ここは俺達の生きる場所です!なら、そこに生きる人達を助けるのは俺達の役目ですから!!」
シオン
「相手が見境ない怪物なら、俺たち全員の命に関わる!だからこれは自衛だ!」
うららか
「…と、いうわけです。私達も共に戦わせてくださいな♪」
サブロウタ
「…ったくあいつら、本当にお人よしばかりだぜ…」
舞斗
「みなさん…わかりました、お世話にならせてもらいます!」
太陽
(…本当に、この大陸で初めて出会ったのがあの人達で良かった…!)
由木
(だからこそ、彼らを護らなければ…!この命を懸けてでも!)
うららか
「お二方、私達は敵ではありません!あの怪物達を退治しに来たのです!」
スバル
「その空飛ぶ船の方に来てください!貴方達を保護します!!」
趙活
「…言葉が通じる。悪い奴らじゃないみたいだな」
セイバー
「うむ。…だが、護られる立場に甘んじはしない。君もそうであろう?」
趙活
「ああ。その通りだ!」
「あんた達、来てくれたのは嬉しいが保護は必要ない、このまま戦う!」
ギュオンッ(趙活とセイバーがツインユニットを組む)
「相手は怪物だ…セイバー君、前衛は任せたぞ!」
セイバー
「うむ!私は人に頼られて悪い気はしない!」
モコロン
「おいおい、正気か!?せっかく助けに来たってのに!」
ムラサメ
「否…あの白衣の剣士と青服の武道家はかなりの腕前…怪物相手にも引けは取るまい」
「おそらく、キバの残党を返り討ちにしたのも彼らであろう」
サブロウタ
「生身で機動兵器を…って、この前スバル達がやってたんだからあり得る話かもな」
ルリ
「では、お言葉に甘えましょう。無論、危なくなればすぐに保護するよう皆さんに通達を」
ハーリー
「了解しました、艦長!」
ルリ
「では皆さん、そろそろやっちゃってください。相手は妖魔帝国なので、手加減は一切無用です」
ヒビキ
「了解!速やかに全滅させる!」
趙活
「覚悟しろ、怪物ども!」
セイバー
「貴様ら相手だろうと我らは一歩も引かぬ!!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
(趙活、セイバー対妖魔帝国)
趙活
「まさか、孤立無援の状況からここまで好転するだなんてな」
セイバー
「うむ…共に戦う仲間、か。いいものだな」
(だが…私は……)
趙活
「セイバー?」
セイバー
「…なんでもない!さて、相手は悪魔!何の躊躇も遠慮も不要だ!!」
趙活
「効率的な倒し方くらいは教えてくれよ、こっちは初めてなんだから!!」
(由木、サブロウタ対妖魔帝国)
由木
「幻想大陸の出現、妖魔帝国の生き残り…やっぱり、この世界には何かが起こってる…!」
サブロウタ
「あまり思いつめるなよ、由木大尉。ここは融合世界、何が起こっても不思議じゃないだろ?」
由木
「タカスギ大尉は気楽すぎなんです…!これからも一体何が起こるか…」
「こんな時にあの二人はいないし、外の世界もあんな事に…!私達が平和の最後の砦なんです!!」
サブロウタ
「最後の砦…ね。だからこそ、ここで倒れないようにしないとな」
「悪魔なんかにやられたら、それこそ笑われちまうぞ!神も斬り悪魔も撃つ二人にな!」
由木
「…それは癪です!」
サブロウタ
「それなら足並み揃えて、堅実に撃破だ!仲間と一緒にな!」
由木
「分かりましたよ!私もナデシコ隊の一人なんですから!」
(舞斗、太陽対妖魔帝国)
舞斗
「太陽!妖魔帝国に常識は通用しない…油断しないでくれ!」
太陽
「そういえば、”救済戦争”で勇者特急隊はライディーンと一緒に妖魔帝国と…」
マイトガイン
「ああ。途轍もなく手強い相手だった…まさに悪魔と言ってもよかった…」
太陽
「悪魔…か。…やってやるさ、悪魔と同じくらいヤバい奴とは散々戦ってきたんだ…!」
マイトガイン
「そうか、そうだったな…!行くぞ、太陽!俺達の手でもう一度妖魔帝国を倒すんだ!」
太陽
「ああ!六美と皆を危険にさらす奴らの存在は絶対に許さない!!」
(スバル、うららか、ムラサメ、マウロ対妖魔帝国)
ムラサメ
「まさか、外の世界の人ならざる者も幻想大陸に蔓延っているとは…」
うららか
「外の方々からは人気な移住地と思われているのでしょうか…」
モコロン
「ったく!どいつもこいつも、俺達の土地を何だと思ってるんだ!?」
スバル
「愚痴を言ってもしょうがないよ。俺達は皆を護るだけだ…新しく出来た仲間達と!」
うららか
「ですわね…!私達は、私達のできる事を為しましょう!」
ひな
(ねえマロさん、これって…あいつらも…)
マウロ
(どうだろうね…でも、あいつらがとんでもなく危険なのは事実だ!俺達で蹴散らそう!)
ひな
(分かってるよ、まずは里の皆の無事を優先しなきゃ!)
(ヒビキ、シオン対妖魔帝国)
ヒビキ
「相手は久々の悪魔か…相手にとって不足はないな」
シオン
「お前…只の怪物だけじゃなくてあんなのとも戦ってたのか!?」
シルキー
「どれだけの修羅場をくぐってきたの…?」
ヒビキ
「くぐってきたさ…これまでも、そしてこれからも!」
「その日々をまた続けられるようにも、こんな所では死ねないんだ!」
シオン
「それは俺だって同じだ!レムルを取り戻すまで死んでたまるか!」
ヒビキ
「目的は同じだな…それなら、お互いできる事をやるまでだ!生き残るために!!」
シルキー
(ふふ…前も思ったけど、案外いいコンビなのかもね…この二人)
(ルリ対妖魔帝国)
ルリ
「バラオは既に倒された…それなのにその眷属達は未だ活動を続けている…」
ハーリー
「でも、ライディーンはもう…」
ルリ
「…今は目の前の事に集中する時です。ハーリーくん、私達も前に出ます」
ハーリー
「わ、分かりました!」
唐惟元
(…さ、三師兄。あの唐門の服にあの顔って、まさか…)
唐陞
(ああ…間違いない。間違えるはずがあるものか)
(師弟、趙師弟…!この戦いが終わったら、必ずまた君と……!!)
―――――――――――――――――――――――――――――――――
ドガァァン(敵が全滅し、シナリオクリアする)
ハーリー
「妖魔帝国、全滅を確認しました」
ルリ
「これが最後なのか、もしくはまだ生き残りがいるのか…警戒が必要ですね」
「それはそれとして…そこのお二方」
趙活
「あ、はい」
セイバー
「………」
ルリ
「少々お話をお聞きしたいのですが、こちらの船に乗ってもらってもよろしいでしょうか」
趙活
「分かりました、すぐに向かいます。…ほらセイバー、君も」
セイバー
「……申し出はありがたいが、私は君達と共に行くつもりはない」
趙活
「はあ!?どうして!?」
セイバー
「誰と組む気もない、と言う事だ。ただ一人を除いて…」
「心配するな、敵対するつもりはない!私は善を為す…この力を皆を守る為に使う!」
タタタタ(セイバーがその場から遠ざかる)
スバル
「ど、何処に行くんですか!?」
セイバー
「私の力が必要な場所を探す!また会おう、善を為す者たちよ!」
ビシュウウン(セイバーがその場から立ち去る)
シオン
「なんだったんだよ、あいつは…」
シルキー
「でも、あの剣の腕は只物じゃなさそうね」
由木
「一体これから何をするのかしら、悪人には見えなかったけど…」
サブロウタ
「しかもかなり綺麗な顔してたしな」
太陽
「それはどうでもいいんじゃ…」
趙活
(…なんだかまた会いそうな気がするな。ただの予感だけど)
ハーリー
「あの~…青服の人、そろそろこちらに来て貰ってもいいでしょうか?」
趙活
「あ、はい!今すぐ向かいます」
(巨大人形にとんでもない剣技を持つ奴に空飛ぶ船に…色々驚くことがあったけど、
こうして)
(師匠、そして掌門…これから何が起こるか分かりませんが、俺は頑張って生き抜きますよ)
(大雪山派の弟子として…そして唐門の弟子として)
(マップの南東端で、唐門の大師兄、唐布衣が遠くから趙活の姿を眺めている)
唐布衣
「出遅れちまった……でもこうなったら、俺が出しゃばらなくても善いみたいだな」
「三師兄や四師兄もいるんだったら、師弟もこれから大丈夫だろ」
「…頑張れよ、趙師弟。俺は俺のやる事をやる。だから君も、君の為すべきをやるんだ」
「せっかくのサーヴァント、二度目の人生…悔いなくやっていこうぜ」
(戦闘パートが終わり、戦闘後デモに移る)
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ナデシコB内部 格納庫
(自軍部隊面々が趙活を迎え入れ、唐陞と唐惟元が趙活が駆け寄っている)
唐惟元
「趙師弟~!来てるなら来てるって言うッスよ!」
唐陞
「師弟!こうして君とこの地で再び出会えるとは…なんという幸運だ!」
趙活
「三師兄に四師兄…!まさか二人がここにいただなんて思いませんでしたよ」
スバル
「同じ青い服を着てると思ったら、唐陞さん達のお知り合いだったんですね」
唐陞
「うむ。名を趙活といい、私達の…弟弟子だ」
うららか
「そういえば、あなた方はとある武術道場の門弟と仰っていましたわね」
サカキ
「その暗器の使い様からして、貴殿らが只者ではないことは知っていたが…」
ひな
「唐陞さんとこの道場って、趙活さんがやってたような体術や剣術も教えてたの?」
唐陞
「それは…師弟の独学だな。色んな流派の技を自分の技として吸収できてしまうのだ」
マウロ
「なるほど!あなたの弟弟子さんはとんでもなく器用なんだね!」
趙活
(…なあ、四師兄。言ってないのか?俺達がサーヴァントだって事)ヒソヒソ
唐惟元
(言うわけないでしょ?過去の英霊が今世に蘇った…なんてこんな世界でも嘘つき呼ばわりされるッス)ヒソヒソ
趙活
(それは確かに…このまま隠すのか?)ヒソヒソ
唐惟元
(ええ、三師兄もその方針ッス。師弟もそのつもりで頼むッスよ。破ったら罰金ッス)ヒソヒソ
趙活
(分かってるよ。生身で巨大な敵を倒せる奴はここにもいるみたいだからな)ヒソヒソ
唐惟元
(僕はあんな奴らと戦いたくないッスよ)ヒソヒソ
ハーリー
「それで…趙活さんはこれからどうするんですか?」
趙活
「話はここまでくる間に一通り聞いたけど、
つまりあんた達は無駄な争いを避けるためにここに来たんだろ?」
「なら、俺も手伝う。根無し草ってわけにもいられないし、師兄達も心配だしな」
ルリ
「ご協力に感謝します、趙活さん」
「では、これから行動を共にするにあたっての仮のお部屋にご案内します」
サカキ
「趙活殿。もし、我々の里に住むつもりなら寝床を用意しよう」
いろは
「その時は、私達の所のお団子を食べに来てください!ご馳走しますよ!」
趙活
「…いいのか?俺、てっきり話を聞かれたらたたき出されるものかと…」
ガイン
「何故だ?そんな事をする理由がない」
趙活
「いや…だって俺はこんな顔だし…みんな一緒にいるのは嫌がるかなって…」
ヒビキ
「顔…?俺達がそんな事に拘る奴だと思ったのか?」
趙活
「え……」
舞斗
「俺達は人を見た目で差別するつもりはないです。人間は中身ですから」
太陽
「顔が良くても心は外道な奴はいますからね…俺も身に覚えがあります」
唐惟元
「無駄ッスよ師弟。この人らのお人よしは君以上ッスから、顔がどうとか意味ないッス」
唐陞
「うむ。彼らこそ義侠の持ち主。人を外ではなく内で見る面々だ」
趙活
「…そうか。この世界は、随分生きやすくなった世界なんだな」
ヒビキ
「趙活…?」
趙活
「いや、なんでもない、忘れてくれ」
ルリ
「では、趙活さんも加えて私達は幻想大陸の調査に向かいましょう」
「明日の午後には出発するので、それまでに各自身支度を整えてください」
ヒビキ
「了解しました」
シオン
「シルキー、里に戻って身支度したら先にナデシコに行ってろ。俺はやらなきゃいけないことがある」
シルキー
「え…?シオン、何処に行くつもりなの?」
シオン
「いいから、とっとと行ってろ!」
タッタッタッタッ(シオンが部屋に戻る)
シルキー
「…私、身支度も何も最初からこの身一つなんだけど…」
ヒビキ
「あいつを信じて待とう、シルキー。少なくとも悪いことはしないさ」
シルキー
「分かるの、ヒビキ?」
ヒビキ
「どう動くかは分かるさ。俺も昔はあんな感じだったからな」
由木
「ヒビキくん…随分ぶっきらぼうな過去があったのね」
ヒビキ
「その自覚はあります…恥ずかしながら」
うららか
「…では、スバルさん…」
スバル
「はい、もう一度冷静に考えようと思います。俺がこれから、どうするべきか…」
モコロン
「げ…なんだかイヤな予感がするぜ、おい…」
ハーリー
「たくさんの協力者が出来て、これで皆さんと合流できれば完璧ですね、艦長!」
ルリ
「ええ。…しかし、問題も一つ増えました」
ハーリー
「あ…」
サブロウタ
「妖魔帝国…一体どれだけ生き残りがいるのかは知らないが、用心する必要があるな」
「尚且つ、ライディーンがいない今となっては…」
ルリ
「はい…。それに、もう彼を戦わせはしません。彼はもう十分すぎる程傷つきました」
「ここから先は私達の仕事です。妖魔帝国は、ここで必ず決着をつけます」
一方その頃 ???
(真っ暗な場所で、妖魔帝国の妖帝バラオが意識だけの状態で漂っている)
バラオ
『…我は……』
『…我は、まだ終わらぬ…いつの日か、悪魔世紀の実現を……』
『だが、惜しむべくは我の無力…実体のない今の我では、できる事はごく僅か…』
ブオン(その時、苦しむバラオの前に邪悪な思念体が現れる)
???
『フフフ…力が欲しいか?なれば我が貴様に力を貸そう』
『その代わりに、貴様の戦力を我に捧げてもらうがな』
バラオ
『む…!?貴様、何者だ!?』
???→ジークジオン
『我はジークジオン…ジオン族皇帝にして、我もまた闇と共に在る者…』
バラオ
『何だと……!?』
ジークジオン
『ふふふふふ…融合した世界、まさかこのような掘り出し物と出会えるとは』
『邪悪なる者同士、これも必然か…その力を見せてもらうぞ、悪魔の王よ』
バラオ
(こ、こ奴は……)
第3話 完
第4話「グランド・ニュー・オーダー」に続く…。
例によってこの時点でサムレムセイバーの真名はシナリオ内では明かしません、暗黙の了解です(なおタグ)
自分も活俠傳というゲームに滅茶苦茶ハマった一人です、唐門の毒が回っています
なおここの趙活は夏侯蘭師匠を嫁にした唐門解散ルートです、厳密には「伝説の人」ルートです。
あと、サムレムセイバーが素っ気ないけど彼ないし彼女もまた伊織に未練ありまくりなのでこんな感じに…
座の記憶の引継ぎ?ご都合主義でよろしくお願いします
また、妖魔帝国は壊滅済みですがバラオは完全に倒し切ってない感じで行きます
そして死に体の彼に忍び寄る新たな「邪悪が」……
次回また話が飛びます、
次のメインキャラはみんな大好きあの鉄華団団長です!希望の花を咲かせようと思います!!