戦火の汚泥   作:外道山賊

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イフルート

別名ダークネスエンド(草案)




救いはないです。
それでも良ければどうぞ

本日2話目です。


異章 闇に沈むべし

「そういえば、ガーネフ殿は分身体を行使できるとか。」

 

「⋯出来ぬとは言わぬが。

良く知っているな。」 

 

 

ある日、ゲレタはガーネフに問い掛ける。

 

ゲレタには妙な(原作)知識があり、その中にあるものがあった。

 

 

 

 

第一部のテーベでの戦い。

 

 

そのマップにはファルシオンを持ち、闇魔法マフーを行使するガーネフ本体。

遠距離魔法メティオを使い、拠点を守るガーネフ。高威力の雷魔法トロンを使うガーネフ、広域回復魔法リザーブを使うガーネフがそれぞれ2体。

 

 

強さこそ終盤に近く、2章前のグルニアで育成出来るから脅威とは言えぬものの

その分身体の強さ、もとい鬱陶しさは間違いない。

 

 

特に敵ユニットを中途半端に削った状態でリザーブ連発は控え目に言って殺意すら湧きかねないだろう。 

 

 

何より着目すべきはガーネフ本体が倒されてなお、残るメティオ装備のガーネフの存在だ。

 

 

 

つまり、ガーネフの分身体はそれぞれ独立した存在であり、様々な武器や杖を使える事からある程度の思考が出来ると推察される。

 

 

 

 

 

 

「正直な話として、ガトー(老人)の評価などどうでも良い程に優秀だと思うのだが?」

 

「⋯そう言われると中々に照れるものよな。」

 

ゲレタの言葉にガーネフは苦笑いした。

 

 

 

----

 

 

 

 

「と言うか、仮にも魔法の師であると言うのにガトーのアレはないわ。」

 

ゲレタは嫌悪感を露わにする。

 

「テメェの弟子同士が殺し合いして、それを放置。

マルス王子に全部やらせるとか、アンリと同じだろうがよ。」

 

アリティアをおこした勇者アンリ。

しかし事実を知る者からすれば、ガトーに体よく利用された青年に過ぎない。

 

 

「しかもアンリとアルテミスが結ばれなかったからと『アルテミスのさだめ』だぁ?

盗っ人の証でしかないファイアーエムブレムに何をくだらねぇ汚名まで着せやがるやら。」

 

 

 

アンリとアルテミスの恋についてはまだ擁護する所はあろう。

だが、カミュとニーナのそれは全く違う。

 

 

カミュはニーナと共にいる選択も出来た。

グルニア騎士としての己を捨てれば

 

しかし、それをせず多くのグルニア騎士や兵を死地に追いやり

本国グルニアにまで攻め寄せられて、それでもなおメリクルをマルスに送りつける。

 

 

 

利敵であり、売国でしかない。

未来の事としてそれは批判するに値せずとも、ニーナを匿いそれを隠蔽。

ドルーアの親衛隊(なんぞそれ?)とやらをマケドニアのミネルバ等と蹴散らし、オレルアンに向かわせた。

 

 

 

この事実だけでグルニアを焼き払うに足る理由となるのだが、それすら分からぬらしい。

 

 

 

「グルニア王ルイも憐れな事だ。

国を、民を守る為に我等に付く事としたと言うのにそれすら解らぬとは。」

 

「⋯滅ぼすか。」

 

ゲレタの言葉にガーネフは問う。

 

 

 

「グルニアは騎士の国らしい。

ならば国祖オードウィンに恥じぬ行動を求めるだけよ。」

 

 

ゲレタは口元を邪悪につり上げた。

 

 

 

 

----

 

 

 

 

 

「というわけで、何か弁明はおありかな?

黒騎士カミュ。」

 

ゲレタはガーネフに付けられた魔道士と共にグルニアに赴いていた。

 

 

国王ルイや文官達。ロレンスなども集めた場でゲレタは詳らかにニーナ生存についての話をした。

 

 

「どうやらお有りではないご様子。

⋯まぁ宜しい。

グルニア王よ、残念な事ではありますがグルニアは早晩滅びる事を覚悟されよ。

私はこの者を殺そうとするならばお好きにどうぞ?」

 

ゲレタは嗤う。

 

「⋯⋯どうにか、ならぬのか?」

 

「なりませんな。

我等は貴方方の言うところのアカネイアの王族。

⋯⋯その忌まわしき一族を根絶やしにすればそれで終わらせて良かった。

アカネイア王国軍はそれを邪魔したから潰したに過ぎぬ。

我々にとって最優先目標を邪魔されたのです。

であれば、今後轡を並べて戦う理由もない。」

 

ルイの言葉を拒絶し

 

「そちらの保管しているグラディウスやメリクルを使っても構いませんよ?

その代償としてメディウス自ら動くと思いますが、ね?」

 

 

邪悪に嗤う。

 

 

 

 

 

 

 

 

「それと騎士としての名誉ある死など期待されるなよ。

貴殿は既に祖国を滅ぼす引き金をひいたのだからな、黒騎士殿?」

 

 

 

 

----

 

 

 

 

 

 

「大した抵抗も無かったと聞くが。」

 

「カミュに盲従している者もいますが、親しい者を喪った者もおりましょうよ。

それがカミュの軽挙妄動により出たものとなれば。」

 

紅く染まるグルニアを遠望しながら、ガーネフとゲレタは話す。

 

 

 

 

カミュはグルニア騎士により城内で殺された。

 

ゲレタは敢えて、カミュの行状をグルニア城内に触れ回る事はしていない。

だが、人の口に戸は立てられぬもの。

 

 

まして国の存亡に関わる事となれば尚更。

 

 

 

おおかた親しい者を喪いながら、それでも国の為と

亡くした者の為と感情を押し殺していたのだろう。

 

 

 

その合理性と非合理性を併せ持つのが人という生き物なのだから。

 

 

 

「さて、もう一つ片付けねばならないな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルス王子率いるアリティア軍はパレスを解放した。

 

しかし、その直後ドルーア軍が大挙来襲。

 

 

パレス内での戦闘で消耗したマルス達も必死に抵抗したものの

 

 

 

「なら、そのパレスと共に死ぬと良い。」

 

ドルーアのマムクートによる高高度からの巨岩の投下。

それによりマルス達は壊滅的な被害を受け、残敵掃討により全員殺害された。

 

 

更にマケドニアに対して、騎士パオラと騎士カチュアの引き渡しを要求。

 

 

 

テーベに身を隠していたガトーはモーゼス率いる部隊が強襲。

ガトーとエリスを屍に変えた。

 

 

 

 

しかしドルーアはそれ以上何をするでもなく、引き上げた。

用は済んだのだから。




グルニアでカミュにチキが殺されそうになったのでリンダでしばきました。

カミュが強いのではなく、間接攻撃の出来るグラディウスが強いだけでは?
と思う次第。
 




一応強化型リンダのステを載せておきます


HP44 力20 技20 速さ20 幸運20 武器レベル20 守備18 魔防12
レベルカンスト済み(闘技場ライブ)
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