あかね1/2 作:直人猫
そんな乙女なあかねちゃんが大好きです。
本作あかねちゃんは、ほぼ自分で洋服を買わないのでかすみさんやなびきさんに引きまわされて買ってる感じです。
夕立は乱馬にとって、最大の敵であった。
大凡、事前準備や天気予報の確認といったことを殆どしない粗忽者である彼は、降水確率といったものを気にしたことなどなかった。
そして、そのツケを土砂降りの中で走りながら支払うことになっていた。
その日も案の定夕立となり、乱馬は走って天道道場までほ道のりを走っていた。
「ぢぐしょ〜」
体に張り付く衣服が邪魔そうであり、またその体はすっかり女性のものに変わっている。
度々変身を繰り返しているため女性の体にすっかり慣れてきてしまっているが、筋力の低下やリーチの差異重心の変化などを考えると武道家としては男性が如何に有利なのかを思い知っている。
そのため、普段は男性でいようと心がけているのだが、たびたび女になってしまっている自分がいた。
こうなると、素直に女の状態でも強さを発揮できるようにした方がいいのかと思ってしまう。
そこで問題になってくるのが、誰を参考にするのかということだ。
乱馬にとって強い女性武道家を挙げるとしたら、まずあかねがくる。
しかし、彼女は徹底した後の先重視かつ打撃技も使うが、投げがメインだ。
乱馬の普段のスタイルとは違いすぎて参考にしづらい。
何より、あかねは乱馬にとって最終的に倒し切らねばならない仮想敵だ。
あかねが幼い頃から何万回と繰り返してきたスタイルを踏襲したところで彼女は超えられない。
乱馬は、もっと別の戦闘スタイルを学ぶ必要があった。
「強い打撃技主体の女格闘家って…」
乱馬の脳裏に一人の女性が思い浮かぶ。
乱馬の命を狙い続け、早々に中国から引き上げることになった原因。…いや、主原因はビザの関係で入国していられなくなったからだが。
その相手は、それこそ打撃や武器での攻撃が主体で素手では乱馬に軍配が上がったが、武器を使うことで変幻自在に動きが変わるのが印象的であった。
「あれを参考にするかぁ」
嫌ではないが、とにかくしつこくてあまり思い出したくない。
さてそんなことを考えつつ、天道家へ駆け込むと玄関へあかねが迎えにきてくれる。
「ただいまー」
「おかえり、乱馬くん。友達が来てるよ」
あかねは濡れて帰ってきた乱馬へ、バスタオルを手渡してくれる。その胸の中には、子豚になった良牙が収まっている。乱馬はあかねの言葉に眉を顰めた。
「友達ぃ? 良牙でも来たか?」
「ううん、女の子だったよ。もしかして、彼女?」
「違うが!? 彼女なんていた事ねえし、そもそも婚約者に言う事じゃねぇよ!」
「そっかー……やっぱり、女の子を…」
あかねが後半に何を言っていたかは聞き取れなかったが、乱馬はその友人とやらの招待を探るために居間へと向かう。
「おい、誰だよ俺には女の知り合いなんてーー」
乱馬が障子を開けて居間へ入ると、強烈な殺気を感じた。
「乱馬、殺す!!」
直後、居間の中から繰り出される巨大な武器。
それは、錘とよばれる球状の重く硬い頭部を柄につけた打撃兵器で人の頭程度なら簡単に潰せるものだった。
慌ててそれを受け止める乱馬は、攻撃をしてきた相手を見て驚愕した。
「シャ、シャンプー、なんでここに!?」
武器を振り下ろしたのは、黒い豊かな黒髪を持つ少女であった。
服の上からでもわかるモデルのようにすらりと伸びた手足と豊満なバスト。
そして、見た者の心を奪い去るような絶世の美貌。
しかし、その両手には錘が握られており、絶世の美貌も怒りの表情で歪んでいる。
乱馬の問いかけに答えたのは、その成り行きをのんびり見ていた天道家の面々だった。
かすみがお茶を淹れながら、のんびりと乱馬へ教えてくれる。
「あ、お帰りなさい乱馬くん。シャンプーさん遊びに来てるわよ。
中国語は、私たちもよく分からないけれど…早乙女のおじさまに気がついて後を追いかけて来てくれたみたいなの」
『ごめん、ついて来ちゃった』
看板を掲げたパンダ状態の玄馬に、乱馬は青筋を浮かべた。
「何してやがんだよぉ!!」
「殺す!!」
暗殺者を招き入れたのが実父だった乱馬の悲鳴の直後、突き出される一撃。
しかし、それは真綿を殴ったのような感触をシャンプーへ与えた。
割り込んでいたのは、あかねだった。
彼女は良牙を地面におろし、優しくシャンプーの武器を手のひらで抑えている。その口元には、優しげな笑みを浮かべていた。
「す…」
「っ…!」
「すごいよ、今の一撃!!」
ぬるり、とあかねはシャンプーとの距離を詰めていた。そして、武器ごとその手を取り賞賛した。
あかねの目の輝きにシャンプーはギョッとした様子だ。
あかねはそのシャンプーの様子を気にする事なく、早口で捲し立てる。
「今の一撃、コークスクリューパンチの容量で回転が加えられてる。最初の一撃はそうしてなかったってことは、ちゃんと狙って使ったんだね!
乱馬くんなら反応して防げると思って、あえて防がれても問題のない一撃を選んだ! すごいね!!
あと、一撃もすごく重い。君の体重や筋力だけじゃなくて遠心力と重力をよく乗せている。武器の特性もあるんだろうけど、君自身の鍛錬の跡がよく見て取れる。君、とっても強いね!!」
ぶんっとシャンプーは、あかねの手を振り払うと中国語で捲し立てる。
「你是谁!?」
「え? なに?」
「如果你挡我的路,我一定会打败你」
シャンプーは、苛立たしげにあかねへ吐き捨てるように言った。
あかねは、中国語が理解できないため何を言っているかはわからない。
だが、なんとなく雰囲気はわかった。
「うーん、邪魔をする気もないんだけどね。でも、乱馬くんは僕の友達だから殺されると困るんだ」
少し悩むようにあかねは告げて、シャンプーへ対峙する。それだけで、シャンプーはあかねを障害と認めたのだろう。再度錘を構えた。
二人の少女の対峙に、乱馬は少し感動していた。
あかねが身を守ってくれている…少し情けないが純粋にその気持ちが嬉しい。
その頭は子豚の良牙に齧られていた。
「あかね…」
「乱馬くん、女の子殴りたくないんでしょ? なら、これは僕の役目だよ」
あかねはそう微笑みかけると、シャンプーに背を向ける。
「こっち、居間じゃなくて道場でやろう?」
「…是要我跟上吗? 好吧,我就在你希望的地方陪你一战」
シャンプーは、あかねの言葉を理解しているのだろう、そのまま錘を下ろすとあかねの後に続く。その際、乱馬の横を通りすぎ、凄まじい視線を向けた。
だが、あかねの手前もあるのか特に手を出すことはなかった。
そのことに、深くため息をつく乱馬。
なびきが、ため息をついた。
「可愛い子だったけど…そんな子に睨まれるなんて、乱馬くん何をしたのよ」
「いや、何をって…」
「命を狙われているのだろう? 尋常のことではない」
早雲が重々しく頷くと、乱馬は中国で起こった悲劇について語り始める。
「あれは、呪泉郷で女になって戻り方が分からずに彷徨っている時だった。あんまりにも腹が減ったんで、俺たちはある村に立ち寄ったんだ」
そこで、聞かされる乱馬の話はあいも変わらずスチャラカであった。
立ち寄ったのは、女傑族というアマゾネス地味た部族の里でそこでは年に一度の武術大会が開催されていた。
その商品であった食料を乱馬たちは無断で食べてしまい、大会に優勝したシャンプーが怒った。
だが、乱馬は腹が減って気が立っていたのもありシャンプーを倒してしまったのだ。
そして、女傑族はよそ者に負けることは死に勝る不名誉としていた。
乱馬は、シャンプーに頬に接吻をされたと言う。
それは、死の接吻と呼ばれる物で、女傑族はその接吻をした相手を地の果てまで追いかけて殺すという儀式であった。
以来、乱馬は中国にいる間中シャンプーに付け狙われてしまい、元に戻る方法を探すどころではなかったと言う。
結論から言うと。
「「「乱馬くんが悪い」」」
天道家の答えは一致していた。
乱馬はお湯を借り受け、男に戻りながら必死に言い訳をする。
「し、知らなかったんだからしょうがねーだろ!」
「いや、置いてあったものを許可を得ずに勝手に食べる人間性がダメだわ、サイテー」
「それに、相手が怒ったら逆ギレっていうのも…ねぇ?」
「…あと、何より気に入らないのは、だ」
早雲がたっぷりタバコを吸い込み、鼻から吹き出しつつ闘気を解放する。
その途端、早雲の質量が何倍にも闘気により膨れ上がりおどろおどろしい妖怪の顔になる。
そのまま、彼は乱馬を見下ろして怒声をあげる。
『無差別格闘天道流、驚嘆飛頭蛮』
「あかねの再戦を女性相手だからと拒否してるのに、シャンプーくんとは戦っていることだ!!」
「あ、いや、それはちげーんだよ、おじさん!!」
乱馬はヘコヘコ頭を下げて必死に助命を嘆願する。
そこにちゃっかり子豚から人間に戻った良牙が参加した。
「お前、あれあかねさんは本気で気にしてるからその内弁明した方がいいぞ」
「あら、良牙くんいらっしゃい」
かすみにお茶をもらいながら、家族団欒にさらっと混じる良牙に乱馬は青筋をうかべた。
「家族の話し合いに入ってこないでもらえませんかねぇ??」
「お前、ようするにあかねさんに完勝したいんだろ?」
良牙の指摘に、乱馬はぐっと黙り込んだ。
完勝とは少し違うが、乱馬はあかねを傷つけることなく勝ちたいという思いがあった。
そのため、現在の実力で挑みかかることをしたくないのが本音である。
「なんと、そんなことを考えていたのか、乱馬くん」
早雲は元に戻りながら、毒気が抜けたように呟く。その隣にいた玄馬はじっと乱馬を見つめている。
乱馬は早雲の言葉に頷いた。
早雲は少し困惑した様子で、乱馬へ問いかける。
「君があかねに興味を持ってくれているのは分かるよ、婚約を提案した側としても喜ばしい事だ。
父親としての私は少し複雑だが、本当にあの子のことを想ってそしてあの子をあの子のまま愛するためにそれが必要なら賛成しよう。だが…」
そこで、早雲は言葉を一度止め。
音が消えた。
動けたのは玄馬だけであった。
雷光のように閃いた早雲の右手。それは、親指人差し指中指だけが開かれてまるで輪のような形で乱馬の喉笛へ差し込まれていた。
それを止めたのは、パンダとなっていた玄馬であり力強く早雲の右腕を掴み止めていた。
「あまり、あかねを舐めるなよ? あの子は誰よりも努力し、体を砕くことも厭わずに武術の鍛錬を続けている。女の子の自覚が薄いとはいえ、華奢であったあの子がだ!! 師としては、君の行動はあの子への侮辱だ。許しがたい!」
憤激する早雲。
誰も何も言えなかった。
ただ、玄馬だけはパンダのままであったがその腕にこめる力を強めたようだ。
そして、早雲は深くため息をつき、ゆっくりと玄馬の手を引き剥がすと、立ち上がる。
「…あかねとシャンプーくんの立ち合いを見てくる」
そのまま荒い足取りでその場を離れていった。
天道家の面々も立ち上がり、それについていくようだった。
なびきは去り際に乱馬を強く睨みつけた。
「あたしは、お金のことが一番大事だけど。あの子の努力を侮辱されてるみたいで腹が立つのは同じみたい」
そのまま、早雲の後に続くなびき。
最後に残ったかすみは、乱馬を気遣わしげに見て口にする。
「二人はああ言ったけど…私は本当に乱馬くんがあかねを大切に想ってくれてるみたいで、嬉しいわ」
そのまま立ち去るかすみの、その言葉が誰の言葉よりも乱馬を深く突き刺した。
この考えは、本当にあかねのためなのか?
乱馬の自分本位の考えから出た物ではないのか?
その答えはまだ出なかった。
考え込む乱馬へ、良牙は立ち上がり言った。
「乱馬、あかねさんは、強いぜ」
「うるせー…お前に何がわかる」
「二人共と戦ってんだ。その力量ぐらいわかるさ」
そう言いつつ、良牙は立ち上がる。
そのまま居間を出ようとする良牙へ、乱馬は声をかけた。
「おい、どこにいくつもりだ?」
「俺も二人の戦いを見に行くんだよ」
「…道場は逆だぜ?」
乱馬の言葉に、良牙は反対側へと向き直って歩いていった。
それを見送りながら、乱馬も道場へ向かうべく立ち上がる。
乱馬はついてくる玄馬へ問いかける。
「俺は間違っていると思うか?」
『男が迷うな』
玄馬は看板でそう示した。
乱馬は小さく微笑んで、道場へと歩みを進めようとした瞬間、ズドン!と凄まじい音が響き渡った。
乱馬と玄馬は顔を見合わせ、駆け出していく。
その間も断続的に音は繰り返されていった。
二人は駆けた先の道場の入り口で呆然と座り込んでいる早雲を見つける。
「おじさん! 試合はどうなった!?」
乱馬が問いかけると、早雲は涙を流していた。
「乱馬くん、あかねが、あかねが…」
「あかねが!?」
乱馬が慌てて道場へ視線を向ければ、
「あはははは! じゃあ、これはどう!?」
「别过来,日本妖怪!!」
あかねは満面の笑みでシャンプーへと挑みかかっていた。
シャンプーが縦横無尽に錘を振り回しても、あかねはその全てを受け流し、紙一重で回避していく。
あかねが回避をするたびに振り下ろされたシャンプーの錘により、道場の床板は破壊されていく。
それを見るたびに、早雲は泣いていた。
「あかねが、笑っていてくれるのは嬉しいけど…この出費は嬉しくない!」
「うーん、こりゃあかねも止まんないわ」
「あらあら、あかねは元気ねぇ」
天道家の面々が騒ぐ中、あかねは楽しそうにシャンプーと戦っていた。
あかねはシャンプーの錘を見切り最小限の動きで避け、すれ違いざまにシャンプーの顎へ肘を叩き込む。
その動きを予期していたのか、シャンプーは上半身だけを床と水平にし、その一撃を避ける。
同時に、床へめり込んだ錘を蹴り上げてあかねへ飛ばした。
あかねはそれすらも余裕を持って回避し、なおもべったりとシャンプーに接近して満足に錘を振らせない。
一見すると次第にあかねが押し始めているように見える。
良牙、その戦いを見てボソリと呟く。
「まずいぞ」
「何がだ、あかねが押してるんじゃねぇか」
「それがまずいんだ。このままいくと、あかねさんはシャンプーとやらに勝つぞ」
「…まて、勝ったら」
「ああ、死の接吻とやらをされるだろうよ」
「や、やべぇ」
乱馬は冷や汗をかいた。
なんとかしなければ、あかねまであのシャンプーの攻勢に晒されてしまう。
乱馬が頭を悩ませる中、二人の戦いは激化していった。
シャンプーの錘による乱打が始まる。
上下左右隙間なく錘が空間を引き裂いていった。
あかねはそれに掠りもせずに紙一重で避けていく。
そして、乱打を物ともせずにシャンプーの錘の柄を掴んだ。
「なっ!?」
驚くシャンプーをよそにあかねは錘の柄を自分側に引っ張る。シャンプーは武器を今手放すのはまずいと判断したのか、それに対抗するべく力を込める。
それこそが、あかねの狙いだった。
シャンプーの自分側に引く力に沿って一歩踏み出して彼女の足を払う。
宙を浮いた彼女の顔を掴み、そのまま床へ叩きつけた。
「だめだ、あかね!!」
乱馬の静止は間に合わなかった。
ぽすん、そんな軽い音と共にシャンプーは床に下ろされた。
「えっ?」
床に叩きつけられると思い、油断したシャンプーは目を瞬かせる。
あかねは、ゆっくりとシャンプーの錘の柄から手を離した。
「やー、すごいね、これ。重いし、当たったらタダじゃ済まない。体格で劣るはずの男性の力を超えた一撃を出せる…よく考えられてる。
でも、僕相手だとこの武器はあんまり意味がないよ。身体が頑丈じゃないから、元々君の一撃受ければ終わりだ」
そして、あかねはシャンプーの手を取るとゆっくりと立ち上がらせ、再度構えを取る。
「だから、次は武器なしでやろうか。そっちの方が、本来の君だろう?」
シャンプーは、まだ日本語を理解しきれていない。
だが、あかねが何を言いたいのか理解したのだろう。
そっと、錘を手放した。
ズン、と錘が自由落下して床にめり込む。
「ああ!?」
「おとーさん、もう諦めなよ」
早雲の悲鳴をなびきは一刀両断する。早雲はしょんぼりと俯いた。
「なぜ、とどめ、しない?」
シャンプーは、カタコトの日本語であかねに問いかける。あかねは、その言葉ににっこりと微笑んだ。
「だって、これ、勝負じゃないもの。日本だと他所の人と『練習』で戦う手合わせっていうのがあるんだ」
「しょうぶ、ちがうカ?」
「うん、あくまで練習…そもそも、シャンプーさんだって僕を殺すつもりないでしょう?」
「…気がついてたカ」
「というか、あの武器だと人に当てたら殺しちゃうよ。
だから、もっとやろう。次は君の本気を見せてよ」
挑発的につげるあかねに、シャンプーは笑みを深めた。
錘という武器を捨てた彼女は、より身軽になった。
シャンプーは、あかねに微笑みかける。
その顔には、乱馬へ向ける怒りの表情でもなく、戦う前の張り詰めた表情でもない穏やかな笑顔だった。
「お前、名は?」
「…? あかね、天道あかねだよ」
「あかね」
「うん、シャンプーさん」
「教えで、戦いに負けたら相手殺すまで追いかける。
でも、これ、戦い違うな?」
「僕はそのつもり」
優しく微笑んだシャンプーは、一転好戦的な笑みを浮かべる。その笑顔はどこか晴々としていた。
「じゃあ、はじめるね!」
「うん!!」
満面の笑みでシャンプーはあかねへ挑みかかった。
あかねも、まるで子供のように明るい笑顔でそれに応じるのだった。
乱馬はそのあかねの笑顔に胸が締め付けられるような気がした。
「(あかねが本当に欲しかったのは、たぶん、婚約者じゃなくて…友達だったのかもしれない)」
楽しそうに戦い続ける二人の姦しい声が道場に響いた。
あかねちゃんが、本当に欲しかったのは対等な友達という話。
でも、友達になると色恋に発展するのは難しく、色恋の布石のための友情を築くには乱馬くんはまだ若すぎました。
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