書き下ろしイラストらしいですね。
W.I.S.Eの面々のイラスト好き。ドルキ様ぁ。
ミスラが、一歩踏み出した。
ツムギを支えるマリーの腕に、ぎゅっと力がこもる。ミスラの視線はツムギを素通りし、再びマリーの上に落ちていた。
「まあ、キミのことは後でいいや。先に、そっちの子をもらおうかな」
ミスラが、ゆっくりと手を持ち上げる。その指先に、冷たい気配が凝っていく。
ツムギはマリーを背にかばおうとした。けれど、足が動かない。指先には針の一本も生まれない。
――ここまで、なのか。
その瞬間、廊下の奥から、影が二つ飛び込んできた。
「マリーから離れろ!」
先に踏み込んだ影が、ミスラとマリーの間に割って入る。振り下ろされた拳を、ミスラが片手で受け止めた。衝撃が廊下を揺らし、壁の破片がばらばらと降りそそぐ。
その背中を、ツムギは見上げた。
広い背中だった。けれど、その立ち姿には見覚えがあった。背筋をまっすぐに伸ばし、無駄なく構える、あの几帳面な佇まい。朝の食卓で、定規で測ったように箸を並べていた小さな背中。
「シャオ……」
「遅くなった、ツムギ姉さん」
振り返らないまま、シャオが言った。その声は低く、落ち着いていて、けれどかすかに震えていた。
もうひとつの影が、マリーの傍らに滑り込む。鋭い目つきの少年だった。少年はマリーを背にかばうように身構え、短く問うた。
「動けるな?」
「……うん!」
マリーは、肩を貸していたツムギを、そっと壁際に下ろした。
ツムギは壁に背を預け、荒い息を吐いた。
「……逃げて。あの人は、あなたたちの手に負える相手じゃ――」
言いかけた言葉が、途中で途切れた。
少年が、弾かれたようにツムギを振り返っていた。見開いた目が、まっすぐにツムギの顔を捉えている。
「……その声」
少年が、低くつぶやいた。
「あんた、あのときの……」
ツムギは、怪訝に眉を寄せた。見覚えのない顔だった。
「……何のこと?」
少年は何かを言いかけ、唇を噛んで、それを飲み込んだ。問いただしている暇はない。ミスラが、シャオの拳を払いのけていた。
「カブト、来るぞ!」
シャオの声に、少年――カブトは、ツムギから目を引きはがした。
ミスラは払いのけた手をひらひらと振り、面倒くさそうに四人を見渡した。
「ふふ。折角だから付き合ってあげるよ。クァトネヴァスが地上へ到達するまでのお遊びに」
***
戦いは、始まった瞬間から一方的だった。
シャオが踏み込む。拳と蹴りを重ね、ミスラの懐へ潜り込もうとする。けれど、どの一撃も紙一重でかわされ、あるいは片手で受け流される。
シャオの顔に、焦りの色が浮かんだ。
「……読めない」
絞り出すような声だった。人から零れるPSIの波動を読めば、相手の次の動きが分かるはずだった。けれど、この敵の内側には、何もない。いや、何かはある。ただ、それは人の心と呼べる形をしていない。覗き込もうとするたびに、底のない暗がりに指先を呑まれるような感覚だけが返ってくる。
化け物だ、とシャオが吐き捨てた。
相手の波動を読み取れてこそ、アンチサイキックは機能する。シャオの切り札が、この相手には封じられていた。
マリーが手をかざすと、崩れた壁の破片がふわりと宙に浮き上がった。テレキネシス。瓦礫が、ねじ曲がった鉄骨が、マリーの意のままに舞い上がり、次々とミスラへ叩きつけられる。シャオがその合間を縫って踏み込み、拳を重ねる。カブトはその後ろで、ミスラの一挙手一投足に目を凝らしていた。
「シャオ、左だ!」
「マリー、下がれ!」
カブトの声が飛ぶたびに、二人は紙一重で致命の一撃をかわす。カブトには、迫りくる脅威が見えているのだ。避けきれない一撃は、カブトが自ら前に出て受け止める。受け止められた攻撃は、跡形もなく掻き消えた。
「……私のPSIが、消えた?」
ミスラが、かすかに眉をひそめた。
けれど、声が届き、それを聞いた二人が体を動かすまでには、ほんのわずかな間がある。ミスラほどの相手には、そのわずかな遅れが命取りになりかねなかった。
それでも、形勢は変わらない。マリーが叩きつける瓦礫も鉄骨も、ミスラが指を振るうだけで、パズルのように細かく分解されてばらばらと崩れ落ちていく。シャオの拳は、涼しい顔のミスラに払いのけられる。そのたびに廊下の壁が崩れ、天井が裂けた。
「消える、ね。面白いじゃない」
ミスラの唇が、薄く吊り上がった。
「なら、キミには当てなければいい」
そこからは、ミスラの独壇場だった。
ミスラはカブトの正面を避け、その声が届くよりわずかに早く、シャオとマリーへと狙いを移していく。カブトが叫ぶ。けれど、その声が届いたときには、もう遅い。
シャオの肩を、ミスラの指先がかすめた。それだけで、服の袖が、その下の皮膚が、パズルのように細かく裂けて剥がれ落ちる。シャオは歯を食いしばって飛び退いたが、その足もとの床までもが、音もなく分解されて崩れ落ちた。体勢を崩したシャオの胸に、ミスラの蹴りが突き刺さる。シャオの体が廊下の端まで吹き飛び、壁を砕いて止まった。
「シャオ君!」
マリーが叫び、ありったけの瓦礫を宙に浮かせる。けれど、ミスラへ向かったそのすべてが、届く前にばらばらと分解されて床に散った。次の瞬間には、ミスラはもうマリーの目の前にいた。
「マリー、下がれ!」
カブトの声が響く。マリーが身を引く。そのわずかな間に、ミスラの手のひらがマリーの腹を打った。マリーの体が宙を舞い、床を転がる。起き上がろうとした背中を、ミスラの足が踏みつけた。
「やっぱりいい体だね。傷つけたくないんだけどなぁ」
楽しげな声だった。ミスラは足もとのマリーを見下ろし、それから、ふらつきながら立ち上がろうとするシャオと、険しい顔で身構えるカブトを、順に眺めた。
「キミたち、それで全部?」
誰も、答えられなかった。
カブトが割って入り、マリーを踏みつけていた足を払いのける。その一撃は消えた。けれど、ミスラはすぐさま間合いを取り直し、今度はカブトの届かない角度から、シャオへ、マリーへと攻撃を散らしていく。カブトが叫ぶたびに、二人はかろうじて致命傷を避ける。けれど、ほんのわずかな遅れのたびに、傷はひとつ、またひとつと増えていった。
三人がかりで、なお届かない。削られていくのは、こちらばかりだった。
ツムギは壁にもたれたまま、その光景を見ていることしかできなかった。
せめて、と指先に力を込める。焼けつくような痛みとともに、ようやく一本の針が生まれた。ツムギはそれを、ミスラの背へ放った。
針は、ミスラの体に触れる直前で、音もなく弾かれた。
分かっていた。上の者に、この針は届かない。
「無駄だよ、潜入者さん」
ミスラが、振り向きもせずに言った。
届かない。それなら、と、ツムギは弾かれた針の先を見つめた。ミスラには届かない。けれど、目の前で戦っているあの三人になら。
***
間違いない、とカブトは思った。
あの声だ。オジキのシェルター前でフードを目深にかぶり、顔を隠したまま自分たちの前に立った女。何も説明しないまま、知っていることだけを早口で並べ立てて、最後に深く頭を下げた女。
エルモア・ウッドと、ババ様を頼む。
あのとき、あの女の声はかすかに震えていた。ババ様は死んだ。子どもたちも、みんな死んだ。そう告げたときの声は、何もかもを失った人間の声だった。誰にも縋れず、それでも、見知らぬ自分たちに最後の望みを託すしかなかった人間の声だった。
その女が、今、ここにいる。
何のこと、と、あの女は言った。とぼけているようには見えなかった。本当に、覚えていないのだ。あの世界は、もうない。あの女が失ったものは、失われずに済んだ。だから、あの女はあのときのことを知らない。
それでいい、とカブトは思った。
知らなくていい。あんな顔をするあの女を、あんな声を出すあの女を、もう二度と見なくて済むなら。
壁際で、あの女が荒い息をついている。もう立つこともできないくせに、その目は、まだ何も諦めていなかった。
今度は、失わせない。
カブトは奥歯を噛みしめ、迫りくる脅威を見据えた。
その肩に、一本の針が刺さった。
***
強くなくていい。相手の心をこじ開けるのではない。こちらを信じて背を預けてくれる者の心なら、ほんの細い糸でも結ぶことができる。
ツムギは、残った力をかき集め、三本の針を生み出した。一本はカブトへ。一本はシャオへ。一本はマリーへ。針はそれぞれの肩にそっと留まり、細い糸がツムギの指先で結び合わされた。
糸を通して、カブトの見ているものが流れ込んでくる。
記憶ではなかった。過去の光景ではなく、今この瞬間、カブトの目に映っているもの。ミスラの手から放たれようとしている、目には見えない脅威の軌跡。マリーの心に触れたあの夜に気づいた、今を読む力。それが、糸を伝って流れ出していく。
カブトは、これを見ていたのだ。ツムギはその光景を糸に乗せ、シャオへ、マリーへと、そのまま届けた。声に出すよりも、ずっと早く。
流れ込んでくるのは、カブトの視界だけではなかった。懐へ踏み込むシャオの目に映る、ミスラの肩の向き。瓦礫を操るマリーの目がとらえた、相手の足さばき。そして壁際から戦場を見渡す、ツムギ自身の目。四つの視界が糸の上で重なり合い、ひとりでは見えなかった死角を、互いに埋めていく。
――シャオ、右から来る。
声に出したわけではなかった。糸の先へ、思いをそのまま流しただけだ。シャオから見えない攻撃を、ツムギの目でとらえたものを。シャオの体は伝わった思いに沿って、迫る一撃をすり抜けた。
――マリー、シャオに合わせて。
シャオが踏み込む。その動きに寄り添うように、マリーの瓦礫が宙を走り、ミスラの退路を塞いだ。示し合わせたわけでもないのに、二人の動きがぴたりと重なる。ふたりの攻撃が、少しずつミスラへ届き始める。
誰も声を上げない。それでも、互いが何をしようとしているのか、糸の向こうから伝わってくる。
(ツムギ姉……?)
マリーの戸惑う声が、糸を伝って頭の奥に響いた。ツムギは小さく息をついて、糸の先へ答える。
――大丈夫。そのまま、信じて。
三人の動きが、変わった。
ミスラの一撃を、シャオが紙一重でかわす。マリーの力がそこへ重なり、避けきれない一撃はカブトが受け止め、跡形もなく消し去る。三人の息が、ひとつの糸でつながれたように合っていく。初めて、ミスラの顔から余裕の色がわずかに消えた。
けれど、ミスラの目の奥に灯ったのは、怯えではなかった。
「……ふうん。そういうこと」
ミスラは自分の体を見下ろし、つまらなそうに息をついた。
「この体、けっこう気に入ってたんだけどな。まあいいや。替えなら、そこにあるし」
その視線が、ねっとりとマリーをなぞる。
次の瞬間、ミスラの体が内側から軋んだ。
白い肌に亀裂が走り、そこから人のものではない何かがせり出してくる。華奢な女の輪郭が見る間に崩れ、膨れ上がり、異形の姿へと組み変わっていく。これまでまとっていた人の形は、ただの器にすぎなかったのだと、ツムギは悟った。
シャオが読めないと言った、あの心の正体。それが今、目の前に立っていた。
圧が、先ほどまでとは比べものにならない。廊下の空気そのものが、分解されて軋んでいるような錯覚さえ覚える。
そして、その異形の目が、まっすぐにツムギを捉えた。
「動きがよくなったのは、キミのせいだね。潜入者さん」
糸の出どころを、見抜かれた。
異形の腕が、ツムギへと伸びる。壁ごと、床ごと、パズルのように分解しながら迫ってくる。壁に背を預けたままのツムギに、それをかわす力は残っていなかった。
その前に、カブトが立ちはだかった。
迫る腕を、カブトが真正面から受け止める。分解の力が、カブトの前で跡形もなく掻き消えた。
「こっちは俺が引き受ける! あんたはそれに集中しろ!」
異形と化したミスラの手数は、先ほどまでとは比べものにならなかった。いくつにも分かたれた腕が、ツムギを、シャオを、マリーを、同時に狙う。床が分解され、壁がほどけ、逃げ場そのものが削り取られていく。
カブトはツムギの前から一歩も動かず、迫るものをひとつ残らず受け止め、消していく。シャオとマリーは、糸を伝って届く脅威の軌跡だけを頼りに、紙一重でその嵐をすり抜けていく。
ツムギの糸がなければ、とっくに勝負は決まっていた。誰もがそれを分かっていた。
ツムギは震える指先で、糸を必死につなぎ続ける。
けれど、それも長くは続かなかった。
糸が、ぷつりと切れた。
限界を超えた糸が、ツムギの指先で弾け飛ぶ。三人のもとへ流れていた脅威の軌跡が、一瞬、途絶えた。
その一瞬を、ミスラは見逃さなかった。
分かたれた腕の一本が、カブトの視界の外側から、弧を描いて回り込む。カブトが気づいて身を翻す。けれど、声を上げるより、手を伸ばすより早く――
異形の腕が、ツムギの腹を貫いた。
熱い、と思った。痛みはあとから来た。壁に縫い止められたまま、ツムギは自分の体を見下ろした。腹から突き出た異形の腕が、ゆっくりと引き抜かれていく。支えを失った体が、壁を伝って崩れ落ちた。
「ツムギ姉!」
マリーの声が遠く聞こえた。
床に広がっていく赤い色を、ツムギはぼんやりと見つめていた。
***
冷たい床の感触だけが、やけにはっきりしていた。
腹の傷から、熱が流れ出していく。指先が冷えていく。遠くで、誰かが叫んでいる。マリーの声。シャオの声。カブトの声。それらがみんな、水の底から聞こえるようにくぐもっていた。
ここで、終わるのかもしれない。
ぼんやりとそう思ったとき、瞼の裏に、朝の台所が浮かんだ。焦げかけた卵焼きの匂い。牛乳をこぼして泣きそうになるマリー。定規で測ったように箸を並べるシャオ。ツムギ姉、と呼ぶ声。
十年前、自分はあの光景から逃げた。あの子たちを守るつもりで、あの子たちの前から姿を消した。
今度は、逃げない。
ツムギは、空っぽの体の底から、最後のひとしずくをかき集めた。脳の奥が焼けつき、視界の端が黒く欠けていく。それでも、震える指先に、三本の針が生まれた。
針が、三人の肩に留まる。
途切れていた糸が、再びつながった。
――まだ、いける。
声にはならなかった。けれど、その思いは糸を伝って、三人の胸に届いた。
「……しぶといね、キミたち」
ミスラの声から、あの涼しげな響きは消えていた。苛立ちを隠そうともせず、異形の体の中心に、これまでとは比べものにならない気配が凝っていく。廊下も、壁も、ここにいる全員も、まとめてばらばらに分解するつもりなのだ。
糸の向こうで、カブトの目に、その脅威がはっきりと映った。
――俺に合わせて、道を作ってくれ!
カブトの思いが糸を走る。
これまで攻め続けていたシャオとマリーが、同時に踏みとどまった。マリーが両手をかざすと、崩れた壁や床の残骸が宙に浮き上がり、幾重にも重なって盾となる。放たれた分解の奔流が、その盾に叩きつけられた。瓦礫の壁がパズルのようにほどけていく。そのほどけた端から、マリーは次の瓦礫を重ねていく。盾の隙間を縫って迫る腕は、シャオが拳で弾き、軌道を逸らす。
その間を、カブトが走った。
これまでツムギを庇い、受け止め、消し去ってきた、無数の脅威。そのすべてを、カブトは今、手元に抱えている。
「喰らいやがれ!」
異形の懐へ飛び込んだカブトが、溜め込んだすべてを、至近距離からまとめて叩き込んだ。
ミスラ自身の分解の力が、ミスラの体を分解していく。異形の体がきしみ、パズルのピースのようにばらばらにほどけ、崩れ落ちていく。これまで幾多のものを分解してきたその力に、自分自身が呑み込まれていくように。
やったか、と誰もが思った。
けれど、崩れ落ちたピースの山の上で、異形の頭だけが、なおも動いていた。その目が、四人を見据えている。
「嘘だろ!?」
カブトが叫ぶ。体のほとんどを失いながら、残された頭からなおも冷たい気配が立ち上ってくる。ミスラはまだ終わっていなかった。
ツムギは最後の糸に、カブトの目に映る脅威を乗せた。残された頭の奥、なおも気配が凝っていくその一点が、糸を通してマリーの目に映る。
マリーのテレキネシスが、崩れた廊下の鉄骨を一本の槍のように束ね上げた。
四人がつないだ一撃が、残された頭を、まっすぐに貫いた。
ミスラの目が、大きく見開かれた。何かを言おうとして、唇が動く。けれど、言葉にはならなかった。
貫かれた頭が、最後のひとかけらのようにほどけ、崩れ落ちていった。
音が、消えた。
崩れた廊下に、ミスラだったものの欠片が散らばっている。それも見る間に色を失い、舞い上がる土埃に紛れて消えていった。誰も、すぐには動けなかった。
ツムギの指先から、最後の糸がほどけて消えた。
マリーが振り返る。その顔が、涙でくしゃくしゃに歪んでいた。
「ツムギ姉!」
駆け寄ってくる足音を聞きながら、ツムギの意識は、ゆっくりと遠のいていった。
***
同じころ、地上。
凍てついた空の彼方から、巨大な何かが地球へと迫っていた。クァトネヴァス。この星そのものを呑み込もうとする、途方もない脅威。
その前に、二つの影が立ちはだかる。天戯弥勒と、グラナ。
二人の力がぶつかり合い、迫りくるものを、真正面からはじき返していく。空が裂け、大地が震え、世界の命運を分ける戦いが、そこで繰り広げられていた。
その遥か下、崩れた建物の奥で、ひとつの戦いが終わったことを、地上の誰も知らない。
Q.ミスラ弱くない?
A.未来ミスラはあんま強くない。
ヴィーゴに完勝していたものの、ミロクにこんにちはしたら、お互い半殺し(物理)していた。つまり弥勒とほぼ同じくらいの強さ。そこにグラナのアンブッシュ一発で退場している情けない姿をさらしている。
現代編では万全だからラスボスとラスボス(主人公)の2人で倒したけど、未来編では体がボロボロでパワーが落ちているという解釈。
なので4人がかり、カブトのメナス共有とかいうチートならありえるという判断です。
ちな原作でカブトは「戦っちゃいけない」とは言っていたが、男前のカブトさんが仲間置いて逃げるわけないので、そこの解釈違いとかはないです。