大門編第五話です。
すべての工作を完璧に逆流され、更に「吉川を偽造写真で脅そうとした現場を杏子がボイスレコーダーで録音し、杏子の母親が杏子との通話で直接その内容を聞いた」という事実によって、精神的に極限まで追い詰められた大門はマスコミを巻き込んで「暴力教師・鬼塚英吉の教え子淫行疑惑」と確定していない情報をハッタリとして、流し、鬼塚に強制処分を下そうと最後の総力戦を仕向けようとしていた。
しかし、大門のシステムが完全に崩壊していく中、皮肉にも彼女の「管理」から完全に逸脱した、最悪の工作員が暴走を始める。
常盤たちの離脱、度重なる裏工作失敗による崩壊、大半のメンバーが村井たちのスタンガン強襲や菊地と繭が引き連れた「悪童」たちの強襲などにより、ほぼ壊滅した「天使部隊」
その最後の一人であり、冷酷なるリーダー――渋谷翔(しぶや しょう)。
歪んだエリート意識に狂った彼は、自らのシステムの正当性を証明するため、大門の命令すら無視する形で暗躍する。
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常盤たちを仲間に引き入れ、大門の正面工作を杏子の母親の助力により、完全に封じた翌週。
教室の窓際で、麗美は静かにノートを閉じていた。
(……渋谷が、大門の手を離れて動いている)
自らも調べ、菊地から上がってきた最新の情報に麗美は確信する。
その一点に集約されていた。
天使部隊のリーダーだった渋谷は、裏で勝手に動いていたことがバレ、すでに大門から指揮権を実質的に剥奪され、切り捨てられ、それでも尚、少数の手駒だけを引き連れて独自に動いている。
その狙いは明白だった。
鬼塚の最大の弱点——神崎麗美(自分)を直接人質にすること。
麗美はオッドアイを細め、小さく息を吐く。
「……やっぱり、あたしが行くしかないわね」
二段構えで考えていた。
単身で相手を崩せるなら、それが最良。
崩せないなら、拘束されることを前提に動く。
拘束された状態で油断した相手の内側から拘束を外し、不意打ちで崩す。
どちらに転んでも、こちらに利がある形に整えておく。
そして、その計算すら上回る第三の構えが、外にいることは最初から分かっていた。
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放課後。
廃倉庫の周辺は、すでに薄暗くなり始めていた。
麗美は一人で、渋谷が居るであろう場所まで歩いていた。
龍二から教わった動きで身を低くし、複数の死角を確認しながら接近する。
一人ずつ、確実に無力化していく。
体力で勝つつもりは最初からない。
ただ、相手が「単身で来た少女」をどう扱うか、それを見極める必要があった。
倉庫の入り口に近づいた瞬間、見つかったらしく、複数の影が動いた。
「神崎麗美……!?」
「まさか、単身で来るとは……!」
囲まれる。
麗美は抵抗した。
最初の二人は崩せた。
しかし、いくら戦闘センスに恵まれ、常盤たちを瞬時に無力化出来る程の強さを持つ麗美といえど、体格差と人数の差は明白で、すぐに押さえ込まれ、両腕を後ろで固定される。
床に膝をつかせられ、そのまま縄で手足を拘束された麗美の前に、独断で引き入れたらしい不良達を後ろに連れた渋谷がしゃがみ込んだ。
「単身で来るとは……予想外だな。 手間が省けて助かるよ」
「……渋谷翔……やっぱり大門の手を離れて、独断で動いているのね」
「あの人に奪われたのは表向きの権限だけだ。中身は残っている」
渋谷は軽く笑った。
「お前が三年四組の生徒の中で鬼塚の最大の弱点だということは、大門さんも理解している。だが、あの人は慎重すぎて動けない。なら、あの人の正しさを証明するために僕が動くまでだ。お前を人質にすれば、鬼塚は勝手に自滅する」
麗美は静かに顔を上げた。
「……浅いわね」
「なに?」
「あたしを人質に取った時点で、あんたは勝ったことを前提にしている。でも、不測の事態に陥った時のことを何も考えてない。あたしを拘束しただけで満足して、中の配置を崩してる」
「何だと?……」
渋谷の眉が、わずかに動く。
麗美は肩の力を抜いた。
龍二から教わった関節の遊びを意識して、固定されている腕の角度を微かに調整する。
完全に外すにはまだ早い。
だが、外せる状態には近づいていた。
「……ハッ」
渋谷が鼻で笑った。
「拘束されている立場でよく言う。体力で劣る女のお前が、多対一で何ができる」
「体力で勝つつもりはないわ」
麗美は、静かに答えた。
「ただ、あんたが『あたしを人質に取った』と油断した瞬間に、外から鬼塚が来る。そのタイミングで、あたしが内側から動けばいいだけ」
「鬼塚が来る、だと? どうやって知らせるつもりだ、この状況で」
「知らせるまでもないわ。 だってもう……来ちゃってるから」
その言葉とほぼ同時に、倉庫の外で重低音が近づいてくるのが聞こえた。
次の瞬間、厳重に塞がれていた入り口の扉が突っ込んできたバイクによって壁際まで吹っ飛ばされる。
こんな無茶をする人物は一人しか居ない。
バイクから降りる一人の男。
「てめぇらァァァァァ!!!! 麗美に何しやがったァァァァ!!!!」
現れたのは勿論、鬼塚英吉だった。
普段の馬鹿丸出しの軽いノリは完全に消え、目が血走り、肩で息をしている。
途中まで案内をしてきたらしい常盤たちが後から追いかけてきたが、鬼塚は誰の制止も聞かず、驚異的な踏み込みを見せ、一直線に麗美のいる場所へと有り得ない速度で突っ込んできた。
「止まれ! この女は人質だ、動くな——」
言葉が終わる前に、鬼塚の拳が男の腹にめり込んだ。
壁に叩きつけられた男は、そのまま動かなくなる。
「あァ!? 人質だぁ……!? てめぇ、誰を人質にしてっか分かってんのか!? この野郎がァァァァ!!! 殺すぞコラァァァ!!!」
前線の部下たちの動きが、鬼塚の圧倒的剣幕により止まる。
「……えっ!?」
「身体が動かない……!?」
「あいつ……目が……!?」
一人が後ずさる。
それが連鎖する。
渋谷は、その光景を見ながら無意識に一歩下がった。
計算が狂っている。
彼の予想では鬼塚は「人質がいるから慎重に動く」はずだった。
だが、目の前の男には慎重などという言葉は存在せず、ただただ「最愛の彼女である麗美に手を出した相手を潰す」ことを優先している。
「……さ、下がれ!」
渋谷が低く命じる。
しかし、すでに遅い。
鬼塚が目にも留まらぬ速さで一人を投げ飛ばした勢いのまま、次の男の胸倉を掴んで憤怒の形相でバックドロップを叩き込み、床に叩きつけている。
常盤たちと、更に増援でやって来た繭率いる【悪童】たちが外から入ってきて、鬼塚の覇気に当てられ、戦意を失い、逃げようとした者を入り口付近で次々と押さえている。
その内側で、監視の目が無くなった麗美は拘束を完全に外した。
ゆっくりと立ち上がり、乱れた制服を軽く整える。
オッドアイを細め、口元に明らかな嘲笑を浮かべた。
「……あれー? 外れちゃったー」
周囲の空気が、一瞬凍る。
麗美は拘束具の残骸を足元で軽く蹴り、渋谷たちを見渡しながら、小さく首を傾げた。
「ダメね。もっときつく縛らなくっちゃ❤️ こうやって簡単に抜けられちゃうもの」
片目をウインクしながら言うその声は、甘く、しかし冷たい。
自然な足取りで、鬼塚の横に並ぶ。
「英吉、ありがとう。でも、もう少し遅く来てくれても良かったのに」
「てめぇが無茶すっからだ、馬鹿野郎……ケガしてねえか?」
「ふふ、この通り、かすり傷程度よ」
「か、かすり傷だァァ!!? 許さねぇ……ぶっ潰す!!!」
鬼塚は怒りに震え、低く唸るが、視線は完全に渋谷を捉えていた。
渋谷は鬼塚の怒りの覇気に歯を食いしばる。
「くっ……神崎麗美……」
「なに? まだ何かするつもり?」
麗美は小さく笑った。
「あたしを人質にした時点で、あんたの負けよ。英吉が来る前に、内側から崩すつもりだったけど……まさか、ここまで早く来てくれるとは思わなかった。ちょっと計算外だったわ……嬉しいけど」
彼女は鬼塚の方をちらりと見て、すぐに視線を渋谷に戻す。
「でも、結果オーライね。あんたたちの配置はもうバラバラ。常盤たちと繭たちも外を完全に固めてる。今さら逃げても、無駄よ」
「っ!? 神崎麗美……! 君さえ消えれば、鬼塚も無力化され、大門さんのシステムは完璧なままだったんだ……! 君の存在が全てを狂わせたんだよ!!」
渋谷は追い詰められ、爪を噛みながら狂乱し、懐から取り出したナイフを握りしめる。
それと同時に、奥で控えていた鉄パイプやナイフを持った数十人の不良達が姿を現す。
「今からでもまだ巻き返せる!……だから……死んじまえよお前らぁ!!」
「……麗美、退がってろ」
「嫌よ」
「はぁ!!?」
「なんで退がる必要があんのよ? あの程度のやつら……あんたと二人なら楽勝でしょ?」
「で、でもな……」
「あたしを大切だって気遣ってくれるあんたの優しさは嬉しいわ。 でも、前にも言ったでしょ? 舐めないでって。 あたしはもうあんたに守られるだけの女じゃない……あんたと一緒に戦わせてよ英吉」
「……ったく……分かったよ……お前がそういう顔する時は絶対に俺の言うこと聞かねぇからな……行くぜ麗美!」
「ええ、背中は預けたわよ、英吉!」
「やっちまえぇぇ!!」
渋谷の金切声のような号令とともに、男たちが一斉に襲いかかる。
だが、そこから始まったのは、圧倒的な「蹂躙」だった。
鬼塚が隣に居ることで、フィジカルも体調も完璧な麗美の動きは、先程までとは別人のように、龍二の喧嘩術を120%体現していた。
相手の関節の可動域と体重移動を1ミリ単位で先読みし、エグいタイミングで急所をブチ抜く洗練された喧嘩殺法。
そこに、大切な彼女の麗美が居ることで更にブーストされた鬼塚の人間離れした圧倒的な馬力と一撃必殺の拳が重なる。
二人は完全に背中を預け合い、一切の死角を排した鉄壁のコンビネーションで、襲いかかる不良どもを次々と廃倉庫のコンクリートへと叩きつけていった。
ドガッ! バキィィッ!!
「がはっ!? な、なんだこの女……中坊のくせに、拳が硬すぎる……っ!」
「ぐふっ!?この男もなんなんだ……ほんとに人間なのか!? 速いし強すぎる……」
「英吉、右から3人、トルクを乗せて飛ばすわよ!」
「おうよ! ぶっ飛べえええ!! クソ野郎共がァァァ!!」
今の鬼塚はまさに、かつて湘南で龍二と背中を預け合っていたあの頃の熱量が、今、最愛の彼女という新たな相棒によって完全に上書きされ、昇華されていた。
全く隙の無い【新・鬼爆コンビ】の連携の前に、わずか数分で、廃倉庫にはうめき声を上げてほぼ全滅した不良どもの山が築かれていく。
しかし、周囲の仲間がやられてもなお、渋谷の瞳から狂気は消えなかった。
「ハハハ! 暴力か! 結局はそれか鬼塚!! 大人が作った汚い社会に刃向かう手段が、そんな前時代的な力だなんて滑稽だよ!! だが、それも今は理解出来る!! 所詮この世は暴力が支配する世界なんだ!! 力こそ全て!! 力の無いやつらは……無様に這いつくばるしかないんだよ!!!」
渋谷は狂ったように笑いながら、手にしたナイフを凄まじい速度で振り回し、鬼塚へと突撃した。
規律と最適化を信奉していたエリートのプライドが完全に崩壊した彼は、自暴自棄な暴走へと身を投じていた。
シュバッ、と鋭い刃先が鬼塚の頬をかすめ、一筋の血が流れる。
「まずはお前から死ねよ鬼塚!! お前らさえいなければ、僕たちの正しさは証明されていたんだ!!」
突き出される刃撃。
だが、鬼塚はそのナイフを避けるどころか、あえて自らの左手のひらで刃をガチリと掴み取った。
肉が裂け、鮮血がボタボタとコンクリートに滴り落ちる。
「が、あ……!? なにを……っ!」
驚愕に目を見開く渋谷。
鬼塚はその痛みに眉一つ動かさず、凄まじい眼光で渋谷を睨みつけた。
「力こそ全てだァ!? おい、渋谷! テメェの言う『システム』だの『最適化』だのってのはよォ……そうやって傷つくのが怖くて、安全な殻に閉じこもるための言い訳じゃねえのかよ!?」
「黙れっ! 汚い大人たちに支配されないために、僕たちは完璧でなければならなかったんだ!! 大門さんの理想の為にも!!」
渋谷は掴まれたナイフを引き抜こうと狂ったように暴れ、自由な足で鬼塚の腹部へとがむしゃらな蹴りを何度も叩き込む。
ドカッ、バキッ、と鈍い音が響くが、鬼塚はその衝撃を肉体一つで耐え抜き、一歩も退かない。
「大門の為、大門の為ってさっきからてめぇの意思はねぇのか!? だったら、その大門の理想っつー完璧な殻の中で、お前は一回でも誰かと本気で笑い合えたのかよ!!」
「っ!? ぐっ、ぐぼっ………う、うるさい! うるさい! うるさい!!」
渋谷は苛立ちから嘔吐し、顔を涙と鼻水でくしゃくしゃにしながら、なおも拳を振り回して鬼塚の胸元を殴りつける。
だが、その攻撃はすでに格闘の技術ではなく、ただの迷子の子どものような、寂しさの裏返しのダダっ子のような暴走だった。
最後の不良を沈めた麗美が静かに歩み寄り、血を流する鬼塚の隣に並び立つ。
そのオッドアイの瞳には、かつて大人の闇に絶望していた自分自身の姿を重ね合わせるような、深い慈愛が宿っていた。
「もうやめなさい、渋谷。 あんたのその歪んだプライドも、突き詰めればただの『孤独の裏返し』のデータに過ぎないわ。……でもね、ここにはあんたを道具としてじゃなく、一人の人間として、血を流してまで真っ正面から受け止めてくれる大人がいる。……もう、そんな寂しい仮面に頼るのはやめなさい……大門だって、これ以上あんたを巻き込みたくないから切り捨てるような真似をしてまであんたを遠ざけようとしたんじゃないの? あんたを使い潰すつもりなら、最後まで利用しようとした筈。 それをせずに切り捨てたってことは……少なくともあんたを大切に思っているからそういう回りくどいことをしたんじゃない? 大門のことはあんたの方が良く分かってるでしょ?」
「あ……、あ……」
鬼塚の血の滲む手のひらの温もり、そして、麗美が放つ、静かだが確かな温もりを湛えた「呼びかけ」、更には麗美によって気付かされた大門の自身を想う気持ち。
自分たちの命を、身体を張ってぶつかってくる二人の圧倒的な熱量の前に、渋谷のナイフを握る力は完全に失われた。
「う……うああああああ!!!」
ナイフがカラリと床に落ちる音とともに、渋谷はその場に崩れ落ち、子供のように声を上げて激しく泣きじゃくった。
大人の汚さに絶望し、システムに縋り付くしかなかった彼が、初めて本当の心の痛みを吐き出した瞬間だった。
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渋谷が涙を流して改心した直後の廃倉庫。
興奮が冷めやらない静寂の中、鬼塚は「へっ……一件落着だな」と呟き、その場にどさりと腰を下ろした。
張り詰めていた緊張が解けた途端、渋谷から無防備で受けた打撲の痛みと、左手のひらの激痛が襲ってきたのだ。
「全く、相変わらず無茶苦茶するんだから。 いくらあの状況だからって、ナイフを素手で掴むなんて……」
麗美は呆れたようにため息を吐きながらも、そのオッドアイの瞳には、鬼塚への狂おしいほどの愛おしさと心配が満ち溢れていた。
彼女は懐から、常に携帯している少量の救急キットを手際よく取り出すと、鬼塚の前に跪き、彼の傷ついた左手をそっと両手で包み込んだ。
「痛むわよ。我慢しなさい」
麗美は消毒液を浸した綿を、鬼塚の裂けた手のひらに優しく、だけど確実に押し当てた。
「ぶ、ぶふぉっ! 痛ぇ痛ぇ痛ぇ!! 麗美、てめぇ優しくしろっての!」
「自業自得でしょ? あたしを心配させた罪、甘んじて受けなさい」
「お、俺だって……お前が居なくなって心配して此処に……」
「なんか言った!?」
「い、いいえ! なんでもないっす! はい……」
麗美は自身の手のひらで、鬼塚の大きな手を優しく支えながら、丁寧に、包帯を巻いていく。
彼女の細い指先が鬼塚の肌に触れるたび、コンクリートの冷気とは裏腹に、確かな熱が二人の間に通い合っていった。
包帯を巻き終え、綺麗に結び目を固定すると、麗美はその包帯に包まれた鬼塚の手の甲に、そっと自分の唇を重ねた。
誓いを立てるような、どこまでも深く甘い口づけ。
「これであんたの傷ついた手も、あたしの愛で完全にロック(上書き)完了よ。……さあ、今夜はあたしが付きっきりで看病(お仕置き)してあげるから覚悟しなさいよね?」
「お、おい麗美……包帯巻いてもらったのは感謝するけどよ、その看病の目が完全に肉食獣のそれなんだけど……っ! き、今日のところは、え、遠慮させていただいても良いですか?……」
「ふふ……だーめ❤️」
「ですよねぇーー!!」
顔を真っ赤にして狼狽える鬼塚を、麗美は最高に可愛い美少女スマイルで見つめ、ペロッと小さく舌を出してみせるのだった。
無印編も終盤ですが、このまま続くか、無印編で終わるかアンケートを取りたいと思います。
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無印編後にパラダイスロスト改
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無印編後に番外のSHONAN 14DAYS
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無印編+エピローグで終了