GTO〜もし過去に戻れたら〜   作:死徒

18 / 20

朋子編です。


第十七話〜

 

数日後の放課後。

 

三年四組の教室は、まだ完全には片付いていなかった。

 

窓の外は四月の終わりの、少し湿った風が吹いている。

 

蛍光灯の光が、わずかに黄色く傾いていた。

 

菊地は静かに自分の机を片付け、吉川はノートを閉じながら小さく息を吐いた。

 

村井は机に肘をつき、ぼんやりと黒板を見ている。

 

その後ろで藤吉と草野が低い声で話していたが、以前のような尖った空気はもうない。

 

「……村井、お前最近マジで丸くなったよな」

 

藤吉が言った。

 

「うるせえ。ただ、変なことしなくなっただけだ」

 

村井がぶっきらぼうに返す。

 

草野が小さく肩をすくめた。

 

「まあ、鬼塚と神崎が本気で付き合ってるって話聞いたら、さすがに俺らも変なことできねえよ。バレたら面倒くせえし」

 

村井が、小さく舌打ちした。

 

「……教師と生徒が付き合ってどうなんだとは思うけどな。でも、少なくともあいつは母さんを狙ってるわけじゃねえ。それだけは、改めて分かった」

 

「……お前、結局鬼塚のこと信頼してんだろ」

 

藤吉が言うと、村井は顔をしかめた。

 

「うるせえ。信頼してねえよ。ただ……あいつが本気で女を好きになったって顔は、嘘じゃねえって思っただけだ」

 

その時、教室の扉が開いた。

 

一度教室から出ていた麗美が入ってくる。

 

後ろからみやびと、少し遅れ気味の朋子が続いた。

 

朋子はいつものように鞄を両手で抱え、少しおどおどした様子で中に入る。

 

教室の中には、鬼塚側の生徒たちしかいない。

 

麗美は迷わず鬼塚のそばまで歩み寄ると、自然にその腕に自分の腕を絡ませ、さらに体を寄せた。

 

「……お待たせ、ダーリン」

 

声に、以前よりもあからさまな甘さが混じっている。

 

仮の恋人の時よりも、距離が近い。

 

鬼塚は一瞬だけ肩をすくめたが、腕を振り払うことはしなかった。

 

むしろ、麗美の腰に軽く手を回して、低く言う。

 

「……おう。遅えぞ、麗美」

 

「ふふ、ごめん、寂しかった?」

 

「さ、寂しくなんてねえよ…」

 

「えー…あたしは英吉とちょっとでも離れていただけでも寂しかったんだけどなー…」

 

「っ!?……すいません、俺もほんとはめちゃくちゃ寂しかったです…」

 

「だよね。 やっぱりあたし達似た者同士なんだ」

 

麗美はそう言うと、誰も教室に来る気配が無いことを察し、鬼塚に抱きつく。

 

「人前でやめろよ麗美」と言いながら満更でもない表情をする鬼塚。

 

みやびが、その様子を見て小さく息を吐いた。

 

「……仮の恋人の時より、さらに酷くなってるわね」

 

「本当だね。もう隠す気ないみたい」

 

吉川が、少し呆れたように言った。

 

菊地が、静かに続ける。

 

「……まあ、本人たちが本気なら、それでいいんじゃないか」

 

朋子が、二人を見つめて目をキラキラと輝かせた。

 

「……鬼塚先生と麗美ちゃん、すごく幸せそう……。私も、あんな恋人欲しいな……」

 

その純粋な声に、みやびが少しだけ微笑む。

 

「朋子は相変わらずね」

 

麗美は、鬼塚に抱きついたまま、朋子の方を向いた。

 

「……でも朋子、あなた最近また『私なんて』って言い出してるわよね。小学校の頃からそうだったけど」

 

朋子が、小さく首を縮める。

 

「……べ、別に……私なんて、どうせ何やってもダメだし……」

 

その時、みやびが鞄の中から一枚の紙を取り出した。

 

「……朋子」

 

「……え?」

 

「これ、見て」

 

みやびが差し出したのは、アイドルオーディションの案内だった。

 

朋子が、小さく目を見開く。

 

「……これ……」

 

「本当は、出てみたいんでしょ?」

 

みやびが、静かに言った。

 

「……だ、だって……私なんて……」

 

「私なんて、じゃないわよ。あなた、昔から人形遊びが上手かったじゃない。砂場で一人でやってるのを、私だって見てた。あの表現力は、アイドルならむしろ強みになるわよ。顔立ちも可愛いし、スタイルも良い……あなたに合ってると思う」

 

朋子が、案内の紙を見つめながら、小さく唇を噛んだ。

 

麗美が、静かに続ける。

 

「昔からそうよね。みやびが間に入ってくれたから、三人で遊べるようになったけど、朋子は自分から自分を下げがちだった」

 

みやびが、少し視線を落とす。

 

「……そうね。麗美が一人でいるのが多かったから、私が声をかけたのがきっかけで。その後に朋子も一緒に遊ぶようになって……三人でよく公園とかで遊んでた」

 

朋子が、小さく頷いた。

 

「……みやびちゃんが、いじめられてた私を助けてくれて……麗美ちゃんとも、その時から仲良くしてもらって……」

 

麗美が、鬼塚の腕に頬を寄せながら続ける。

 

「でも、藤森の一件があった後、あたし達は疎遠になった。みやびとは特に。朋子とは、細々とだけど、まだ話はしてたけどね」

 

みやびが、小さく息を吐く。

 

「……私のせいでもある。あの頃の私は、朋子を利用しようとしたこともあった。でも、今は違う」

 

鬼塚が、麗美を軽く引き剥がすようにして、朋子の方を向いた。

 

満更でもない様子で、しかし声は低い。

 

「……野村。お前、また自分を下げてるのか」

 

「……だって……」

 

「だってじゃねえ。お前、昔から人形遊びが上手かったって話は聞いてる。あの集中力は普通じゃねえ。それを、ちゃんと人前でやれ」

 

朋子が、慌てて首を振る。

 

「む、無理です……私なんて、歌もダンスも全然ダメだし……緊張したら、名前も言えなくなるし……」

 

みやびが、静かに言った。

 

「朋子。私も出てあげる」

 

「……え?」

 

「オーディションに、私も出る。でも、私は合格したくない。朋子が目立つように、私が後ろにいてあげる。ただそれだけよ」

 

麗美が、鬼塚の腕に寄りかかりながら、みやびを見た。

 

「……本気?」

 

「本気よ。昔、朋子を利用した私の償いでもあるし。それに、今の私は朋子の親友だから……小学校の頃みたいに、また三人で一緒にいたい。朋子が輝くなら、私は舞台の端でいい」

 

朋子が、目を潤ませた。

 

「……みやびちゃん……麗美ちゃん……」

 

村井が、ぼそっと言った。

 

「……お前、本当に変わったな。昔のお前なら、絶対に『私が一番』って言ってた」

 

みやびが、小さく息を吐いた。

 

「……うっさいわね村井。 というか、昔の私って言うなら、今の方が昔からの本当の私よ。担任潰しとかやってた頃は、ただ歪んでただけだから」

 

朋子が、小さくみやびを見ている。

 

麗美が、鬼塚の腕に自分の体をさらに寄せながら、甘く言った。

 

「英吉。朋子を出すなら、あたしたちも手伝う。みやびがサポートするなら、なおさら。小学校の頃みたいに、三人でやれるなら」

 

鬼塚は、麗美の頭を軽く撫でるようにして、低く返す。

 

「……ああ。頼む」

 

藤吉が、少し興味深そうに言った。

 

「……アイドルオーディションか。面白そうだな。俺らも、なんか手伝っていいのか?」

 

草野が頷く。

 

「ああ。村井が本気で『変なことしねえ』って言ってるなら、俺らも従うよ。それに……鬼塚と神崎がこんなにベタベタしてるの見たら、さすがに変なことできねえし」

 

鬼塚が、麗美を軽く押しのけるようにして、彼女の頭を撫でながら、小さく笑った。

 

「……お前ら、意外と素直だな」

 

「素直じゃねえよ。ただ、面倒くさいのが嫌なだけだ」

 

村井が言う。

 

その口調は荒いが、目はどこか信頼を含んでいた。

 

朋子が、小さく、しかしはっきりと言った。

 

「……やってみます。みやびちゃんと麗美ちゃんが、いてくれるなら……」

 

みやびが、朋子の肩に手を置いた。

 

「……大丈夫。私がいる」

 

麗美が、鬼塚の腕に再び寄りかかりながら、静かに微笑んだ。

 

「……よし。じゃあ、決まりね。ダーリン、あなたはプロデューサー役。あたし達は、サポート。朋子、みんなが手を貸すから安心しなさい」

 

「う、うん…麗美ちゃん、ありがとう…」

 

鬼塚は、深く息を吐いた。

 

再び麗美の腰に軽く手を回す。

 

「……ああ。やってみるか」

 

教室の空気が、少しだけ温かくなった。

 

窓の外の風が、四月の終わりの匂いを運んでくる。

 

朋子のオーディションは、三日後。

 

ー

ー

ー

 

翌日の放課後。

 

プレハブ小屋の中は、少しだけ狭く感じられた。

 

朋子が人形を両手に持って、何度も同じ台詞を繰り返している。

 

みやびがその横で静かに座り、時折「そこはもう少しゆっくりでいい」と声をかける。

 

麗美はソファの端に座り、鬼塚の隣にぴったりと寄りかかっていた。

 

人形の練習が一段落したあと、朋子が小さく息を吐いた。

 

「……やっぱり、私なんて……」

 

その声は、さっきまでよりも少しだけ弱っていた。

 

鬼塚が、腕を組んだまま彼女を見た。

 

「……お前、なんでそんなに自分を下げるんだ」

 

朋子が、視線を落とす。

 

「……だって……何やってもダメだし……トロいし……」

 

「トロいのは、お前の性格じゃねえ。ただ、自分で自分を止めてるだけだ」

 

鬼塚が、少しだけ声を落として続けた。

 

「……俺は、お前が自分で『ダメだ』って言ってる姿を見てるのが、一番嫌なんだよ。お前が本気でやろうとした時の顔は、ちゃんと見てるからな」

 

朋子が、小さく顔を上げる。

 

「……先生……」

 

「お前が昔、砂場で人形を動かしてた時の話、麗美から聞いた。あの集中してる時の目は、普通じゃねえってな。お前自身は気づいてねえだけだ」

 

麗美が、隣で静かに頷いた。

 

「……英吉の言う通りよ。朋子は、自分で自分を低く見すぎてるだけ」

 

みやびも、小さく続ける。

 

「……私も、昔から思ってた。朋子が本気で何かに向き合ってる時の顔は、綺麗だって」

 

朋子の目が、わずかに潤んだ。

 

「……私……本当に……?」

 

「ああ。本当だ」

 

鬼塚が、はっきりと言った。

 

「お前が『私なんて』って言うたびに、お前自身が自分を小さくしてる。それはやめろ。少なくとも、俺の前ではやめろ」

 

朋子は、しばらく黙っていた。

 

やがて、小さく、しかしはっきりと頷いた。

 

「……わかりました。やってみます」

 

その声は、さっきまでよりも少しだけ強かった。

 

鬼塚は、小さく息を吐いた。

 

「……ああ。それでいい」

 

麗美が、鬼塚の手を繋ぎながら、静かに微笑んだ。

 

「……英吉、意外とちゃんと見てるのね」

 

「うるせえ」

 

鬼塚がぶっきらぼうに返すと、朋子が小さく笑った。

 

その笑みは、いつものおどおどしたものではなく、少しだけ安心したようなものだった。

 

その後、人形の練習が再び始まる。

 

しばらくして、麗美がふと、静かに口を開いた。

 

「……みやび。あなた、さっき『償い』って言ってたけど」

 

みやびが、少し視線を落とす。

 

「……ええ」

 

「藤森の一件の後、あたしは授業テロを始めて、不登校気味になった。あなたは、その頃から教師潰しを本格的に始めたわよね」

 

みやびが、小さく息を吐いた。

 

「……そうね。麗美が学校に来なくなって、私は……あの頃の私は、ただ誰かを傷つけたいだけだった。麗美を傷つけた大人が憎くて、許せなくて。教師を潰すことで、自分を守ってるつもりだったし、少しでも仕返しができてる気がした」

 

朋子が、人形を握ったまま、静かに二人を見ている。

 

麗美が、鬼塚の手を繋ぎながら続けた。

 

「でも、あたしは英吉に救ってもらった。この人が本気で向き合ってくれたから、あたしは一人にならずに済んだ」

 

みやびが、静かに頷く。

 

「……私も、麗美と英吉に救ってもらった。麗美が進級初日から学校に来て、私が秘密を暴露したあとも、拒絶もせず、見捨てもせず、受け入れてくれて、また親友になってくれた。それに、鬼塚が本気で私に向き合ってくれたから、私はようやく、朋子や他の生徒を利用するのをやめられた。ただの親友として、隣にいられるようになった」

 

朋子が、小さく言った。

 

「……みやびちゃん……麗美ちゃん……」

 

鬼塚は、何も言わなかった。ただ、麗美の腰に手を回したまま、静かに二人を見ていた。

 

村井が、小さく息を吐く。

 

「……お前ら、色々あったんだな」

 

「ええ」

 

麗美が答える。

 

「でも、今はもう、昔のあたし達じゃない」

 

みやびが、朋子の肩に手を置いた。

 

「……だから、朋子。あなたは大丈夫。私たちは、もう昔の私たちじゃないから」

 

朋子が、小さく頷いた。

 

人形の練習が、再び静かに始まる。

 

そして…遂にオーディションの日を迎える。

 

ー

ー

ー

 

オーディション当日。

 

会場は吉祥寺の小さなホールだった。

 

エントリーした女子たちは、緊張した面持ちで控室に集まっている。

 

朋子はその隅で、小さくなって座っていた。

 

隣にはみやびが座り、静かに彼女の手を握っている。

 

「……大丈夫よ、朋子。あなたはあなたのままでいい」

 

「……でも、私……歌もダンスも、全然……」

 

「大丈夫。私も出るんだから。 あなたは、あなたが一番上手いことをやればいい」

 

控室の外では、私服姿の鬼塚が腕を組んで立っていた。

 

皆も私服姿であり、麗美がその腕に寄りかかり、吉川と菊地、村井、藤吉、草野が少し離れた場所で待っている。

 

「……緊張してるみたいね」

 

麗美が低く言う。

 

「当たり前だ。あいつは人前が苦手なんだから」

 

鬼塚が答える。

 

村井が、小さく言った。

 

「……お前、本当にプロデューサー気取るのかよ」

 

「気取るんじゃねえ。本気でやるだけだ」

 

順番が来た。

 

みやびが先にステージに上がる。

 

歌とダンスはそつなくこなしたが、どこか力が抜けていた。

 

審査員の視線は、彼女の美貌に集まったが、みやび自身は明らかに「自分は目立ちたくない」という態度を取っていた。

 

審査員の一人が「もっとアピールを」と促しても、みやびは小さく首を振っただけだった。

 

次が朋子だった。

 

マイクの前に立つと、彼女の声は震えた。

 

「の、野村……朋子です……」

 

歌は途中で音を外し、ダンスはぎこちなかった。

 

会場がざわつく。

 

その時、鬼塚が控室の入り口から小さく声をかけた。

 

「……野村! お前が一番上手いことやれ! 人形だ!」

 

朋子は一瞬、目を見開いた。

 

そして、持参していた小さな人形を取り出す。

 

砂場で一人で遊んでいた時と同じように、彼女は人形を両手に持ち、静かに語り始めた。

 

「……この子はね、ずっと一人でいたの。誰も遊んでくれなくて、毎日砂場で一人で……でも、ある日、みやびちゃんが声をかけてくれて……麗美ちゃんも、一緒に遊んでくれるようになって……三人で、公園でよく遊んだの。みやびちゃんが、私をいじめから助けてくれて……麗美ちゃんは、いつも静かに隣にいてくれた……」

 

その声は、いつもの遅いものではなく、どこか澄んでいた。

 

人形を動かしながら、朋子は自分の過去を、ただの物語として語る。

 

審査員たちが、徐々に静かになった。

 

みやびがステージの端で、小さく微笑んでいる。

 

 

最終的に、朋子は特別審査員賞を受賞した。

 

歌やダンスでは目立たなかったが、「一人芝居の才能」と「素直な表現力」が評価されたのだ。

 

控室に戻った朋子は、涙を流していた。

 

「……私……できた……?」

 

みやびが、彼女を抱きしめる。

 

「できたわよ。あなたが、一番上手かった」

 

麗美が、鬼塚の腕に寄りかかりながら、静かに言った。

 

「……良かったわね、朋子」

 

朋子が、二人を見て目を輝かせる。

 

「……麗美ちゃん、みやびちゃん……ありがとう。鬼塚先生もみんなも……」

鬼塚は、小さく鼻をすすった。

 

「……お前が頑張っただけだ」

 

村井が、ぼそっと言った。

 

「……意外とやるじゃねえか、野村」

 

藤吉と草野と菊地が、小さく拍手する。

 

吉川が、静かに微笑んだ。

 

「……野村さん、本当に良かった」

 

朋子は、涙を拭いながら言った。

 

「……私も、いつか……あんな風に、誰かと……」

 

その視線の先には、鬼塚と麗美がいた。

 

麗美が、小さく笑う。

 

「……頑張んなさい。あなたなら、きっとできるわ」

 

鬼塚は、麗美の腰に手を回したまま、低く言った。

 

「……ああ。お前なら、できる」

 

朋子の、アイドルへの小さな一歩が、確かに踏み出された日だった。

 

ー

ー

ー

 

会場を出たあと。

 

みやび達は二人に気を遣い、別で帰り、鬼塚と麗美は二人で並んで歩いていると、後ろから小さな声がかかった。

 

「……鬼塚先生。神崎さん」

 

振り返ると、上原杏子が立っていた。

 

少しだけ、いつもの元気な様子が消えている。

 

「……どうした、上原?」

 

鬼塚が言うと、杏子は小さく唇を噛んだ。

 

「……ちょっと……相談があるんだけど……」

 

麗美が、静かに杏子を見た。

 

一人の少女の相談が始まる。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。